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SHIROKUMA COLUMN

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2026/08/24
築20年、上田市のアパートで初めての塗装工事を成功させるロードマップ

上田市で築20年を迎えたアパートのオーナー様にとって、初めての大型メンテナンスとなる外壁・屋根塗装は、今後の入居率や修繕コストを左右する極めて重要な分岐点です。

20年間、紫外線や日々の厳しい環境に耐えてきた建物には、目に見えるサインから見えないリスクまで、確実に対処すべきポイントが蓄積しています。

入居者様の安心な暮らしを守り、大切な資産価値を最大化するために、今オーナー様が取るべき具体的なステップと、アパート特有の注意点を分かりやすく解説します。

 

  1. 築20年のアパートに起きている「見えない危険信号」

10年前後の「初めてのメンテ」を過ぎ、20年目まで一度も塗装をしていない場合、建物の表面だけでなく構造体にまで影響が及んでいる可能性を考慮する必要があります。

 

サイディングの反りと目地(シーリング)の破断

外壁材のつなぎ目にあるゴム状のシーリングは、寿命が10年前後です。20年が経過していると、完全に硬化してひび割れるか、隙間が空いて雨水が筒抜けになっているケースがほとんどです。
また、外壁材自体が水分を吸うと、乾燥する際に反り返ってしまい、塗装だけでは直せなくなる(張り替えが必要になる)リスクが高まります。

階段・廊下など共有部の鉄部サビ

アパート特有の設備である「鉄骨階段」や「2階廊下の鉄骨手すり」は、サビが進行しやすい要注意エリアです。
サビが内部まで進行して穴が空いたり、強度が落ちたりすると、入居者様の安全に関わる重大な事故に繋がりかねません。最悪の場合、鉄骨自体の溶接補強や交換が必要になり、塗装の数倍の費用がかかってしまいます。

屋根材(スレートなど)の割れと苔

20年間、一度も守られてこなかった屋根は、防水性が完全に切れています。水を吸った屋根材は強度が落ち、冬場の凍結などでパリパリと割れやすくなります。
雨漏りが発生してからでは、室内の天井クロスの張り替えや入居者様への補償など、余計な出費が膨らんでしまいます。

 

  1. アパート塗装だからこそ絶対に外せない3つの約束

戸建て住宅の塗装と、アパートの塗装には、決定的な違いがあります。それは「入居者様への配慮」と「経営視点での費用対効果」です。

 

① 「安さ」だけで選ばない(耐久性とコストのバランス)

アパート経営において、修繕費を抑えることは大切です。しかし、「とにかく安いプラン」で5〜7年しか持たない塗料を選んでしまうと、数年後にまた足場を組んで工事をすることになり、結果的に生涯コスト(ライフサイクルコスト)が跳ね上がります。

次の大きな修繕タイミングまで12〜15年はしっかりと建物を持たせるために、シリコン以上のグレードや、耐久性の高いラジカル制御型塗料、遮熱機能を持った塗料などを賢く選ぶのが、長期的な黒字経営のコツです。

② 入居者様への徹底した事前告知とケア

工事中は足場が組まれ、メッシュシートで窓が覆われます。洗濯物が干せなくなったり、職人の足音や高圧洗浄の音が響いたりと、入居者様には少なからずストレスがかかります。

ここでのトラブルを未然に防ぐには、着工の2週間以上前から、書面と掲示板の両方で「いつ・どこで・どんな制限が出るか」を丁寧にアナウンスすることが欠かせません。このあたりの近隣・入居者対応を代行し、細やかに配慮してくれる業者かどうかが、工事成功の鍵を握ります。

③ 空室対策・入居率アップに繋がる色選び

築20年のアパートを塗装することは、単なる維持補修ではなく「リブランディング(価値の再定義)」のチャンスです。 今のトレンドを取り入れたモダンなツートンカラーにしたり、エントランス周りや階段の色にアクセントを入れたりすることで、物件の第一印象は見違えるほど良くなります。

内見に来た人が「築20年だけど、きれいでオシャレな物件だな」と感じれば、周辺の競合アパートとの差別化になり、空室対策に直結します。

 

  1. 失敗しないための具体的な進め方スケジュール

初めての塗装工事をスムーズに進めるための、大まかな流れです。

【計画・準備】

 ▼ 現状の建物診断(外壁や鉄部の痛みをプロの目でチェック)

 ▼ 見積もりの比較(価格だけでなく、工事内容や塗料の耐久性を確認)

 ▼ 施工業者の決定

 

【着工前】

 ▼ 入居者様への事前告知(工事スケジュールの配布)

 ▼ 近隣住民様へのご挨拶

 

【工事開始(約2〜3週間)】

 ▼ 足場組み立て・飛散防止ネット設置

 ▼ 高圧洗浄(20年分の汚れや苔を徹底的に落とす)

 ▼ 下地処理・シーリング打ち替え・鉄部のサビ留め(※ここが一番重要)

 ▼ 塗装(下塗り・中塗り・上塗りの3回塗りが基本)

 ▼ 点検・足場解体

 

【引き渡し】

特に「下地処理」や「サビ留め」の工程をどれだけ丁寧に行うかで、5年後、10年後の塗装の持ちが全く変わってきます。
見積もりを見る際は、塗料の名前だけでなく、こうした地味な補修工程がしっかり項目として含まれているかを必ずチェックしてください。

 

建物全体の「健康診断」から始めましょう

築20年の初めてのメンテは、これからの10年、20年をアパートが健全に収益を生み出し続けられるかを決める、大切な第一歩です。

まずは、現在の建物がどのような状態にあるのか、どこに最優先の補修が必要なのかを正確に把握することから始まります。焦って契約を進める必要はありません。

オーナー様の経営プランに寄り添い、入居者様の暮らしを第一に考えた丁寧な提案をしてくれる、信頼できる地元の専門家に相談してみるのが確実な近道です。

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