しろくまコラム SHIROKUMA COLUMN
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コラム
鉄に水が掛かるとなぜ錆びるのか?放置するとどうなる?進行を防ぐメンテナンス方法とは
目次
そもそも鉄の特徴とは?
サビは鉄が酸化したもので、“酸化鉄”とも呼ばれます。
鉄の酸化には、溶解する水分、溶解を促進させ安定化させるための酸素が必要です。
塗膜は、この水分と酸素が鉄と接触することを防ぐ役割があります。
また鉄に限らず、多くの金属は他の材質を混ぜてできたものになります。
実際見た目は均一に見えるかもしれませんが、顕微鏡レベルで見た場合ムラが生じています。
水がかかるとなぜサビが発生するのか?
水がかかると鉄の一部が水と結合をするため、そこからサビが徐々に発生していきます。
そして完全に錆びてしまったものは、ほとんど鉄としての役割を持っていないことになります。
そうなってしまうと交換ぐらいしか手がなくなってしまいますので、いかに日頃からのメンテナンスが重要なのか
ということになります。
サビの種類を詳しくご紹介
赤サビ
空気中の酸素の作用により、金属の表面に作られた赤茶色の酸化水酸化鉄のことをいいます。
赤サビは水に溶けやすく、強度もないもろいサビと言われています。
気を付けなければならないのが、進行が非常に速いサビであるということです。
黒サビ
赤さび同様鉄に付着するサビですが、鉄によく密着し硬く安定しているため、鉄を保護する役割を担っています。
しかし、美観の面でいうとキレイではないので、掃除で錆を取らなければなりません。
白サビ
亜鉛酸化物が、メッキの表面に付着しているものです。
メッキ層が、雨露に乾燥せずに残ってしまう環境下で発生します。
白サビはメッキの表面にかさばって付着している錆ですが、メッキ部分の腐食がわずかでも
その表面に付着してしまうため、定期的に掃除をしなければなりません。
青サビ
銅が酸化することで発生します。銅製品の表面に膜を作り、内部の腐食を防いだりします。
塗膜下腐食
“塗膜下腐食”が起こる原因は、サビ面やケレン後に塗装する下塗り材等が凹凸面まで浸透しない場合、
金属面と下塗りの塗膜の間に隙間が生じることから起こります。
隙間が生じると、塗膜から酸素や水分が透過するため、その部分からサビが発生するということです。
見た目では気づきづらいですが、内部ではサビが進行していることがあるのです。
サビの進行と段階
一度でも鉄にサビが出始めると、徐々にですが進行していき、新たなサビの発生や進行を助長します。
サビが進行すると鉄が腐食します。
例えば鉄部の厚みが減少していき、ひどくなると穴があくほどまで進行してしまいます。
では サビを防ぐためには?
サビが起こる原因でもある、鉄と酸素の結びつきを防がなければなりません。
その結びつきを防ぐための方法が、金属の表面をほかの物質で覆い酸素を遮断する方法です。
塗装によって覆うのか、被せるのか、色々と方法はありますが、金属の使用用途や環境、コストを考えた上で
適した方法を選択しましょう!
見た目はもちろんですが、安全面にも関わること。
お住まい、職場に気になる箇所がある際には、早め早めにご相談くださいませ!!