千曲市八幡｜しろくまペイントの施工事例をご紹介します。

千曲市八幡で、折版屋根の結露対策工事を行いました

以前に外壁とガレージの塗装をさせていただいたお客様からの再度のご依頼で、今回は、ガレージの結露についてのご相談でした。

ガレージの折版屋根に使用していた断熱材が劣化のためひび割れや剥がれが発生し、ボロボロと車の上に落ちてくるという状態でした。

　←施工前　断熱材の剥がれ

結露軽減材　ペフ

ガレージに使用されている折版屋根は軽くて強度があるので、積雪の多い地域でよく見られますが、熱伝導率が高く、冬には結露が発生します。そのため、せっかくガレージに入れているのに、車の上に天井からぽたぽたと結露水が落ちてきたりします。

この結露を防ぐために屋根裏に取り付けられていることが多いのが「ペフ」というスポンジ状の断熱材です。断熱・保温・保冷に優れた、結露対策としてポピュラーな断熱材なのですが、とても劣化しやすいというデメリットがあります。

ペフは地面からの照り返しによる紫外線を吸収することでダメージを受け、環境によっては５年程、凡そ１０年で劣化します。劣化したペフは硬化し、ひび割れてボロボロと剥がれてきてしまうのですが、新しく貼り換えることができません。そのため、結露対策としてはペフを除去した後に断熱剤を塗装するか、屋根ごと全て交換することになります。

ペフを除去し、断熱材を塗布します

劣化したペフを剥がしていきます。なかなかきれいに剥がれずに大変な作業でした。細かい部分を除去するのには金属製のブラシを使用して作業しました。

　　　　　　　　　　　　 　　　　　　　　　　写真：ケレン作業

今回は結露対策に特化した塗料、菊水化学工業の「ケツロナイン」を使用しました。湿気を吸収して放出するという調湿機能と高い防カビ効果があります。

定められた塗布量になるまで確認しながら吹き付けて塗っていきます。

　　　　　　　　　　　左：上塗吹き付けの様子　　　　　　　　　　　右：施工後

きれいに仕上がりました。これで結露対策は万全です！

今回も、しろくまペイントへのご用命、ありがとうございました！

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