施工事例 CASE
施工事例
2022/02/25
防水工事
長野市稲田で屋上の防水工事を行いました
Before


After

長野市稲田で屋上の防水工事を行いました『陸屋根・水性塗料』
施工地域 | 長野市稲田 |
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施工内容 | 屋上防水・ベランダ防水 |
施工経緯 | お取引先からのご依頼 |
使用材料 | 大同塗料 水系トップコートAU |
お取引先からのご依頼で屋上の防水工事を行いました。
屋上の形状は陸屋根とよばれるもので、戸建て住宅で陸屋根が使われているケースは少なく、マンションやビルといった建物でよく使われています。
戸建て住宅では金属・スレート・瓦といった屋根が建物を保護していますが、陸屋根にはそういった屋根材が使用されていません。
その代わりに防水という形で建物を保護しています。
陸屋根は戸建て住宅の様な屋根もなければ勾配も無いので、降雨時の水はけが悪く、陸屋根に施されている防水性能無くなった時点で雨漏りに直結する可能性を秘めています。
陸屋根を保護する防水ですが大きく分けると3種類あり、そこから細分化すると5つの施工方法があります。
①塗膜防水
実際の現場で施工箇所に液状の防水塗料を塗布して防水の膜を作る工法です。
ウレタン防水とFRP防水の2種類が施工方法として挙げられます。
②アスファルト防水
道路で使用されるアスファルトを専用の不織布に含ませたシートを貼り重ねる工法です。
防水性能が高いので大型建造物の屋上等で多く採用されています。
③シート防水
シートを下地に貼付けすれば完成するので施工性の高さが特長です。
塩化ビニールシート・ゴムシートの2種類があります。
それぞれ使用用途で施工する防水の種類は変わります。
今回の現場は既存がシート防水でした。
雨漏りなどの被害はありませんですが、紫外線や雨水・雪が原因で劣化が進行しているので、既存の防水層の上から防水塗料を上塗りしました。
使用した塗料は大同塗料の水系トップコートAUという2液の水性ウレタン塗料です。
塗膜の伸び率が高く、ひび割れに対して追従性が優れています。
既存の建物に施されている防水が弾性ウレタン塗床材・塩ビシート防水・ウレタン防水といった際のメンテナンス時の塗り替えに優れた性能を持っています。
水性の為、臭気も少ない事も施工する上では重要な事の一つです。
戸建て住宅では外壁を除くとベランダに防水施工がされている事が多いです。
種類としてはFRP防水になりますが、軽歩行や屋外環境が原因で徐々に表面の防水層が摩耗していきます。
そのまま摩耗すると雨漏りの原因につながるので同じ様にメンテナンスが必要になります。
陸屋根やベランダのメンテナンスをしていない、雑草が生えている・ひび割れ・雨の日に屋根の一部分に水が溜まっているようなら一度点検・診断をする必要があります。
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左:高圧洗浄 右:目荒らし
左:下地調整 右:下塗り
左:下塗り後 右:上塗り
左:ベランダ施工前 右:ベランダ施工後