日々の活動日記 STAFF BLOG
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日々の活動日記
【現調査レポ】スズメバチの巣がある!家族を守るために“見つけたらやるべきこと”とは?

目次
長野市でスズメバチの巣の撤去のおよび塗装のご相談
現調地域 | 長野県長野市 |
現調場所 | 某ビルの屋上他 |
現調内容 | スズメバチの巣の撤去及び塗装 |
目的 | スズメバチの巣を撤去し、施設利用者の安全を確保する |
現調経緯 | お客様からのご紹介です。塗装及びスズメバチの巣の撤去ができないかとのご相談でした。現場を確認すると、大きな巣を作っており危険な状態でした。 |
日本のスズメバチについて
スズメバチに巣をつくられたかなと思った時、まず知りたいのが、何て種類で、どのくらい危険かなどだと思います。
実は、日本のスズメバチは攻撃性が非常に高く獰猛なため、世界でも類を見ない殺人蜂と呼ばれています。
大きさも蜂の中では最大級の大きさといわれ、他の蜂とは比べ物にならない強靭なあごや頑丈な体を持っています。
スズメバチは日本のいたるところに生息しています。
8種類ものスズメバチが生息していて、主に関東より西の地域に生息しています。
実は、スズメ蜂、年に数千件もの駆除依頼が寄せられているそうです。
スズメバチは、昆虫の世界ではトップに君臨している存在。
攻撃的で毒性が強いので、何としても刺されないこと・近づかないことが重要なんです。
スズメバチの種類
スズメバチは上記にも書きましたが9種類生息しています。
特にオオスズメバチやキイロスズメバチの名前は聞いたことがあるかと思います。
スズメバチの中でも特に危険で毎年スズメバチによる死亡事故が起こった時には大体このこの種類に刺されているそうです。
種類名 | 危険度 | 特徴 | 主な営巣場所 | 見つけたら |
---|---|---|---|---|
①オオスズメバチ | ★★★★★ | 世界最大級・最強・超攻撃的 | 地中・樹洞・倒木などの閉鎖空間 | 絶対に近づかず即通報 |
②キイロスズメバチ | ★★★★★ | 小型だが凶暴・都市部にも多い | 天井裏・戸袋・庭木など | すぐに駆除相談 |
③コガタスズメバチ | ★★★☆☆ | 比較的おとなしいが生活圏に営巣しやすい | 軒下・物置・庭の枝先など | 早めに駆除が安心 |
④ヒメスズメバチ | ★★☆☆☆ | 大型だが大人しい・閉鎖空間を好む | 床下・壁間・天井裏など | 巣の場所によっては注意 |
⑤モンスズメバチ | ★★★★☆ | 夜も活動・攻撃性高め | 天井裏・壁内などの閉鎖空間 | 夜間活動に注意 |
⑥クロスズメバチ | ★★☆☆☆ | 小型で黒っぽい・毒性は弱め | 地中・壁の中など | 発見しにくく要注意 |
⑦チャイロスズメバチ | ★★★☆☆ | 巣を乗っ取る・他種の巣がある可能性あり | 既存の巣を利用 | 周辺に他巣も疑うべき |
⑧ツマグロスズメバチ | ★★★☆☆ | 沖縄に分布・低い場所に営巣 | 草むら・低木 | 農作業中は特に注意 |
⑨ツマアカスズメバチ | ★★★★★ | 外来種・執拗な攻撃性あり | 地中・樹木・高所 | 非常に危険・即通報 |
①オオスズメバチ
スズメバチの中でも最大級の体格を誇り、非常に強い毒性と攻撃性を持つ、まさに“最凶”の存在です。
体長は女王蜂で最大45mm、働き蜂でも30mmを超え、人間に対しても強い縄張り意識を示します。
見た目にも威圧感があり、低く重い羽音で飛来するのが特徴で、巣の近くを通っただけで攻撃されることもあります。
多くは倒木の中や地中、建物基礎付近など目に見えない場所に営巣するため、気付いたときにはすでに非常に危険な状態になっていることが少なくありません。
一度でも姿を見かけた場合は、絶対に近づかず、早急な駆除依頼が必要です。
②キイロスズメバチ
都市部でもっとも頻繁に目撃されるスズメバチで、体全体が鮮やかな黄色を帯びているのが特徴です。
サイズはオオスズメバチよりやや小さめですが、その性格は極めて攻撃的で、刺傷事故の発生件数は全スズメバチの中でも群を抜いています。
営巣場所も多様で、天井裏や壁内、戸袋の中から庭の木々まで、閉鎖空間・開放空間を問わず柔軟に巣をつくります。
巣の規模が拡大すると引っ越しを繰り返し、活動範囲が急速に広がる傾向があります。
ほんの小さな巣でも放置してしまうと数週間で手がつけられないほどの巨大巣に成長するため、早期の対応が肝心です。
③コガタスズメバチ
名前の通り比較的小型ですが、体格以外はオオスズメバチに酷似しているため、一般の方が区別するのは難しい種類です。
比較的温和な性質ではあるものの、営巣時期になると攻撃性が高まり、軒下や物置、庭木の枝先など、人がよく通る場所にも巣をつくる傾向があるため注意が必要です。
巣の初期は細長いとっくり型で始まり、働き蜂が増えるにつれ、ボール状の巣へと形を変えていきます。
放置しても巣が巨大化することは少ないものの、人の生活圏に近い分、思わぬ場所で急接近してしまうリスクが非常に高いハチです。
④ヒメスズメバチ
スズメバチの中では比較的大人しい性格をしており、見た目の迫力とは裏腹に、巣を刺激しなければ基本的に攻撃してきません。
ただし、体長はオオスズメバチに次ぐ大型種であり、威嚇性が高く、腹部の黄色と黒の縞模様が特徴的です。
閉鎖空間を好んで営巣し、床下や天井裏、壁の中といった見えにくい場所に巣を構える傾向があります。
巣自体はスズメバチの中でも比較的小型ですが、その分、発見が遅れるリスクが高く、知らずに近づいてしまうと危険です。
⑤モンスズメバチ
夕方から夜間にも活動する珍しいスズメバチで、昼間だけでなく夜にも刺される危険性がある非常に厄介な種類です。
体の模様は波打つような黒と黄色の縞で、他種と見分けやすい反面、閉鎖空間や天井裏など見えづらい場所に巣をつくりやすく、住居内に侵入されて初めて気付くケースもあります。活動力・攻撃力ともに高く、引っ越しを繰り返して巣を増やす習性があるため、ひとつ見つかれば他にも複数存在する可能性があると考え、徹底的な点検と駆除が必要です。
⑥クロスズメバチ
体の大部分が黒く、小柄な見た目から一見すると無害に思われがちですが、巣を守る際には一斉に襲いかかってくることもあるため油断は禁物です。
攻撃性や毒性はそれほど強くないものの、営巣場所のほとんどが地中や建物の壁の隙間など目に見えない場所にあるため、非常に気付きにくいのが特徴です。
庭や軒先、畑で不意に踏んだり触れたりして刺される事例が多く、小さな子どもやペットが刺傷被害にあうリスクも高いため、発見次第の対応が求められます。
⑦チャイロスズメバチ
個体数は少なめながら、他のスズメバチの巣を乗っ取るという特異な習性を持つ外敵型のスズメバチです。
自分で巣をつくらず、キイロスズメバチやモンスズメバチの初期巣を襲撃し、女王を刺して排除して乗っ取ることで勢力を拡大します。
そのため、チャイロスズメバチの姿を見かけた場合、すでに他の種類のスズメバチの巣がある可能性も高く、一ヶ所だけ駆除しても被害が再発するリスクがあるという厄介な特徴があります。
⑧ツマグロスズメバチ
沖縄県に生息する地域特有のスズメバチで、南国らしい赤褐色の体と黄色の腹部が特徴です。
巣はとっくり型からボール型へと変化していき、低い草むらや木の枝といった生活圏に近い場所によく営巣します。
農作業や庭作業中に突然襲われるケースが多く、特に夏場は注意が必要です。
本州ではあまり見られないものの、沖縄では最も遭遇率の高いスズメバチであり、被害も多いため、活動シーズンにはこまめな確認が不可欠です。
⑨ツマアカスズメバチ
2012年に対馬で確認された外来種で、近年では本州にも分布を広げている極めて攻撃的なスズメバチです。
特に人間に対する警戒心が強く、攻撃対象になると数十メートルにわたって執拗に追い回す習性があります。
巣は当初、地中や低い木の茂みなどに作られますが、活動が活発になると高層ビルやマンションの高所にまで営巣することがあり、都市部でも十分な注意が必要です。
外観は黒色の体に赤味を帯びた腹部先端が特徴で、見つけた場合は即時通報レベルの危険種です。
スズメバチの営巣場所
春先から女王蜂が巣作りを始める時に、対象となる場所が軒下や天井裏、壁や床下、植え込みや木の穴などがあります。
スズメバチに限らず動物もそうですが巣をつくる際は天候の影響を受けなかったり、近くに天敵がいない場所に巣を作ることが多いんです。
鉢にとって居心地が良い場所だからです。
ほとんどが目に付きづらい場所に巣を作るので発見することが難しいですね。
もし見つけて取り去っても翌年、また作られてしまうことも少なくありません。
巣ができていることを知らずに行動して刺されることが多いので、巣を作りそうな場所を把握するのと作らせない環境づくりが大切になってきます。特に次のような場所は注意が必要です。
巣ができやすい場所 | 補足説明 | |
---|---|---|
① | 軒下・天井裏 | 風雨をしのげて外から見えづらい |
② | 床下・換気口周辺 | 暗くて閉鎖空間がありやすい |
③ | 雨戸の戸袋・シャッターBOX内 | 建物の隙間で静かな空間 |
④ | 庭木や垣根の中 | 繁った枝葉に隠れて見つけにくい |
⑤ | 植木鉢・自転車カバーの中 | 意外な死角。春先は注意が必要 |
①軒下・天井裏
風や雨をしのげるうえ、外から見えづらい軒下や天井裏は、スズメバチが非常に好む営巣場所です。
特に屋根の張り出し部分や、通気口の周囲などに作られることが多く、普段の生活では気づきにくいため、気がついたときにはすでに大きな巣ができていたというケースも珍しくありません。
静かで人の出入りが少ない箇所は要注意です。
②床下・換気口周辺
床下やその付近の換気口まわりも、薄暗く閉鎖的で人の目が届きにくいため、スズメバチにとっては絶好の隠れ場所となります。
住宅の構造上、床下へのアクセスが難しい家も多いため、巣が発見されるまで時間がかかることがあります。
近くでスズメバチの出入りが頻繁に見られる場合は、床下を中心に営巣の可能性を疑ってみる必要があります。
③雨戸の戸袋・シャッターBOX内
住宅の雨戸を収納する戸袋や、ガレージなどのシャッターBOXの中も、営巣事例が多い場所のひとつです。
閉め切っている時間が長く、外気や人の気配が少ないため、スズメバチが静かに巣を育てやすい環境になっています。
開閉の頻度が少ない場所は特に注意が必要で、気づかずに戸を開けた際にハチが飛び出してくる危険もあります。
④庭木や垣根の中
庭の木や垣根に繁った枝葉の中は、外からはまったく見えないため、スズメバチの巣があっても発見が遅れやすい場所です。
特に夏場の剪定や草刈り作業時に不用意に近づいてしまうと、攻撃を受ける可能性があります。
生け垣の内側や、葉が生い茂っている高所など、目線の届かない場所は、作業前にしっかり確認しておくことが大切です。
⑤植木鉢・自転車カバーの中
春先に特に多いのが、屋外に置かれた植木鉢の裏や、自転車やバイクのカバー内部といった、ちょっとした“死角”に巣を作るケースです。
女王バチが一時的に身を隠すには最適な環境で、最初は小さな巣でも、気づかないうちに働きバチが増え、数週間で活動が活発になります。
屋外の物を動かす際は、念のため注意深く様子を見てから触れるようにしましょう。
秋にはさらに高くなるスズメバチの攻撃性
スズメバチは、もともとハチ類の中でも特に攻撃性が高いことで知られていますが、秋になるとその攻撃性はさらに一段と強まります。
これは、巣の中で新たな女王蜂や雄蜂を育てる最も重要な時期に入るためです。
夏の間に拡大した巣では、9月〜10月にかけて次世代の繁殖のための個体が育てられています。
この時期、働き蜂たちは巣を守る意識が非常に強くなり、わずかな振動や物音、視線すらも“敵の接近”とみなして攻撃に転じるケースが多発します。
特に庭木の剪定や外壁・屋根周りの作業中に巣の存在に気付かず、突然刺されるという事故が多く報告されています。
また、巣の規模もこの時期にはピークを迎えます。
中には数百匹規模にまで成長していることもあり、1匹の刺激によって一斉に集団で襲いかかってくるという極めて危険な状況になることもあります。
こうした背景から、秋の駆除作業は技術的にも危険度が高く、プロの判断と対応が欠かせません。
もしご自宅や敷地内にスズメバチの巣が確認されている場合には、本格的に攻撃性が高まる秋を迎える前に、撤去を完了しておくことが理想的です。
特に小さなお子様や高齢のご家族、ペットがいるご家庭では、万が一のリスクを避ける意味でも、早めの対応をおすすめしています。
万が一刺されたら
命に関わるリスクを理解し、すぐに適切な対応をしましょう。直ぐに救急車を呼び出来る限りの事を!
スズメバチをはじめとする毒性の強いハチに刺された場合、その瞬間から体の中では危険なアレルギー反応が始まっている可能性があります。
特に注意しなければならないのが「アナフィラキシーショック」と呼ばれる急性のアレルギー反応です。
これは、刺された部位の腫れやかゆみだけにとどまらず、皮膚のじんましん、吐き気や嘔吐、悪寒、呼吸困難、血圧の急低下などが急激に起こる非常に危険な状態です。
中には刺されてからわずか15分ほどで意識を失い、命を落としてしまうケースも報告されており、自己判断で様子を見ることは極めて危険です。
スズメバチの毒には、人によっては一度の刺傷でも重篤なアレルギー反応を引き起こす成分が含まれており、特に過去に一度でもハチに刺された経験がある方は、体が過敏に反応しやすくなっている可能性があります。
刺された直後の応急処置としては、まず刺された部位から速やかに毒を絞り出し(口で吸わず、指で圧迫)、流水でよく洗い流すことが基本です。
そのうえで、できる限り安静にしながら、直ちに医療機関を受診してください。
呼吸の異常や顔面蒼白、吐き気、めまいなどの全身症状が出た場合は、救急車を呼ぶことをためらってはいけません。
また、刺された方が意識を失う可能性を考慮し、周囲の人が状況をすぐに説明できるように、刺された時間や刺された箇所、ハチの種類が分かればその情報を伝えることも大切です。
スズメバチの巣を見つけたら最初にやるべき行動
まずは安全第一!巣に近づかず、刺激を与えない
スズメバチは、巣に近づく人や物に対して非常に敏感に反応し、防衛本能から攻撃してくることがあります。
特に夏〜秋にかけては繁殖期で警戒心が強くなっており、巣の近くでの振動や大きな音、黒っぽい服装などは刺激になりやすいといわれています。
そのため、巣を発見したら以下のように行動しましょう。
◆むやみに近づかない
◆大声や振動を与えない
◆ゆっくりと静かにその場を離れる
◆子どもやペットが近づかないように注意する
◆まずは「自分と家族の安全の確保」が最優先です。
スズメバチの巣の駆除方法と頼れる相談先
駆除はプロに任せるのが鉄則
スズメバチの巣を自分で駆除するのは極めて危険です。
市販の殺虫剤では効果が薄く、かえって蜂の怒りを買って攻撃されるリスクが高まります。
最も安全な方法は、ハチ駆除専門業者に依頼することです。
業者は防護服や専用の駆除器具を使って、巣の位置や大きさ、蜂の種類に合わせた適切な方法で対処してくれます。
また、自治体によってはスズメバチの巣に対する補助金制度や、無償駆除の制度があることもあります。まずは以下の手順を参考にしてください。
駆除の手順
ステップ | 補足説明 |
---|---|
① 距離をとる | 巣のある場所を把握したら、急いで立ち去るよりも、ゆっくりと後退する方が安全 |
② 駆除業者に相談 | 料金相場は1万円〜2万円程度(巣の場所や大きさで異なる) |
③ 自治体に連絡 | 無償対応または業者紹介制度がある場合がある |
室内にスズメバチが侵入したときの応急対応
落ち着いて行動すれば刺されずに済む
万が一、スズメバチが部屋の中に入ってしまった場合でも、慌てず冷静に対応すれば刺されることは避けられます。
以下の手順で安全に室外へ誘導しましょう。
スズメバチが室内に入ったときの対処手順
1,部屋の電気を消して暗くする
スズメバチは明るい方向に向かって飛ぶ性質があります。
2,カーテンを閉めずに窓だけ開ける
明るい出口を1つにすることで、蜂が外へ出ていく可能性が高まります。
3,離れた場所から見守る
刺激を与える行動は厳禁です。蜂が自ら出ていくまで静かに待ちましょう。
4,どうしても出ない場合は業者に相談
蜂が高い場所や入り組んだ所にいるときは無理に追い出さず、専門家に対応を依頼する方が安全です。
スズメバチ対策の予防策|巣を作らせないための工夫
初期段階での「女王蜂の巣作り」を防ぐのがポイント
スズメバチの巣は、春先に女王蜂が1匹で小さな巣を作るところから始まります。この時点で駆除すれば被害は最小限で済みます。
巣作り防止のためにできること
◆定期的に軒下・戸袋などを点検する
◆庭木やツタを整理して死角を減らす
◆防虫スプレーやハッカ油スプレーを撒いておく
◆侵入口(換気口や排水管)にネットをかける
初期の小さな巣(ピンポン玉くらいの大きさ)を見つけた場合は、まだ働き蜂が少ないため、安全性の高いタイミングで業者に依頼できます。
まとめ|スズメバチの巣には素人が触れないことが最も大切
◆スズメバチ駆除は自己対応よりも専門業者に依頼しましょう◆
スズメバチは非常に攻撃性が高く、刺されると命に関わる危険性もあります。
そのため、可能な限りご自身で対処せず、専門の害虫駆除業者に依頼することをおすすめします。
◆何らかな理由で自分で対処しなきゃならない場合の注意点◆
どうしても自分で駆除を行う場合は、長距離噴射が可能な専用のスプレーなどを使い、防護服や厚手の服、手袋、帽子、ゴーグルなどを着用し、十分な装備を整えてから行ってください。
また、駆除作業中に草木が多い環境での作業となることもあります。そうした場所では、以下の点にも注意が必要です。
◆草木が多い場所での駆除時に気をつけたいこと◆
☑マスクの着用を推奨
草むらにはアレルゲンとなる雑草(ブタクサなど)が多く、花粉症やアレルギー反応を引き起こす可能性があります。作業中はマスクを着用しましょう。
☑雑草や胞子による健康被害
雑草の粉じんや、草場に生えたキノコの胞子が原因で喘息症状が出る場合もあります。特に敏感な方は防塵マスクの使用がおすすめです。
☑雑草は害虫のすみかでもある
雑草はスズメバチだけでなく、マダニのような他の危険な害虫の温床にもなります。雑草の多い場所では、見えにくいところからの虫の接近にも注意が必要です。
「駆除できたのに体が腫れた」そんな事態を防ぐために
スズメバチの駆除がうまくいったとしても、知らないうちに害虫に刺されたりアレルゲンに触れたりして、あとから体が腫れたり、かゆみやアレルギー症状が出ることがあります。
作業後も体調の変化には注意し、異変を感じたらすぐに医療機関を受診しましょう。
スズメバチの巣は、見つけた時点で「どうするか」ではなく、「どう安全に対処するか」が問われます。
できれば、自分で駆除しようとせず、専門業者や自治体の相談窓口を活用してください。
また、日頃から巣ができやすい場所を把握し、早期発見・早期対処ができるようにすることが、安心・安全な暮らしにつながります。
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