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コラム

SHIROKUMA COLUMN

2016/06/14
自分でクロスを塗装するには(DIY)

自分でクロスを塗装するには?(DIY)

今回はお客さま自身でクロス(壁紙)を塗り替えたいとお思いの方に、一般的なクロス(壁紙)の塗り替えについて説明したいと思います。
DIYが流行している昨今。ご自身で「クロス(壁紙)を塗り替えたい!」とお考えのお客様に向けた、一般的なクロス(壁紙)の塗り替え方法をご案内!

■ 壁紙クロスの再生は 貼り替えだけではありません!

しろくまペイントは、クロス(壁紙)の塗り替えも得意としております。

一般的なクロス(壁紙)用塗装から機能性塗料を使った塗装、さらにクロス(壁紙)を再生する
クロスメイク
を取り扱っております。

クロス(壁紙)の塗装も、最近はご依頼が多くなってきています。

そこで今回は、ご自身でクロス(壁紙)を塗り替えたいとお考えのお客様に、
一般的なクロス(壁紙)の塗り替えについて説明してまいりたいと思います!

ちなみに、内装用のクロス(壁紙)には、主に『塩化ビニルクロス』『布製クロス』『紙クロス』
などがありますが、『塩化ビニルクロス』が大半を占めています。

塗装できない壁紙もあります!

中には塗装できない壁紙もあるので注意が必要です 塩化ビニルクロスである場合、汚染防止クロスであるかないかを確認する必要があります
塗装をしたくても、塗装できない壁紙がある!まずは、塗装可能なクロスかどうかご確認ください

■ どんな壁紙が塗装できないのか知ろう!

残念ながら、中には塗装できない壁紙もあるので注意が必要です。

大半を占める塩化ビニルクロスの場合、汚染防止クロスかどうかを確認する必要があります。
汚染防止クロスはシリコン加工されており、水をはじくため塗装できません。

こちらを確認をした後、全面の汚れを拭いて落とす作業を行います。

ベタつく汚れは、“ペイント薄め液”などを使用してサッと拭き取ります。
ちなみにこの工程に時間を長く使うと、壁紙が傷んでしまうので注意しながら行ってください!

次に、めくれや浮き上がりを直し、塗料が付着してはいけない部分をマスキングテープやロールマスカー、
ビニールシートなどで保護します。
いわゆる「養生」です💡

そして、クロス(壁紙)の上にシーラー(塗装時の下塗り用の塗料)を塗っていきます。

タバコのヤニやシミがある場合、水系の「ヤニ止めシーラー」「シミ止めシーラー」を塗りますが、
それほどでもない場合は「水系の透明シーラー」を塗ります。

使用する道具は ローラーがおすすめです

ローラは広い場所を塗るのに適しています。細かい場所を塗るのには筋交いバケや目地バケが適しています。刷毛を使い分け乾かないうちに全体を塗っていきましょう
『ローラー』は広い場所を塗るのに適しており、細かい場所を塗る際は『筋交いバケ』や『目地バケ』が適しています。刷毛を使い分け、乾かないうちに全体を塗っていきましょう!

■ 使用する道具と注意点を知ろう!

細かい部分は、細いハケコテハケと言われるものを使用しましょう。

乾いたら、エマルション系の塗料を塗っていきます。

塗装方法は、シーラーと同じ方法で2度塗ります。
つまり、最初は塗料を広げるように塗り、その後、ローラーをタテ方向に揃えてローラーのムラを
消していきます。

ちなみに、上塗り塗料は油系より水系の塗料の方がよいとされています。

現在は、油系・水系ともに、ホルムアルデヒド(シックハウス症候群の原因の一つ)を含まない
シックハウス対策の塗料となっていますが、油系の場合、“弱溶剤”を使用していることで
化学過敏症の人に影響を及ぼす可能性があるとされています。

またメーカーによっては、艶消しタイプの合成樹脂エマルションペイント(EP)を薦める場合があります。

理由としては、艶有りタイプの塗料(EP-G=つや有合成樹脂エマルションベイント等)は
粘着感が出やすいため、塗装は避けたほうがよいと指摘されているためです。

さて、ここからクロス(壁紙)を塗装していく際、どこを先に塗っていくほうが良いでしょう?

もしも天井も塗装する場合は、壁よりも先に仕上げておくことをおススメします。
ただし貼り替えと違って、塗装の場合は塗膜が乾燥するまで次の工程に取り掛かれませんので
ご注意ください!!

“塩化ビニルクロス”とは

ここまで何度か登場しました、室内の壁紙の95%を占める塩化ビニルクロス(塩ビクロス)。
もちろん、皆さま聞いたことがお有りかと思いますが、一体どんなものかご存じでしょうか?

これは、難燃加工された紙に塩ビを塗布し、熱をかけて発泡させ色つけしたものです。

また塩化ビニルに含まれる可塑剤の可塑とは、「柔らかく形を変えやすい」という意味で、
柔軟性や対獣性を改良する添加薬品類を総称したものです。

シーリングなどもこれにあたります💡
塩化ビニールは元々硬いものですが、成形加工をよくし柔軟性をもたせるため、
可塑剤が25~50%含まれています。

クロスに塗装をお考えの方は、ここを抑えておきましょう☝

採用する塗料によっては、住宅環境を向上させることができます。
採用する塗料によっては、住宅環境を向上させることができます!

☑ 塗料によっては断熱などの機能を持たせることができる
             →内断熱として、冷暖房の熱の出入りを防いでくれます
☑ 場合によっては貼り替えの方が安く済む
☑ 塗料ではなく染料でリメイクできる技術があり、この染料の特徴は工期短縮・低価格であること

では ご自身で壁紙を塗ってみましょう!

■ その前に、塗装の手順を振り返ってみましょう

(塩化ビニールクロスの場合)

クロスを確認

クロスの種類を確認、汚染防止クロスであるか否か確認します
まずは、汚染防止クロスであるか確認です!

クロスの種類を確認、汚染防止クロスであるか否かを確認します

汚れへの対処

全面の汚れを拭いて落としましょう
全面の汚れを拭いて落としましょう

全面の汚れを拭いて落とします。
(ベタつく汚れは、“ペイント薄め液”などを使用しましょう)

塗装する場所以外に、塗料をつかないようにする

養生をしましょう
汚れや塗料が付いてしまっては困るところはしっかりと養生をしましょう

養生をしましょう。
(塗料がついてる困る部分を、マスキングテープやロールマスカー、ビニールシートなどで保護)

クロスと密着を高める作業を行います

クロス(壁紙)の上にシーラーを塗ります
クロス(壁紙)の上にシーラーを塗ります

クロス(壁紙)の上にシーラーを塗ります。
タバコのヤニやシミがある場合→水系の「ヤニ止めシーラー」や「シミ止めシーラー」を
それほどでない→「水系の透明シーラー」で十分です

仕上げの塗装を行います

塗料が乾いたら仕上げを行っていきます。クロスの状況に応じて仕上げ塗り2回行った方がきれいに仕上がります。
塗料が乾いたら仕上げを行っていきます。クロスの状況に応じて、仕上げ塗りは2回行った方がきれいに仕上がります

乾いたら、エマルション系の塗料を塗っていきます。
(最初は塗料を広げる感じで憧り、その後ローラーをタテ方向に揃えてローラームラを消す)

室内への塗装には 匂いも出なく使いやすい水性が◎

塗料は、油系より水系の塗料の方が扱いやすいです
匂いなどの問題もあるため、塗料は、油系より水系の塗料の方が扱いやすいです

匂いなどの問題もあるため、塗料は油系より水系の塗料の方が扱いやすいです。
(艶消しタイプの合成樹脂エマルションペイント(EP)を薦める場合も)

屋根を塗る場合には先行して仕上げます

天井も塗装する場合は、壁よりも先に仕上げておきましょう
天井も塗装する場合は、壁よりも先に仕上げておきましょう

天井の塗装も行う場合は、壁よりも先に仕上げておきましょう。

しっかりと乾いてから次の工程に移りましょう

塗装の場合は、塗膜が乾燥するまで次の工程に取り掛かれないので注意しましょう
塗装の場合は、塗膜が乾燥するまで次の工程に取り掛かれないので注意しましょう

塗装の場合は、塗膜が乾燥するまで次の工程に取り掛かれないのでご注意ください。

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ちょっと自信がない・・というお客様は、しろくまペイントをご利用ください

ここまで、お客様ご自身で行う際の壁紙の塗装方法についてご紹介してまいりましたが、
『自分にはちょっと難しそう・・』『少し面倒だな』と感じられた方は、
もちろん私共、しろくまペイントを頼っていただければと思います💡

状況を把握し、お客様のご要望等加味し、対応させていただければと思います。

お気軽にご相談ください♩

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