日々の活動日記 STAFF BLOG
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 |
---|---|---|---|---|---|---|
« 4月 | ||||||
1 | 2 | 3 | 4 | |||
5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 |
12 | 13 | 14 | 15 | 16 | 17 | 18 |
19 | 20 | 21 | 22 | 23 | 24 | 25 |
26 | 27 | 28 | 29 | 30 | 31 |
CATEGORYカテゴリー
ARCHIVEアーカイブ
- 2022年4月
- 2022年3月
- 2021年12月
- 2021年3月
- 2021年2月
- 2021年1月
- 2020年2月
- 2020年1月
- 2019年5月
- 2019年4月
- 2019年3月
- 2019年2月
- 2018年9月
- 2018年8月
- 2018年7月
- 2018年6月
- 2018年5月
- 2018年4月
- 2018年3月
- 2018年2月
- 2017年12月
- 2017年11月
- 2017年10月
- 2017年9月
- 2017年8月
- 2017年7月
- 2017年6月
- 2017年5月
- 2017年4月
- 2017年3月
- 2017年2月
- 2017年1月
- 2016年12月
- 2016年11月
- 2016年7月
- 2016年6月
- 2016年5月
- 2016年4月
- 2016年3月
- 2016年2月
- 2015年10月
- 2015年9月
- 2015年8月
- 2013年5月
- 2013年4月
- 2013年2月
- 2013年1月
日々の活動日記
【千曲市現調レポ】外壁に鳥のフン!放っておくとどうなる?NG対応と対策を徹底解説

「毎朝、ベランダの壁に鳥のフンが…」「外壁の汚れが目立ってきたけど、もしかしてフンのせい?」
そんな悩みを抱えている方、意外と多いのではないでしょうか?
鳥のフンは見た目が不快なだけでなく、外壁を傷めたり、健康被害を引き起こしたりする、非常に厄介な存在です。
特に放置すると、塗装の劣化や建材の腐食を早め、思わぬ修繕費用がかかってしまうことも…。
この記事では、鳥のフンが外壁に与える影響と、効果的な対策方法について詳しく解説します。
「たかがフン」と油断せず、しっかりと予防・対処しておきましょう!
目次
なぜ鳥のフンが外壁に悪影響を与えるのか?
酸性物質が塗装・素材を傷める原因に
鳥のフンには強い酸性成分が含まれており、外壁の塗膜や金属部分に悪影響を与えます。
特に、ハトやカラスのフンに多く含まれる「尿酸」は、以下のようなダメージをもたらします。
1. 塗装の剥がれ・変色を引き起こす
塗膜の表面に鳥のフンが付着すると、その酸性成分が塗料の樹脂成分を化学的に分解します。
その結果、色が部分的に薄くなったり、ムラができたり、最悪の場合には塗膜が浮いて剥がれることもあります。
特に白やベージュ系の外壁では、フンによる黒ずみが残りやすく、目立ちやすい傾向があります。
2. 金属部材の腐食を進行させる
雨どいや換気フード、玄関の庇など、金属部材にフンが付着するとサビの発生源になります。
酸が金属と反応することで酸化が進み、赤錆や青錆となって広がり、最終的には穴あきや変形の原因にもなります。
特にステンレス以外の素材では注意が必要です。
3. モルタルやコンクリートの強度低下
塗膜だけでなく、素材そのものも影響を受けるのが鳥のフンの厄介なところです。
酸がコンクリートやモルタルの表面を中性化させてしまい、アルカリ性の保護機能が失われることで、構造的にもろくなるリスクがあります。
表面がざらついたり、粉をふいたような状態が見られたら要注意です。
特に夏場は要注意!短時間で浸食が進行
高温下ではフンに含まれる酸の浸食作用が早まり、金属面では2〜3時間で腐食が始まることもあります。
紫外線との相乗効果で塗膜が弱っている場合、さらにダメージが加速します。
鳥のフンによる被害はこんなに深刻!
外壁劣化の進行で修繕費がかさむリスク
フンを放置することで塗膜が傷み、最悪の場合には外壁全体の塗り替えが必要になります。
小さなフン汚れでも、塗装の寿命が大幅に縮まる恐れがあります。
被害内容 | 起こり得る問題 | 修繕内容 |
---|---|---|
塗装の剥がれ | 美観の低下・保護機能の消失 | 再塗装・防水塗装のやり直し |
金属部の腐食 | 鉄部のサビ・穴あき | ケレン+塗装 or 材料交換 |
壁材の劣化 | 強度低下・断熱性能の喪失 | 張替え・補修工事 |
健康被害も見逃せない!病原菌の温床に
外壁の汚れとして見落とされがちな鳥のフンですが、実は放置することで人の健康にも大きなリスクを及ぼす可能性があります。
特に、乾燥したフンが粉状になって空気中に舞うと、呼吸器から体内に入り込むことがあるため、注意が必要です。
以下は、鳥のフンから感染するおそれのある代表的な疾患です。
1. オウム病(クラミジア症)
鳥類が保菌していることがあり、乾燥したフンや分泌物に触れた空気を吸うことで人に感染します。
症状は風邪に似たものから、高熱・咳・頭痛・肺炎などの重篤な呼吸器症状まで幅広く、特に高齢者や免疫力の弱い方は要注意です。
2. ニューカッスル病
本来は鳥の病気ですが、人間にも感染することがあり、目のかゆみや充血(結膜炎)、風邪のような軽い症状が出ることがあります。
感染した鳥は致死率が高く、養鶏場やペットとして鳥を飼っているご家庭では特に注意が必要です。
3. クリプトコッカス症
鳥のフンに生息するカビの一種が原因で、空気中に浮遊する胞子を吸い込むことで感染します。
通常は発症しにくいものの、免疫力が低下している人や基礎疾患を持っている方では重症化することがあり、肺や中枢神経に深刻な影響を及ぼす可能性もあります。
鳥のフンを防ぐための効果的な対策方法
物理的な侵入防止が第一!
鳥のフンを未然に防ぐには、鳥そのものを近づけさせない工夫が大切です。
対策グッズ | 内容 | 効果・特徴 |
防鳥ネット | ベランダや軒下に設置 | 物理的に侵入を防ぐ・高い効果 |
忌避剤(ジェル・スプレー) | におい・味で鳥を遠ざける | ハトやカラスに有効・定期散布が必要 |
天敵模型(カラス・フクロウ) | 見た目で威嚇する | 視覚的な威圧効果・慣れに注意 |
CD・反射テープ | 光の反射で驚かせる | 安価で設置も簡単・やや効果薄め |
磁石・スピーカー | 鳥の嫌がる磁場や音波を出す | 最新対策。効果は設置場所による |
ゴム製の針山 | 鳥がとまれないようにする | ピンポイントな防止に◎ |
防鳥ネット
【設置場所】 ベランダ・軒下・天井裏の開口部など
【効果】 物理的に鳥の侵入をシャットアウトするため、最も確実性が高い手法です。
【特徴】
・ハトやムクドリ、スズメなどの飛来が多い場所に有効
・網目サイズや素材の選定で、見た目にも配慮可能
・長期設置が可能で、再設置の手間が少ない
こんなケースでおすすめ:毎年同じ場所に巣を作られる、糞害が常態化しているご家庭
忌避剤(ジェル・スプレータイプ)
【設置場所】 手すり、窓枠、エアコン室外機周辺など
【効果】 独特なにおい・味・粘着性で鳥に不快感を与え、寄りつかせなくします。
【特徴】
・スズメ、カラス、ハトなどに有効
・無色・無臭タイプもあり、見た目に影響を与えにくい
・雨風で流れやすいため、定期的な再塗布が必要
こんなケースでおすすめ:軽度な被害でまずは様子を見たい場合に
天敵模型(カラス・フクロウ型など)
【設置場所】 ベランダの手すり、屋根の軒先、庭の樹木周辺
【効果】 鳥が本能的に警戒する天敵の姿を模して威嚇します。
【特徴】
・初期効果は高く、低コストで設置可能
・設置位置を定期的に変えることがポイント
・時間とともに慣れられる傾向あり(注意)
こんなケースでおすすめ:視覚的に「鳥を寄せつけたくない」方や目立つ対策を求める方
CD・反射テープ
【設置場所】 軒下、ベランダ、庭の木
【効果】 光の乱反射やゆらぎで鳥を驚かせ、近寄りにくくします。
【特徴】
・DIYでも設置可能でコストが非常に安い
・見た目がチープになりやすいため、住宅外観に配慮が必要
・効果は限定的。他の対策と併用がおすすめ
こんなケースでおすすめ:簡単にできる「まず試す用」の対策として
鳥よけ磁石・超音波スピーカー
【設置場所】 屋根裏、倉庫、玄関ポーチなど
【効果】 鳥が嫌う磁場や高周波音を発して、環境そのものを不快にさせる方法。
【特徴】
・機械式なのでメンテナンスと設置角度が重要
・効果は場所や鳥の種類に左右されやすい
・高価格帯の製品もあり、費用対効果の検討が必要
こんなケースでおすすめ:広範囲・高所の飛来防止に対応したい施設や店舗
ゴム製の針山(ピン)
【設置場所】 手すり、室外機、庇の上、配線上など
【効果】 鳥が「とまる」スペースを物理的に無くすことで、その場所を避けさせます。
【特徴】
・美観を損ねにくい透明素材もあり
・ピンが柔らかいため、安全性にも配慮されている
・固定方法を誤ると剥がれたり落下するリスクあり
こんなケースでおすすめ:鳥が「決まった場所」にとまってフンを落とす場合のピンポイント対策に最適
汚れてしまったら?掃除のコツと注意点
自分で掃除する場合は、必ずマスクとゴム手袋を着用し、衛生管理を徹底してください。
1,中性洗剤とぬるま湯を使用
市販の中性洗剤をぬるま湯で薄め、柔らかい布やスポンジで優しくこすります。
※研磨剤入りのスポンジや強い洗剤は外壁表面を傷つける恐れがあるため避けてください。
2,上から下へ、水を流しながらの作業が基本
高所から始め、洗い流しながら下に向かって作業することで、二度手間にならず効率的です。
3,乾燥後に防汚コーティングを施すのが理想的
市販の防汚・防カビコートを薄く塗ることで、今後の再付着を大幅に軽減できます。
※紫外線や雨で効果は徐々に薄れるため、半年~1年ごとの再施工が推奨されます。
鳥のフン対策は“早めの対応”が建物と健康を守るカギ!
放置すると外壁の美観だけでなく、建材の寿命や健康リスクにもつながる鳥のフン被害。
早めに予防・対策を講じることで、修繕費やトラブルのリスクを大きく軽減できます。
特にハトやカラスが頻繁に来るような場所では、防鳥ネットや忌避剤など複数の対策を併用することが効果的です。
「見かけたらすぐ掃除」「繰り返すなら物理対策」。この2つを意識して、鳥のフンに悩まされない快適な住まいを守りましょう。
鳥対策・防鳥ネット工事お任せください。
長野市はじめ、信州新町、中条、小川、白馬村、小谷村、麻績村、坂城町、千曲市、須坂市、飯綱町、信濃町、小布施町、中野市、山ノ内町、木島平村、飯山市、野沢温泉村の鳥対策工事お任せください