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2021/03/07
雨樋の詰まり・劣化には気を付けましょう

雨樋の詰まり・劣化には気を付けましょう

多くの建物に備わっている雨樋ですが、高いところにあるので確認する事が難しい場所の一つです。
見えないからこそ気づいた時には雨樋が使い物にならない位になっている事もあるでしょう。
豪雪地帯では雨樋は雪の影響で壊れやすいので取り付けされていない事が多いですが、それ以外の土地では取り付けられている雨樋の重要性と劣化した際や壊れてしまった際にどうすればよいのかを知る必要があります。

そもそも雨樋は屋根に降った雨水や雪解け水を雨樋から一カ所にまとめて排水設備に流す役割があります。
豪雪地帯は除きますが、逆に雨樋がもしも取り付けられていなかったらどうなるのか。
屋根に流れ出た雨はそのまま地面に落ちるか、隣接する住宅の壁や地面に落ちるでしょう。
地面がコンクリートであればいいですが、土が使われていると泥となります。
その泥が雨の影響で自宅の外壁や隣接する住宅の外壁を汚してしまう事も。
必要以上の雨水が建物にかからない様にするためにあるものが雨樋です。
雨樋が無い事で建物がオシャレに見える事もありますが、その分外壁や基礎が汚れていたら元も子もないのかなと思います。

雨樋は水が流れる場所だから劣化しにくいと思われがちです。
しかしながら雨樋は水以外の要因によっても劣化し壊れてしまいます。

①見た目は普通な雨樋ですが、実は内部が土やホコリ落ち葉などが溜まって水が流れないトラブルです。
立地による影響が大きく、近くに樹木が多く茂っている場所にある建物は雨樋の中で詰まっている可能性が高いです。

②雨が降った時に全く関係のない場所から水が落ちる場合。
雨樋はいくつもの部品を組み合わせて雨樋の役割を発揮します。
部品と部品の継ぎ目の接合が劣化し、そこから水が浸入するケースが多いです。
もしくは使われている素材が金属で気づかないところで錆が発生して腐食につながるケースです。
劣化が進行すると起こりやすくなります。

③雨樋が変形しているケースです。
雨樋自体は受け金具というもので固定されているのでそうそう変形する事もありませんが雪が降る土地では雨樋の上から荷重がかかるので受け金具が重さに対応できずにそのまま変形します。
もちろん雨が降ると変形しているので水は変形した場所から地面にそのまま落ちます。

雨樋が壊れるのは①~③に分類される事が多いですが、実際に修理するにはどうすればいいのかという点です。
①の場合は中に溜まっているゴミを全て取り除きます。
ただ、取り除いたとしても根本的な解決にはなりません。
その時に役立つであろうものが落ち葉ネットです。
ネットの上に落ち葉が溜まる事がありますが、雨樋の中に溜まらないので雨水を塞いでしまう事がありません。
土やゴミが溜まって水が溜まると重くなり、それも雨樋には負荷がかかります。
そういった負荷を減らす効果もあります。

②に関しては部品だけを交換すれば直る場合と隙間に防水処理をして直す場合があります。
あくまでも変形がなく水がしっかりと流れる為の勾配がとれている場合は部分的な修理で問題ありません。
ハウスメーカーの一部ではオリジナルの雨樋を使っているので市販の部品で対応するのが難しい場合がありますので注意してください。

③の場合は受け金具も含めた交換が必要になります。
重さで受け金具自体も変形しています。
また水勾配もおかしくなっているので最初から勾配を取り直す必要があります。
新しい雨樋を取り付けするので今までは丸樋だったけど角樋に変えることもできますし、受け金具の数を増やして雪対策をする事もできます。

まずはご自宅の雨樋が①~③どれに当てはまるのか確認しましょう。
雨樋を修理する時は高所になる事がほとんどなので、足場や高所作業車が必要となります。
高所作業車は別だとしても足場が設置してあるだけで普段できない工事も一緒にする事ができます。
できる工事を一緒にすると費用はどうしてもかかってしまいますが、バラバラで工事をするよりもトータルコストを下げられるのでそういった部分も考えながら修理計画をするようにしてください。

雨どいの変形
左:植物の発生   右:エルボの腐食
左:雨樋交換   右:落ち葉除けネット

 

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