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日々の活動日記

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2015/10/17
【長野市現調レポ】なんで木が黒ずむの?見ぐさくて気にしていたO様に原因と落とし方を解説!

外構に木の塀を設置したはいいものの、気づけば黒ずんでしまっていたり、カビや汚れが目立ってきたり
そんなお悩みを抱えている方も少なくないのではないでしょうか。
せっかくのウッドフェンスやウッドデッキが、経年劣化による黒ずみで見た目が台無しになっていると、なんとも残念な気持ちになりますよね。
汚れを落とそうとゴシゴシこすったら塗装が剥がれてしまったり、逆に材質を傷めてしまったりすることもあるので、扱いには気をつけたいところです。
本日は、そんな木部塗装の事例です。

現調地域長野県長野市
現調場所戸建て住宅『玄関木部』『軒天』
現調内容木部塗装
目的チラシからのお問い合わせのお客様の住宅にうかがいました。
現調経緯チラシを見てのお問い合せ
使用材料塗料未定

黒ずみの正体は?木の塀が汚れてしまう原因

木の塀に生じる「黒ずみ」の正体はいったい何なのでしょうか。
実は、木の樹液やタンニンが空気中の鉄分などと反応して生じる場合や、カビや藻などの微生物が繁殖して色が変わるケースが主な原因となっています。
加えて、雨風や紫外線にさらされることで、表面が劣化しやすくなるのも黒ずみ発生の一因です。

材質別の特徴

素材特徴黒ずみが起こる原因
天然木材自然な風合いが魅力。時間とともに色合いが変化し、メンテナンスが欠かせない。樹液やタンニンが水や空気と反応し、カビや藻などが付着すると黒ずみや汚れが定着しやすい。
人工木材(樹脂木)木材とプラスチックを混ぜ合わせた合成素材。耐候性や耐水性に優れ、腐食しにくい。ほこりや砂などの汚れが蓄積すると、時間とともに黒ずみが目立つ。また、カビが付着すると除去しにくい場合もある。
ブロック塀コンクリートブロックでできた塀。表面がザラザラしているため、泥やコケが付着しやすい。隙間に水分や汚れが入り込みやすく、放置するとカビや藻が繁殖して黒ずみの原因になる。
外壁(サイディング等)一般的な住宅の外壁素材。汚れの種類によっては、専用の洗剤やブラシが必要になることも。雨筋汚れや空気中の排気ガスなどが付着しやすい。素材によっては洗剤の選択を誤ると変色する可能性がある。

このように、素材ごとに汚れの原因や対処法が異なるため、自宅の木の塀の材質を把握し、適切な方法でお手入れすることが重要です。

木の塀やウッドデッキの黒ずみを落とす方法

1. クエン酸水で黒ずみを落とす仕組み

木の塀の黒ずみを落とす際、クエン酸水を使う方法がよく知られています。
これは木材に含まれるタンニン(アルカリ性成分)とクエン酸(酸性)を反応させることで、黒ずみを中和・分解して落としやすくする原理に基づいています。
薬局やスーパーで市販のクエン酸を手に入れ、水に溶かして使用すれば、比較的手軽に黒ずみ除去を試みることができます。

クエン酸水の作り方と使用手順

1,クエン酸水を作る
水(約1リットル)に対してクエン酸を小さじ1~2杯程度混ぜ、しっかり溶かします。

2,汚れ部分に塗布
スプレーボトルや柔らかい布にクエン酸水を含ませ、木の黒ずみに直接塗布します。

3,ブラシで軽くこする
木材の表面を傷めない程度に、柔らかいブラシやスポンジで優しくこすります。

4,水でしっかりすすぐ
クエン酸が残ると逆にシミの原因になることがあるため、最後は十分に水ですすいで洗い流してください。

2. サンドペーパーで仕上げる場合も

黒ずみが頑固でクエン酸水だけでは落としきれない場合、サンドペーパーで軽く表面を削り取る方法も検討できます。
ただし、削りすぎると木材の風合いを損ねる恐れがあるため、目の細かいペーパーを選び、様子を見ながら慎重に作業してください。

人工木材の汚れ対策

天然木材に比べて腐食やシロアリ被害に強い人工木材(樹脂木)も、長年放置すると表面に砂や汚れ、カビが付着して黒ずむことがあります。
人工木材の特徴として、表面が比較的平滑で水を弾きやすいという利点がありますが、汚れが深く入り込んでしまうと落としにくい場合も。

手順と注意点

1,まずは水洗いで砂やホコリを流す
ホースで軽く水をかけ、表面のゴミを落とします。

2,柔らかい布やスポンジで拭き取る
中性洗剤を薄めた溶液を含ませたスポンジや布で優しく拭き取りましょう。

3,しっかりすすぎ、乾燥させる
洗剤の成分が残ると変色や再汚染の原因になるため、十分に水ですすぎます。

4,頑固な汚れには専用の洗剤を検討
カビや油汚れがひどい場合は、樹脂素材にも対応した専用クリーナーを使用すると効果的です。

人工木材は耐久性が高いとはいえ、強すぎるブラシや高圧洗浄機の高水圧でこすると表面が削れたり、傷ついたりする可能性があるため注意が必要です。

ブロック塀・外壁の汚れ除去

木の塀以外にも、外構にはブロック塀や外壁などが存在するケースが多いでしょう。
これらの箇所にも黒ずみやカビが発生することがあり、木材とは異なる対処法が求められます。

ブロック塀

◆スポンジやブラシでこすり洗い
軽度の黒ずみやカビは、外壁専用洗浄剤を使いながらブラシでこすれば落とせる場合が多い。

◆高圧洗浄機を使用する場合
水圧が高すぎると塀が削れたり、目地部分を傷つけてしまう恐れがあるため、圧力調整は慎重に行う。

外壁(サイディング等)

◆汚れが少ない場合は台所用の中性洗剤でOK
油汚れなどは比較的簡単に落とせる。

◆頑固な汚れには外壁専用洗剤を使用
変色や塗膜の剥がれが心配な場合は、必ず目立たない部分でテストしてから本格的に洗浄する。

このように、ブロック塀や外壁も定期的にお手入れすることで、美観を保つとともにカビやコケの発生を防ぐことができます。

掃除のポイントと注意点

外構の清掃は、一見シンプルに見えても「材質を傷つけない」「汚れを確実に落とす」「洗剤の残留を防ぐ」といったポイントを押さえる必要があります。
以下の注意点を踏まえて作業を進めましょう。

1,柔らかいブラシやスポンジを使用する
硬いタワシや研磨剤入りのスポンジは、木材や塗装面を傷めるリスクが高いです。

2,目地や隙間へのこすり過ぎに注意
目地部分は摩擦で剥がれたり、水が入り込むと劣化につながることがあります。特にブロック塀やタイル部分は丁寧に行う。

3,洗剤をしっかり洗い流す
洗剤が残留すると、変色や再汚染を引き起こす可能性があるため、十分なすすぎが欠かせません。

4,高圧洗浄機の水圧を調整
水圧が強すぎると、木材を削ったり、塗装を剥がしてしまう恐れがあるので、周囲の状況や素材に応じて圧力設定を調整しましょう。

5,仕上げに保護塗料や防腐処理を施す(木材の場合)
汚れを落とした後は、防腐塗料や撥水材を塗布しておくと、汚れが付きにくく、長持ちさせられます。

事例でわかる:木の塀黒ずみ掃除の流れ

例:築10年目のウッドフェンスが黒ずんでしまったケース

1,まずは掃き掃除と水洗い
表面に付着した土埃や落ち葉などを取り除き、ホースで全体を軽く流す。

2,クエン酸水スプレーで黒ずみ部分を集中ケア
霧吹きでクエン酸水を吹きかけ、10分ほど放置。

3,ブラシやスポンジで優しくこする
ゴシゴシ力を入れすぎないように注意。難しければ目の細かいサンドペーパーも併用。

4,しっかり水で洗い流し、乾燥させる
洗剤の残留を防ぐため、十分にすすぐ。陽当たりの良い場所でしっかり乾かす。

5,仕上げに保護塗料を塗布
防腐剤や撥水効果のあるステイン塗料などを薄く塗り、塀の寿命を延ばす。

こうしたプロセスを踏むことで、だいぶ色が変わっていた塀でも見違えるように明るくなったという事例があります。

木の塀の黒ずみ掃除は素材に合った方法で

木の塀やウッドデッキの黒ずみは多くの方が頭を悩ませるポイントですが、適切な洗剤や道具を使ってこまめにお手入れすれば、意外と簡単に対処できるものです。
素材によって効果的な方法が異なるため、自分の家の外構に合ったアプローチを選ぶことが大切となります。

◆木材の黒ずみにはクエン酸水が有効
アルカリ成分を中和して、頑固な汚れを落としやすくする。

◆人工木材は中性洗剤と柔らかい布でしっかり拭き取り
強いブラシや高圧洗浄機は表面を傷める可能性がある。

◆ブロック塀や外壁は専用洗剤や適度な水圧で
目地部分を傷めないように注意しながら作業を行うと安心。

◆掃除後の保護や定期的なメンテナンスが長持ちの秘訣
特に木材は防腐塗料や撥水材などで仕上げを施すと、次回以降のお手入れが楽に。

外構は家の第一印象を左右する大切な部分であり、放置すると劣化が進みやすい領域でもあります。
定期的にメンテナンスしてあげることで、美観の維持と素材の寿命延長が期待できますので、今回ご紹介した方法を参考に、ぜひあなたの住まいにピッタリのお手入れプランを実践してみてください。
家に帰るたびに目に入る木の塀やデッキがきれいになると、日々の暮らしが少しだけ気持ち良くなるはずです。

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