日々の活動日記 STAFF BLOG
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日々の活動日記
【上田市現調レポ】未来の暮らしを守る!塗装前の現場調査とリフォーム図面作成のリアル

目次
長野県上田市住宅「外壁・屋根」塗装現場調査
現調地域 | 長野県上田市 |
現調場所 | 戸建て住宅 |
現調内容 | 外壁塗装見積もり及び屋根鳩小屋撤去、屋根葺き替え |
目的 | 塗装にて美観回復と、保護性能を高める |
現調経緯 | お問い合わせ『屋根と外壁の調査、見積もりをご依頼いただきました。』 |
使用材料 | シリコン塗料他 |
図面って何であると便利なのでしょうか?
例えば、リフォームが進んでいく際に..
「説明はしたつもりだけど、業者との認識にズレがあった」
「予算内に収めるつもりが、後から追加費用が発生…」
「工事後に『ここは予定外です』なんて言われて、納得できなかった」
実は、図面があれば防げたかもしれないんです。
図面と聞くと「大規模工事だけで必要なんじゃ?」と思われがちですが、実は内装や外壁の小さなリフォームでも、図面は非常に重要な役割を果たしてくれるんです。
今回の現場は、上田市のお客様なんですが、しろくまペイントで図面を作成しました。
なぜ、作成できるのかと言うと、弊社には、1級施工管理技士や建築士が在籍しています。
文教施設(長野西高など)や病院、アパートなど様々な構造の建物を建ててきた元ゼネコンの専務が定年後に入社、それだけの実績がある方がしろくまペイントの社員を育成してくれているんです。
彼はいつも言ってる事の一つに「図面は、今後の住まいのためにも大切なんだ、だから建物を大切にしていきたいお客様には出来るだけ作成した方がいい…」
…以下の図面が実勢に作成したものです。それでは、図面があると、どのようなメリットがあるのかお伝えしていきます。
リフォームで図面を活用する7つのメリット
図面があるだけで、リフォームがスムーズ&正確に!
図面の有無でリフォームの進行・完成度は大きく変わります。
なぜなら、図面があれば関係者全員が「同じイメージ」を共有でき、見積もりや材料手配、作業精度まで一貫性が生まれるからです。
図面を活用する具体的なメリット一覧
メリット | 簡易説明 |
---|---|
理想のリフォームが実現しやすくなる | 図面でレイアウトや寸法を明確にできるため、希望通りの仕上がりになりやすい。 |
リフォーム前後の状態を明確に共有できる | 「どこをどう変えたか」が一目瞭然。トラブル時にも有効。 |
責任の所在を明確にできる | 工事範囲を図面で明記することで、後々のトラブル対応に強くなる。 |
工事の精度・品質が向上する | 職人が図面を見て正確に施工できるため、仕上がりのバラつきがなくなる。 |
工程管理がしやすくなる | 作業順や優先順位が整理され、無駄のない工事進行が可能に。 |
見積もり作業がスピーディー&正確 | 面積や範囲が明確なので、無駄のない見積もりが作成できる。 |
材料ロスを抑えて費用削減 | 使用塗料や資材の量を正確に割り出せるため、余剰コストが減る。 |
図面は、施主・設計者・施工業者が「共通の言語」を持つためのツール。だからこそ、リフォームには欠かせない存在なのです。
理想のリフォームが実現しやすくなる
図面があると、建物のレイアウトや寸法が一目で把握できるため、打ち合わせ時の“イメージのすれ違い”を防ぐことができます。
たとえば、「窓と窓の間を塗分けてほしい」「庇のサイズに合わせて新しい外灯をつけたい」といった細かな希望も、図面があれば正確に反映することが可能です。
口頭やメモ書きでは伝えきれない細部まで共有できることで、お客様の理想により近い仕上がりを実現する力になります。
リフォーム前後の状態を明確に共有できる
工事前と工事後、それぞれの状態が図面に残ることで、「どこをどう変えたのか」が施主様・業者の両者にとって明確になります。
たとえば、「どの範囲まで塗装したのか」「どの柱を補強したのか」など、記録として残すことで後々の確認がしやすくなるのが大きなメリットです。
万が一、「ここは工事対象だったか?」といったトラブルが発生しても、図面を基に冷静に事実確認ができるため、余計な誤解や対立を防ぐことにもつながります。
責任の所在を明確にできる
リフォームや塗装では、「どこまでが工事範囲か」を明確にしておくことが、トラブル予防において非常に重要です。
図面に明記された工事範囲があることで、業者も施主様も“契約通りに施工したかどうか”を判断しやすくなります。
とくに複数業者が関わる現場や、期間を空けて段階的に施工を進める場合は、図面が“責任の分かれ目”として非常に有効な資料になります。
工事の精度・品質が向上する
現場の職人にとっても、図面は非常に大切な情報源です。図面に基づいた施工であれば、各工程で迷うことなく手を進められるため、仕上がりのバラつきが少なくなります。
たとえば、塗装では「ここまで塗る」「この部材は除外する」といった細かい指示も、図面に基づいて的確に反映でき、高い品質のまま作業を統一できるのです。
逆に図面がないと、現場判断が増え、仕上がりに“人の感覚”が出やすくなるため、結果として均一性が欠けてしまう恐れもあります。
工程管理がしやすくなる
図面があれば、作業手順や範囲が視覚的に整理できるため、「どこから始め、どこまでで一区切りか」という全体の進行管理がしやすくなります。
現場の工程が複雑な場合でも、図面を見ながら**「足場を設置する順」「先に施工すべき部位」などを明確にし、無駄のないスケジュールが立てられます。**
結果的に、工事全体の遅延リスクも減り、スムーズな完了が可能になります。
見積もり作業がスピーディー&正確になる
図面には面積や寸法、部材の配置が明記されているため、「おおよその金額」ではなく「精度の高い見積もり」を迅速に作成できます。
特に、塗装面積や交換部品の数量などが明確になることで、材料費や人件費を無駄なく算出でき、お客様にとっても納得のいく費用感で提案がしやすくなります。
図面がない場合、現地計測から始める必要があり、その分、時間と手間がかかってしまいます。
材料ロスを抑えて費用削減につながる
図面があれば、使用する塗料や建材の「必要量」を正確に割り出すことが可能です。
これは、実際に施工するうえで「余らせすぎる」「足りなくて追加発注する」といった無駄を避け、資材コストを最小限に抑えることにもつながります。
たとえば、塗料を5缶準備したものの1缶余った、というようなケースでは、その分の費用をお客様が負担することも少なくありません。図面があることで、“過不足のない仕入れ”ができ、全体の工事費用にも好影響を与えるのです。
リフォーム図面の種類と役割を比較
使い分けることでより正確な指示が可能に
図面とひとくちに言っても、リフォームの目的によって必要な図面は異なります。ここでは代表的な図面を紹介します。
リフォームに使われる図面の比較表
図面の種類 | 主な役割 | 適用範囲 |
---|---|---|
平面図 | 各部屋の広さや配置、間取りの把握 | 内装リフォーム、設備更新 |
立面図 | 外壁や窓の位置、外観の確認 | 外壁塗装、窓リフォーム |
展開図 | 壁面ごとの寸法や仕上げの詳細 | 内装壁材、造作家具設計 |
電気設備図 | コンセント、照明、スイッチの配置 | 電気配線・照明工事 |
外構図 | 建物の周辺(塀・駐車場・庭など)の構成 | エクステリア工事 |
どの図面が必要かは、リフォームの規模や内容によって変わります。
小規模リフォームなら平面図だけでも十分ですが、詳細な仕上げや配置を要する場合は展開図や立面図の活用がおすすめです。
外壁塗装の見積には、主に立面図が使われます。
リフォーム図面の作成について
図面を作る方法は主に2つあります。「ソフトを使って自分でつくる」か「プロに依頼」か。
ただ、自分で作成するにはかなりの難易度があります。これからDIYを身に着けていきたいなどの目的があるのなら、挑戦してみるのもいいかもしれません。
図面作成方法の比較
方法 | メリット | デメリット | 向いている人 |
---|---|---|---|
アプリやソフトで自作 | 無料〜安価、気軽に試せる | 精度や縮尺に限界あり | DIY好き、簡易的な図面で十分な場合 |
プロに依頼する | 精度・信頼性が高く、申請用にも使える | 費用が数万円〜発生する | 中〜大規模リフォーム、設計士と相談しながら進めたい人 |
無料で使える図面作成アプリ(例:マイホームデザイナー、Room Plannerなど)も多く出ていますが、設計ミスが命取りになる大規模リフォームではプロの作図が確実です。
今回のケースと同じ「図面がない場合どうするのか?」
中古住宅や築年数が古い建物では、「そもそも図面が残っていない」というケースも少なくありません。
今回も、図面がどこにあるのか分からないとの事で作成しました。
図面がないときの実務的な対応方法
建物のリフォームや塗装工事を検討される際、「図面が手元にないんだけど大丈夫かな?」と不安に思われるかもしれません。
しかし、ご安心ください。
図面がなくても、適切な段取りと確認作業を行えば、問題なく工事を進めることは可能です。
ここでは、図面がない場合に取れる対応策を、実務の現場での流れに沿ってご紹介します。
リフォーム会社にあらかじめ「図面なし」を伝える
まず大切なのは、最初の問い合わせ時点で「図面がないこと」を明確に伝えておくことです。
そうすることで、業者側は事前に「採寸が必要」「現地調査に時間を要する」といった準備を整えることができます。
図面の有無によって、現地調査の所要時間や用意する機材も変わってくるため、早めに共有いただくことで、スムーズな進行と正確な見積もりに繋がります。
概算面積を「係数」で算出する方法もある
外壁面積などを概算する場合、図面がないと正確な数字は出せませんが、建物の床面積に一定の係数(1.1〜1.3)を掛けることで、簡易的な外壁面積を算出する方法があります。
たとえば、延床面積が100㎡の建物であれば、
100㎡ × 1.2(係数)= 約120㎡(外壁面積)
という形です。
この方法はあくまで概算ですが、初期段階の予算イメージや仕様選定を行うには十分な精度があります。
詳細な面積は、後日の実測で確定させます。
「今回のケース」現地で実測して図面を再作成してもらう
もうひとつの実務的な方法が、「現地で実測を行い、簡易図面を再作成すること」です。
これは、多くの業者で有料オプションとして対応していますが、正確な図面が手元に残ることで、
◆今後のリフォーム計画
◆メンテナンス記録の整理
◆保険・補助金申請の資料としての活用
など、長期的に役立つ資料として価値が高いと言えます。
図面がないまま感覚的に工事を進めるのではなく、実測で根拠を残すことが、後々の安心にもつながります。
法務局や自治体に建築図面が保存されていないか確認
築年数がある程度経過している場合でも、建築確認申請時に提出された図面が、法務局や市区町村の建築指導課などに保管されているケースがあります。
閲覧やコピーが可能なことも多く、必要書類(本人確認書類や申請書)を提出すれば取得できる場合があります。
特に「建築確認済証」「配置図」「平面図」などは、外壁塗装・増改築・耐震診断時などに非常に有効です。
一度、地元の自治体や法務局に相談してみると良いでしょう。
図面を活用したリフォーム事例
図面の有無で差が出た実例を紹介
事例1:外壁塗装の工事範囲を明確にできたケース
図面があったことで、工事対象の外壁面とそうでない部分を正確に業者と共有でき、追加費用トラブルを回避。
事例2:収納リフォームで扉の開閉干渉を事前にチェック
展開図で扉の開き方向を確認できたため、家具と干渉せず、動線もスムーズに。
事例3:エアコン移設で配線トラブルを防げた
電気配線図が残っていたため、壁内の配線を避けてスムーズに作業完了。
|図面は「安心・正確・納得」をつくるリフォームの必需品!
図面は、リフォームを成功させるための「設計図」であると同時に、「トラブルを防ぐ証拠資料」でもあります。
◆希望を正しく伝える
◆工事範囲を明確にする
◆責任の所在をはっきりさせる
◆費用を正確に見積もる
◆仕上がりの質を高める
これらすべてが、図面ひとつで実現可能になるのです。
「そこまで大げさな工事じゃないから…」と思わず、まずは図面の活用を前提に計画を立ててみてください。
きっと、リフォームがもっとスムーズで納得のいくものになります。
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