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日々の活動日記
長野市松代町清野でスレート屋根の現調に行ってきました

長野市松代町清野でスレート屋根の現調に行ってきました
現調地域 | 長野市松代町清野 |
現調場所 | スレート屋根 |
現調内容 | スレート屋根の塗装 |
現調経緯 | ホームページからご連絡をいただきました |

ホームページからご連絡をいただき、松代町清野でスレート屋根の現調に行ってきました。
お客様より、屋根の状態が気になるとのお問い合わせ内容です。
過去にお知り合いの方に屋根を塗装してもらったそうですが、塗装後結構早い段階で写真の様な屋根の色に退色してしまったそうです。
過去の塗装の際にどのような種類の塗料を使用したのかが分からないので断言する事はできませんが、屋根の塗装に適していない塗料を使用した、塗料の希釈率が仕様書より多かった、塗る回数が仕様より少ない事が考えられます。
しかしながら、仮設足場のない屋根に上り触診をする事は危険を伴うため目視で確認しました。
しろくまペイントでは高所カメラを使用して屋根の状態を確認しています。
拡大して撮影すると上記の写真ぐらいまで細かく撮影する事が出来ます。
写真をみてみるとコケが生え始めているのがわかります。
塗装直後は塗膜がしっかりしているため、水や紫外線にも強くコケが生えてくる事は無いですが、塗膜性能の低下と共に水に対しても弱くなるのでコケが生えてきたのだと考えられます。
特に日の当たりづらい北側では雨水が乾きづらいのが原因の一つです。
外壁と違い屋根の場合は触診する事ができない、近くで目視する事が出来ない場所です。
そのため劣化していても気づきづらく、遠くから見るしかできません。
①築年数が10年過ぎで一度も調査をしてもらったことが無い
②屋根の色が新築当時と比べて全く違う色に変わってきた
③確認できる範囲で、コケやサビがある
④最近やたらと塗装の訪問販売が多い
上記に一つでも当てはまったら一度調査を依頼してみてはいかがでしょうか?
建物の健康診断みたいなイメージを持っていただけるといいと思います。
スレート屋根の点検で見逃してはいけないチェックポイントと安全な実施方法
屋根からの雨漏りや、知らないうちに進んでいた劣化に驚いた経験、ありませんか?あと少し早く点検していれば……と後悔する人は少なくありません。スレート屋根は見た目こそ丈夫そうですが、実は定期的な点検が必要な繊細な屋根材なのです。ここでは、スレート屋根の点検における重要なチェックポイントと、安全かつ確実な点検の方法について詳しく解説していきます。
スレート屋根とは何か
スレート屋根とは、セメントに繊維質を混ぜて薄い板状に成形した屋根材のことで、現在の戸建て住宅に広く使われています。軽量で施工しやすく、初期費用が比較的安価な点が特徴ですが、表面の塗膜が劣化すると水を吸収しやすくなり、ひび割れや苔の発生、最悪の場合は雨漏りにつながることもあります。
スレート屋根の点検で確認すべき主な箇所
屋根材の劣化状態
スレートの割れ、欠け、剥がれ、表面の変色やコケ・藻の付着などを目視で確認します。ひび割れが進行していると、そこから雨水が侵入し、屋根下の構造材に悪影響を与えかねません。
防水シートの確認
スレート屋根の下にはルーフィングと呼ばれる防水シートが敷かれています。これが破れていたり、ズレていたりすると、防水性が著しく低下し、雨漏りの直接的な原因になります。屋根材を外さないと確認できないため、専門業者に依頼するのが現実的です。
通気の状態
通気口が詰まっていないか、通気が確保されているかも重要です。通気不良により屋根裏の湿気が逃げず、木材の腐朽やカビの発生につながる可能性があります。
雨樋の詰まりや破損
屋根の点検時には、雨樋も一緒にチェックしましょう。落ち葉や砂埃が詰まっていたり、割れていたりすると、排水が滞り屋根材や外壁へのダメージが拡大します。
棟板金の浮き・サビ・ズレ
屋根の頂点にある棟板金は、風の影響を強く受けるため、釘の緩みや浮き、サビなどが見られやすい場所です。放置しておくと風で飛ばされる危険性があります。
野地板の劣化
野地板は屋根の下地材で、直接見えにくい部分ですが、雨漏りがある場合やスレートの割れが激しい場合には野地板の腐食やカビの繁殖が進行していることがあります。
その他の金具・釘などの部材
雪止め金具や留め具、釘の浮き、錆びも点検対象です。これらの部材の劣化が進行すると、屋根材の固定が不十分になり、風で飛ばされるリスクがあります。
雨漏りリスクの高い場所を重点的に点検する
屋根の勾配が変化する場所、棟や谷部分、取り合い部などは、構造上水が集まりやすく、雨漏りが起こりやすいポイントです。これらの箇所は必ず重点的にチェックしましょう。
点検時の安全対策と注意点
高所作業の危険性
屋根の上に直接上がるのは非常に危険です。素人が無理に登ろうとすると、滑落や転倒などの事故につながります。できるだけ高所点検用カメラやドローン、またはプロの業者による点検を活用するのが望ましいです。
安全な点検方法
地上から双眼鏡を使って確認したり、2階の窓やバルコニーから屋根面を観察することで、ある程度の点検が可能です。特に雨上がりなどは、濡れている場所があるかを確認することで、雨水の浸入箇所を推定できます。
雨や雪の日でもできる点検
悪天候時には無理な点検は禁物ですが、雨が降っている際に雨樋の水の流れや軒下のしみをチェックすることで、雨漏りの兆候を把握することができます。
プロによる点検も選択肢に
屋根に関する知識がない、あるいは危険性が高いと感じた場合は、迷わず専門業者に相談しましょう。プロは赤外線カメラやドローンなどを用いて、より精度の高い診断を行ってくれます。
点検結果をもとにした次のステップ
スレート屋根の点検によって問題が見つかった場合、次の対応が必要になります。
・軽微な破損:部分的な補修で対応可能
・複数箇所のひび割れや剥がれ:塗装工事による補修
・野地板や防水シートの劣化が進行している:葺き替えやカバー工法の検討
いずれにしても、早期発見・早期対応がコストと建物寿命の両面で有利になります。
スレート屋根は見た目以上に定期的な点検が求められる屋根材です。屋根材のひびや剥がれ、防水層の劣化、雨樋や棟板金などの周辺部材にいたるまで、幅広い視点でチェックする必要があります。特に高所作業に関しては、自分で無理をせず、必要に応じてプロに依頼することが、安全で確実な方法です。
屋根の点検は、安心して暮らすための第一歩。5年に一度は点検を心がけ、異変を感じたら早めの相談・対処をおすすめします。
長野市にお住いのお客様だけでなく、東北信地域を営業エリアとしていますので、近隣市町村のお客様もお気軽にお問い合わせいただければと思います。
お客様のご都合に合わせてお伺いするので、土日・祝日も対応可能です。
お問い合わせメールもしくはフリーダイヤルまでご連絡ください。