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日々の活動日記
【スズメバチの巣の撤去のための現場調査】安全の確保の仕方と攻撃性が高くなる前の撤去を説明しました
目次
長野市でスズメバチの巣の撤去のおよび塗装のご相談をいただきました。
現調地域 | 長野県長野市 |
現調場所 | 某ビルの屋上他 |
現調内容 | スズメバチの巣の撤去及び塗装 |
目的 | スズメバチの巣を撤去し、施設利用者の安全を確保する |
現調経緯 | お客様からのご紹介です。塗装及びスズメバチの巣の撤去ができないかとのご相談でした。現場を確認すると、大きな巣を作っており危険な状態でした。 |
日本のスズメバチについて
日本のスズメバチは攻撃性が非常に高く獰猛なため、世界でも類を見ない殺人蜂と呼ばれています。
大きさも蜂の中では最大級の大きさといわれ、他の蜂とは比べ物にならない強靭なあごや頑丈な体を持っています。
スズメバチは日本のいたるところに生息しています。
8種類ものスズメバチが生息していて、主に関東より西の地域に生息しています。
スズメバチの種類
スズメバチは上記にも書きましたが8種類生息しています。特にオオスズメバチやキイロスズメバチの名前は聞いたことがあるかと思います。
スズメバチの中でも特に危険で毎年スズメバチによる死亡事故が起こった時には大体このこの種類に刺されているそうです。
スズメバチの営巣場所
春先から女王蜂が巣作りを始める時に、対象となる場所が軒下や天井裏、壁や床下、植え込みや木の穴などがあります。
スズメバチに限らず動物もそうですが巣をつくる際は天候の影響を受けなかったり、近くに天敵がいない場所に巣を作ることが多いんです。鉢にとって居心地が良い場所だからです。
ほとんどが目に付きづらい場所に巣を作るので発見することが難しいですね。
もし見つけて取り去っても翌年、また作られてしまうことも少なくありません。
巣ができていることを知らずに行動して刺されることが多いので、巣を作りそうな場所を把握するのと作らせない環境づくりが大切になってきます。
(1)天井裏や床下
前もって外から蜂が侵入できるくらいの隙間がないか確認しましょう。
床下の場合外に通風口があります。鉄で出来ている場合、サビなどで腐食して入り口が大きくなる恐れがあります。
通風口は完全に塞いでしまうと床下の環境が悪くなるので網目の細かいもので侵入を防ぐようにしてください。
(2)軒先や倉庫
軒先や普段から人の出入りが少ない倉庫はスズメバチが営巣をしやすい環境が整っています。
天候の影響を受けずに人の出入りが少ない場所なので定期的な点検が必要になります。
建物に隙間や大きな破損箇所がある場合は早めに直しましょう。
(3)建物周りや木などの植物類
木や植物がボーボーのままだと風雨をしのぎやすい環境ができます。また植木鉢の受け皿など水分が取りやすい環境を作ると巣を作りやすいので定期的に草刈りや剪定をするようにしましょう。
刺された際に起こるアナフィラキシーショック
蜂に刺されたとき、かゆみだったり皮膚炎や嘔吐・寒気を引き起こす場合があります。
それはスズメバチなどの毒の中にはアレルギー反応を起こす成分が含まれています。
刺されたときの状態によっては死に至ってしまうほどの危険性を含んでいます。
蜂に刺されてから症状として現れるまでが非常に早く15分位で命を落としてしまうこともあるそうです。
刺された際はすぐに病院に行かなければなりません。
秋にはさらに高くなるスズメバチの攻撃性
スズメバチはハチの中でも攻撃性が高い性質をもっています。
秋には新たな女王蜂や雄蜂を育てるために攻撃性が高まります。
そのために、駆除をするようになれば秋前には撤去を完了したいです。
こちらの駆除は、私の仲間に害虫駆除専門で行っている業者がいるものですから、その方に見ていただく予定です。
現在では、スズメバチの羽音があちらこちらから大きく聞こえる状態で、さすがに現調していても恐さを感じます。
よかったと思えることは非常口のため、人が出入りすることはほとんどないことです。
しかしながら、施設を利用している人たちに被害がでてはいけません!
すでにボールほどの大きさがあるので、早く除去して安心していただきたいです。
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前述したようにスズメバチは非常に危険です。できればご自身ではなく、業者に依頼してください。
今では長距離でも届くハチ退治用スプレーなどがありますが、刺されないように、しっかりと身支度を整えて行ってください。
また、害虫駆除において草木などが多い場合もあるので、必要であればマスクなどの着用もしてください。
花粉症原因のブタクサを代表に雑草はアレルゲンを持った種類があって、思いがけないものがアレルギーをひき起こしたりします。
また雑草の粒子、草場に生えたキノコ胞子が喘息被害を起こしてしまうケースもあります。
雑草は害虫にとって餌場で隠れるスペースでもあり、マダニみたいな危険な害虫が繁殖することもあります。
害虫を駆除できたけど気づかないうちに体が腫れてしまった。こんなことにならないように注意しましょう。