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2016/12/12
【長野市現調レポ】養生ってそんなに大事?塗装工事で欠かせない4つの理由とは?

目次

塗装しない部分の養生はしっかりと行う理由『長野市近郊の塗装お任せ下さい』

施工地域長野県長野市古牧
施工場所戸建て住宅『外壁塗装・軒天塗装・雨樋塗装・破風板塗装・霧除け塗装・水切り塗装・付帯部塗装・シーリング撤去打ち替え』
施工内容養生作業
目的塗装時に塗らない部分へ塗料が付かないようにする
施工経緯ホームページからのお問い合わせ
使用材料マスキングテープ・マスカー他

外壁塗装を検討していると、意外と見落としがちなのが「養生(ようじょう)」という工程です。
足場を組んだ後、いきなり塗装するわけではありません。
実は、塗装の仕上がりの美しさと安全性を左右するのが養生なんです。
「養生ってただビニールかぶせるだけでしょ?」と思われがちですが、実際は職人の技術が問われる繊細な作業。
今日は、そんな養生作業を行っています。

養生とは?外壁塗装における“縁の下の力持ち”

塗料の飛散を防ぎ、きれいな仕上がりを実現するために必要

養生とは、塗装しない部分をビニールやシートなどで覆って保護する作業のこと。
屋外では風によって塗料が飛び散りやすいため、周囲の環境をしっかり守るためにも欠かせません。

養生の主な4つの目的

養生は美しい仕上がりとトラブルのない工事のために欠かせない準備工程です、
塗装しない部分をビニールシートやマスキングテープなどで覆います。
一見地味な作業ではありますが、実はこの工程こそが、塗装の精度・現場の安全・ご近所への配慮を支える基礎となっています。
以下に、養生の主な目的をご紹介します。

目的内容
塗料の飛散防止窓や車、近隣住宅への塗料の付着を防ぐ
塗り分けの精度向上窓枠・外壁の境界ラインを美しく仕上げるためのマスキング
塗装現場の安全確保塗料や工具の置き場を整えることで作業中の安全性が向上
近隣トラブルの回避近隣の住宅や車などへの飛散事故を未然に防ぐ

塗料の飛散防止

外壁や屋根の塗装では、スプレーやローラーによる施工中に、細かい塗料の飛沫が発生します。
これが窓ガラス、ベランダの手すり、植木、車、または隣家の壁や窓などに付着してしまうと、大きなトラブルに発展する可能性があります。

養生を適切に施すことで、塗料の飛散を防ぎ、施工後に不要な清掃やクレーム対応を避けることができるため、非常に重要な工程です。
特に風の強い日などは、どれほど丁寧に塗っていても、飛沫が遠くまで飛ぶことがあるため、しっかりとした飛散防止が求められます。

塗り分けの精度向上

外壁と窓枠、軒天や破風板、基礎など、色が切り替わる部分を美しく仕上げるためには、境界ラインの正確なマスキング(テープ貼り)が欠かせません。
この養生によって、直線的でシャープな仕上がりが実現され、プロらしい完成度の高い見た目になります。

塗装の「上手・下手」は、実はこの塗り分けの精度=養生の丁寧さに大きく左右されると言っても過言ではありません。

塗装現場の安全確保

養生は美観だけでなく、現場の安全性向上にも役立つ工程です。
例えば、塗料が落ちてはいけない床面や通路には養生シートを敷くことで、滑り止めや作業エリアの明確化が図られます。
また、作業道具や塗料缶の設置位置も決めやすくなり、作業員の移動や作業がスムーズになるという効果もあります。

工事中に転倒・転落事故が起きないよう、現場の整理整頓を養生作業と並行して行うことは、安全施工の第一歩でもあります。

近隣トラブルの回避

外壁塗装では、自分の敷地内だけでなく、隣接する住宅や道路に塗料が飛んでしまうことも現実的なリスクとして存在します。
養生を徹底して行うことで、近隣の車や庭木、外壁への誤付着を未然に防ぐことができ、トラブルを防止できます。

また、養生ネット(メッシュシート)を足場全体に設置することで、飛散だけでなく粉じんやホコリの抑制にもつながり、
「きちんと配慮してくれる工事」としての印象アップにもつながるため、非常に重要なマナーのひとつです。

養生が必要な箇所とその理由

塗装しない場所が養生が必要

外壁塗装では、塗らない部分を正確に見極めて養生する必要があります。
うっかり塗料がついてしまうと、剥がしたり修復したりする手間と費用がかかるため、初めからしっかりガードすることが大切です。

主な養生対象とその理由

養生場所養生の理由
窓や玄関ドア周り塗料のはねや吹き付けのミストから保護。はみ出し防止。
エアコンの室外機塗料の飛散や汚れの付着を防ぐ。※換気への影響あり
給湯器や換気扇通気口を防がないように注意しながら養生。
植栽・鉢植え塗料や洗浄水が植物に付くのを防止。枯れるリスクもあるため要注意。
自動車・自転車車やバイクのボディに塗料が付くと高額修理の原因に。カーカバーで保護。
郵便ポスト・表札塗料で文字が見えなくなったり、固着してしまう可能性がある。

窓や玄関ドアまわり

窓ガラスや玄関ドアは、塗装対象ではないため、塗料の飛び散りやミストが付着しないように全面的にビニールで覆います。
特にスプレーやローラーでの塗装中は、細かい飛沫が無意識のうちに周囲に広がるため、養生が不十分だと塗料が付着してしまうことも。
また、塗り分け部分(サッシとの境目)ではマスキングテープを使用し、美しく直線的な仕上がりになるよう調整します。

エアコンの室外機

室外機の上面や側面は、塗料や高圧洗浄時の汚れが付着しやすいため、ビニールで覆って保護します。
ただし、換気や放熱が必要なため、前面の通気口は完全に塞がないよう注意する必要があります。
作業中にエアコンを使用する場合は、事前に使用可否の確認と調整が必要です。

給湯器・換気扇・通気口まわり

給湯器や換気扇は、通気や排気を行う重要な設備です。
この部分を密閉養生してしまうと、不完全燃焼や室内への逆流などの危険を引き起こす可能性があるため、「吸気・排気を妨げない範囲での部分的な養生」が基本となります。また、工事中は一時的に使用制限が必要になる場合もあるため、あらかじめお客様への説明と同意をいただいた上で対応します。

植栽・鉢植え・庭木

お庭の草木や鉢植えは、塗料や高圧洗浄水がかかると葉が傷んだり、最悪の場合は枯れてしまうこともあります。
そのため、近くの植栽には防水シートや不織布をかけて保護し、作業エリアに鉢がある場合は可能な限り移動をお願いすることもあります。
植物はデリケートですので、細心の注意を払って養生を行います。

自動車・自転車・バイク

お客様のお車や自転車は、高価な資産であると同時に、外に出ている時間も長く、塗料の飛散リスクが最も高い対象です。
車体に塗料が付着してしまった場合、再塗装が必要になるなど高額な修理費が発生する恐れがあります。
そのため、工事前には車用の専用カバーで保護するか、別の場所への移動をお願いする場合もあります。
敷地の状況に応じて、最適な対応をご提案いたします。

郵便ポスト・表札・インターホンなど

ポストや表札、インターホンは、塗料が付くと視認性が損なわれたり、文字やロゴが見えなくなったりするリスクがあります。
また、インターホンに塗料が入ると機械的なトラブルの原因にもなります。
これらの部分も、丁寧な部分養生で保護を行い、使用に支障が出ないよう配慮しながら施工を進めます。
養生は見た目の問題だけでなく、機能維持の観点でも重要な工程です。

養生の基本手順と使用道具

プロは「貼る・抑える・剥がす」すべてに熟練技術が必要

養生は塗装の前後に行う重要工程。施工内容や環境に応じて、適切な道具と方法を使い分ける技術が求められます。

養生の主な流れと使用資材

工程使用道具内容
1. 養生箇所の確認チョーク・マーカー養生対象となる範囲を明確にする
2. 養生材の設置マスカー(マスキングテープ+ビニール)・ブルーシート・カーシート・ネット窓・設備機器・足場周りなどを被覆
3. 貼り付け処理スクレーパー・ローラー風でめくれないよう密着させる
4. 塗装完了後に撤去カッター・手作業塗料が乾いてから丁寧に剥がす。剥がし跡が残らないよう注意

プロの職人は風向きや湿度も考慮して養生の種類・方向を決定することもあります。

養生に関する注意点|快適性や安全性への配慮も必要

養生は「ただ覆えばいい」わけではありません。住まいと生活のバランスを取る工夫が大切です。
外壁塗装の品質を高める一方、生活に一時的な不便を生じさせることもあるため、注意点を把握しておきましょう。

養生の主な注意点

養生をすると日常生活に少なからず影響を及ぼす可能性があるため、あらかじめ注意点を把握しておくことが大切です。
以下では、養生期間中によくある不便や配慮すべきポイントをご紹介します。

窓が開けられない・換気ができない

養生作業では、塗料の飛散を防ぐために窓や網戸の外側をビニールで覆う処理を行います。
そのため、養生が施されている間は窓の開閉や換気ができなくなってしまうケースがほとんどです。

特に夏場は、室内が蒸し暑くなりやすく、エアコンを使用しない部屋では不快感が出やすいため、
◆事前に換気時間を決める
◆工事前に必要な換気場所を相談する
など、生活リズムに合わせた対応を業者と調整しておくことが大切です。

室外機が使えない可能性がある

エアコンの室外機も、塗料の飛散や汚れを防ぐために養生シートで覆われることがあります。
このとき、通気口を完全にふさいでしまうと、エアコンの動作不良や過負荷による故障のリスクが生じます。
通常は、使用予定を事前に伝えていただければ、放熱のための空気の流れを確保した“部分養生”に対応することも可能です。
「この部屋のエアコンはどうしても使いたい」など、事前にご相談いただければ、柔軟に調整いたします。

ガス設備や給湯器の使用制限

ガス給湯器やガス栓まわりは、安全性の観点から養生の仕方に細心の注意が必要な箇所です。
養生で排気口や空気取り込み口がふさがれてしまうと、一酸化炭素の逆流や不完全燃焼のリスクがあり、
一時的に使用を中止していただく必要がある場合もあります。

そのため、
◆「お風呂は何時頃までに使いたいか」
◆「日中は不在なので制限して構わないか」
など、ご家庭の使用状況を踏まえた事前の打ち合わせが重要です。

植物が枯れるリスク

お庭の植栽や鉢植えは、塗料の飛散防止や洗浄時の水濡れ対策として養生シートで覆いますが、長時間日光や風を遮ると、植物が弱ったり枯れてしまうことがあります。
特に夏場の直射日光や高温になる時期は、熱がこもってしまい思わぬダメージになるケースも。

そのため、
◆鉢植えはなるべく屋内や日陰に移動しておく
◆地植えの植栽には通気性のある不織布などでカバーする
といった対応を行うことで、植物への負担を軽減できます。
必要に応じて、業者側で日よけネットの設置などにも配慮いたします。

外壁塗装で養生を怠るとどうなる?リスクと失敗例

「養生が甘かっただけで塗装全体が台無しに…」
養生をおろそかにすると、見た目の仕上がりだけでなく近隣トラブルや追加費用のリスクまで発生します。

養生不足によるトラブル例

養生の、一手間が工事全体の信頼性や近隣との関係性を守る非常に重要な工程です。
ここでは、養生が不十分だったことで実際に起きうるトラブルの具体例を紹介します

トラブル内容発生原因結果
近隣の車に塗料が飛んだ飛散防止ネット不使用クレーム+クリーニング代請求
ドアの開閉部に塗料が固着養生の不徹底開閉不良・再塗装
植物が変色・枯れる養生の長期化・通気不足景観損失・住人の不満

近隣の車に塗料が飛んだ

【発生原因】飛散防止ネットや車両カバーの不使用
塗装中のスプレーやローラーのミストが風に流され、隣家の車に付着してしまったケースです。
とくに外構と隣地が近い都市部や、車通りの多い場所では風向きや気温によって想像以上に遠くまで飛散することがあります。

【結果】クリーニング費や再塗装費用の請求、近隣からのクレームにつながり、信頼を失う原因となります。
このような事態を防ぐため、塗装作業前には必ず飛散防止ネットやカーカバーを設置し、必要に応じて車の移動をお願いするのが基本です。

ドアの開閉部に塗料が固着

【発生原因】扉やサッシ周りの養生不徹底・開閉機構への配慮不足
養生が雑なまま塗装を行うと、ドアのヒンジ部分やレール、パッキンに塗料が入り込み、動きが悪くなったり固まってしまうことがあります。

【結果】開閉不良による生活の不便や、再塗装・機構部品の交換が必要になることも。
特に玄関ドアやサッシは毎日使用する場所であり、ちょっとした不具合でもストレスが大きくなります。
しっかりした業者は、こうした可動部のマスキングと、開閉確認の配慮を欠かしません。

植物が変色・枯れてしまった

【発生原因】長期間の通気不良や過度な遮光、養生資材の選定ミス
外壁近くの植物に防水ビニールをかけたまま数日間直射日光が当たると、熱がこもり根腐れや葉焼けが発生することがあります。
また、洗浄水や塗料が付着すると変色や枯れの原因になる場合もあります。

【結果】住人の大切にしていた植木が枯れてしまい、感情的な不満が残るケースも。
景観の一部でもある植栽に対しては、通気性のある不織布を使用したり、遮光・水分の管理に注意を払う必要があります。

養生は“美しい仕上がりと安心”をつくる見えない主役

外壁塗装の養生は、単なる準備作業ではありません。家の美観を守り、生活への影響を最小限にするための非常に重要なステップです。

養生の重要ポイント
◆養生は塗料の飛散防止・仕上がり精度向上・近隣トラブル防止に必須
◆養生対象は窓・玄関・エアコン・車・植木・ポストなど多岐にわたる
◆養生中はエアコンや換気が使えないこともあるため、事前の説明が重要
◆養生の質で塗装全体の仕上がりや評価が左右される
外壁塗装の成功ために、見えないところにこそ注目して丁寧な施工をしているか確認してみてください。

長野市古牧地区について

面積約6.6k㎡
人口 約26,000人
世帯数 約16,000世帯

長野市にある古牧地区は明治22年に、西尾張部・南長池・平林・東和田・西和田・高田・三輪の一部が合併して古牧村となったそうです。
長野市に編入したのは大正12年となっています。
地域では、広く呼ぶ場合には古牧地区とも呼ばれますが、現在も西尾張部・南長池・平林・東和田・西和田・高田・三輪との呼ばれ方が一般的です。

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