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2015/10/14
【現調レポ】外壁が浮いたまま直らない?長野市の現場で伝えた原因と危険なワケとは?
現調地域長野県長野市
現調場所外壁や屋根の劣化診断
現調内容外壁の浮きを見てほしい
目的気になる点の説明と対策
施工経緯お客様からのご依頼

「外壁の一部が浮いてきたような気がする…」「壁の表面が波打っている?」そんな異変に気づいても、つい見て見ぬふりをしてしまいがちです。

しかし、外壁の“浮き”は、放置していると深刻な劣化へとつながる恐れがあります。内部に雨水が入り込み、断熱材や構造材にまで被害が及ぶことも。

この記事では、外壁が浮いてくる原因、補修方法、補修時のポイント、信頼できる業者選びまでを詳しく解説します。家の寿命を縮めないためにも、今のうちにしっかりと把握しておきましょう。

目次

外壁が浮いてくる5つの主な原因とは?

 経年劣化による塗膜や下地の劣化

紫外線や風雨による表面劣化

外壁は常に紫外線や雨風にさらされており、年月を重ねるごとに塗膜は徐々に劣化します。
塗膜が劣化すると、雨水が外壁の内部に浸透しやすくなり、湿気が溜まることで下地材が膨張・収縮し、浮きや剥がれの原因となります。

防水性の低下で水分が壁内に侵入

防水機能が弱くなると、外壁材の裏にまで水分が入り込んでしまいます。これが繰り返されることで、内部の木材や下地が腐食したり、外壁材が浮き上がってしまいます。

施工不良による不具合

塗装工程の不備(乾燥不足・下地処理不足)

塗装時に十分な乾燥時間を取らなかったり、高圧洗浄が不十分で塗料が密着していないと、施工後数年で剥がれや浮きが発生します。
とくに塗り重ねる際に時間を置きすぎた場合や、逆に早すぎて下層が乾いていない場合など、工程のズレがトラブルを引き起こします。

塗料と素材の相性不良

モルタル、窯業系サイディング、金属外壁など、それぞれ適した塗料があります。
素材と合わない塗料を使うと密着不良が起きやすく、短期間で浮きや剥がれを招くことになります。

気温・湿度の変化による膨張と乾燥の繰り返し

季節の寒暖差で材料が収縮・膨張

日本は四季の変化がはっきりしているため、外壁材は夏場に膨張し、冬場に収縮するというサイクルを繰り返します。
これにより外壁材や塗膜に負担がかかり、徐々に浮きや反りが出てくることがあります。

雪国特有の凍結・湿気のダメージ

外壁材が湿気を含んだまま凍る現象

雪国では、湿気を含んだ外壁が凍結・融解を繰り返すことで、素材が膨張しひび割れや浮きを引き起こします。
断熱材の性能が低い場合や通気が不十分な場合には、この現象がより顕著になります。

塗料の品質の問題

安価な塗料は耐久性が低い

一見コストパフォーマンスが良さそうに見える安価な塗料は、実際には密着性や柔軟性が低く、数年で塗膜が剥離・膨れを起こすこともあります。
信頼性の高いメーカー製塗料を選ぶことで、こうしたトラブルを回避できます。

外壁の浮きに対する補修方法と選び方

浮きの程度に応じた3つの補修手段

浮きの程度主な症状推奨される補修方法
軽度(小さな反り)外壁材がわずかに浮いているビス打ち固定+シーリング処理
中度(部分的な浮き)外壁パネルが一部浮いている該当箇所の部分張り替え
重度(広範囲の膨れ)外壁全体に浮き・膨らみが見られる全面張り替えまたは全面再塗装

補修方法の詳細と注意点

ビス打ち固定

もっとも手軽な補修方法が、「浮いている部分をビスで下地に固定し直す方法」です。

特徴

・費用を抑えられ、短時間で施工可能
・下地(胴縁や柱など)がしっかりしていることが前提条件
・浮きが軽度な範囲に限定される補修

手順とポイント

1,浮いている外壁材の裏側に下地があることを確認
2,ビスでしっかりと固定
3,ビス周囲をシーリング処理して、防水性を確保
4,必要に応じてビス頭を隠す塗装処理を実施

注意点

・下地が腐食している場合は固定ができず、さらに大がかりな補修が必要
・無理に打ち込むと、外壁材が割れる恐れがあるため熟練した施工が必要

部分張り替え

ビス固定では対応できない場合や、浮きが広範囲に及ぶケースでは、浮いたパネルごと交換する方法が取られます。

特徴

・損傷のある部分だけを交換できるため、費用をある程度抑えつつ確実な補修が可能
・既存の外壁と近い素材・色味を探す必要がある

手順とポイント

1,浮き・劣化している外壁材を周囲の板ごと慎重に撤去
2,新しいサイディング材をカット・調整して張り付け
3,目地やつなぎ目にシーリング処理を施す
4,必要に応じて色合わせの部分塗装

注意点

・製造終了の外壁材の場合、完全一致が難しいことが多い
・ツートンカラーやアクセント張りなど、デザイン変更も視野に入れると違和感を軽減できる

全面張り替え・再塗装

外壁の浮きが複数箇所に広がっている場合や、築20年以上が経過している場合は、思い切って全面的な張り替え・再塗装を検討するのが賢明です。

特徴

・初期費用は高くなるものの、一括でリフレッシュできるため長期的なコストパフォーマンスが高い
・外壁材の遮熱性・防水性・耐震性の向上も図れる
・カバー工法によって既存の壁の上から施工できるケースもあり、解体費を抑えることも可能

手順とポイント

1,全面または大部分の外壁材を撤去(またはカバー)
2,下地の補修や防水シートの張り直し
3,新しい外壁材の施工、シーリング・塗装まで一括対応

注意点

・足場代・養生費・廃材処分費などの付帯費用もかかるため、予算計画が重要
・リフォームローンや火災保険の適用可能性も要チェック

補修時のポイントと業者選びの注意点

補修のタイミングと責任の所在を確認

塗装から2〜3年での浮きは施工不良の可能性も

通常、塗装から5〜10年ほどは問題が起きにくいものです。にもかかわらず、2〜3年で浮きや剥がれが出てきた場合は、施工不備の可能性があります。
この場合、施工業者に無償補修の依頼ができるか契約内容を確認しましょう。

小さなうちに直すことでコストダウンに

浮きが軽度なうちに修繕すれば、ビス固定程度で済むケースも多く、費用も数万円程度に抑えられます。
放置して大がかりな張り替えが必要になれば、数十万円〜100万円以上の工事になることもあるため、早期対応が経済的です。

信頼できる優良業者を見極めるポイント

過去の施工実績を写真付きで提示してくれる

実績のある業者は、過去に施工した住宅のビフォー・アフターを写真付きで丁寧に説明してくれます。
「どういった症状に対して、どのような工法と材料で、どの程度の費用で仕上げたのか」といった詳細まで提示できる業者は、経験値が高く、説明責任も果たす姿勢がある証拠です。
また、近隣の施工例や類似事例を紹介してくれる業者であれば、実際の仕上がりを直接見に行くことも可能です。

塗料メーカーとの正規取引がある

塗料メーカー(例:日本ペイント、関西ペイント、エスケー化研など)と直接取引のある業者は、施工品質や取り扱い塗料の信頼性が高い傾向にあります。
また、正規ルートを通じて塗料を仕入れている業者であれば、メーカー保証が受けられるケースもあり、保証内容に透明性が出やすくなります。
不透明な業者の場合、「名前の知らない塗料」や「自社オリジナル塗料」と称してコストダウン品を使用する例もあるため、「どのメーカーの、どの製品を、どれくらいの量で使うのか」を明示してくれるかも重要です。

アフターサービス・保証制度が明確に提示されている

「施工後に何かあった場合、どこまで対応してもらえるのか」「保証の範囲は?期間は?」といった情報は、契約前にきちんと確認しておくべき項目です。
優良業者は、塗料の耐用年数に応じた保証年数(5年・10年など)を明記し、保証書も発行してくれます。
また、アフター点検の時期や、連絡先の明記、施工後の相談窓口の案内なども丁寧です。
逆に、「保証は口約束」「連絡先が曖昧」「連絡しても繋がらない」といった業者は、トラブル時に対応が期待できない恐れがあります。

強引な営業をしない

「今だけのキャンペーンです」「今日契約していただければ…」といった強引なセールストークや即決を迫る態度は、慎重に検討するべきサインです。
本当に信頼できる業者は、お客様の判断を尊重し、焦らせるような言動を避けます。
現地調査を丁寧に行い、その結果に基づいた見積書や提案書をゆっくり説明してくれる業者ほど、誠実な対応をしてくれる可能性が高いです。
業者選びは価格だけでなく、技術と対応のバランスを見て判断することが重要です。

外壁の浮きは見逃し厳禁!早めの判断で住宅の寿命を延ばそう

外壁の浮きは、単なる見た目の問題ではなく、雨水の浸入や内部の劣化につながる重大なサインです。
経年劣化・施工不良・温度差・凍結・塗料品質など、原因はさまざまですが、いずれにしても放置は禁物。
軽度なうちに適切な補修を行うことで、コストを抑えながら住まいの価値を守ることができます。
家の外観に少しでも違和感を覚えたら、まずは信頼できる業者に点検を依頼しましょう。早めの対応こそが、安心して長く暮らせる家づくりへの第一歩です。

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