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2015/10/10
【現調レポ】突然お湯が出ない!? 長野市安茂里で給湯器トラブル発生|交換へ

目次

えっ?なんで?突然お湯が出ない!? 

施工地域長野県長野市
施工場所戸建て住宅
施工内容給湯器交換工事
目的壊れた給湯器の交換・追い炊き機能の追加
施工経緯OBのお客さまよりご依頼を受けました
使用材料新しく設置する給湯器・工具類

毎日の暮らしに欠かせない給湯器。
ある日突然、「お湯が出ない」「変な音がする」「給湯器が点かない」など、困ったトラブルに見舞われた経験、ある方も多いのではないでしょうか。
それそれ、冬の朝や台風のあとに壊れがちで、焦って修理業者を探したり、寒い中でお湯が使えず困ったり…。
今回のAさまも、「急にお湯が出なくなった」そんな事例です。

詳しい現調内容

携帯に電話が鳴ると、OBのお客さまからのご相談でした。
「突然給湯器が壊れてしまい使用できなくなった」ので見に来てほしいとのこと。
寒さもあり、お困りになられているようすでした。
直ぐに、現場に行く手配をしました。
現場では、まずは給湯器の確認をします。

20年ほど前の商品で部品が廃盤のため、修理できる部品がないため新しい給湯器と交換になりました。 新たに追い炊き機能をつけてほしいなどのご要望もあったため、お風呂にも手を加えます。 施工は来週の木曜日となります。 給湯器には電気・ガス・石油式に分ける事ができます。 それぞれに特徴がありますが、お客様のお家は石油式の給湯器でした。 もちろん給湯器も機械なのでいつかは寿命が来ます。

給湯器が故障する6つの主な原因

給湯器は消耗品であるため、定期的なメンテナンスをしていても壊れてしまうことがあります。ここでは、代表的な故障の原因を一覧にして整理します。

原因概要なぜ起こるのか?
経年劣化長年の使用で部品が劣化する耐用年数は約10年。ゴム・基板・バーナーなどが摩耗してくる
凍結気温の低下で配管内の水が凍る水が膨張して配管や部品を破損する恐れ
停電落雷や電源遮断で電気系統がストップ電子制御基盤が一時的にリセットされるため
自然災害豪雨・地震・落雷・寒波給湯器内部に水が侵入したり、基板がショートしたりする
配管の劣化パッキン・ナットの劣化で水漏れ小さな水漏れが大きな故障の原因に発展することも
不完全燃焼酸素不足でガスが完全に燃えない排気不良や換気口のつまりが原因になることが多い

給湯器は毎日の生活に欠かせない設備ですが、屋外設置が多く、過酷な環境にさらされるため、使用状況や設置環境によって想像以上に劣化が進行しているケースも少なくありません。
以下は、現場でよく見られる代表的な故障原因です。

経年劣化「長年の使用による劣化」

給湯器には一般的に「耐用年数10~15年位」が目安とされています。
内部のバーナー部や電子基板、パッキン類などの部品は、年数の経過とともに熱や水分によって劣化・摩耗し、やがて正常に動作しなくなります。
今回のケースでも、設置から十数年が経過しており、点火不良や温度異常といった不具合が確認されました。
加えて、メーカーでの部品供給もすでに終了しており、修理が不可能な状態となっていたため、本体の交換をご提案いたしました。

尚、給湯器の寿命は使用頻度によって大きく変わってきます。 10年過ぎた給湯器は部分的な修理をしても再び故障する可能性が高いです。

凍結「冬季に多発するトラブル」

寒冷地では特に注意が必要ですが、気温が氷点下を下回ると、給湯器内や配管内の水が凍結してしまい、膨張による部品破損が起きることがあります。
凍結による破損は一見見えにくいため、翌朝になって水が出ない・エラーが表示されるなどして初めて発覚するケースが多く、予防措置が重要です。

③停電「基板の誤作動やリセット」

落雷や停電が原因で、給湯器の電子制御基板が一時的にリセットされ、動作不良が発生することがあります。
再起動や電源復旧で回復することもありますが、年数が経過している機器ではこれを機に基板が故障してしまうこともあります。
特に10年以上使用している場合は基板が劣化している可能性が高いです。
要注意です。

④自然災害「水没・落雷・寒波」

局地的な大雨や寒波の影響で、給湯器内部に水が侵入したり、部品が凍結・ショートしたりすることがあります。

特に屋外に設置されている給湯器は、強風による吹き込みや雨水の逆流など、想定外の被害を受けることもあります。
定期的な点検や防水対策を怠ると、思わぬ故障につながることがあります。

こちらも注意が必要です。

⑤配管の劣化「小さな水漏れが大きな故障に発展」

給湯器本体だけでなく、接続されている配管やパッキンも年月とともに劣化し、水漏れやガス漏れの原因となります。
最初は目立たない小さなにじみ程度でも、放置することで腐食が進み、機器内部にも悪影響を及ぼします。

⑥不完全燃焼「排気や換気が不十分な状態」

給湯器は、適切な空気の流れが確保されてはじめて安全に作動します。
換気口が詰まっていたり、排気の流れが悪くなると、ガスが十分に燃焼せずに不完全燃焼を起こし、排気臭や異常加熱などのトラブルを引き起こします。

故障しているかどうか?

給湯器は「完全に止まる前」に、必ず何らかの予兆を出しています。
以下のような症状が出ている場合は、すでに故障が始まっている可能性があります。

主な症状とその意味

お湯の温度が不安定になる

蛇口から出てくるお湯が「急に熱くなる」「ぬるくなる」など、温度が安定しない場合は、内部の温度センサーや燃焼バーナーの不具合が疑われます。
とくに給湯中に何度も温度が変わるようであれば、部品の経年劣化や汚れによる燃焼不良が起きている可能性が高く、早めの点検が必要です。
浴室での温度変化は火傷やヒートショックにもつながるため、症状が出始めた時点でのご相談をおすすめいたします。

お湯がまったく出ない

水は出るが全くお湯にならないという状態では、電源の異常、着火装置の故障、またはガスメーターの安全装置が作動している可能性があります。
落雷やブレーカー遮断、ガスの遮断など、外部の影響による一時的なトラブルもありますが、何度試しても点火しない場合は、本体内部の制御基板や電装部品に不具合が生じている可能性が高いです。状況によっては給湯器本体の交換が必要な場合もあります。

給湯器から異音・異臭がする

「ゴーッという音が大きくなった」「焦げ臭いにおいがする」などの症状がある場合、ファンモーターや送風系統の故障、不完全燃焼が起きている可能性が考えられます。
とくに焦げたようなにおいやガス臭がある場合は、安全上非常に危険な状態ですので、直ちに使用を中止し、電源を切った上で業者へご連絡ください。
そのまま使用を続けると、火災や一酸化炭素中毒につながるリスクがあります。

追い焚きができない

浴槽に張ったお湯を再加熱しようとしても反応しない、あるいは途中で止まってしまう場合は、循環ポンプの故障や、制御基板の不良が原因であるケースが多いです。
また、浴槽内のフィルターの目詰まりや水位センサーの異常でも追い焚き機能が停止することがあります。
フルオート機能付き給湯器では、複数のセンサーやモーターが連動して動作するため、いずれか一つの不具合でも全体が作動しなくなることがあります。

排気口が黒ずんでいる、煙が出ている

給湯器の排気口から黒いススが出ていたり、煙のようなものが上がっている場合は、不完全燃焼が起きている明確なサインです。これは、酸素が不足してガスがきちんと燃えておらず、燃え残った成分が煙やススとなって排出されている状態です。
放置すると火災や一酸化炭素中毒といった重大な事故につながる恐れがあるため、即座に使用を停止し、点検をご依頼ください。

どの症状も「たまたま起きた一度きり」だと見過ごしがちですが、その背後には必ず何らかの異常や劣化が進行しているサインがあります。
給湯器は耐用年数を過ぎた頃から、こうした小さな不調が連続して現れることが多く、早めの診断・部品交換・本体交換が結果的に費用や手間を抑えることにつながります。

給湯器が壊れたときの対応

給湯器が急に動かなくなると焦りますが、すべてが“故障”とは限りません。
安全装置や気温の影響など、よくある原因から順に確認することで、落ち着いて対応できます。
以下に、トラブル時にまず確認すべきポイントを、重要度と優先度に沿って解説します。

ブレーカーと電源プラグを確認

給湯器が反応しない場合、まずは「電気が供給されているか」を確認します。
屋内の分電盤でブレーカーが落ちていないか確認し、給湯器の電源プラグがしっかり差し込まれているかをチェックしましょう。
掃除や別の作業中にうっかり抜けていた、という事例も少なくありません。
ブレーカーが落ちていた場合は、落ちた原因も含めて他の電気設備と合わせて確認すると安心です。

ガスメーターの表示を確認

ガス機器は安全装置が作動すると、自動でガス供給が止まることがあります。
震動や長時間使用などでガスメーターが「遮断」になっていると、給湯器も作動しません。
ガスメーターの液晶表示に「ガス止」「閉」「遮断」などの表示がある場合は、復旧ボタンを数秒押し、赤ランプが点滅しなくなったことを確認してください。
復旧後3分ほど待てば通常通りガスが使えるようになりますが、何度も繰り返す場合は専門業者に相談しましょう。

凍結の可能性をチェック

寒冷地や冷え込んだ朝などに給湯器が作動しない場合は、配管の「凍結」も疑われます。
凍結している場合は無理に操作せず、自然解凍を待つのが基本です。
ドライヤーやタオルを巻いてぬるま湯をかけるなど、外部配管の解凍を試みることもできますが、間違った方法(熱湯を直接かける・火を使うなど)は配管破損の原因になります。
給湯器自体に異常がなければ、解凍後に正常動作することが多いです。

異音・異臭がある場合はすぐ使用を中止

給湯器から「バチッ」「ゴーッ」といった異常な音がしたり、焦げたような臭いやガス臭を感じた場合は、すぐに給湯器の使用を中止し、電源も切ってください。
これは内部の電気系統のトラブルや燃焼不良が原因で、火災や一酸化炭素中毒につながる恐れがあります。
換気を行い、家族の安全を確保したうえで、メーカーまたは設置業者に早急に連絡を取りましょう。異常時の放置は絶対にNGです。

メーカーまたは設置業者に連絡

上記のチェックをしても改善しない、あるいは安全に不安がある場合は、無理せず専門業者に連絡しましょう。
給湯器にはメーカー保証や施工業者の独自保証がついている場合があり、無料で対応してもらえるケースもあります。
型番や製造年を確認しておくと対応がスムーズです。
連絡時には「いつから」「どのような症状があるか」を具体的に伝えることで、迅速な対応につながります。

故障を防ぐ!日常的にできる予防策

「壊れてから」ではなく「壊れる前」に!
給湯器は毎日使う大切な生活設備ですが、故障してから修理や交換を考えるのでは遅い場合もあります。
特に寒い時期に突然お湯が出なくなると、生活への支障は計り知れません。
だからこそ、日頃からの“予防的なメンテナンス”がとても重要です。
以下は、私たち業者が推奨している基本的なチェックポイントです。

給湯器の予防メンテナンス

月に一度は外観チェック

給湯器の表面や配管周辺を月に一度目視で確認するだけでも、初期の異常を早期に発見できる可能性が高まります。
本体の塗装が剥がれていないか、配管にサビが出ていないか、水滴がついていないかなどを見ておくだけで、「これ、おかしいかも」と気付くきっかけになります。
とくに水漏れや黒ずみは、内部部品の劣化や排気不良の兆候であることもあるため、見逃さないようにしましょう。

冬前には凍結対策を実施

寒冷地だけでなく、気温が急激に下がる地域では冬場の凍結対策が不可欠です。
配管が凍結すると膨張して破裂し、漏水や本体故障につながる恐れがあります。
特に屋外設置の給湯器は風の通り道にあることが多く、保温材が傷んでいると凍結リスクが上がります。
事前に保温材を巻き直したり、長期不在時は水抜きを行うなど、簡単な対策が大きな故障を防ぐカギとなります。

排気口・給気口の清掃

意外と見落とされがちですが、給湯器の排気口や給気口が落ち葉やホコリで詰まってしまうと、不完全燃焼や異常加熱の原因になることがあります。
とくに秋から冬にかけては枯れ葉が飛び込みやすく、気づかないうちに内部に溜まっていることもあります。
月に一度、手の届く範囲で構いませんので、吸気・排気周りに異物がないか、簡単な掃除をしておくことをおすすめします。

長期間使わないときは水抜きする

旅行や帰省などで1週間以上家を空ける際には、給湯器や配管内の水を抜いておくと安心です。
通水のない状態が続くと、冬季には凍結しやすくなったり、サビや腐食が進むリスクがあるため、保全措置としての水抜きはとても有効です。
最近の給湯器には水抜き弁がついているものが多いため、操作方法を一度確認しておくと、いざという時も慌てずに対応できます。

定期的に点検を依頼

見た目に異常がなくても、内部の電子基板やバーナー部、センサー類などは確実に劣化が進んでいます。
設置から5年を経過したら、一度専門業者による点検を受けておくことで、将来的なトラブルの予防につながります。
とくに10年近く使用している給湯器は、部品供給が終了している可能性もあるため、点検と合わせて今後の交換時期について相談しておくことをおすすめします。

修理費用と買い替えの目安

給湯器の修理か交換かの判断は、「故障内容・使用年数・修理費用」のバランスで決まります。

使用年数故障内容おすすめ対応
5年未満小さな部品の交換修理がおすすめ
6〜10年燃焼系・電気系の故障修理可だが、交換も視野に
10年以上基盤や配管、複数箇所に不具合交換がおすすめ

参考:給湯器の修理費用相場

故障箇所修理費用目安
着火装置約10,000〜15,000円
温度センサー約15,000〜20,000円
基盤交換約30,000〜50,000円
給湯器本体の交換約100,000〜250,000円(機種による)

交換に伴いご要望に応じた機能追加

今回のご相談では、給湯器の着火不良と湯温の不安定さが確認されました。
現地調査の結果、原因は経年劣化による内部部品の機能不全と判断され、メーカーにも部品在庫がなく、修理対応ができない状態でした。
そこで、お客様とご相談のうえ、本体の入れ替えを含む給湯器交換工事を実施いたしました。
「どうせ交換するなら、追い焚き機能をつけてもっと快適にしたい」とのご希望をいただき、新たにフルオートタイプの給湯器を選定。
お風呂の配管にも手を加える工事を行い、追い焚き・保温機能を追加いたしました。
ボタンひとつで浴槽のお湯張りから保温までが可能となり、日々の入浴がより快適で便利なものになりました。
Aさまからも「これでお風呂入るのが楽になるよ~」と嬉しいお言葉をいただきした。

年数が経った給湯器はいつ壊れるか分からない

給湯器の故障は、ある日突然やってきます。
そしてその多くは、「設置から10年以上経っていた」という事例です。
見た目には問題がなくても、内部ではすでに交換時期を迎えているケースも珍しくありません。
不具合の兆候が現れた際は、まずは専門業者による点検を行い、最適な判断と対応を行うことが、安心で快適な住まいを保つ第一歩です。
「最近、お湯の出が遅い」「エラーがよく出る」といった小さな変化を感じたら、それが故障の前触れかもしれません。

給湯器交換もしろくまペイント

給湯器のトラブルは突然やってきますが、原因を知っておけば落ち着いて対応できます。
◆異常の兆候を見逃さないこと
◆自然災害や凍結への備えをしておくこと
◆10年以上使用しているなら交換を視野に入れること
これらを意識しておくだけで、突然の「お湯が出ない!」に振り回されることなく、快適な暮らしを保てます。
気になることがございましたら、ぜひお気軽にご相談ください。現場の状況に合わせた的確なご提案をいたします。

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