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2021/02/11
建物を雨水から保護するためにはベランダの防水も大切な場所の一部です

建物を雨水から保護するためにはベランダ等の防水も大切な場所の一部です

コーキングも建物を保護する為に必要な作業の一つですが、それ以外にも防水が必要な個所が多々あったりします。
代表的な場所だとベランダや屋上ではないでしょうか。
どちらの場所も劣化が進んでいくと雨漏りを引き起こす場所で注意が必要です。
劣化が原因で起こる雨漏りの場合、下地の部材や内装材にまで被害が起こる事もあります。
建物の規模が大きければ大きいほど雨漏りが起こった時の被害が大きいということです。

上記の写真は屋上の防水性能が低下によって発生した雨漏りです。
元々はシート防水にて建物から水を保護している形でしたが、経年劣化で徐々にシートに穴があいてそこから水が浸入しています。
シートの下はコンクリートで水の逃げ口がほとんどありません。
コンクリートとシートの間に溜まった水がどこにいくのかというとコンクリートに発生したひび割れ部分から徐々に内部に浸透しつづけます。
徐々にコンクリートの成分でもある強アルカリ性と雨水の酸性が結合して中性に近づきます。
中性化する事でコンクリートの強度が徐々に低下するのもありますが、コンクリート内部の鉄筋が錆びます。
鉄筋は錆びると体積が増えるので、コンクリートに負荷がかかります。
コンクリートの強度の低下が進むとコンクリートの剥離につながりかねないです。

上記の写真はシート防水が劣化している写真です。
見ればわかりますが、穴が開いています。
他にも何カ所かありましたが、その部分から雨水の浸入が起こったわけです。
その結果が最初の写真につながっていきます。

ベランダの防水においてはFRP防水が採用されている割合が高く、次にシート防水が主流です。
最近では金属防水工法も増えてきているそうです。
金属防水工法は耐候年数が高く、FRPやシート防水のようなメンテナンスがほとんど必要ないのが魅力的ではないでしょうか。

上記の写真はFRP防水のトップコートが劣化している時に起こる事です。
それぞれ表面に毛のようなものがいっぱい見えると思います。
これがガラスマットといってガラス繊維を糊で固めたシート状の補強材です。
FRP防水を施工する際は必ず必要になる材料です。
FRP防水の新設後の表面は塗膜によって隠れている状態なので問題ありませんが、徐々に摩耗が進み、紫外線や雨水の影響も相まって写真の様な状態になります。
放置すると塗膜が剥がれてその場所から水が浸入する恐れがあります。
FRP防水の下地には耐水ベニヤがつかわれているので早々に下地が悪くなることはありません。
長期間その状態が進むとベニヤも腐ってしまう可能性があるでしょう。
FRP防水は通常硬いのですが、床を踏んで柔らかかったら下地が腐っている恐れがあります。
そうなると下地からやり直さなければならないです。
また、水が流れるドレンと呼ばれる部分の劣化が多く、ドレンから水が浸入するのでドレン周りと踏み面は特に気を付ける必要があります。
写真のような状態になったら踏み面と立ち上がり部分の塗装が必要です。
表面を塗装すればまた長期間にわたってベランダの防水面を保護できます。
施工も踏み面の塗装であれば早くて即日に完了する事もできます。

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