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2017/04/27
【長野市現調レポ】すが漏りの修理の費用・応急処置・業者選び方を解説!

「えっ…天井からポタポタ音がする」「シミができてる…」
そんなとき、真っ先に思い浮かぶのは「雨漏り」ですよね。
でも、冬場や雪が多い地域で発生する水漏れは、実は“すが漏り”という別の現象かもしれません。
すが漏りは雪の凍結・融解が原因で屋根から水が侵入してくる冬限定のトラブル。
雨漏りと似ているため見分けにくく、修理を後回しにしてしまうと、建物の劣化やカビの発生に直結する危険もあります。

この記事では、
・すが漏りの修理方法と注意点
・修理費用の目安と保険活用のポイント
・緊急時の応急処置
・修理業者選びのコツまで、わかりやすく解説します。

目次

「すが漏り」とは?

すが漏りは「雪解け水」が屋根のすき間から侵入する現象

すが漏りとは、屋根の積雪が日中の太陽光で溶け、夜間の冷気で再凍結することで排水経路がふさがれ、行き場を失った水が屋根の内部に浸入する現象です。
屋根に穴やひびがなくても、屋根構造や断熱不足が原因で発生するため、見た目では判断しづらく、雨漏りと混同しやすい点に注意が必要です。

雨漏りとの違いを比較してみよう

項目雨漏りすが漏り
主な原因屋根材の破損、シーリング劣化雪の凍結・解凍による水の滞留
発生時期年中冬季限定(寒冷地中心)
特徴雨が降った日に発生雪の日や晴れた冬の日に発生
修理対象屋根の破損箇所・防水層屋根構造・断熱・排水経路など

すが漏りの修理方法|まずは原因の特定から

1. 修理は「雨漏り修理業者」に依頼すべき

すが漏りは見た目が雨漏りと似ているため、雨漏り修理に対応している専門業者に依頼するのが一般的です。
特に、寒冷地での実績がある業者なら、すが漏りの特性に詳しく、的確な原因調査と再発防止策が期待できます。

2. 修理の基本は「原因箇所の特定と補修」

すが漏りの修理は、まず原因となっている屋根の部分や断熱不良を特定することからスタートします。

代表的な修理内容

屋根の防水シート(ルーフィング)の交換

すが漏りは、屋根に積もった雪が部分的に溶けて屋根内部に逆流することで発生します。
このとき重要なのが屋根内部の防水層、つまり「ルーフィング」。これが劣化していたり、施工不良があると、水が下地に浸み込み、天井や壁に漏水が起きます。
防水シートを高性能なものに張り替えることで、すが漏り対策の基本をしっかりと築くことができます。

断熱材の補充・入れ替え

屋根裏や天井部分の断熱材が不足していたり、隙間があったりすると、屋根の表面温度にムラが生じ、すが漏りの原因になります。
断熱性能の高い材料に入れ替えたり、不足部分を補充したりして、屋根裏の温度差を抑え、雪の「不自然な溶け方」を防ぐことが重要です。

屋根材の張替えやつなぎ目の処理

屋根材自体が劣化している場合は、部分的な張り替えやコーキング処理も検討されます。
特に、板金の継ぎ目や瓦の接合部に隙間があると、そこから水が入り込み、すが漏りが再発しやすくなります。
屋根全体の状態を見て、部分補修か全張り替えかを判断します。

軒先の排水経路の見直し

氷ができやすい軒先は、排水がスムーズに行われないと水が逆流してしまうポイントです。
雪止め金具の位置を変えたり、軒先にヒーターを設置したり、雨樋の勾配や詰まりを見直すことで、スムーズな排水と凍結の防止を図ることができます。

【補足】

一時的な応急処置では根本解決になりません。
再発を防ぐには、屋根裏の構造や断熱対策も視野に入れた修理が必要です。

すが漏り修理の費用相場と内訳

修理費用の目安は10万~30万円が一般的

すが漏りの修理費用は被害の大きさや建物の構造によって異なりますが、おおよそ10万〜30万円前後が目安とされています。

費用内訳の例

修理内容費用目安補足説明
屋根の一部補修(板金工事など)5万円〜15万円水の侵入箇所が特定できる場合
断熱材の追加・補修5万円〜10万円小屋裏・天井裏への断熱施工
防水シートの貼り替え10万円〜20万円範囲によって大きく変動
調査費・足場設置費3万円〜10万円足場が必要な高所作業の場合、別途加算されることも

屋根の一部補修(板金工事など)5万円〜15万円

水の侵入口が明確に特定できている場合、最小限の補修で対応できるケースです。
たとえば板金の継ぎ目や棟板金の浮き、雪止め金具のまわりからの浸水など、局所的な修理で済むなら比較的安価に収まります。
ただし、見えない場所に広がりがあると、想定よりも高くなる場合もあるため注意が必要です。

断熱材の追加・補修 5万円〜10万円

天井裏や小屋裏の断熱材が不足していたり、隙間が生じていることで温度ムラが起き、屋根の一部だけが溶けてすが漏りにつながることがあります。
このような場合は、断熱材の補充や入れ替えを行い、屋根の内側から根本対策を施します。
作業場所の広さや断熱材の種類によって費用が変動します。

防水シートの貼り替え 10万円〜20万円

屋根の下地である防水シート(ルーフィング)の劣化や破れがすが漏りの原因になっている場合、部分または全体の貼り替えが必要です。
施工範囲が広がると費用も高額になりやすく、特に屋根材を一度剥がす必要がある場合は、作業工数が大きくなります。

調査費・足場設置費 3万円〜10万円

高所作業や屋根の詳細な調査には、安全確保のため足場が必要になることもあります。
その際は足場設置費用や、赤外線カメラを用いた雨漏り診断の費用が別途発生します。
診断だけで費用が発生する業者もあるため、事前の見積もりで確認しておくと安心です。

火災保険が使えるケースもある!

可能性は高くありませんが、すが漏りの原因が「自然災害(大雪・暴風雪など)」と判断される場合、火災保険で修理費用の一部または全額が補償されることもあります。

【補足】

・修理前に必ず保険会社に連絡して写真撮影・現場確認をしてもらいましょう
・保険の対象になるかは、加入内容や経年劣化の有無によって異なります

すが漏りが起きたときの応急処置

まずは「水の被害を最小限に抑える」ことが大切

すが漏りを発見したら、まず室内の被害が広がらないよう、以下のような応急処置を行いましょう。

応急処置の方法

・バケツや洗面器を設置する:水滴が落ちる場所に置いて床濡れを防止
・タオルや雑巾をあてる:天井や壁が濡れた部分に当てて拡散を防ぐ
・濡れてはいけない家具は移動:カビや腐食リスクから守るため
・電気配線の近くではブレーカーを落とす:漏電や火災を予防

あくまで「応急処置」!根本修理は早めに業者へ

応急処置をしただけで安心してしまうのはNG。
すが漏りは再発しやすいため、必ず専門業者に調査を依頼し、早期に修理しましょう。

修理時の注意点|物件の種類で対応が変わる

賃貸物件の場合の対応

賃貸住宅で天井から水が漏れてきた場合は、勝手に修理を依頼せず、必ず大家さんや管理会社に連絡を取りましょう。
通常、建物の修繕費用は貸主側の負担となります。

分譲マンションの場合の対応

マンションの場合は、専有部と共有部のどちらが原因かによって対応窓口が異なります。

・専有部が原因の場合
自己負担・自分で修理依頼
それでも、管理組合や管理会社に相談してみましょう。

・共有部が原因
管理組合が対応・修理手配

判断が難しいときは、まず管理組合や管理会社に相談しましょう。

修理後すぐに再発したら?業者への再連絡を

修理をしても短期間でまた漏れてきた場合は、施工ミスや原因の見落としがあった可能性があります。
その際は、すぐに業者へ再連絡を。
保証期間内なら無償で対応してもらえるケースも多いので、契約書や保証書の保管は必須です。

すが漏り修理業者を選ぶ際のポイント

1. 実績が豊富な業者を選ぶ

すが漏りは特殊な事例が多いため、施工実績が豊富な業者ほど信頼性が高いです。
ホームページで事例が紹介されていたり、口コミ評価が高い業者はチェックしましょう。

2. 調査費用・見積もりが明確かどうかを確認

「無料調査」とうたいつつ、後から高額請求されるケースもあるため、事前に調査費や追加費用の有無を明確に提示してくれる業者を選ぶと安心です。

3. 火災保険の申請サポートがある業者もおすすめ

保険活用をサポートしてくれる業者なら、申請書類の準備や写真撮影のアドバイスも受けられ、自己負担の軽減にもつながります。

すが漏りは「雨漏りと同じ対処」では不十分!

すが漏りは、放置しておくと建物内部の断熱材や木材が腐食し、修理費用が倍増するリスクもあります。
そのため、「あれ、水漏れ?」と思ったら、早めに正しい対応を取ることが大切です。

最後におさらい!すが漏り修理のポイント
・修理は「雨漏り業者」に依頼するのが基本
・修理費用は10万〜30万円が目安。火災保険が使える場合も
・応急処置で一時対応し、再発防止には断熱対策も視野に
・賃貸やマンションは管理者へ連絡してから行動を
・実績豊富で見積もりが明確な業者を選ぶ
冬の水漏れは“雨”だけじゃない。
「すが漏り」という“見えないリスク”に気づけるかどうかが、家を守る分かれ道になります。
「もしかして…?」と思ったら、早めに専門業者へ相談してみましょう。

雨漏り調査も自然災害による保険工事も!まずはご相談ください

雨漏り調査をはじめ。雪害などの保険も対応してきました。
まずはしろくまペイントにご相談ください
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