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2021/02/20
外壁の劣化を放置していませんか、塗膜性能の低下に注意しましょう②

外壁の劣化を放置していませんか、塗膜性能の低下に注意しましょう②

前回はモルタルの外壁の特長と3つの仕上げ方法について説明しました。
今回はモルタル外壁の劣化が始まるとどのような事が目に見えて起こり始めるのかについてご説明します。
立地条件や環境によって劣化の仕方が違いますが、劣化の具合を理解していただきたいと思います。

①外壁のひび割れ

写真の①は外壁のひび割れです。
ひび割れにも種類がありますが、建物の揺れや塗膜の乾燥収縮で起こる事が多いです。
どうしてもモルタルの壁は水を使用する仕上げ方法なので水分が蒸発する時に収縮が起こり細かいひび割れが入ります。
塗膜表面がひび割れをするときですが、塗膜自体が経年劣化してひび割れを起こすパターンが一番多いです。
塗膜自体は新築当時もしくは塗り替え後は柔軟性を持っていますが、長期間紫外線に当たる事で塗膜の劣化が始まります。
紫外線に当たり続けると塗膜は硬くなり、モルタル下地が揺れる事で塗膜が揺れに追従できなくなった結果、塗膜にもひび割れが起こるのです。
建物は常に微振動を繰り返していますが、建物周辺で大型車を含めた車の通行が多い、すぐ近くで道路工事やその他の工事で重機が動いていると建物に対する揺れが強いのでひび割れの幅が広くなる可能性があります。
その他には地震で揺れるケースもありますが、縦揺れか横揺れ化でひびの入り方は変わってくるでしょう。
ひび割れの幅によって緊急性が変わってきます。

②塗膜の剥離

写真の②は塗膜の剥離です。
戸建て住宅でここまでなる事はほとんどありません。
天井や柱の場合、上部から水が浸透して塗膜が剥がれる場合があります。
外壁でも雪や水はけが悪い部分では塗膜が剥がれることがあります。
ここまで劣化が進行するとひどい塗膜を全て除去する必要があります。
除去後そのまま塗装しても抜本的な解決ができていないので、防水工事や板金工事を行って上部から水の浸入を防ぐ対策をとってからの塗装工事です。
あまりにもひどいと躯体自体の強度が低下します。

③塗膜のチョーキング

写真の③は塗膜のチョーキングです。
塗装工事を検討している方だったらこれでもかというくらい聞いたことあるでしょう。
①でも少し書いてありますが、塗膜が紫外線の影響で粉化している状態を表します。
外壁表面に水をかける、霧吹きを吹くとわかりますが、劣化してきている塗膜は水を吸収し続けます。
一方で劣化をあまりしていない外壁は水を弾きます。
水を噴霧して塗膜の劣化を知るのも一つの手です。

その他の劣化としてコケやカビの発生も挙げられます。
コケやカビは主に北面に発生しやすいです。
湿気が多く、日や風が当たりづらいのがあります。
近くに樹木が多い別荘地では特に北面でコケやカビの被害が多いです。
外壁塗装には元々ですが、防カビや防藻といった機能が備わっています。
その二つの機能が低下してくるとカビやコケが発生しやすい環境になります。
ひび割れを見つけるのは結構難しいかもしれませんが、コケの場合は緑色なのでわかりやすいかと思います。
チョーキングやひび割れは大体のお宅で起こりやすい劣化です。
あとはどの程度劣化しているのか把握する必要があります。
見える部分はいいですが見えづらい部分は特に劣化が進行している時が多いです。
屋根と外壁が接地している部分は特にだと思います。
長野県の場合は雪があるので余計に傷みやすいです。
緊急の場合は除きますが、できれば暖かくなってくる春先位から建物の状態を確認するのに適しています。

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