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2017/02/06
【現調レポ】鳥のフンを床からしっかり除去したい!安全に掃除する方法と感染症対策のポイント

ベランダやバルコニー、玄関先や駐車場といった屋外スペースに、気づけば鳥のフンがこびりついていること、意外と多いですよね。
見た目の不快感だけでなく、放置しているとニオイや衛生面の問題にも発展しかねません。
さらに、乾燥して風で舞い上がった鳥のフンを吸い込むと、感染症を引き起こすリスクがあるというから、尚更気が抜けません。
本記事では、床に付着した鳥のフンを安全かつ確実に取り除く方法や、掃除時の注意点、感染症対策などを分かりやすくまとめました。
マスクや手袋の着用からふやかし方のコツまで詳しく解説するので、鳥のフン対策でお困りの方はぜひ参考にしてください。

なぜ鳥のフンをそのままにしてはいけない?

外に落ちている鳥のフンを見つけても、「自然に雨で流れるだろう」「ちょっと見た目が悪いだけだし」と軽く考えて放置してしまう方は多いかもしれません。
しかし、鳥のフンを放置すると、思わぬ感染症リスクや臭いトラブルを招く可能性があります。
ここでは、鳥のフンをそのままにしておくことで起こり得る主なリスクについて、分かりやすく紹介します。

1. 感染症リスク

鳥のフンには、病原菌や寄生虫が含まれていることがあります。
乾燥が進むとフンは粉末状になり、風や人の歩行などで舞い上がった際に吸い込むと、呼吸器系の感染症を引き起こすリスクが高まるのです。
特に、小さなお子さんや高齢者、免疫力の低い方にとっては要注意と言えます。

2. 衛生面の問題

鳥のフンが付着していると、その部分に雑菌が繁殖しやすくなります。
さらに、悪臭を放つ原因にもなり、近隣住民とのトラブルに発展するケースも。
外観が損なわれるだけでなく、健康被害やコミュニティでの印象にも影響しかねません。

3. 床や素材のダメージ

酸性の鳥のフンは、床材や塗装面を傷める恐れがあります。
特にコンクリートや金属、タイルなどは放置するとシミや変色が生じやすく、素材そのものが劣化することもあるため、早めの対処が望ましいでしょう。

鳥のフン掃除で感染症予防!マスク・手袋の着用はなぜ必須?

鳥のフンには、多種多様な病原体が含まれている可能性があります。
乾燥して粉状になったフンが舞い上がると、ヒストプラズマ症やオウム病(クラミジア感染症)、クリプトコックス症など、深刻な感染症を引き起こすリスクがあります。
こうした病原体から身を守るためには、掃除時の正しい装備と対策が不可欠です。

マスクと手袋が必要な理由

・マスク
乾燥した鳥のフンが粉末状になって飛散した際に、口や鼻から吸い込むのを防止します。感染症予防だけでなく、掃除中の不快なニオイ対策にも有効です。

・手袋
直接触れることで、病原菌や寄生虫に感染するリスクを減らします。ビニール手袋や使い捨て手袋を用いれば、掃除後にすぐ処分できるため衛生的にも安心です。

これらの装備をすることで、万が一鳥のフンが舞い上がっても呼吸器や皮膚への影響を最小限に抑えられます。

鳥のフン掃除の具体的な手順

実際に鳥のフンを掃除する際には、事前準備から後片付けまで、いくつかのステップを踏むことで安全性と効率が格段にアップします。
以下に、鳥のフン掃除の基本的な流れをまとめました。

1. マスク・手袋・ゴーグルの装着

・マスクや手袋を必ず身につける
感染症や肌荒れを防ぐため、掃除前に準備を整えましょう。作業箇所が多い場合は、目を守るためにゴーグルの使用もおすすめです。

2. フンが湿っているか乾いているかを確認

状態対応策
乾いていないフン消毒用アルコールを吹きかけ、ペーパータオルなどで拭き取る
乾燥してこびりつき水やぬるま湯をかけてふやかしてから拭き取る

・乾いていないフンの場合
消毒用アルコールを軽く吹きかけてからペーパータオルで吸い取るように拭き取ると、細菌やウイルスを不活性化しながら掃除ができる。

・乾燥してこびりついている場合
乾いたフンは固くなっているため、水(ぬるま湯)をかけて柔らかくしてから拭き取るのが効果的。

3. 広範囲のフンを処理する場合

・濡らした古新聞を広げる
広い範囲にこびりついた場合、水をかけただけではふやけにくいことも。そんな時は、濡らした古新聞をフン全体に覆うように広げ、さらに上からぬるま湯をかけると一気に柔らかくなる。

・十分にふやけたら拭き取る
ペーパータオルや古新聞を使って、フンを丁寧に拭き取っていきましょう。使用後はビニール袋などにすぐ捨てると清潔感を保てます。

4. 最後にブラシで洗浄し、水気を拭き取る

・デッキブラシでこすり洗い
フンを拭き取った後も、微生物や汚れが残っている可能性があるため、水をかけながらデッキブラシでしっかりこすります。洗剤を使う場合は、素材に合ったものを選ぶと◎。

・デッキブラシを使ったあとは洗浄・消毒を
デッキブラシにも鳥のフンが付着する恐れがあるため、使用後はしっかり洗って乾かすか、使い捨てできるブラシを選ぶことをおすすめします。

・仕上げの水拭きや乾拭き
洗浄後に残った水分や洗剤を拭き取ることで、床の表面に汚れや臭いが残るのを防ぎ、再付着を抑制します。

鳥のフン掃除時の注意点

鳥のフン掃除は、ただ拭き取るだけでは不十分な場合があります。
感染症リスクを減らし、家や敷地の衛生環境を守るためにも、以下のポイントをしっかり押さえておきましょう。

放置は厳禁

鳥のフンは、見つけたらなるべく早めに処理することが原則です。
長時間放置してしまうと、水分が蒸発して乾燥し、フンが粉末状になって空気中に舞い上がりやすくなります。
これが呼吸器感染症やアレルギーの原因となる微生物や病原菌を含むことがあり、人体への影響が懸念されます。
特にペットや小さなお子様がいる家庭では、目に見えないリスクを避けるためにも、発見後できるだけ早めの除去が推奨されます。
ベランダ・玄関まわりなど、鳥が留まりやすい場所は定期的にチェックを。

洗剤選びに注意

鳥のフンはタンパク質や酸を含んでおり、時間の経過とともに床材や外壁にこびりついてしまうことがあります。
水だけでは落ちない場合、中性洗剤や専用クリーナーの使用が有効ですが、床や壁の素材によっては酸性・アルカリ性洗剤がダメージを与える場合もあります。
特に天然木や塗装された外壁材などは注意が必要です。
必ず目立たない場所でテストを行い、素材を傷めずに確実に落とせる洗剤を選ぶことが重要です。
市販のバードフン専用洗浄剤も選択肢として検討できます。

換気の悪い場所での掃除

屋根裏、ベランダ下、車庫などの換気が悪い場所でのフン掃除は、作業環境に特に注意が必要です。
乾燥した鳥のフンを掃除中にかき混ぜることで、粉じんが舞い上がり、吸い込んでしまうリスクが高まります。
この状態で作業をすると、オウム病やクリプトコッカス症など、鳥類由来の感染症にかかるリスクも増加。
必ず窓を開けて換気を良くし、可能であればマスクや手袋などの保護具を着用したうえで作業を行いましょう。
掃除機の使用もNG。
掃き掃除か湿らせた布でやさしく拭き取りましょう。

手洗い・うがいの徹底

鳥のフンに含まれるウイルスや細菌は、目に見えない微細な粒子で手や衣類に付着する可能性があります。
掃除を終えたら、手袋を外した後に石けんを使ってしっかりと手を洗うことが大切です。
特に爪の間や指の間など、汚れが残りやすい部分まで丁寧に洗浄しましょう。
また、作業中に吸い込んだ可能性のある病原菌を排出する意味でも、うがいもセットで行うのがおすすめです。
家庭での簡単な対策ではありますが、衛生管理を徹底することで、大切な家族の健康を守ることができます。

床材別の対策法

一口に「床」といっても、コンクリート・タイル・木材など素材はさまざま。
鳥のフンを除去する際に使用する道具や洗剤の相性が重要です。
以下の表を参考に、素材に合った対策を選びましょう。

床材洗浄方法注意点
コンクリート・水やぬるま湯でふやかし、デッキブラシでこすり落とす
・油汚れ用の中性洗剤や弱アルカリ洗剤も適度に使える
・強い酸性洗剤はコンクリートを傷める可能性がある
・仕上げのすすぎをしっかり行う
タイル・水やぬるま湯でふやかす
・タイル用洗剤でブラシ洗い
・目地の劣化に注意。強くこすりすぎると目地が剥がれる恐れあり
木材・水をかけすぎないように注意しつつ、必要に応じてサンドペーパーで軽く削る
・木材専用クリーナーも検討
・長時間水に浸すと木材が腐りやすくなる
・乾燥後、必要に応じて木部用の防腐剤や塗料で保護
金属(鉄板)・ぬるま湯+中性洗剤でふやかした後、ブラシでこする・サビやコーティングの剥がれに注意。研磨力の強いタワシなどは使いすぎない
石材(御影石など)・石材専用の中性洗剤を使用し、ブラシで優しくこする・酸性洗剤は石材を傷める恐れが大きい
・仕上げに汚れや洗剤残りがないよう十分にすすぐ

掃除後のアフターケア

鳥のフンを取り除いただけで安心してはいけません。
今後の再発をできるだけ防ぎ、床の美観や衛生状態を保つためのポイントを押さえておきましょう。

定期的な清掃と点検

鳥のフンは一度きれいに掃除しても、環境が変わらなければ再び同じ場所に落ちることがあります。
特に屋根の形状やベランダの出っ張り、手すりの構造によっては、鳥がとまりやすい“溜まり場”になっている可能性も。
そこで大切なのが、定期的にその場所をチェックし、少量のうちに早めに清掃することです。
日々のゴミ出しや洗濯物の取り込みといった生活の中に「目視チェック」を習慣化すれば、手間も減り、美観も保ちやすくなります。
月1回の丁寧な点検が、結果的に長期間の衛生維持につながります。
鳥が集まりやすい場所や屋根の形状によっては、繰り返しフンが落ちる可能性があります。こまめにチェックして、少量のうちに掃除を済ませると楽です。

鳥よけ対策の導入

清掃後の一番の理想は、「もうそこに鳥がとまらないこと」です。
そのためには物理的・視覚的・聴覚的な鳥よけ対策を検討しましょう。
たとえば、屋根の縁や手すりには「トゲトゲシート」、ベランダや室外機付近には「CDやアルミの反射材」「鳥の苦手な音や光を出すグッズ」などがあります。
最近では防犯目的も兼ねたセンサーライトや超音波式の忌避機器も増えており、住宅になじむデザインの製品も豊富です。
「フン掃除と対策設置」のセットで再発を防ぎ、快適な外まわり環境を維持しましょう。

仕上げのコーティングやシール

一度きれいにした床を「次に汚れてもすぐ落とせるようにする」ためには、床材に合った保護コーティングが非常に効果的です。
たとえば、タイルやコンクリートには浸透性の防汚剤、木部にはUVカット機能を備えた屋外用ワックスなどがおすすめです。
これにより、フンが直接素材に染み込むのを防ぎ、水拭きだけで落とせるようになるケースもあります。
また、目地や接合部にはシーリング材で目止めをしておくことで、汚れの入り込みを防ぐことができ、長期的なメンテナンス性が向上します。

鳥のフンは早めに掃除して健康・衛生・美観を守ろう

鳥のフンが床に付着しているシーンは日常的に起こり得るもの。
それでも、放置すれば感染症や悪臭、床材のダメージといった多くのリスクを伴うため、見つけた時には早めの除去が何より肝心です。

・マスクと手袋を着用し、乾燥したフンは水やアルコールでふやかす
乾燥したフンが粉末状になれば感染症の危険度が増すため、安全第一で作業を行いましょう。

・デッキブラシでこすり洗いし、最後はしっかりすすぐ
鳥のフンが付着していた部分に残る菌やニオイを低減。デッキブラシの清掃や消毒もお忘れなく。

・素材に合った洗剤・アフターケアで再汚染を防ぐ
コンクリート・木材・タイルなど、床材に応じた適切な製品選びと施工方法を取り入れるのがポイント。

こうした対策を取り入れておけば、鳥のフンによる健康被害や不快感を大きく軽減できます。
屋外スペースをいつでも清潔で快適な空間に保つため、ぜひ本記事を参考に適切な掃除手順を実践してみてください。
家族や来客が安心して過ごせる住環境づくりに、一歩近づけるはずです。

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