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コラム

SHIROKUMA COLUMN

2016/06/12
すぐれた建築材料! 木材のひみつ

すぐれた建築材料!木材のひみつ

木材しかなかった時代、それぞれの木の特性を理解して適材適所を見きわめながら、木材を組み立てきました。
木材しかなかった時代、それぞれの木の特性を理解して適材適所を見きわめながら、木材を組み立てきました。

ご存知の様に木材には様々な長所があります。

今でこそ、色々な素材が使われていますが、木材しかなかった時代、それぞれの木の特性を理解して適材適所を見きわめながら、木材を組み立てきました。

木材の長所

湿度が低いときは水分を放出し、湿度が高いときは室内の湿気を吸収してくれます
湿度が低いときは水分を放出し、湿度が高いときは室内の湿気を吸収してくれます

木材は軽くてしなやかなため、さまざまな方向の力に強く、強度高い建材で多くの用途に使用することができます。
また、伐採後から徐々に乾燥を始め、強度や耐水性を増します。

伐採してから200年ほど経った木材が、もっとも強度が高いと言われています。

加えて、樹齢を重ねた木ほど耐久性があり、一般には樹齢の4倍の耐久年数があるとされ、100年かけて育った木を用いた建物は、400年維持させることが可能といわれています。
また、木材の長所や特性としては、その調湿性です。

湿度が低いときは水分を放出し、湿度が高いときは室内の湿気を吸収してくれますので壁などの内装に木材を使用される方が増えてきています。
一方で木の弱点は火ですが、ある程度の厚みがあれば、鉄よりも耐火性に優れており、木の樹脂や香りには抗菌・防虫の効果がありますし、木の香りはリラックス効果を得る事もできます。

木材を住宅の建材として用いることでカビやシロアリなどの発生を防げますが、しっかりした防蟻・防腐対策を講じなければなりません。

木材の特徴

含水率を15~20%になるまで乾燥させてから利用することで強度の高い木材にできます。
含水率を15~20%になるまで乾燥させてから利用することで強度の高い木材にできます。

木材の強さは同じ重さで比較すると、引っ張りの力に対しては鉄の約4倍、圧縮の力はコンクリートの約10倍があります。

鉄はサビが出て、コンクリートは中性化によって劣化します。
一方の木材は伐採されてから数百年は強度が強くその後に劣化が始まります。
木が腐りやすいのは腐朽菌が木材を栄養として分解するのが原因です。

木材を腐らせなくするには腐朽菌が生育する酸素・温度・水分・栄養分を作らない環境が必要です。

木材が乾燥した状態で使用すれば、腐りにくく長い間使用できます。
木は燃えやすいと言われていますが、丸太などの太い木材は、燃えて表面に炭化層が出来ると、内部へ酸素が供給されなくなるので、それ以上は燃えにくくなります。
内装材で使用する場合は、難燃処理・準不燃処理・不燃処理が施されている木材を使用しなければなりません。
木材は含水率が30%以下になると強度が増します。

さらに含水率を15~20%になるまで乾燥させてから利用することで強度の高い木材にできます。
用途に応じて天然乾燥か人工乾燥かに分ける事ができますが、木材の使用量の増加に伴って現在では人工乾燥が主流となっています。

木材の適材適所

切り方によってそれぞれ違った表情を見せるのも木材の魅力ではないでしょうか?
切り方によってそれぞれ違った表情を見せるのも木材の魅力ではないでしょうか?

木材は、使用される場所や目的にあった種類の木が選ばれます。

例えば、土台には堅くて強い栗や檜、柱にはまっすぐな杉、梁には強じんな松が多く使われています。
また年輪があるため、切り方によってそれぞれ違った表情を見せるのも木材の魅力ではないでしょうかきれいにまっすぐにそろった縞模様の柾目や不規則な等高線のような曲線模様の板目などがあります。

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