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SHIROKUMA COLUMN

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コラム

SHIROKUMA COLUMN

2017/10/02
構造選びの視点を養う!手刻みとプレカットの違いとは

大工さんによる手刻みとプレカットの違いとは

■ 加工の仕方の違いとは!?

みなさんこんにちは
しろくまペイントです。

家を建てる際に手刻みとプレカットという言葉を聞くことがあることでしょう。
一般の人には、この違いやどういったものかということがわからないかと思いますので、ここでご紹介したいと思います。

■ プレカットとは!?

まずは、プレカット加工からです。

プレカット加工とは、在来軸組み工法という技術が家を建てる際にはあるのですが、その際に使われている手法がプレカット加工です。

これはどこに使われるかと言うと、家の骨ともなる、柱や梁に使用されるのですが、おそらく名前からも皆さん判断できるかと思いますが、これはハンドメイドで行われるものではなく、大型のコンピューターを使って、家を建てる前に工場で加工したものを指します。

このメリットとしては、手作業ではなく、すべて、コンピューターの中に数字を組み込んで、その数字通りコンピューターが行ってくれるので、狂いがない、正確な加工をすることができるというのがメリットであり、買い手にとっては安心感もありますし、それを使って家を建てる大工さんにとっても不安は解かれます。

しかも1つ1つ手作業でやらず機械に頼るので、人件費がかからないというメリットがあり、その分コストを削減できるのです。

ただし、機械は数字によって動かされ、木材の性質などについては考慮しませんから、癖のない木材を使うということがマストとなります。

つまり、好きな木をこちら側から指定することはできません。

■ 手刻みとは!?

一方、大工さんによる手刻みですが、これは、全くプレカットと逆と言ってよいでしょう。
工法では伝統工法とも呼ばれます。

デメリットとしては、1つ1つ手作業となるため、時間がかかってしまうのわかるかと思います。

しかし、それぞれの木の質や癖というもの読みながら手刻みをしてくれるので、家の持ち主が好きな木を選んで家を建てることができます。

また、木材のバランスを考えた手刻みをしてくれたりと、プロの技を感じることができる上に、「ヒト」が作ったという気持ちに常にさせてくれます。
刻みは、プレカットより強度を生み出すことでも知られています。

自分にとってどんなカットを望むか、時間重視か、質重視か、そして木材の質を活かしたり、自分の好きな木材を使ってそれをやってもらうのか、どれが良いのかを考えた上で、このどちらかを選ぶと良いでしょう。

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