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日々の活動日記

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2015/10/12
【現調レポ】長野市安茂里A様宅の雨樋は何で歪んだ?雪で変形した雨どいが保険で直せる?

大雪後の春に気づいた雨どいの変形!雨どい調査事例

現調地域長野市安茂里
現調場所戸建て住宅『とよ雨どい』
現調内容雨どいの損傷
目的塗装にて美観回復と、断熱性能を高める
現調経緯長野市安茂里にて内装リフォームを行っていました。その際雨どいの劣化が見受けられ施工となりました
使用材料雨どい他

雨樋の破損、思い当たる節ありませんか?
「なんか雨樋が曲がっていない…?」「急に雨樋から変な音がした」実はその症状、雪の重みによるものかもしれません。
そして、その修理、火災保険で補償される可能性があるんです。

「え、火災保険って火事だけじゃないの?」とよく言われますが、実は風災・雪災・雹(ひょう)災などの自然災害による損害も、保険の対象になることがあるんです。

火災保険で雨樋修理が適用される条件

火災保険が適用されるのは、「自然災害によって被害を受けた場合」に限られます。
経年劣化や人為的な破損では基本的に補償対象外となります。

火災保険が適用される代表的な条件一覧

適用条件内容補足説明
自然災害による破損台風・強風・突風・雪・雹などによって破損した場合明確な「気象要因」による被害があることが前提
修理費用が一定額以上一般的に20万円以上の工事が対象(契約内容により異なる)小規模の破損では対象外になることもある
被害発生から3年以内保険法により、請求権は3年で時効となる古い被害は申請できない可能性がある

例えば、台風で雨樋が歪んだ、雪の重みで雨樋が外れた、雹で割れたなどのケースでは、多くの火災保険で補償対象となります。

判断が分かれる代表的なケース

火災保険が適用されるかどうかの最大の分かれ道が、損傷の原因が自然災害か経年劣化かという点です。

ケース自然災害として認められる?解説
台風直後に雨樋の固定金具が外れた○ 適用される可能性大強風による被害と判断されやすい
数年前から少しずつ歪んできた× 経年劣化と判断されやすい被害の発生時期が曖昧だと難しい
雪で雨樋にひびが入った○ 雪災による破損は対象気象情報と照合しやすい
サビが進行して穴が空いた× 時間の経過による腐食自然災害とは見なされない

ポイントは、いつ・どんな自然災害で損傷したのかを証明できるかどうかです。
写真や業者の診断報告が有力な証拠になります。

火災保険を使った雨樋修理の流れ

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「保険が使えるかも」と思ったら、すぐに行動することが大切です。以下のステップに沿って手続きを進めましょう。

雨樋修理で火災保険を申請する手順

保険会社に連絡

まず最初に行うのは、加入している火災保険の保険会社へ連絡することです。
電話やWebから「雨樋が台風で破損したため、保険の適用が可能か確認したい」と伝えれば、対応の流れを案内してもらえます。
この時点では「申請確定」でなくても問題ありません。
大切なのは、被害が自然災害によるものか、どのタイミングで起きたのかを明確に伝えることです。

業者に見積依頼と現場調査を依頼

次に行うのは、実際に現場を調査できる専門業者への依頼です。
保険申請には「修理見積書」と「被害状況を示す写真」が必須となるため、経験のある業者であれば、保険用資料の作成にも慣れており、申請しやすくなります。
雨樋の歪み・割れ・落下など、目で見てわかる損傷はしっかり写真に残し、被害の原因が自然災害であることを証明するのが重要です。

保険会社の鑑定人が現場を確認(省略されることもあり)

被害の内容や規模によっては、保険会社から鑑定人が派遣され、現場の確認を行う場合があります。
これは「申請内容と実際の被害が合っているか」を第三者として確認するためのものです。
ただし、軽微な損害や写真・見積で十分と判断された場合には省略されることもあり、必ずしも立ち会いが発生するわけではありません。
このあたりも事前に保険会社に確認しておくと安心です。

必要書類を提出して申請

現場確認後は、保険会社から案内された必要書類を揃えて提出します。
書類に不備があると審査に時間がかかるため、業者にも一度チェックしてもらうと安心です。
申請書類の提出は、郵送・Webアップロード・窓口持参など、保険会社によって異なります。

審査後、保険金が支払われる

提出した書類に基づいて審査が行われ、内容が承認されれば修理費用に応じた保険金が支払われます。
審査期間は通常、1〜3週間程度が目安となりますが、自然災害が多発した年は混雑により時間がかかる場合もあります。
無事に保険金が振り込まれたら、いよいよ修理着工です。

「保険申請はプロに任せないと無理」と思われがちですが、施主様ご自身でスムーズに進められているケースも少なくありません。(弊社のお客様など)
私たちも、修理のお見積りや被害状況写真のご提供、必要書類の作成補助などをしっかりサポートいたします。
少しでも「自然災害による破損かも?」と感じたら、どうぞお気軽にご相談ください。
壊れてから自費で直す前に、まず保険の可能性を確認しておくことが、賢い選択です。

保険申請に必要な書類一覧

申請の際には複数の書類が必要となります。スムーズな給付のためには、早めに準備をしておきましょう。

主な必要書類とその目的

書類名内容備考
給付金請求書保険会社所定の申請用紙不備があると支給が遅れる可能性あり
修理見積書工事内容と費用の詳細足場代も必ず含めて記載すること
損害写真被害箇所を撮影した画像修理前に撮るのが鉄則
事故状況説明書いつ・どこで・どうやって破損したかの記録台風の被害と分かるよう記載を工夫する
登記簿謄本建物の所有者証明法務局で取得可能(数百円)
印鑑証明・住民票本人確認用保険契約者のものを準備する
罹災証明書(必要な場合)自治体で発行自然災害の公的証明として有効

工事費用は幾らから?

多くの火災保険では、風災・雪災の補償に対して「免責額」や「最低支払い金額」が設けられており、20万円以上の損害が対象になるケースが多いです。

雨樋修理は足場費用込みで20万円を超えることがほとんど

雨樋の修理は高所作業になるため、安全確保のために足場が必要になるケースがほとんどです。
この足場代は数万円〜十数万円かかることも多く、トータルで20万円以上になることが一般的です。

保険申請の際には、足場設置費用も修理見積にしっかり含めておくことが重要です。

雨樋修理に火災保険を上手に使って、自己負担を減らそう!

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実は、今回の工事、リフォームの最中に雨どいの変形に気がつき、保険申請へと繋がった事例です。
書類をまとめ、保険の申請を行い受理されました。
自然災害によって、気づかないうちに屋根や外壁、付帯部が損傷してしまっているケースがあります。
例えば、大雨や大雪、雹が降った後で、住宅に損傷が無いか確認するようにしましょう。

もし、被害があったり、劣化が進んでいたら要注意。
雨樋は建物の外壁や基礎を雨水から守る大切な設備です。破損を放置すると、雨漏りや外壁の腐食といった二次被害にもつながりかねません。
前述したように、自然災害が原因の破損であれば、火災保険を活用して自己負担を軽減することが可能です。

最後に、保険利用のポイントを整理しましょう。

自然災害が原因であること(台風・大雪・雹など)

まず大前提として、被害の原因が自然災害であることが明確でなければなりません。
たとえば、台風による強風で雨樋が外れた、落ち葉や氷で排水口が詰まり破損した、雹が降って屋根に穴が開いたといったケースが該当します。
経年劣化や人的ミスが原因の場合は適用外となることが多いため、「いつ・どんな災害があったときに壊れたのか」をある程度記憶しておくことが重要です。
台風や大雪などの“あと”に不具合に気付いた場合は、保険対象かもしれないと考えてみてください。

被害から3年以内に申請すること

火災保険には「請求期限」があります。原則として、被害発生から3年以内に申請することが必要です。
たとえば、3年前の台風で被害に気づかず、最近になって調査で判明した場合でも、「自然災害が原因」と特定できれば申請が通る可能性はあります。
つまり、諦める前に一度「いつの被害か?」を確認することが非常に大切です。
多くの方が「もう遅い」と思って保険申請を見送ってしまいますが、3年以内であれば、まだ間に合います。

修理費用が20万円以上あること(足場代込みで可)

実際に保険で認定されやすいのは、修理費用の合計が20万円以上となるケースです。
一見「そんなにかかるかな?」と思われがちですが、屋根や外壁の工事には“足場代”が必要になる場合が多く、これだけで15万円前後の費用になることも珍しくありません。
つまり、「破損箇所は小さいけれど足場が必要」といった状況でも、総額で20万円を超えることは十分にあり得ます。
実際に費用を見積もってみて、適用条件に達しているかを判断することが大切です。

書類をしっかり揃えること(写真は修理前に)

保険申請において最も重要なのが「書類の正確さと説得力」です。
特に、修理前の被害状況を撮影した写真は申請の根拠になるため、工事前に必ず記録を残すことが必須です。
その他にも、修理見積書・被害報告書・申請書類など、必要な書類をきちんと揃えて提出することで、審査がスムーズに進み、保険金の支払いまでの時間を短縮することにもつながります。
ご自身で難しいと感じる場合は、経験豊富な業者が写真撮影や書類作成をサポートすることも可能です。

「保険を使えるかどうか」は、申請してみないと分からないケースも多くあります。
実際に、「まさかこの程度の被害で保険が出るとは思わなかった」と驚かれるお客様も多くいらっしゃいます。
一度も保険を使っていないという方こそ、こうした機会を活用するべきです。

もし自然災害後に破損に気づいた、過去の災害が原因かもしれないという思い当たる節があれば、どうぞお気軽にご相談ください。
補修費用を少しでも軽減できるよう、正確な調査と丁寧な申請サポートをお約束します。

長野市雨どい修繕2

 

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