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2015/08/21
【長野市で外壁塗装を検討中の方必見】現場調査ではどこを見る?実際の内容を解説!

外壁塗装を成功させるには、実は“現場調査”が重要です。
なぜなら塗装の目的は住まいをキレイにすると共に失われた性能を取り戻すためでもあるからです。
どれだけ技術力のある業者でも、調査なしに正しい施工計画や見積もりは立てられません。
この記事では、現場調査の目的や内容、重要性を徹底的に解説し、調査時にチェックされる具体的なポイントまで分かりやすくご紹介します。

現場調査とは?まずは基本から押さえておこう

現場調査とは、外壁塗装を行う前に専門スタッフが実際に建物を訪れ、建物の状態や周囲の環境、施主の要望を確認する作業。この調査を通じて、工事に必要な情報を正確に把握することで、無駄のない施工計画や見積もりが可能になります。単に「外壁が汚れているから塗装する」という判断だけでは、工事にかかる費用や期間、必要な補修内容などを正しく見積もることはできません。そ
のため、現場調査は外壁塗装における“スタートライン”といえる重要なステップになります。

なぜ現場調査が必要なのか?

現場調査の目的とは?

現場調査の主な目的は以下の通りです。

正確な見積もりの作成

外壁塗装や防水工事のご相談において、正しい見積もりを出すためには、まず現場の状態を直接確認することが欠かせません。
建物の劣化状況は、築年数や見た目だけでは判断できないことが多く、ひび割れの深さ、塗膜の浮き、下地の状況など、実際に触れて・目で見てはじめて分かる情報が非常に重要です。
これらを見落としたまま机上の資料だけで見積もりを作ってしまうと、結果的に「追加工事が必要」「想定外の費用がかかる」という事態にもなりかねません。
適正価格を知るためには、現地調査を経た上での見積もりが必須であり、それこそが納得できる契約への第一歩です。

施工計画の立案

現場調査では、見積もり作成のためだけでなく、施工そのものの計画を立てるための具体的な情報も得られます。
どこまでを塗装対象とするのか、どの種類の塗料を選定するのが適切か、日照や通風、周辺環境はどうか、職人が安全に作業できる足場が確保できるか、そして何より「どのくらいの期間で工事が完了できるか」など、細かく整理していくことになります。
このような事前計画が不十分だと、あとから「材料が足りない」「思ったより時間がかかる」といった想定外のズレが発生し、追加費用や工期延長の原因にもなってしまいます。
お客様にとって無駄な出費や時間のロスを防ぐためにも、現地での丁寧な下調べが必要不可欠です。

リスクの事前把握

見た目には分からない「隠れた劣化」や、施工中に影響を及ぼす周辺環境のリスクは、現場調査を通じてはじめて明らかになります。
たとえば外壁の下地が著しく傷んでいたり、雨漏りが発生していても内側からは確認できなかったり、過去に何らかの補修を受けていてそれが不適切だった場合など、そのまま工事を始めてしまえば後戻りがきかなくなるようなケースも実際に多くあります。
また、交通量が多い立地や、隣地との間隔が狭い現場では、足場の組み方や搬入動線をしっかり計画しておかなければ、安全管理にも影響が出てしまいます。
これらのリスクを事前に把握しておくことは、工事を円滑に、そして安全に進めるために必要な準備です。

お客様の希望を反映

私たち業者が専門的な視点で調査するのと同じくらい大切なのが、施主様のご希望や生活状況を現地で直接うかがうことです。
たとえば、「今の外壁の色味は気に入っているが、もう少し明るくしたい」「目立たない落ち着いた印象にしたい」「工事は○月以降にしてほしい」といったご要望は、書面や電話のやり取りだけではなかなか伝わりづらいものです。
また、お子様の通学時間帯、ご家族の在宅状況、敷地内のペットの存在など、工事中のストレスや不便を最小限に抑える配慮にもつながります。
調査時に顔を合わせて話すことで、私たちもその住宅とご家族に合った最適なご提案ができるようになります。

現場調査でチェックされる項目とは?細部まで確認が必要

屋根塗装4

外壁や屋根の状態を詳細に確認

外壁や屋根の劣化状況は、塗装工事の内容や価格に大きく影響します。
ヒビ割れ、カビ、苔、チョーキング(粉状の白い汚れ)の有無など、表面の状態を中心に丁寧に観察されます。
また、劣化の原因が構造的な問題にある場合は、塗装だけでは解決できないこともあります。下地の補修が必要かどうかも判断されるため、この時点での調査精度が非常に重要です。

雨漏りの兆候がないか確認する理由

雨漏りは、塗装工事に先立って対処すべき重大なトラブルです。調査では、屋根のつなぎ目やサッシ周り、ベランダや外壁のひび割れなど、雨水の侵入が考えられる箇所を重点的に確認します。

放置すると塗装の効果を台無しにしてしまうため、調査段階での早期発見が求められます。

付帯設備(雨樋・雪止め・幕板など)の点検も実施

外壁や屋根以外にも、調査では雨樋・雪止め・換気フード・庇(ひさし)・幕板などの付帯設備もチェックされます。これらの部位は意外と見落とされがちですが、劣化が進んでいると美観を損ねたり、構造の問題に発展したりします。

劣化状況によっては、塗装ではなく交換や補修が必要なケースもあり、ここでも正確な判断が求められます。

調査対象は外壁塗装だけじゃない!関連工事でも活用される

外壁塗装以外にも現場調査が役立つシーン

現場調査は、外壁塗装だけでなく以下のような工事でも活用されています。

調査対象内容
屋根リフォーム屋根材の状態確認、勾配の測定、雨仕舞のチェック
解体工事建物の構造・周囲の安全性確認
土木工事地盤の性質、液状化の可能性など
イベント会場設営電源・水道・搬入路などの確認
防災構造物の設置地形・落石の危険性・交通量の把握

外壁塗装以外にも、現場調査は正しい工事計画を支える基盤として幅広く活用されています。

現場調査で使用されるチェック項目一覧と調査の流れ

主なチェック項目一覧

左:外壁のチョーキング   右:屋根に生えたコケ

外壁・屋根の状態(ひび割れ、汚れ、苔など)

外壁や屋根の表面状態は、劣化の進行度を知るうえで最も基本となる確認項目です。
ひび割れがある場合は、下地まで水が侵入している可能性があり、防水性能が失われているサインです。
また、表面の汚れや苔の繁殖は、防水塗膜が劣化し、湿気がとどまりやすくなっている証拠でもあります。
こうした状態を放置しておくと、建物全体の耐久性に関わる深刻なトラブルへ発展する可能性があるため、早期の判断と適切な処置が必要です。

雨漏りの兆候の有無

現時点で目立った雨漏りがない場合でも、内部ではすでに水の侵入が始まっているケースも珍しくありません。
室内の天井や壁のシミ、クロスの浮き、窓枠の変色などはその兆候です。
現場調査では、こうした小さな異変を見逃さずに確認し、必要であれば屋根裏や外壁との取り合い部のチェックも行います。雨漏りは、発見が遅れるほど補修範囲が大きくなり、費用も膨らむため、早期発見・早期対応が非常に重要です。

雨樋や雪止めの劣化状態

雨樋や雪止めは、外壁や屋根の劣化を防ぐうえで欠かせない付帯設備です。
雨樋の詰まりや割れ、金具のゆるみがあると、雨水が正しく排水されず、外壁や基礎部分に水が当たって汚れや腐食の原因となります。
また、積雪地では雪止めの破損やズレが事故や屋根材の破損につながるリスクもあります。
これらの付帯部の状態を見落とさずに確認することで、工事後のトラブルを防ぎ、長期的な建物保護につながります。

下地の強度や材質

塗装はあくまで「仕上げ」であり、その下にある下地が健全であることが前提です。
現地調査では、手のひらやハンマーを使って下地の強度を確認し、腐食や浮き、ひび割れなどの兆候がないかを確かめます。
また、モルタル・ALC・サイディングなど、下地の材質によって適切な塗料や施工方法が異なるため、材質の特定は非常に重要な判断材料です。
下地に問題があるまま塗装しても、仕上がりの持ちは期待できません。

道路幅・搬入経路・近隣環境

現場までの道路幅や車両の進入可否、資材搬入ルートの確認も欠かせません。
道幅が狭い、敷地の前に電柱がある、ご近所との距離が近いといった条件がある場合、車両の駐車スペースや足場の組み方に工夫が必要です。
また、周辺の住宅状況や時間帯の制約なども加味し、トラブルのない工事環境を整えるための配慮が求められます。
これらの確認を怠ると、工事中の想定外のトラブルや、近隣との関係悪化を招く恐れがあります。

足場の設置可能スペースの確認

安全で確実な作業を行うためには、足場の設置が不可欠です。
現地では、敷地内に足場を設置できるスペースが十分にあるか、隣地への越境が必要かどうか、また地面の状況(傾斜・植栽・タイルなど)を細かく確認します。
これにより、足場設置の可否や必要な工法(単管か枠組か)、さらには工事費用にも影響が出るため、非常に重要なチェックポイントとなります。

建物の図面・施工履歴の有無

建物の過去の図面や施工履歴があるかどうかも、調査時に確認させていただきます。
これにより、使用されている建材の種類や構造の把握がしやすくなり、過去にどのような補修や塗装が行われていたかも参考にすることができます。
特に築年数の経った建物では、記録があるかないかで判断材料の精度が大きく変わるため、ご協力をお願いする場合があります。

調査は30〜60分ほどで完了するのが一般的で、調査後には報告書や写真が提出され、見積もり作成に移ります。

なぜ図面や写真だけではダメなのか?現地調査の重要性を再確認

図面では読み取れない“現場のリアル”を把握する

図面や過去の資料だけでは、実際の劣化具合や構造の微細な違いは読み取れません。
また、写真だけでは光の加減やアングルで状態を見誤る可能性があります。
現場に足を運ぶことで、周囲の建物との距離、足場の組み方、日当たりや風通しの状況など、現実的な工事のイメージがつかめるのです。

屋根や外壁の劣化診断は私たちにお任せください

現場調査は、単なる確認作業ではなく、外壁塗装の全体設計を支える土台です。調査を丁寧に行うことで、後々のトラブルを避け、最適な塗料選びや工事スケジュールが組めるようになります。
信頼できる業者は、この現場調査をしっかりと丁寧に行い、写真や報告書とともに、分かりやすい説明をしてくれるものです。
逆に、調査を省略する、もしくは簡易に済ませる業者には注意が必要です。

長野市はじめ、信州新町、中条、小川、白馬村、小谷村、麻績村、坂城町、千曲市、須坂市、飯綱町、信濃町、中野市、山ノ内町、木島平村、飯山市、野沢温泉村の外壁劣化診断や屋根の劣化診断は私たちにお任せください。塗装や外装リフォームのことなら私たちにお任せください。

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