しろくまペイントの日々の活動日記。

tel.0120-460-461

無料外壁・屋根診断

タップをして電話をかける

メニューを開く

STAFF BLOG

2025年5月
« 4月  
 1234
567891011
12131415161718
19202122232425
262728293031 

CONTRIBUTOR

日々の活動日記

STAFF BLOG

2018/03/15
外壁のデザインを残す塗装方法

長野市内で外壁塗装の現調にお伺いしました

現調地域長野県長野市
現調場所一般戸建て住宅
現調内容外壁、軒天、破風板、雨どい、水切り等
現調経緯ホームページから問い合わせをいただきました

あっという間に冬が過ぎ、今週は気温が高く長野県でも春の陽気を感じる様になりました。
長野市内や須坂市内でも冬の間道路工事が行われていて渋滞になっていた場所もようやくキレイな道路に生まれ変わり、渋滞が解消されたのは通勤に車を使う人には喜ばしい限りではないでしょうか?
ただ、日によっては寒暖差があったり天気が悪い日が続くので傘を忘れない事や服装に気を付けないと風邪を引いてしまうので注意が必要ですね。
春といえばようやく、外壁塗装のシーズンとなりました。
長野市内のお客様をはじめ、須坂市や千曲市のお客様からもお問い合わせをいただいております。
ありがとうございます。
また、外壁塗装シーズンを迎えると訪問販売や電話営業が多くなるシーズンでもあります。
県外の会社からも訪問があるかもしれません。
必ず断る様にしてください。

販売、悪徳業者から身を守る方法とは 詳しくはこちら

リフォーム悪質業者が使う代表的な手口とは!? 詳しくはこちら

訪問販売には最低限のルールがあります 詳しくはこちら

外壁塗装のモニター価格は営業トーク!? 詳しくはこちら

 

外壁のデザインを活かした塗装と建物を長期間保護するための秘訣

外壁のデザインを残す塗装方法
左:外壁のひび割れ   右:雨だれ

ホームページから問い合わせをいただいた長野市お客様のお宅へ外壁塗装の現調にお伺いしました。
築15年の洋風住宅で随所にオシャレだと感じられるポイントが多々ありました。
お問い合わせをくださったお客様は今回が初めての塗装工事を検討されているという事で、建物の状態を確認するのも重要ですが、お客様がどのようにして建物を塗装し保護したいのかを聞きながら現調を進めていきます。
既存の外壁はアイカ工業のジョリパットという塗料を使用していました。

ジョリパットは他の塗料と違い意匠性に優れており、豊富なデザインやカラーバリエーションに対応できるので、オシャレな外壁を生み出すことができます。
しかも艶無しなので落ち着いた雰囲気に仕上がるのも特徴です。
お客様のお宅も外壁にパターンが付けてあり、デザインに優れている印象です。
そのデザインを活かした塗装をご希望でした。
既存のデザインを活かす方法もあれば、新しくデザインを作り上げる事も塗装方法や塗料の種類によっては可能となります。
塗装によって美観やデザインを活かす事はできますが、建物の長期間保護する方法も考えなければなりません。
建物を長期間保護する為には使用する塗料も関係してきますが、下地の状態を確認してそれにあった補修や対策を取らなければ、どんなに性能が高くて高耐候性の塗料を使用したとしても建物を長期間保護する事はできないでしょう。
そのため、現調時には細かい部分も含めて点検させていただき、建物の状態に合った補修や対策の提案をさせていただきます。
実際に現調をさせていただき、外壁のヒビや汚れを確認する事ができました。
ヒビは地震によるもので入ってしまったそうです。
汚れは塗膜性能の低下が原因で目立つようになっていました。
ヒビは放置すると雨漏りの原因につながり躯体にまで影響を及ぼすことがあるので確実に直さなければなりません。
汚れは塗料の性能で解決できる問題なので、一番はヒビ割れの対策になることでしょう。
外壁塗装を検討している長野市や須坂市、千曲市のお客様は建物の診断と状態に合った補修方法や塗料の提案をしてくれる会社、それ以外では安全対策として施工時には必ず足場を設置する会社を選びましょう。
これからの時期、塗装工事の問い合わせがさらに増えると予想されます。
今年中に塗装を考えているお客様は今からでも見積を依頼したほうがいいです。

地震で外壁にひびが入った時の正しい見分け方

大きな揺れが収まった直後は家族の無事と家具の転倒ばかり気になって、外壁まで目が回らないことが多いですよね。
数日たってから外に出てふと見上げたら「えっ、白い筋が走ってる?」と慌てる。
もともと入っていた微細なくぼみまでクラックに見えてしまって「そーだよなぁ、これ放っておいていいのかな…」と不安になるものです。
けれど外壁のひびは幅や深さによって対応策も費用も大きく変わり、地震保険の対象になるかどうかまで左右します。

外壁に走るひび、本当に放っておいて大丈夫?

地震の揺れで外壁に入るひびは、ぱっと見では小さな傷でも内部まで届く深刻な損傷に発展することがあります。特にモルタルやコンクリートの外壁は乾燥収縮で日頃から微細な割れが生じやすく、地震の荷重がそれを一気に広げるケースが多いのです。揺れが収まったあと三日以内に外壁をぐるりと一周し、幅と深さを測るだけでも被害の全体像を早期に把握できます。幅0.3ミリ以下なら自分で補修できる可能性が高い一方、0.3ミリを超える構造クラックは内部の鉄筋や下地まで届いているおそれがあり、雨水や融雪水が浸入すると凍結膨張やシロアリ被害につながります。長野のように冬の最低気温が氷点下に下がる地域では、ひび割れの隙間で繰り返される凍結と融解が外壁材をさらに押し広げる「凍害」が進みやすく、早めの見極めが欠かせません。

ヘアークラックと構造クラックの違いを数字でつかむ

ヘアークラックと構造クラックの区別は、幅と深さを実測するのがもっとも確実です。以下の比較表を見ると、どのように判断して次のステップを選べばよいかイメージしやすくなります。

ひびの種類典型的な幅典型的な深さ主な原因推奨対策概算費用 (1mあたり)
ヘアークラック0.3mm以下5mm未満表面モルタルの乾燥・地震の微振動シーリング材で表面充てん数千円~1万円前後
構造クラック (浅層)0.3~1mm5~10mm地震の水平荷重・下地の収縮UカットまたはVカット+シーリング1万~3万円前後
構造クラック (深層)1mm以上10mm以上大きな地震動・基礎沈下専門業者による補強・張り替え10万円~数十万円

表からも分かるように、幅が0.3ミリを超える場合は「内部まで傷んでいるかもしれない」というサインです。とくに鉄筋コンクリート造の外壁では鉄筋が露出すれば錆びて膨張し、クラックがさらに広がるという悪循環が始まります。したがって幅と深さを測る簡易ゲージをホームセンターで購入し、客観的な数値で現状を記録しておくことが、補修方法の選別にも保険申請の資料作成にも役立ちます。

クラックが引き起こす二次被害と長期リスク

ひび割れは「見た目が悪い」だけで済みません。雨水が入り込むことで断熱材が濡れ、冬は結露・夏はカビの温床になり、室内空気環境を悪化させます。さらに水分を好むシロアリが寄り付きやすくなり、柱や土台を内部から食害する例も報告されています。外壁の一部崩落やタイルの落下は通行人への被害に直結し、賠償責任が生じるリスクも。地震の揺れそのものより、放置されたクラックが生む二次災害のほうが大きな費用とトラブルを招くことを覚えておきましょう。

自分でできる応急処置とプロに任せるべきライン

シーリング材を使った簡易補修手順(ヘアークラック向け)

ヘアークラック程度なら、ホームセンターで手に入る変成シリコン系のシーリング材で応急処置が可能です。ひびの周囲をブラシで清掃し、マスキングテープで養生をしてから、シーリング材を充てんしヘラで押し込む――作業自体は30分ほどで終わります。重要なのは「充てん前に完全に乾燥させる」「空洞を残さないよう押し込みながらならす」という二点。これを怠ると、ひびの奥に残った水分が凍って膨張し、かえって割れが広がる原因になります。

Uカット・Vカットシール工法とは何か

幅が0.5ミリを超える中規模の構造クラックでは、グラインダーでひびをU字またはV字に削り拡げてからシーリング材を充てんする「Uカット・Vカットシール工法」を採用するのが一般的です。削り拡げることで接着面が増え、充てん材が奥まで届きやすくなるため再発を防ぎやすいのが利点。ただし粉塵が飛散し、削り過ぎると外壁強度を落とす恐れがあるため、DIYより専門業者への依頼が無難です。

専門業者による本格補修の流れ

深さが10ミリを超えたり、複数階にまたがるクラックがある場合は、赤外線サーモグラフィーや打診検査で内部の空洞や鉄筋の状態を確認し、必要に応じてエポキシ樹脂を圧入して構造体そのものを接着補強します。モルタル外壁なら部分張り替え、窯業系サイディングなら同柄の新規板材への交換、タイル仕上げならステンレスピンニングと弾性樹脂注入でタイルを固着し直すなど、外壁材ごとに工法が変わります。見積もり時に「施工箇所の範囲」「使用材料」「保証年数」を明示してもらうことで、後々のトラブルを回避できます。

地震保険で補修費を抑えるコツと申請の落とし穴

10日以内ルールを逃さないためのチェックリスト

地震保険は火災保険の付帯契約として加入する形が一般的ですが、補償を受けるには「地震発生から10日以内に連絡し、30日以内に申請書類を提出」する必要があります。被害箇所の写真を撮影し、幅・深さを示すスケールを写し込む、新聞の日付を一緒に撮る、工事見積書を添える――これらをセットで保存することで「地震による直接損害」を客観的に証明できます。時間が経ち凍害や風雨が進むと損傷原因の特定が難しくなり、経年劣化と判定されるリスクが高まるため、まずは保険会社へ被害報告を行い、必要書類のリストを受け取るところからスタートしましょう。

経年劣化とどう区別される? 写真と書類で裏付けを

保険鑑定人は「ひび割れのエッジが鋭いか」「コンクリート片が周囲に散らばっているか」などで新旧を判定します。地震後すぐの状態を写真に残しておけば、のちに粉じんや錆が付着しても「当初は白く割れたままだった」と証明しやすくなります。施工業者に現地調査を依頼する際は、診断報告書に「震災による」と明記してもらうと保険審査がスムーズです。

長野市で失敗しない外壁メンテナンス計画

寒冷地特有の凍害とひび割れ ― 冬前点検のススメ

長野市は冬季の最低気温が氷点下10℃近くになる日もあり、外壁表面にしみ込んだ水分が凍結膨張してひびを押し広げる凍害が顕著です。さらに春先の日中気温が急上昇すると、氷が解けて再び夜間に凍る「凍結融解サイクル」が1日で2回起こることも。こうした環境では秋のうちに外壁を点検し、ヘアークラックをシーリングで塞いでおくと凍害のリスクを大幅に軽減できます。点検は梯子を掛けず目視と双眼鏡でOK。雨樋の詰まりもチェックし、雪解け水が外壁を伝わないよう整えておくと効果的です。

地元業者選びのポイントと相見積もり活用法

寒冷地の施工実績が豊富か、冬季でも施工できる低温硬化型材料を扱っているか、そして耐用年数と保証の範囲を明示しているか――この三点が業者選定の軸になります。同じ「外壁補修30万円」の見積もりでも、充てん材のグレードや養生方法で耐久性に差が出るため、最低でも2社以上から相見積もりを取り、工法や使用材料の違いを比較しましょう。説明が的確で現場写真に基づく提案をしてくれる業者は、アフターサービスにも誠実な場合が多いです。

ひびを見逃さないことが外壁寿命と家計を守る最短ルート

地震直後の外壁クラックは、一見小さくても時間が経つほど補修費もリスクも膨らみます。幅0.3ミリを境目に応急処置か専門補修かを判断し、10日以内の保険申請を念頭に証拠を残す――この基本ステップを押さえるだけで、修理費を最小限に抑えられるうえ、凍害やシロアリ被害といった二次災害を防ぐことができます。長野市の厳しい寒さを乗り切るためにも、秋の点検と冬前の小修繕をセットで計画し、地震と気候のダブルパンチから住まいを守り抜きましょう。ひび割れへの早めの一手が、家族の安心と資産価値を長持ちさせる最大の秘訣です。

ページの先頭へ戻る

0120-460-461

無料外壁 屋根診断