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日々の活動日記

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2020/01/09
長野市栗田でリシン吹きの外壁と金属屋根の現調を行いました

長野市栗田でリシン吹きの外壁と金属屋根の現調を行いました

現調地域長野県長野市栗田
現調場所屋根・外壁他
現調内容塗装工事
現調経緯ホームページから問い合わせをいただきました
左:FRP防水の劣化   右:コーキングの劣化
左:外壁のひび割れ   右:既存塗膜の剥離

長野市栗田にて屋根・外壁の現地調査を行いました

訪問販売を一切行わない、しろくまペイントです。

今回、ホームページ経由でお問い合わせをいただき、長野市栗田にある住宅の現地調査に伺いました。
ご相談のきっかけは、「訪問販売業者に“今すぐ塗装をしないと大変なことになる”と言われ、不安になった」というものでした。

残念ながら、お客様の不安を煽って契約を迫る悪質な業者は、今もなお存在しています。
私たちも改めて驚きましたが、こうした業者には十分に注意が必要です。

現地調査で分かった本当の劣化状況

実際に屋根と外壁を詳しく調査しましたが、たしかに部分的には劣化は見られました。
しかし築年数を考えれば、自然な範囲の劣化であり、すぐに大規模な補修を要するような状態ではありませんでした。

「今すぐ工事をしなければ大変なことになる」
そんな場所は一箇所もありませんでした。

もちろん、長期間放置すればよくない箇所(たとえば小さなクラックやコーキングの劣化)はありましたので、必要な部分は理由を添えてご説明しています。

建物仕様と劣化リスクの整理

今回の住宅は、

  • モルタル外壁(リシン吹付仕上げ)

  • 一部窯業系サイディング

という組み合わせでした。

それぞれの特徴と、想定される劣化リスクは以下の通りです。

材料特徴劣化しやすいポイント
モルタル外壁(リシン仕上げ)吸水性が高く、通気性もあるひび割れ・塗膜剥離・カビ・藻の発生
窯業系サイディング工場生産の板状建材コーキングの劣化・反り・表面の色あせ

特にサイディング部分では、

  • サッシ周りや板間目地のコーキング劣化

  • 紫外線の影響による表面硬化・反り
    といった症状が、築年数の経過とともに起こりやすくなります。

極端な場合には、
サイディングが反り返ってしまい、貼り替えが必要になるケースや、
内部に水が侵入して外壁材がボロボロに崩れてしまうケースもあり得ます。

塗装工事のタイミングと費用感

こうした外壁や屋根の劣化を防ぎ、建物の寿命を延ばすのが塗装工事の大きな役割です。

タイミング別費用比較費用感
適切な時期に塗装工事約100万〜150万円前後(外壁+屋根)
劣化を放置しすぎた場合2倍〜3倍(貼り替えや下地補修が必要)

つまり、適切なタイミングでメンテナンスを行えば、本来の2〜3倍ものコストをかけずに済むのです。

塗装工事は単発ではなく、長期的な建物維持計画の一環と捉えることが大切です。

失敗しないために・焦らず、正しい情報収集を

今やインターネットで検索すれば、長野市内だけでもたくさんの塗装業者がヒットします。

それでもなお、塗装工事で失敗してしまう方が後を絶たない理由は、次のようなものが多いのです。

失敗する原因詳細
塗装に関する情報が不足している比較検討せず、言われるまま契約してしまう
訪問販売業者を断れない強引な勧誘に負けて契約してしまう
価格だけで判断する大幅値引きに飛びつき、内容を確認しない

実際、数十万円単位の値引き提案があっても、「ラッキー!」と喜んで即決してしまい、後でトラブルに発展するケースも少なくありません。

もちろん、チラシや比較サイトも有効活用しながら、
時間をかけて、信頼できる業者を選ぶことが、成功への最大のカギです。

塗装工事は「数万円」ではなく、通常「何十万円以上」の高額な買い物です。
焦らず、冷静に進めていきましょう。

急に業者が来て、「このままだと屋根が崩れますよ」と言われたら、びっくりしてしまいますよね

外から見えない屋根や外壁の劣化を指摘されると、
「そんなに悪くなっていたのか…」と不安になってしまうものです。

「今すぐ工事をしないと大変なことになります!」
こんなセリフを聞いたら、つい焦ってしまいがち。

でも、ちょっと待ってください。
それ、本当に今すぐ必要な工事なのでしょうか?

実はこうした不安を煽る訪問販売業者は、
国民生活センターなどにも毎年多くの苦情が寄せられているのです。

ここからは、「焦って契約してしまわないために知っておきたいポイント」や、
「悪質な業者の見分け方」を、さらに詳しくご紹介していきます。

外壁塗装・屋根工事に多い「不安を煽る訪問営業」の実態

まず前提として、不安を煽る訪問業者は、本当に必要な工事を教えてくれる親切な業者とは限りません。
むしろ、「焦らせてすぐ契約を取りたい」という目的で、わざと恐怖心を植え付けてくるケースが多いのです。

こうした営業スタイルは、消費者の心理につけ込んだ典型的な悪質商法の一種といえます。

よくある手口1:「今すぐ工事しないと危険です」と不安を煽る

ある日突然、「屋根材が浮いてますよ」「外壁のヒビが広がっています」と言われたら、誰でも不安になりますよね。
実際には軽微な劣化であるにもかかわらず、「放っておくと雨漏りします」「地震で崩れる危険があります」と、あたかも緊急事態かのように強調されるのが特徴です。

これは、冷静な判断力を奪い、「いますぐ決めなければ」と思わせるためのテクニック。
特に高齢の方や一人暮らしの世帯を狙うケースが多いので、身に覚えがないのに深刻な話をされたら、まずは一歩引いて確認することが大切です。

よくある手口2:「火災保険で実質無料」と嘘をついて契約を迫る

「火災保険を使えば、全額戻ってきますよ」と言われたことがある方もいるのではないでしょうか?
実はこれ、詐欺的なセールストークの代表例です。

火災保険が使えるのは、自然災害や突発的な事故で被害を受けた場合に限られます。通常の経年劣化は保険の対象にならないのが基本です。

ところが、悪質業者はこの保険制度をうまく利用し、
「お金は戻るから心配ない」「今なら申請できるチャンス」などと言って、根拠のない保険申請を促し、高額な工事を契約させるのです。

よくある手口3:「今日決めれば割引します」と急かして判断を鈍らせる

「本日中に契約してくれれば、通常より30%割引します」
「今日だけの特別価格なので、即決が条件です」

このように“今日だけのお得感”を演出するのも、典型的な押し売りの手口です。
本当に信頼できる業者であれば、その場で決めなくても誠実に対応してくれるものです。

「今しかない!」と思わせるその裏には、「冷静に比較検討されると契約を取れないかもしれない」という業者側の事情があります。

よくある手口4:点検結果を大げさに伝えて不安をあおる

点検自体は必要な行為ですが、その内容が誇張されていたり、事実に反しているケースもあります。

たとえば…

表面に小さな汚れがあるだけなのに、「外壁が崩れかけている」と大げさに表現

雨樋の少しのズレを「構造的欠陥」として話す

写真を加工して劣化を強調する

本来、点検は正確で冷静な情報提供が基本であり、驚かせることが目的ではありません。
そのため、点検結果を見たあとに「これは本当かな?」と少しでも疑問を感じたら、必ず別の業者にも見てもらうようにしましょう。

悪徳業者を見抜くポイント|冷静に見れば不自然な点も多い

では、こうした業者をどう見抜けばよいのでしょうか?以下のような特徴がある業者は要注意です。

見抜きポイント解説
突然訪問してくるこちらが依頼していないのに突然来て営業を始める業者には慎重な対応が必要です。
契約を急かす即決を求める=冷静な判断を妨げる可能性あり。本当に必要なら時間の猶予があるはずです。
相見積もりを嫌がる他社との比較を避けようとするのは、金額や施工内容に自信がない証拠です。
契約書を提示しない口頭だけで進めようとする業者は、トラブルになったときの証拠が残らないようにしています。

こうしたポイントに当てはまる場合は、たとえ話が魅力的に聞こえても、即決は避けることが鉄則です。

被害に遭わないために大切な対処法

では、もしこういった業者に出くわしてしまった場合、どのように対処すればよいのでしょうか?

すぐに契約しない|その場で決める必要はありません

訪問業者から提示された見積りや工事提案は、一度持ち帰って冷静に検討しましょう。
「今すぐ決めないと」と焦らせるようなセールストークに乗ってしまうと、後で後悔する可能性が高くなります。

自宅の工事は、大きな金額がかかるライフイベントのひとつ。
時間をかけて比較・検討してこそ、納得のいく選択ができます。

家族や専門家に相談する|一人で抱え込まないこと

「本当に危ないのかもしれない」と思ったときこそ、家族や信頼できる人に相談することが大切です。
また、消費生活センターや建築士などの第三者の専門家に意見を聞くのも有効な手段です。

誰かに話すことで、冷静に情報を整理し、判断ミスを防ぐことができます。

クーリングオフ制度を知っておく

万が一、契約してしまった場合でも、一定の条件を満たせば契約を解除することが可能です。
訪問販売による契約には、「クーリングオフ制度」が適用されます。

契約書面を受け取った日から8日以内なら、理由を問わず契約を解除可能

解約による違約金やキャンセル料は不要

ただし、制度を利用するには「書面での通知」が必要になるため、契約日や契約書は必ず保管しておきましょう。

不安を感じたらまずはここへ

もし訪問業者からの説明に疑問を感じたら、すぐに長野市の相談窓口へ連絡を。
専門スタッフが対応し、アドバイスをしてくれます。

長野市消費生活センター(市役所内)
電話:026-221-7457
受付時間:平日 午前8時30分〜午後5時15分

匿名でも相談可能なので、気になる点があれば迷わず問い合わせてみてください。

「不安を煽る訪問業者」は本当に危険。冷静な判断が何より大切

外壁塗装や屋根工事で、「今すぐ必要」と不安を煽る業者には要注意

実際には必要のない工事を、高額な費用で契約させる悪質なケースが多い

「保険で無料になる」「今日だけ割引」など、うまい話には必ず裏がある

突然訪問してきて契約を急がせる業者には、絶対に即決しない

家族や消費者センターに相談し、必ず複数社の見積りをとって比較することが大切

「ちょっと怪しいかも」と感じたら、それは大切な直感です。
あなたの住まいと大切なお金を守るために、「今すぐ契約しない」「一人で決めない」という冷静な行動が、トラブルを未然に防ぎます。

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