施工事例 CASE
施工事例
2021/02/22
防水工事
長野市栗田で屋上のウレタン防水を行いました
Before


After

長野市栗田で屋上のウレタン防水を行いました
施工地域 | 長野市栗田 |
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施工場所 | 施設内屋上 |
施工内容 | ウレタン防水 |
使用材料 | ダイフレックス エバーコートZero-1 |
長野市栗田で屋上のウレタン防水工事を行いました。
お問い合わせの内容として、屋上の一部が盛り上がっているから見てほしいとの事でした。
実際に確認してみると防水部分だけではなく、下地のコンクリートから盛り上がっているのが確認できました。
盛り上がっている箇所以外は問題なかったので、部分的な補修工事となります。
屋上に限らず建物の防水対策は建物を長期間保護という意味ではとても重要です。
大きな建物の屋上は平らになっている事が多いです。
また、コンクリートが下地の為、仕上げとして様々な防水が施されています。
しかしながら、防水工事を行ったとしても、一生その効果が持続するわけではありません。
特にコンクリートの場合は乾燥と収縮を繰り返すので表面に細かいひびが出始めます。
その細かいひびの幅が広がると将来的に躯体に影響を及ぼす事があります。
雨や雪の影響がそうですが、ひび割れ箇所から雨水が浸入するとコンクリートの中性化が始まります。
大きい建物の多くは鉄筋を使用した鉄筋コンクリート構造です。
コンクリート内部に鉄筋が入っている状態です。
そのコンクリート部分から雨水が浸入し鉄筋と反応すると、鉄筋の腐食が始まります。
もちろんすぐ腐食するわけではありませんが、長い年月で腐食が進行していきます。
腐食が始まるとコンクリートと鉄筋の間に隙間が生まれます。
その隙間から強度の低下が始まります。
その隙間がどんどん大きくなるとコンクリートに負荷を与えます。
コンクリートに負荷がかかりすぎるとその部分のコンクリートが崩れます。
崩れたコンクリートの鉄筋をみてみると錆びている事がわかります。
そのため、建物の防水対策はとても重要です。
鉄筋コンクリートは多くの場所にあります。
鉄筋コンクリート造りのアパートや賃貸ビルは身近ではないでしょうか。
建物の劣化は資産の価値を低下させる要因のひとつです。
建物内部に影響が出てからでは遅いので、現状を確認してメンテナンスをしましょう。
左:コンクリート表面の劣化 右:コンクリートの中性化
左:コンクリートのひび 右:コケの発生