施工事例 CASE
施工事例
2015/10/14
雨どい修理・修繕工事
長野市安茂里 A様邸 雨どい交換工事
Before
After
長野県長野市雨どい交換修繕工事
施工地域 | 長野県長野市 |
施工場所 | 戸建て住宅『屋根及び雨どい』 |
施工内容 | 雨どい修繕・屋根瓦交換・足場設置工事 |
目的 | 雨どい修繕・交換にて雨どいを正常の機能に戻す |
施工経緯 | 以前、現場調査に伺い雨どい修繕に対し保険申請のお手伝いをさせていただきました。 |
使用材料 | 雨どい他 |
以前、無垢フローリングへの張り替えや床下収納・キッチン収納の取り付け、腰壁の設置などキッチンと和室のリフォームをご依頼いただきました長野市安茂里のA様から、今度は雨どいの修理をして欲しいとのご相談がありました。
雨どいは、日頃の気にすることがないかもしれませんが、屋根に降りかかった雨水を受け止めてスムーズに排出するための大切な設備です。
台風のような大雨が降っても、ゲリラ豪雨のような激しい雨が降っても、雨どいがあることで、大量の水を効率よく排水することができます。
もし雨どいが無ければ、住宅の最も低い場所に水が流れ込んだり、庭がびしょびしょになったりすることが考えられます。
また、エコキュートや室外機などの機 器類から跳ね返った汚れや、庭の泥が外壁に跳ね返って汚してしまうかもしれません。
雨が降った時に今まで出来なかった場所に水溜りが出来たり、雨音がやけに大きく聞こえたり違和感があったら雨樋に不具合が起きているかもしれません。
一度確認してみることをおすすめします。
壊れた雨どいをそのまま放置してしまうとどうなるのか?
もし、雨どいを壊れたまま放置するとどうなるのでしょうか?住まいに重大な被害をもたらすかもしれません。
雨どいから雨水が漏れ出ると、住まいを汚してしまうだけでなく雨漏りを引き起こす可能性もあります。
雨水が外壁の内側に入り込んでしまうとカビが発生したり内装材を痛めてしまうなど被害が拡大する恐れがあります。
最悪の場合は建物の重要な構造部分を痛めてしまいます。
そうならないためにも、 大雪が降った後、台風が過ぎた後、雹が降った後などに雨どいに不具合が発生していないか確認する事が大切です。
また前述したように異変が起きていないかも確認した方がよいです。 そして、もし不具合を見つけても、慌てないでください。
不具合の起き方によっては火災保険が適応できるかもしれません。
もし、知らずに自費で直してしまい、後で保険の対象だったと分かっても保険は降りません。
不具合を証明できないからです。
では、具体的にどうすれば良いのでしょうか?
長野市や千曲市、須坂市などであればしろくまペイントで対応できますし、その他の地域の方は火災保険の工事が対応できる地域密着の業者を探してみてください。今では、火災保険の申請を手伝ってくれる地域密着業者が増えてきています。
決して安くはない雨どい修理費
雨どいの修理は、部分的な交換で直せるケースや全体を交換しなければ直せないケースがあります。
そのため、 一度現場を調査する必要があります。
例えば、本来は雨水が落ちてこないはずのところから水が漏れたとしても、その部分の修理だけで済むかどうかは、実際に雨樋の状態を確認しなければ判断することはできません。
部分的な修理や部品交換で済む場合と、全体的な工事をした場合ではどのくらい費用がかかるのでしょうか?
まずは、雨樋の交換にかかる費用相場を見てみましょう。
工事内容 | 費用相場 | 詳細 | |
---|---|---|---|
部分交換(1か所) | 約10,000~30,000円 | 雨樋1mあたり | 約3,000~5,000円 |
部品代約 | 約3,000~5,000円 | ||
工事費用 | 約3,000~5,000円 | ||
廃棄費用 | 約10,000円 | ||
全体交換 | 約30~50万円 | 材料費 | 約20~30万円 |
足場代 | 約10~20万円 | ||
廃棄・撤去費用 | 約2~5万円 |
全体交換が必要な場合には、基本的には足場が必要です。 足場代として約10~20万円掛かります。
部分交換であれば、雨樋を交換する範囲が広い場合は簡易的な足場が必要になるケースもあるので、その場合は追加費用も考えられます。
また部分交換で済むはずの状態であったとしても、使われている雨樋が廃盤になってしまっている場合があり、形が合うものを調達できれば問題ありませんが、対応できるものがない場合は全体交換になってしまうということもあります。
積雪地域で考えておきたい大雪に対する雨どいの設置方法
A様の雨どいの不具合は、大雪による勾配不良だと考えられました。
変形の仕方が雪で無ければ起きえないからです。保険を申請するためには写真や書類が必要になります。
高い場所なので高所カメラを使って撮影を行いました。
その後、無事保険申請が受理されたため、雨どいの交換及び修繕、屋根の瓦交換などを行いました。
ちなみに足場がない状態で屋根に上ったりすることは危険です。
安全管理面からも屋根に上ることはおすすめできません。
雨どいの交換、また部分的に瓦の損傷もあり、交換を行いました。
雨樋修繕の際に気を付けなければいけないことは勾配をとることにあります。
通常雨樋の勾配がとれていれば雨水は集水器に向かって流れていきます。
しかしながら勾配が取れていないと集水器に雨水が流れずその場で溜まってしまうことがあります。
勾配不良の原因にはいくつかありますが、経年によって雨樋や受け金具が変形し徐々に勾配がおかしくなることなどがあります。
また、雪の重みや雹が降って当たることによっても起き得ます。
今回の作業で水糸を使って、しっかりと勾配の確認をした後に受け金具を取り付けていき、その後新しい雨樋の取り付けを行って完了となります。
雪が積もったことによる変形だったため、支持金具のピッチを細かくして雨どいを設置させていただきました。
また部分的に雪の荷重が掛からないよう処理しました。
屋根も部分的に直して施工完了となります。
Aさま施工のご依頼ありがとうございました。
雨どいの修理もしろくまペイントにお任せください。保険の申請書類や施工まで対応させていただきます。また、雨どいの取り付け方についても事前にご提案いたします。
雪害による雨どい変形事例
大雪の年になると屋根に雪が積もることを繰り返します。また、昼に溶けた雪が夜になると氷になります。そうやって重みが増した雪が軒先に集まり雨どいに荷重を掛けます。勾配が狂い水をスムーズに排出することができなくなります。
合わせて雨どいの修理や素材、価格などについての記事をご覧ください
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