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2017/11/17
浴室リフォーム後の外壁、あなたのお家は大丈夫?

千曲市内に住宅内外装工事の現調にお伺いしました。

現調地域長野県千曲市
現調場所浴室外壁、雨どい、破風板、室内階段等
現調内容浴室の外壁塗装や雨どい・破風板の修繕、室内工事等
現調経緯お取引している会社様からのご依頼

気温が下がり落葉の時期を迎えています。
建物の周りに樹木が多い場合は落葉が多いので掃除をするのも一苦労だと思います。
雨どいに落ち葉が積もってないですか?
乾燥している落ち葉だと風で飛ぶので問題ありませんが水分を含んでいると風で飛ばないため、雨どいに落ち葉が積もる状況が生まれます。
雨どいに落ち葉が積もるとどうなるかというと、ご存知の様に雨が降っても雨どいから水が流れる循環が損なわれるので、水があふれてしまい外壁が汚れてしまうといった問題が起こります。
また、落ち葉だけでなく雪が雨どいに積もり荷重がかかりすぎる事で雨どいの勾配が変わってしまい、見た目で雨どいが正常な場合でも勾配が変わっているため水が溜まってしまう事があります。
落ち葉が無いのに変な場所から水が落ちている場合には勾配が変わっているので一度雨どいを外して修正をする必要があります。
落ち葉が雨どいに溜まっている場合は一度清掃をしなければなりません。
あまりにも落ち葉が多い場合には、雨どいに落ち葉が入らない様に雨どい内に落ち葉防止ネットを設置する事も可能です。
ちりも積もればではないですが、落ち葉も積もれば重くなるので注意しなければならない問題です。

既存の外壁とのジョイント部分やサッシ周りに出てしまっている隙間には注意しなければなりません。

ひび割れ
左:サッシとコンクリートとの隙間   右:サッシ周りのひび割れ

お取引している会社様のご依頼で千曲市内のお宅に現調してきました。
色々とみてほしいと言われた中でも気になったのが外壁、しかも浴室です。
以前に浴室をリフォームしたそうですが、肝心の外壁がコンクリートの打ちっぱなし風になっていました。
よくみると細かいひび割れ(クラック)を確認する事ができます。
サッシ周りや既存の外壁との境目でひび割れ(クラック)が起こりやすくなります。
多くの場合は塗装されている事が多いですが、今回みたいなケースの場合に気を付けなければならないのはやはりひび割れ(クラック)の放置ではないでしょうか?
コンクリート表面に出ている幅が細いひび割れ(クラック)の場合は塗装する事で問題を解消する事ができますが、幅が広い場合は塗装で対策する事が難しいので、前もって補修をしなければなりません。
仮にこのまま放置した場合どのような事が起こるのか。
一番は湿気がサッシの隙間やひび割れの幅が大きな部分から常に入り続ける事です。
湿気が入り続ける事で下地に使用されている木材や断熱材がカビてしまう可能性があることです。
その他にはコンクリートの中性化という問題があります。
コンクリートはもともとがアルカリ性ですが大気中の水分は酸性になります。
そのためアルカリ性と酸性が結びつく事で徐々に中性に近づいていくのです。
中性に近づくとコンクリートの強度も低下していくので、将来的なコンクリートの剥離にもつながっていく恐れがあります。
ひび割れ(クラック)やサッシ周りの隙間を状態に合わせた補修作業を行います。
最終的には塗装にて仕上げをする事で今後湿気による影響を受けにくくなります。
浴室のリフォーム後、外壁が写真のような状態になっていることありませんか?
ひび割れ(クラック)やサッシ周りの隙間を放置していませんか?
これから冬を迎えます。
外からの冷気だけでなく、内部からの結露の影響をうけるでしょう。
建物の保護のためにも定期的な修繕をしなければなりません。

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