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2017/04/01
【長野市施工レポ】DIYでもできる窓ガラスフィルムの貼り方・剝がし方を解説

「西日が強くて夏は室温がグングン上がる」
「外からの視線が気になるけどカーテンで部屋が暗くなるのはイヤ」
「10年前に貼ったフィルムが黄ばんで気泡まで……でも自分で張り替えるのは難しそう」
こんなお悩み、意外と多いのではないでしょうか?
窓ガラスフィルムは遮熱・断熱・目隠し・防犯とマルチに活躍する便利アイテムですが、正しい貼り方・剝がし方を知らないとシワや浮き、糊残りでかえってストレスを増やしてしまうことも。
本記事では、初めてでも失敗しにくいDIY手順のコツから、業者に頼む場合の料金目安・選び方、そして貼替え時期の判断基準までを解説します。
読み終えるころには、あなたの窓フィルム計画がスムーズに進むはずです!

DIYでもできる!窓ガラスフィルムの正しい貼り方

フィルム貼りの基本手順と“失敗しない三大ポイント”

窓フィルム貼りでいちばんの敵は「ホコリ」と「気泡」。
作業前のガラス清掃とたっぷりの水溶液スプレーが仕上がりを大きく左右します。
以下の流れを守れば、初心者でも比較的きれいに貼ることが可能です。

ガラス面の清掃

フィルムを貼る前に、**ガラス面を徹底的に掃除することが何より大切です。
ホコリや油膜が残っていると、フィルムが浮いたり密着せず、貼ったあとに気泡や白濁ができる原因になります。
ガラスクリーナーや中性洗剤で油分や手垢を落とし、マイクロファイバークロスなど毛羽立たない布でしっかり拭き取りましょう。
サッシの隅やゴムパッキンの溝には意外とホコリがたまっているので、歯ブラシなどで丁寧に掃除しておくのもポイントです。

フィルムの事前カット

フィルムは、いきなりピッタリのサイズにカットするのではなく、上下左右に1cm程度余裕を持たせてカットしておくのがコツ。
この理由は、貼り付け後に実際のガラスの縁に合わせて切りそろえることで、ズレがなく、端まできれいに仕上がるからです。
事前にメジャーでガラス寸法を測り、平らな場所でゆっくりとフィルムを切ると失敗しにくくなります。
カッターや定規を使ってまっすぐカットできるようにしましょう。

石けん水をたっぷり噴霧

フィルム貼りで欠かせないのが、中性洗剤をほんの少し加えた「石けん水」。水1リットルに対し、台所用洗剤を1~2滴加えてスプレーボトルに入れます。
これをガラス面とフィルムの粘着面の両方にたっぷりスプレーすることで、滑りがよくなり、位置の微調整がしやすくなります。
水分が少ないと一発で位置を決めなければならず、気泡も入りやすくなるため、“たっぷり吹く”が基本です。
作業中も必要に応じて何度かスプレーしましょう。

位置決めと仮貼り

石けん水を使ってガラス面にフィルムを乗せたら、指で軽く滑らせながら位置を調整します。
フィルムは水の膜の上をすべるため、ピタッとした貼り付け前にしっかりと場所を決められるのがポイントです。
クレセント錠(窓の鍵)がある場合は一時的に閉めておくと、窓が動かず作業しやすくなります。
ズレたまま圧着を始めてしまうと、やり直しが難しいので、このタイミングでしっかりと位置を合わせることが成功のカギです。

ヘラ&スキージーで圧着

フィルムの位置が決まったら、スキージー(またはヘラ)を使って気泡と水分を押し出します。
まずは中央から外側へ、次に上から下へと順番に作業しましょう。ポイントは、フィルムの表面にも石けん水を少量吹きかけておくこと。
これにより、スキージーが滑りやすくなり、フィルムを傷つけずに圧着できます。
スキージーは力を入れすぎず、均一に丁寧に動かすのがコツ。
大きな気泡はこの段階でしっかり抜いておきましょう。

余白カットと仕上げ拭き

圧着が完了したら、カッターで余分なフィルムをカットします。
ガラスの縁に沿って、45度くらいの角度で刃を立てるとスムーズに切れます。
定規をあてながら切ると、一直線に仕上がりやすく、見た目もグッとプロっぽくなります。
カット後は、端まで密着しているかを確認し、残った水分はキッチンペーパーやマイクロファイバークロスで軽く押さえるように拭き取りましょう。
この一手間で、仕上がりの美しさと長持ち度が変わります。

失敗しない三大ポイント

水溶液は“びしょびしょ”にする勢いでOK(位置調整と気泡防止)
窓フィルムを貼る際、もっとも大事なのが石けん水(中性洗剤を少量加えた水)の量です。
多くの方が「濡らしすぎたらダメなんじゃ?」と控えめにしてしまいますが、実は“多すぎるくらいがちょうどいい”のが鉄則。
ガラス面・フィルムの両方に、霧吹きで“びっしょびしょ”になるくらいスプレーしてください。
これにより、フィルムがスムーズに滑るため微調整がしやすくなり、気泡やホコリも巻き込みにくくなります。
水が少ないと、位置を合わせにくいうえ、あとから気泡が抜けずに仕上がりに差が出ます。
ためらわず、たっぷり使いましょう。

スキージーは“中央→外側”“上→下”の一方向で押し出す。

位置が決まったら、スキージーでフィルムを圧着していきますが、この時に最も重要なのが「動かし方」です。
基本は「中央から外側へ」「上から下へ」と一方向に動かすこと。
往復させるような動きは、押し出した水や空気が戻ってしまい、気泡が残る原因になります。
まずはフィルム中央にスキージーを当て、外側へ向けてまっすぐ押し出すイメージで作業しましょう。
上から下への順番も大切で、水が重力で自然に下がるのを利用しながら効率よく圧着できます。
丁寧かつリズムよく、一定方向に押し出していくことが、美しく均一な仕上がりのコツです。

薄いフィルムは力を入れ過ぎず、道具を濡らして滑らせる

UVカットフィルムや断熱タイプのフィルムは、意外と薄くて繊細なものが多く、力を入れすぎると簡単に伸びたり破けたりしてしまいます。
特にヘラやスキージーで圧着する際、「しっかり押さえたい」という気持ちからつい力が入りがちですが、ここはぐっと我慢。
フィルム表面やスキージー自体に水をスプレーして“滑らせるように”やさしく作業するのがコツです。
道具の滑りが良ければ少ない力でもしっかり水分が抜け、フィルムへの負担を最小限に抑えつつ、仕上がりも均一で美しく整います。
「優しく、でもしっかり」は、薄手フィルム施工の基本中の基本です。

フィルム選びの基礎知識

用途別おすすめとNGガラスを知ろう

目的推奨フィルム例期待できる効果貼れないガラス例
遮熱・断熱低放射(Low‑E)タイプ冬は暖気を逃さず夏は日射をカット網入りガラス※熱割れ注意
目隠し・意匠すりガラスタイププライバシー確保・デザイン性アップヒビの入ったガラス
UVカット紫外線99 %カットタイプ家具・床の日焼け防止、肌トラブル軽減複層ガラスの内面(結露原因)
防犯・飛散防止厚手ポリエステル層タイプガラス破り遅延・地震時の飛散抑制曲面ガラス

※網入りガラスに遮熱タイプを貼ると、熱応力で「熱割れ」するリスクがあります。心配な場合は販売店や業者に相談を。

古いフィルムは10年が交換目安!

プロが教える“きれいに剥がす”ための手順と道具選び

窓ガラスフィルムは、耐用年数が平均で8〜10年程度とされており、劣化が進むと黄ばみやヒビ割れ、粘着力の低下などが発生します。
こうなると遮熱・UVカットといった本来の性能が大きく落ちていることが多く、見た目も機能もガタ落ちに。
貼り替えを検討するタイミングでは、まず「どう剥がすか」がとても重要になります。
以下にプロも実践する、効率的かつガラスを傷めない剥がし方をご紹介します。

剝がし作業のフローチャート

角を起こす

剥がし作業は、まずフィルムの端を少し浮かせるところから始まります。
マイナスドライバーの先端やカッターの刃先を使い、フィルムの角を数ミリだけ持ち上げるのがコツ。
このとき、ガラスに対して鋭角に差し込まず、刃を寝かせるようにして優しくすくい上げるイメージで行うと、ガラス面を傷つけにくくなります。
浮かせたフィルムは指でつまんで、ゆっくりと均等に引っ張るようにめくると、その後の工程がスムーズに進みます。

洗剤液を注入

フィルムの粘着面とガラスの間に、薄めた中性洗剤(石けん水)をスプレーでしっかり吹き込むことで、粘着剤がふやけて剥がれやすくなります。
市販のガラス用クリーナーでも代用可能ですが、水1リットルに対して食器用洗剤を1〜2滴入れた自作の石けん水が経済的かつ効果的。
この工程をサボると、フィルムが途中でちぎれたり、ベタベタの糊が残りやすくなったりと、後処理が大変に。
作業前にしっかり吹きつけて、数分置いてなじませてから剥がすのがポイントです。

短冊カットで分割

全面を一気に剥がそうとすると、腕に負担がかかり、フィルムも途中で破れやすくなります。
そこでおすすめなのが、10〜15cm幅の“短冊状”にフィルムを縦カットしてから剥がす方法。
カッターでスジを入れたら、それぞれを1枚ずつ順番に剥がすことで、力を均等にかけやすく、無理なく作業が進められます。
また、フィルムの劣化が進んでいて途中で裂けやすい場合にも、この分割方式なら少しずつ丁寧に剥がせるため、きれいに仕上がりやすくなります。

スクレーパーで糊除去

フィルムを剥がした後に残るのが、頑固な粘着剤(糊)の跡。
これは放っておくとホコリが付きやすく、新しいフィルムがきれいに貼れなくなる原因にもなります。
粘着剤は、スクレーパーを使って45度程度の角度で刃を寝かせながら、やさしく削ぎ落とすのが基本。
あくまで“こそげ取る”感覚で、力任せに引っかくとガラスに細かい傷が入るため要注意。
糊が固い場合は、ドライヤーの温風を当てて柔らかくしてから作業すると、効率もぐんと上がります。

仕上げ清掃

糊をきれいに除去できたら、アルコール入りのガラスクリーナーでガラス全体を丁寧に拭き上げます。
特に角や縁の部分は、見えにくい糊残りが残っていることが多いため、ワイパーやスクイジーを使ってしっかり確認&拭き取りを。
クリーナーは乾いた柔らかい布で仕上げると、拭き筋も残らず、次のフィルム貼りにベストな状態を作ることができます。
この仕上げ清掃まで丁寧に行うことで、作業全体の完成度がぐんとアップします。

※ケガ・傷防止の注意点
ドライバーやスクレーパーは刃物。ガラス面と平行に動かし「押す」のではなく「削る」感覚で。軍手と保護手袋推奨。

剝がしを業者に頼むといくら?

難易度別・料金早見表

1㎡あたりの目安単価フィルム状態糊残りの程度
1,000〜2,000円普通のサンシェードフィルムほぼ残らず簡単に剝離
2,000〜4,000円フィルムは剝がれるが糊が半分残るスクレーパー作業が必要
3,000〜5,000円メッシュ・着色タイプツブ状の糊が全面に残る
4,000〜6,000円経年劣化でパリパリに硬化糊残り+フィルム破砕
4,000円以上350 µm超の防犯フィルム厚み&強粘着で超難作業

別途出張費(5,000〜8,000円前後)やガラス清掃費が掛かるケースも。
見積もり時に「総額」を必ず確認しましょう。

失敗しない業者選び5つのチェックポイント

内訳が明瞭か

信頼できる業者は、見積書の中で「フィルム剝がし」「ガラス面清掃」「フィルム貼り替え」など、各作業の費用を明確に分けて記載しています。
一方で、すべてを「窓フィルム施工一式」とひとまとめにしている場合、内容の省略や不要な上乗せがある可能性も。
また、追加作業が発生した際に「これは別料金」と言われるトラブルも少なくありません。
作業ごとの工程が明示されているか、施工範囲が曖昧でないかを見積段階で確認することが、安心の第一歩です。

施工実績

フィルム施工と一口に言っても、「遮熱」「UVカット」「飛散防止」「防犯」「プライバシー確保」など、目的に応じて選ぶべきフィルムの種類や貼り方が変わってきます。
そこで注目したいのが、業者の施工実績。
信頼できる業者であれば、目的別の施工事例写真や、使用したフィルムの種類・効果などを丁寧に紹介してくれるはずです。
実際の仕上がりを見れば、技術力・提案力・経験値のすべてが一目でわかります。SNSやホームページで事例を確認しておくとより安心です。

保証期間

施工後しばらくしてから、「フィルムが浮いてきた」「端から剝がれてきた」といったトラブルが発生することもあります。
こうした問題に対して、しっかり保証制度を用意しているかどうかも業者選びの大事な判断基準です。
特に、1〜3年程度の「施工保証」や「無償手直し対応」があるかどうかは要確認。
逆に、保証内容がまったく説明されない、または「施工後は自己責任です」と言われる場合は要注意。契約前に、保証書や規定内容を確認しておきましょう。

ガラス破損保険

フィルム貼り作業中は、ガラスに強い圧力をかける場面があるため、稀にガラスが割れてしまう事故も起こりえます。
そんな万が一に備えて、信頼できる施工業者であれば、作業中の破損事故を補償する「賠償責任保険」に加入しているのが一般的です。
保険未加入の業者だと、破損時の修理代が自己負担になるリスクも。
契約前に「保険加入済みか?」「補償範囲にガラス破損が含まれるか?」を確認しておくと、トラブル時も安心して対応を受けられます。

フィルムメーカー認定

窓ガラスフィルムには、3M・リンテック・サンゲツなど、有名メーカーの製品が数多く流通しています。
こうしたメーカーは、製品性能を最大限に引き出すために、施工技術を一定水準以上に保った「認定施工店」制度を設けていることが多いです。
「3M認定施工IDあり」「リンテック施工パートナー」などの表示がある業者は、研修・技術審査をクリアしている証拠。
高品質なフィルムを正しく施工してもらいたい方は、メーカー認定の有無を確認するのが安心です。

Q&Aでサクッと解決!よくある疑問

疑問回答(要点)
冬でも貼れる?室温15 ℃以上ならOK。気温が低いと糊が硬化しにくく気泡が抜けないので、ドライヤーでガラスを軽く温めると作業性アップ。
網入りガラスに遮熱フィルムは本当に危険?網線が金属のため熱膨張率が違い、熱割れリスクが高い。貼るならメーカー適合品か、必ず熱割れ試算を。
貼った直後に白くモヤが…水溶液が完全に抜け切っていない「乳白現象」。通常は1〜2週間で透明に戻るので触らず放置。
余ったフィルムの保管方法は?糊面どうしを離して巻き、筒に入れて直射日光&高温多湿を避けて立て置き。2年以内の再利用が目安。

正しい手順と道具選びで“気泡ゼロ&糊残りゼロ”を実現しよう

・貼り替え目安は10〜15年。黄ばみ・浮き・糊焼けが出たら交換サイン。
・貼り作業は清掃と水溶液がカギ。ガラス&フィルム両面をびしょ濡れにする勇気が成功率を高めます。
・剝がしは短冊カット+温風+スクレーパーで腕力節約。糊残りは次の仕上がりを左右するので徹底除去。
・DIYが不安なら相見積もりで2〜3社比較。施工保証と総額表示のある業者を選べば後悔ゼロ。

窓フィルムは冷暖房費の節約や防災対策にも直結する“コスパ最強”リフォーム。
この記事を参考に、ぜひ快適&安全な住環境づくりにチャレンジしてみてください!

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