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日々の活動日記
【窓の下に茶色いスジ汚れ】見た目が気になる!その原因や落とし方、対策を完全解説!

施工地域 | 長野県長野市 |
施工場所 | 戸建て住宅 |
施工内容 | |
目的 | |
施工経緯 | ホームページからのお問い合わせ |
使用材料 |
「外壁の窓周りに黒っぽい、茶色っぽい筋ができている…」
「掃除してもまたすぐ汚れるし、なんでこんなところだけ目立つの?」 そんな経験、ありませんか?
実はその汚れ、“雨だれ”と呼ばれる現象で、外壁の見た目を一気に古く、くたびれた印象にしてしまいます。
しかも、放置すると外壁材や塗膜の劣化を早め、最終的には補修工事が必要になることもあるんです。
この記事では、外壁の窓周りにできる雨だれの原因から、正しい掃除方法、予防策まで、外壁をキレイに保つための知識をまとめて解説します。
目次
雨だれとは?外壁に筋状の汚れができるメカニズム
茶色い筋の正体は「雨水が運んだ汚れ」
外壁にスーッと伸びる茶色い筋汚れを見かけたことはありませんか?
これは、いわゆる“雨だれ”と呼ばれる現象で、見た目の印象を悪くするだけでなく、外壁の防汚機能が落ちてきているサインでもあります。
雨だれの汚れは、ただの水の跡ではありません。
空気中の汚れや粉塵が、雨によって洗い流されずに壁面に残ることで、茶色く筋のように定着してしまうのです。
特に目立ちやすいのが、窓の下や換気口の下、サッシまわりなど、水の流れが集中しやすい部分。
そこに以下のような汚れが付着することで、筋状のシミとなって定着していきます。
雨だれの原因 | 内容 | 備考 |
---|---|---|
ホコリ・排気ガス | 空気中の汚染物質が外壁に蓄積 | 特に車通りの多い地域で多い |
鉄分・泥分 | 雨水中に含まれる微粒子が外壁に残る | 茶色っぽいシミができる原因 |
サッシ周辺の形状 | 水が一点に集中して流れ落ちる | 窓下に筋汚れが発生しやすい |
ホコリ・排気ガス
空気中には目に見えない細かな粒子が含まれています。
車の往来が多い地域では、排気ガスに含まれる油煙や煤(すす)が外壁に蓄積しやすくなります。
これらの汚れは、雨が降るたびに外壁を伝って流れ落ち、乾いた後に線状の汚れ跡“雨だれ”となって定着します。
特に白や明るめの壁色では、この黒っぽいスジ汚れが目立ちやすく、美観を大きく損なってしまいます。
鉄分・泥分(赤サビ・微粒子)
もうひとつ、茶色く変色した雨だれの原因として多いのが、屋根材や雨樋の金属部から出るサビ成分や泥成分です。
雨水に含まれる鉄粉・泥埃などの微粒子が雨水と一緒に外壁を流れ落ち、茶色く変色して残るのです。
特に、屋根の軒先や雨樋の真下、トタン屋根のお住まいなどでは顕著に表れやすい傾向があります。
この赤茶色の汚れは、時間が経つと洗浄では落としにくくなるため、注意が必要です。
サッシや換気フードの構造
外壁の雨だれ汚れは、すべての面に均等に出るわけではありません。
特に目立つのが、窓の下や換気フードの真下、エアコンダクトの周辺など、「水の通り道」ができやすい部分です。
こうした部位では、雨水が一点に集中して流れ落ちるため、同じルートを雨が何度もたどることで、筋状の汚れが強く定着していきます。
放置すると、その部分だけ外壁が変色したり、素材表面が脆くなってしまうリスクもあります。
なぜ窓周りに雨だれが集中するの?
窓枠やサッシの角から、雨水が集中して滴り落ちることで、そこだけ水量が多くなり、流れた跡が乾いて残りやすくなります。
凹凸のあるデザインや、水切りがないサッシの場合は特に発生しやすい傾向があります。
雨だれを放置するとどうなる?
一見「見た目がちょっと汚れているだけ」に見える雨だれですが、時間が経つと除去が難しくなるだけでなく、外壁塗膜の劣化が進んでいる証拠でもあります。
そのまま放置すれば、以下のようなリスクが高まります。
汚れが染み込み、外壁材そのものが黒ずむ・変色する
雨だれ汚れの原因となる排気ガスや鉄分、微細な泥などは、時間が経つと塗膜をすり抜けて外壁材の内部へ浸透していきます。
特にサイディングやモルタル外壁では、素材が水分や汚れを吸いやすく、黒ずみや茶色の筋が定着してしまうことも少なくありません。
こうなると、通常の洗浄では落とすことができず、最終的には塗装の塗り替えが必要になるケースもあります。
湿気がこもりやすくなり、コケやカビの温床になる
雨だれが繰り返される場所では、水分が集中して流れるため、その部分の乾燥が遅れ、湿気がこもりやすくなります。
そこへ空気中の胞子が付着すれば、コケやカビが発生しやすい環境が整ってしまいます。
放置しておくと、外壁の内部に湿気が回り込み、下地の腐食やシーリングの劣化といった二次被害につながることも。
外観の清潔感も損なわれ、お住まい全体の印象が“古びて見える”原因にもなります。
塗装表面の撥水機能が落ち、防水性が著しく低下する
雨だれが目立つということは、塗装表面の撥水機能が弱まっているサインでもあります。
塗膜本来の防水性が保たれていれば、水分や汚れがすぐに流れ落ち、筋にはなりにくいのです。
つまり、雨だれが残るというのは、水や汚れが“とどまる”状態になっている証拠。
このまま放置すると、微細なひび割れ(ヘアクラック)から雨水が侵入し、内部構造の腐食や雨漏りリスクへと発展してしまう恐れもあるのです。
雨だれ汚れの正しい掃除方法とは?素材を傷めずに落とすコツ
外壁に適した洗剤と清掃方法を選ぼう
雨だれを落とすには、外壁材に適した洗浄方法を選ぶことが大切です。
間違った方法を使うと、外壁の塗膜を傷めてしまうリスクも。
基本の掃除方法
・中性洗剤を使ってブラシでやさしくこする:外壁専用の中性洗剤を使えば、塗膜を傷めにくく安心です。
・外壁専用クリーナーの使用:頑固な汚れには専用の雨だれクリーナーが効果的。
・高圧洗浄を使う場合は注意:水圧が強すぎると、外壁のひび割れから水が侵入し、内部の劣化を招く恐れがあります。
使用時の注意点
NGな掃除方法 | 理由 |
酸性・アルカリ性洗剤 | 塗膜を傷つけたり、変色させたりする可能性がある |
クレンザーや金属ブラシ | 外壁に傷がつき、防水性が低下するリスクがある |
雨だれを防ぐ!効果的な予防策まとめ
雨だれがつきにくい環境をつくるのがポイント
雨だれは一度発生すると、また同じ場所に繰り返し発生します。だからこそ、最初から「つきにくくする工夫」が大切です。
外壁材・塗料の選び方
対策 | 内容 | 効果 |
汚れにくい塗料の使用 | 親水性・防汚性のある塗料を選ぶ | 雨とともに汚れが流れやすくなる |
雨だれが目立ちにくい色を選ぶ | ベージュ・グレーなどの淡色系 | 茶色の筋汚れが目立ちにくい |
光触媒塗料を使用 | 紫外線と反応し汚れを分解 | 自然洗浄作用により汚れが付きにくい |
建材の工夫
・サッシの角に水切りを設置する:雨水を外壁から離して排水できるため、雨だれがつきにくくなります。
・水切り部材の後付けも可能:アルミ製やステンレス製の水切り金具で対応可能です。
外壁材別・雨だれへの対応方法
外壁の種類によって掃除・予防方法が異なる
外壁材の種類によって、使える洗剤や推奨される清掃方法が異なります。
以下の表を参考に、素材に合った対処法を選びましょう。
外壁材の種類 | 掃除方法 | 予防方法 |
窯業系サイディング | 中性洗剤・柔らかいブラシ | 防汚塗料・定期清掃 |
金属系サイディング | 専用クリーナー・撥水仕上げ | サビ防止塗装・水切り設置 |
モルタル壁 | 手洗いまたは低圧洗浄 | 光触媒塗装・外構の見直し |
タイル外壁 | タイル用中性洗剤 | 目地の防水処理・水はけ改善 |
雨だれは“放置しない”が鉄則!予防と早期対処で外壁を守ろう
外壁の窓周りにできる茶色い雨だれは、見た目を損ねるだけでなく、建物そのものの劣化にもつながる厄介な存在です。
雨水が運んでくる汚れの影響で、徐々に塗膜や建材の寿命が縮まってしまうことも。
「ただの汚れ」と軽視せず、早めの洗浄や、再発防止のための予防策を取り入れましょう。
塗料やサッシの工夫で雨だれ自体を防ぐことも可能です。
住まいの美観と寿命を守るために、窓周りの雨だれ対策、今すぐ始めてみませんか?
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