日々の活動日記 STAFF BLOG
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日々の活動日記
冬に必ず使う塩化カルシウムで鉄が錆びる。機械式駐車場の保護塗装

目次
長野市内の地下駐車場で塗装工事が始まりました。
施工地域 | 長野県長野市 |
施工場所 | 機械式駐車場 |
施工内容 | 機械式駐車場の再塗装 |
施工経緯 | お取引先からのご依頼 |
使用材料 | 錆止め ジャパンカーボライン ラストボンドSG 下塗り 大日本塗料 Vグラン下塗り 上塗り 大日本塗料 VトップHBスマイル |
本日から長野市内の機械式駐車場で塗装工事がが始まるのと同時に、先日ブログに書かせていただいた、松本市乗鞍のテニスコートの補修及び塗装工事も始まります。
この時期は塗装をするのにとても適しているのでどうしても施工が集中しやすくなります。
それ以外にも現在進行中で長野市内で屋根や外壁の塗装も行っています。
それぞれ塗装工事ですが、塗装する箇所も塗料も違うので、改めて塗装は奥が深いと感じます。
ただ、住宅の塗装だけでなく、色々な部分の塗装工事を行っているからこそお客様のお悩みを解決できるだけの経験がしろくまペイントにはあると思います。
駐車場の白線引きや特殊だとプールの塗装もそうなります。
こんな塗装できる?やってます?など興味がありましたら一度聞いてみてください。
塩化カルシウムから鉄部を守るために、サビは腐食を生み穴が開くことも

お取引先からのご依頼で、長野市内にある立体駐車場の塗装が始まりました。
駐車場と聞くとコンクリートやアスファルトを思い浮かべることでしょう。
マンションやホテルでは機械式駐車場というものがあってコンピューター制御になっているものもあります。
その機械式駐車場ですが、車の駐車面が鉄になっています。
毎日タイヤによる摩耗を受けやすいので劣化しやすく、塗膜が剥がれたところに水分が付着しサビが発生します。
それだけでなく、冬期には欠かせない塩化カルシウムも鉄に対して大きな影響を与えます。
ひどいと腐食して穴が開くことだってあります。
そのため、塩化カルシウムからの保護等をするために塗装工事を行います。
最初の工程はケレンと高圧洗浄です。
電動工具を使用して全体的にケレンをします。
凹凸があるのでケレン忘れに注意です。
その後高圧洗浄をして汚れや脆弱な塗膜を落としていきます。
下地処理を怠ると将来的に剥がれやすい、塗料が密着しにくいといった問題が生じます。
長く期間塗装箇所の保護する為には下地処理が重要という事です。
ケレンをするときは電動工具を使用した時に、塗膜片が飛んで目に入ってしまうリスクがあるので、目を守る意味でもプラスティック製の眼鏡をかけるといった安全対策をとっています。
明日以降に塗装工事をしていきますが、使用する材料が全て溶剤タイプなのでニオイの問題もしっかりと打ち合わせをしなければならない問題の一つです。
塗装工事に使う塗料は大きく分けると、水性と油性にわけられます。
鉄部には油性塗料の方が密着しやすいメリットがあります。
塩化カルシウムが床をサビさせる理由とその対策
「冬に融雪剤をまいたあと、車や倉庫の金属がなんだかサビっぽい…」「除湿剤の液体がこぼれて、家具に変色が…」なんて経験、ありますよね。気づいたときにはもう赤茶色に変わっていて、「どうしてこうなったの?」と後悔してしまうことも。実はその原因、多くの場合“塩化カルシウム”かもしれません。
この記事では、「塩化カルシウム 床 サビる」というテーマで、金属がサビる仕組みから、塩化カルシウムがどのように腐食を引き起こすのか、そしてその効果的な対処法までを詳しく解説します。冬季や湿気の多い時期に金属器具や設備を守るための実用的な知識として、ぜひご活用ください。
塩化カルシウムとは?身近に潜む腐食の原因物質
塩化カルシウム(CaCl2)は、凍結防止剤・融雪剤として道路や歩道に散布されるほか、除湿剤にも多く使用される吸湿性の高い物質です。見た目は白色の粒状またはフレーク状で、水分とすばやく反応して熱を発する性質もあります。
問題は、その“吸湿性”。塩化カルシウムは空気中の水分を吸収して、液体状になる性質があり、これが金属表面を常に湿った状態に保ってしまうのです。つまり、金属に塩化カルシウムが付着して放置された場合、それが錆の発生を加速させてしまうわけです。
なぜ塩化カルシウムは金属をサビさせるのか?
鉄をはじめとする金属がサビる基本的な仕組みは、「酸素」「水分」「電解質」の3つがそろったときに発生する“酸化”現象です。
塩化カルシウムは水分と混ざることで電解質溶液を形成し、鉄の電子を奪って酸化させるプロセスを促進させます。
その結果、鉄はイオン化して酸化鉄(いわゆるサビ)となり、表面が赤茶色や黒っぽく変色し、長期間放置すると穴が空いたり破損したりするほど腐食が進みます。
塩化カルシウムによる腐食は以下のような特徴があります:
・乾いた状態では気づかなくても、湿度が上がると一気に腐食が進む
・金属表面に付着しただけでなく、周囲の湿気も引き寄せることで被害範囲が広がる
・床下や裏側、隙間など、目に見えない場所で腐食が進行する
代表的な被害例と発生シーン
車の下回りへの付着
融雪剤を散布した道路を走行した車は、タイヤやフェンダーまわりだけでなく、下回り全体に塩化カルシウムが飛び散ります。
そのまま洗浄せずに放置すると、マフラーやフレームにサビが発生し、最悪の場合、車検に通らなくなるケースもあります。
除湿剤の液体が金属家具にこぼれた場合
塩化カルシウムを使った除湿剤の液体が棚の上やフローリングに漏れると、そこに置いてあった金属製の脚やキャスター、工具などに錆が発生します。
さらに木材にも変色や腐食が及ぶことがあり、見た目だけでなく機能にも悪影響を及ぼします。
屋内倉庫の金属棚や器具
冬季に凍結防止の目的で周囲に散布された塩化カルシウムが靴底や台車のタイヤを通じて室内に持ち込まれ、倉庫の金属棚や工具類の足元部分から錆が進行することもあります。
床がサビるのはなぜ?構造材・コーティングの影響
金属製の床や支柱、床下にあるボルト類は、表面が塗装されていても完全に水分を遮断できるわけではありません。
特に摩耗して塗膜が薄くなっている部分は塩化カルシウムによって腐食が進みやすくなります。
また、コンクリート床の中に埋設されている鉄筋も、塩分が浸透することで腐食する恐れがあり、構造体全体の強度低下に繋がる可能性もあります。
対策:塩化カルシウムによる錆を防ぐ方法
流水で早めに洗い流す
塩化カルシウムが付着した可能性のある箇所は、できるだけ早く水で洗い流しましょう。
特に車の下回りや建物の金属部材など、冬季の融雪剤が飛散しやすい部分は重点的に。
水だけでは心配な場合は、中性洗剤を併用して洗浄するのも効果的です。
こぼれた除湿剤はすぐに拭き取り、換気と乾燥を
室内で使用している除湿剤の容器が傾いたり、液体がこぼれたりした場合は、すぐに乾いた布で拭き取り、濡れた部分の換気と乾燥を徹底しましょう。
サビ止め剤の塗布
金属製の床や構造材、家具などには、あらかじめ防錆塗料や透明の保護コート剤を塗布しておくと、塩分や湿気による腐食リスクを大幅に軽減できます。
足元マットやシートで物理的に遮断
塩化カルシウムの侵入を防ぐために、建物の出入口や車庫、倉庫には吸水性のあるマットやゴムシートを敷くのも有効です。
床に直接落ちるのを防ぎ、金属への付着を減らすことができます。
塩化カルシウムは便利だが取り扱いに注意を
塩化カルシウムは、冬の路面凍結防止や湿気対策など、非常に便利な素材です。
しかし、その吸湿性と腐食性によって、金属のサビを加速させるという大きなデメリットも抱えています。
被害を防ぐには、付着を最小限に抑え、発見したらすぐに洗い流し、乾燥・保護を徹底することが重要です。
建物の床や金属器具を長持ちさせるために、ぜひ日頃からのメンテナンスを意識しましょう。