施工事例 CASE
施工事例
2021/02/13
屋根塗り替え
長野市石渡で金属屋根の塗装工事を行いました
Before


After

長野市石渡で金属屋根の塗装工事を行いました。
施工地域 | 長野市石渡 |
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施工場所 | 戸建て住宅 |
施工内容 | 金属屋根の塗装 |
施工経緯 | お取引先からのご依頼 |
使用材料 | アステックペイント シリコンフレックスJY |
お取引先からご依頼いただき、長野市石渡で金属屋根の施工をしました。
金属屋根の状態としては色あせが進んでいるのもありますが、全体的に下地が露出している状態でした。
幸い目立ったサビが出ていることはありませんでしたが、そのまま放置すると劣化はさらに進行していたと思います。
屋根は外壁と違って目視で確認する事が難しい場所の一つです。
全ての屋根が確認しづらいのではなく、特に総二階建ては見づらい建物の形状です。
屋根材によって劣化の種類は違い、金属屋根だったら主にサビの発生が挙げられます。
他には戸建て住宅でも多く使われているスレート屋根です。
別名コロニアルとも言われますが、素材はセメントに繊維状のものを混ぜ薄い板状に加工したものになります。
厚みは約5㎜位なので、強度が高くないので割れやすいです。
また、紫外線や雨水の影響を強く受けやすく、屋根材の色あせ、コケやカビといった劣化の症状が出やすいのが特徴です。
金属屋根も使われている素材で耐候性が変わってきます。
今ではほとんど使われる事が減ってきた亜鉛メッキを使用した屋根材。
熱に耐える力が弱いので、素材自体の劣化が早く屋根の上に登った時にペコペコと音がするようなら屋根材自体が劣化している証拠になります。
そこまで劣化していると屋根表面は劣化していないとしても塗装でメンテナンスをする事が難しいです。
金属なので、熱膨張を繰り返すと強度が低下します。
仮に塗装をしたとしても熱膨張で屋根材が収縮を繰り返す事で、塗膜が収縮に耐えられなくなり塗膜剥離を引き起こします。
その他ではガルバニウム鋼板が挙げられます。
亜鉛メッキを使用した屋根材にとって代わるもので、現在使われている屋根材の多くがガルバニウム鋼板になります。
耐久性がとても高く、錆びにくいのが特徴です。
ガルバニウム鋼板を使っていても劣化がしづらいだけで全く劣化しない訳ではないので、気を付けてください。
使用した塗料ですが、アステックペイントのシリコンフレックスⅡJYで油性の2液型シリコン塗料になります。
当社で扱っている塗料の中でも屋根に塗料としてはコストパフォーマンスに優れています。
遮熱機能や無機顔料が配合されてはいませんがスタンダードなシリコン塗料として選ばれる事が多いです。
屋根に塗装する色としては黒や茶色といった濃い目の色を選びがちです。
洋風の屋根で多いのは赤系や緑系、青系といった色を選ばれるお客様もいます。
赤や緑、青系で塗装をする場合は外壁の塗装色とのバランスが重要となります。
実際に屋根と外壁が塗装する面積では大きい部分なので色選びはじっくり考える様にしましょう。