しろくまコラム SHIROKUMA COLUMN
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コラム
長野市雨どい修理事例|雪による重みが原因だったので火災保険を申請!適応できただろうか?

樋が変形してる!なんで?もしかして積雪?
「ティリリリン」いつものお客様から電話があった。
電話が鳴ると、携帯画面にはおなじみの名前が。
「おっ、東和田の稲田さんだ!」と出ると、ちょっと困った様子の声が聞こえてきた。
「雨が降ってる時に家を見てたらね、雨樋の排水がおかしくなってるみたいなのよ・・」
それは気になりますね!とりあえず、来週そちらの方面に行く予定があるので、そのとき寄らせてください」
約束の日、稲田さんの家へ向かう。到着すると、さっそく雨樋をチェック。ふむふむ..ん?これは完全に変形してるじゃないか!
「うーん、これだけ歪んでるってことは犯人は雪しか考えられませんね!」
そもそも、手が届かないですし、これだけ曲がっているとなると、ちょっとやそっとの力じゃないですね。
「高所カメラで撮影しましたんで、写真を見てもらえば一目瞭然ですよ!」
長野市雨どい修繕事例
「こりゃひどい…」
何トンもの雪が屋根に積もって溶け、雨樋に圧し掛かったのだろう。
重さがどれほどのものだったのか、無残にぐにゃっと曲がっているの見るだけで何となく感じるものがある!ただ、雨樋は家を守る存在!このまま放っておくわけにもいかない。
稲田さんに写真を撮ったり状況をメモさせてくださいと調査に入り、チェックを終えた!
ここまで変形すると、修理というより交換が必要だ。
放っておくと、水がちゃんと流れずに家にダメージを与える可能性も💦
これはもう早急に対応するしかない。
「よし、これ保険屋さんに申請してみましょう。」
稲田さんもうなずき、「お願いね」と頼んでくれた。
やることになったら、雨樋の交換前に、もっと積雪に強くなるよう考えなければ。
雨の日も雪の日も安心して暮らせるように、万全の対策していいのか、これも稲田さんに話そう!
保険工事スタート
雨樋だけに上の階まで行って直す。
作業には足場が必要だっ! もちろん事前に火災保険の雪害申請を出しているから、ここまでの段取りは「ばっちり」だ。
保険が使えるとわかっただけで、お客様は安心してくれている。
上に登りじっくり雨樋を見てみると想像以上にエグい曲がり方をしている!
「これ、どんだけの雪が乗ってたんだ?」
雨樋を支える支持金物は、通常ガッチリ固定されていて、ちょっとやそっとじゃビクともしない。
なのに、これだけの間隔で入っているのにも関わらず、ぐにょっと変形している!
これは相当な重量の雪が長期間乗っていたかもしれない!
既存雨どい撤去
ここまでダメージを受けていると、部分的な修理ではどうにもならない。
一度、雨樋を完全に撤去し、新しいものへ交換! すると、通り一般的な住まいの表情になった。
見違えるようにスッキリだ。
「これでまた安心して雨を迎えられる」とほっとする。
ここで紹介したいのが、屋根を保護する部材。
また来年も大雪だったら?
そうならないために、雨樋を雪害から守るアイテムともいえる。
雨樋の保険申請はどう行われている?
前述してきたように、雪の被害で雨樋が曲がってしまったり、台風の翌朝に雨樋が外れていた、そんなケースは少なからず起こっています。
とはいったものの、保険に入ってるけど「何をどう連絡すればいいの?」と説明書を前にフリーズ。
見積もりを取る前に現地調査? 写真は何枚? “段取りミス”で保険金が減額されるケースも意外と多いんです。
そのように申請は進んでいくのでしょうか?
ステップ | やること | ポイント | NG行動 |
---|---|---|---|
① 損害の発生 | 写真を撮る/応急処置 | 被害直後の状態を6方向で撮影 | 放置して追加破損 |
② 保険会社へ連絡 | 契約番号・被害日時を報告 | 24 時間以内に電話がベスト | DIY修理を先行 |
③ 現地調査 | 調査員立ち会い/原因確認 | 破片・落下物を保管 | 無断撤去・廃棄 |
④ 見積書提出 | 修理業者2社以上で取得 | 写真添付+内訳明細必須 | 総額だけの見積 |
写真は多い方がいい。6方向から撮影!全景・近景・損傷部アップ・隣接設備・建物全景・道路側。角度が多いほど原因判定がスムーズ。
複数見積もりする理由は相場逸脱を防ぎ、給付遅延リスクを下げる。
ステップ①損害の発生
写真&動画を撮る「角度と枚数で認定率が変わる」
保険会社が最初に判断するのは「自然災害か経年劣化か」。
同じ破損でも台風後すぐの濡れた雨樋写真と乾いた状態だけの写真では説得力がまるで違います。
おすすめはスマホの連写と動画。
動画は風音や周囲の飛散物まで記録でき、「台風による被害」を裏付ける強力な証拠に。
さらに撮影日時入りで保存すれば改ざん疑惑を回避できます。
応急処置は“最小限” 破損拡大を防ぎつつ証拠を残す
落下しそうな雨樋をガムテープで“仮固定”する程度なら問題ありません。
逆に完全撤去や切断を行うと「検証不能」とみなされ減額対象に。
ポイントは原状保持が8割・安全確保が2割。
例えば脚立で届く範囲を結束バンドで留め、飛散を防ぐシートを掛けるだけ。
材料費なら後ほど臨時費用特約でカバーされる場合もあります。
ステップ②保険会社への連絡
1.契約者名/証券番号
2.被害発生日と天候(例:2025年4月3日22時頃、最大瞬間風速30m/s)
3.被害箇所(北側雨樋 8m 分が破損し落下)
4.応急処置の有無(落下防止の仮固定のみ)
5.写真・動画の保存枚数(写真15枚、動画2本)
電話後に届く「事故受付番号」は今後の書類に必須。
LINE や専用アプリを使えば画像も即時アップロードでき、調査日程が平均2日早まります。
ステップ③現地調査
当日の流れ・所要30〜60分立ち会いで差がつく
調査員は「破損部」「周辺環境」「屋根の状態」をチェックし、原因特定シートへ記入します。
立ち会い時は、撮影した写真や近隣の被害状況を共有しましょう。
「同一方向の住宅3棟で雨樋破損」という事実は自然災害の裏付けに直結。
逆に経年劣化と判断されやすいサビ・歪み・塗装剥がれは、破損前のメンテナンス記録があれば回避可能です。
質問 | 回答(要点) |
---|---|
雨の日でも調査する? | 原則延期。濡れた屋根は危険&写真が不鮮明 |
調査員が来るまで片付けNG? | 落下物は屋内保管し、位置写真を残せばOK |
立ち会えない場合は? | 親族・業者でも可。委任状は不要 |
ステップ④ 見積書の提出
見積書はここをチェック。保険会社が見る3ポイント
チェック項目 | なぜ必要? | 具体例 |
---|---|---|
工事項目の内訳 | 不当な上乗せを防ぐ | 雨樋交換(6m)/足場代/処分費 |
単価の根拠 | 相場かどうか | 亜鉛製軒樋 1,800円/m |
写真添付 | 損害との整合性 | 破損部アップ+寸法入り |
同じ総額でも“内訳なし 30万円”より“材料15万+足場8万+人件費7万”の方が承認スピードは段違い。
保険会社は「合理的か」を見るため、足場図面や材料カタログを添えると審査が平均3営業日短縮します。
なお差額見積もり方式(部分交換 vs 全交換)を提出すると、高額修理でも採択されやすい傾向にあります。
屋根の雪対策建材について
雪止めネット
道路と屋根の距離が近く、カーポートや隣の家に雪を落としたくない場合に設置するのが、雪止めネットです。
屋根の軒先に取り付けるものでネットの部分で雪が落下しない様にします。
ネットだけの場合、上から押される雪の量に耐えられないので、雪止め金具や雪止め瓦と一緒に使用することで効果があがります。
雪止め瓦
通常の瓦とは違い、瓦そのものが輪型や駒型の形状をしている瓦屋根専用の雪止めです。
設置は既存の瓦と取り換えるだけなので、落雪の程度によって1列や2列にするなど臨機応変に対応することができます。
雪止め金具
雪止め金具は瓦屋根やコロニアル屋根の様に屋根と屋根の間に挟み込むタイプと瓦棒葺きの金属屋根の様に長い金属棒で雪止めをするアングルタイプに分かれています。瓦棒葺きの金属屋根の場合、よく滑るので大きい屋根や急こう配の屋根にオススメです。
融雪機
電気や灯油を使用して熱源をつくり、屋根に積もった雪を落雪させることなく溶かすことのできる機械です。
降雪地域の住宅や小型の店舗では落雪で玄関前や駐車場へ積もった雪を掻く労力を少しでも軽減するために融雪機を設置する方が増えてきています。
融雪機の種類も軒先や屋根前面に設置するタイプのものや豪雪地帯の住宅に多いスノーダクト部分に融雪機能を取り付けた融雪機も販売されています。
灯油式か電気式かで最初の費用や月にかかってくる費用が変わってきます。
長野市の雨どい工事も雪止め設置もお任せください
雨どい工事や雨どい損傷保険申請、しろくまペイントにご相談ください
長野市はじめ、信州新町、中条、小川、白馬村、小谷村、麻績村、坂城町、千曲市、須坂市、飯綱町、信濃町、中野市、山ノ内町、木島平村、飯山市、野沢温泉村の雨どい工事や雪止め設置工事お任せください。