しろくまコラム SHIROKUMA COLUMN
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コラム
外壁工事の種類とそれぞれの特徴・費用・選び方まで解説!

家の外観と耐久性を守るうえで欠かせない「外壁工事」。
しかし、いざリフォームを検討しようとすると、「塗装?張り替え?重ね張り?」といった疑問に直面する方も多いのではないでしょうか。
この記事では、外壁工事の代表的な種類とそれぞれの特徴・選び方を、初心者にも分かりやすく徹底解説します。
費用や業者選びのポイントも紹介しているので、外壁のリフォームを検討中の方はぜひ参考にしてください。
外壁工事の種類は大きく分けて4つ!目的や劣化状況に応じて選ぼう
外壁工事には主に「塗装工事」「補修工事」「重ね張り工事(カバー工法)」「張り替え工事」の4種類があります。
それぞれ工事の内容や目的、施工タイミングが異なるため、自宅の状況や予算、将来設計に合わせて最適な方法を選ぶことが重要です。
工事の種類 | 内容 | 費用目安(30坪) | 対象となる状態 |
---|---|---|---|
塗装工事 | 外壁を再塗装する | 約60万~100万円 | 色あせ、小さなヒビなど |
補修工事 | ひび割れや目地を補修 | 数万円~30万円程度 | 部分的な劣化 |
重ね張り工事 | 既存外壁に新たな外壁材を重ねる | 約120万~180万円 | 広範囲の劣化 |
張り替え工事 | 古い外壁を撤去し新しく張り替える | 約150万~250万円 | 劣化が深刻な場合 |
【塗装工事】外壁の美観と防水性を取り戻す、最も一般的なメンテナンス方法
塗装工事は、既存の外壁材をそのままに、表面を新しい塗料で塗り直す作業です。
経年劣化による色あせや小さなひび割れなどが見られる場合に行われ、美観の回復とともに防水性を保つ役割があります。
こんな方におすすめ
外壁が10年前後経過している
外壁の色あせや汚れが気になる
大規模リフォームまでは必要ないがメンテナンスはしたい
塗装工事で使われる主な塗料
シリコン塗料:コストと耐久性のバランスが良い(耐用年数10~15年)
フッ素塗料:高耐久・高価格(耐用年数15~20年)
ウレタン塗料:安価だが耐用年数が短め(耐用年数5~8年)
【補修工事】小さなひび割れやシーリング劣化を放置しないために
補修工事は、ひび割れや目地(コーキング・シーリング)の劣化など、部分的なダメージに対応する工事です。
外壁塗装とセットで行うことも多く、建物内部への雨水の侵入を防ぐ役割があります。
補修が必要なサイン
壁に細かいひび(ヘアクラック)がある
シーリング材が痩せていたり、剥がれていたりする
雨漏りや結露がある
補足: 小さなひびでも放置しておくと、雨水の侵入で壁内部が腐食したり、カビの原因になったりします。
外壁の寿命を延ばすためにも、早めの対処が肝心です。
【重ね張り工事(カバー工法)】外壁の劣化が進んだ場合のコストを抑えた選択肢
重ね張り工事(カバー工法)は、既存の外壁材の上から新しい外壁材を貼り付ける方法です。
既存の外壁を撤去する手間がなく、廃材が出ないため、工期・コストを抑えながらも新築のような外観にリニューアルできます。
こんな方におすすめ
外壁の劣化が進行していて塗装では補えない
断熱性や遮音性を高めたい
張り替えよりも費用を抑えたい
代表的な使用素材
金属サイディング(軽量で断熱性もある)
樹脂系サイディング(メンテナンス性に優れる)
注意点: 外壁自体の劣化が激しい、または下地に不具合がある場合には不向きです。事前調査が必要となります。
【張り替え工事】外壁を一新!劣化が激しい場合や外観を大きく変えたいときに
張り替え工事は、既存の外壁をすべて取り外し、新しい外壁材を取り付ける最も本格的な工事です。費用は高額になりますが、耐震性・防水性・断熱性などを一新できるため、長期的に安心して住み続けたい方におすすめです。
張り替え工事のメリット
下地まで確認・補修できるため安心
デザインの自由度が高く、新築同様の外観に
古い素材の不安をすべて解消できる
デメリット
費用が最も高い
工期が長め(2週間~1か月)
外壁工事を選ぶ前に知っておきたいポイント
外壁工事を失敗しないためには、建物の状態や使用されている外壁材、築年数などを踏まえて適切な方法を選ぶ必要があります。
また、工事の種類によって費用や耐久年数が大きく異なるため、将来のライフプランも見据えて検討しましょう。
外壁材の種類によって、メンテナンス方法が変わる
現在使用されている外壁材の種類によって、適した工事の種類が異なります。
代表的な外壁材と特徴
サイディングボード(窯業系)
最も一般的でデザインが豊富。10年ごとの塗装が推奨されます。ALCパネル
軽量で断熱性が高いが、塗膜が劣化しやすく定期的な塗装が必須。モルタル壁
手作業で仕上げるためひび割れが発生しやすく、補修や塗装の頻度が高め。
建物の築年数が古い場合、現在の外壁材が耐震基準に適合していないこともあります。
その場合は、張り替え工事などを検討する必要があります。
外壁のメンテナンス周期は平均10年!劣化のサインを見逃さないで
一般的に、外壁は新築から約10年が経過したら塗装を含めたメンテナンスの時期とされています。
劣化を放置すると工事規模や費用が増大するため、早めの対応が結果的に経済的です。
劣化のサイン
外壁の色あせ
チョーキング(白い粉が手に付く)
シーリングのヒビ
小さなひび割れ
コケ・カビの発生
外壁工事は高額だからこそ、信頼できる業者選びがカギ
外壁工事は数十万円~数百万円に及ぶ高額工事です。
そのため、信頼できる業者選びが失敗を防ぐ最大のポイントとなります。
業者選びのポイント
複数の業者から相見積もりを取る
地元での施工実績が豊富な業者を選ぶ
資格や許可(建設業許可、塗装技能士など)を持っているか確認
アフターフォローが明確かどうか
補足: ハウスメーカーや工務店は安心感がありますが、中間マージンがかかるため割高になることがあります。
一方で、地域密着型の塗装店はコストパフォーマンスが良い傾向にあります。
まとめ:外壁工事の種類と特徴を理解し、自宅に合った方法を選ぼう
外壁工事にはさまざまな種類があり、それぞれに適したタイミングや目的があります。
自宅の築年数、外壁材の種類、今後のライフプランなどを考慮しながら、ベストな工法を選ぶことが重要です。
外壁のメンテナンスは「先延ばしにしがち」ですが、劣化を放置すると修繕費用が跳ね上がることもあります。
今の状態をしっかり見極め、必要な工事を計画的に行うことで、安心・快適な住まいを長く維持できます。