しろくまペイントの日々の活動日記。

tel.0120-460-461

無料外壁・屋根診断

タップをして電話をかける

メニューを開く

STAFF BLOG

2025年6月
« 3月  
 1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
30 

CONTRIBUTOR

日々の活動日記

STAFF BLOG

2017/10/05
長和町トタン屋根塗装施工レポ|金属屋根に穴!?放置するとどうなる?雨漏りリスクと応急処置

長和町にて工場の金属屋根等の塗装工事を行っています。

施工地域長野県小県郡長和町
施工場所金属折半、トタン屋根・金属製の外壁
施工内容錆び等の劣化で傷んでいる屋根を塗装で保護をする
施工経緯お客様からのご依頼
使用材料屋根…アステックペイント シリコンフレックスJY(コバルト)
外壁…アステックペイント セラマックスシリコン (トゥルーホワイト)

■ 寒くなってきました!

最近の朝の気温が1桁台にまで落ち込んでいます。

塗装工事、特に屋根の塗装では朝露の影響を受けやすいので塗装を開始する時間をずらすなどして対応しています。
気温が下がってくると徐々にですが今年の塗装シーズンの終わりを感じます。

近隣の塗装会社さんは知りませんが、しろくまペイントの塗装工事は11月末を目途に終了の予定となっています。

内部の塗装工事はその限りではありませんのでご安心ください。

よく、住宅内部は塗装をできるのかといったご相談を受ける事がありますが、基本的には可能です。

代表的な部分としては壁紙クロスが挙げられます。

壁紙があまりにも汚れてしまった、雰囲気を変えたいといった場合に塗装をされる方がいます。
壁紙の上からの場合と壁紙を剥いで下地を整えてから塗装をする2通りがあるので予算や状態によって選べます。

その他には木製の机や椅子等の家具です。

長く使っていると色褪せたり艶がなくなったりします。
そのままの風合いがいい方もいますが、キレイにしたい方もいらっしゃるます。

その場合は木部専用の塗料を使用して塗装を行います。

しろくまペイントでは外部の塗装だけでなく、内部の塗装も行っています。

錆びは腐食の第一歩。塗装工事で劣化を抑え、屋根を保護する事が必要です。

長和町屋根塗装
左:屋根塗装前   右:外壁塗装前

■ 施工レポート・長和町工場

長和町にある工場の金属屋根と外壁の塗装工事にはいりました。

現在、長和町にある工場で金属屋根と外壁の塗装工事に入っています。
こちらの工場では、長年使用されてきたこともあり、屋根や外壁の広範囲に錆びや塗膜の剥がれが見受けられました。
特に金属屋根は、場所によって塗膜が完全に失われ、下地の鉄がむき出しになっている箇所も。

幸いにも今回の現場では、腐食による穴あきなどの致命的な損傷はまだ確認されていませんでしたが、このまま放置していれば数年以内に雨漏りへ発展していた可能性が高いと判断されました。

見えない場所の劣化は、気づいた時には“手遅れ”かもしれない

工場や倉庫の多くに使用されているのが、今回のような金属製の屋根です。
普段目にすることのない屋根上は、社員や管理者にとって「見に行く機会のない場所」であり、結果として 劣化に気づきにくく、対応が後回しになることが少なくありません。

しかし、屋根の役割は建物の中でも最も重要のひとつ。
もし雨漏りが発生してしまえば、

  • 製造中の製品

  • 設備・機械

  • 電気系統
    などに被害が及び、一度の雨漏りで数十万円、数百万円の損失が出ることもあります。

だからこそ、「まだ大丈夫」ではなく、「見えないからこそ、定期的な点検と塗装メンテナンス」が欠かせないのです。
それでも万が一穴を見つけてしまったら、どうすればいいのでしょうか?そんな疑問もお客様から聞かれた時があります。

屋根に穴が空いたときの基本的な応急処置手順

まずは落ち着いて、できる範囲で状況をコントロールすることが大切です。以下のステップで、雨漏り被害を最小限に抑えましょう。

室内の雨漏りから守る:まずはバケツや雑巾で対応

屋根に穴が空くと、多くの方がすぐに外の修理を考えてしまいますが、まず優先すべきは室内への水の侵入を最小限に抑えることです。
雨水が天井から垂れてきている場合は、その真下にバケツや洗面器を置いて受け止め、周囲には雑巾や新聞紙を敷いて床材への水染みを防ぎましょう。
この初動で対応を誤ると、フローリングや壁紙が濡れてカビやシミになり、修繕費が膨らむことも。応急処置は“まず中から”が基本です。

穴の場所を特定する:屋根裏からのぞくのがポイント

雨が一段落した後、安全を確認したうえで、雨漏りの発生箇所を特定することが応急処置の第一歩です。
この時、屋根裏に上がって懐中電灯で確認するのが最も正確な方法です。
光を照らしてみると、水滴が垂れている場所や濡れている断熱材、天井板が確認できるはずです。
天井裏がない場合は、屋根の表面を外から目視で確認します。
正確な位置が分かれば、後の処置も的確に行えるため、二次被害を抑えるために欠かせない作業です。

応急処置に使える道具と使い方のコツ

状況に応じて、使えるアイテムはさまざまです。ホームセンターやネット通販で手に入るものも多く、事前に常備しておくと安心です。

応急処置グッズ特徴使用タイミング
防水テープ耐水・耐候性に優れ、すぐ貼れる小さな穴・亀裂
防水スプレー柔軟性があり細かい隙間に有効小面積のシーリング
ブルーシート広範囲を覆えて風雨を防ぐ穴が大きい/雨量が多い時
ロープ・重しシート固定に必須強風時の飛散防止

小さな穴には防水テープとスプレーが効果的

釘穴やヒビ割れなど、直径1〜2cm程度の小さな損傷であれば、防水テープや防水スプレーによる処置が有効です。
いずれもホームセンターや通販で手に入りやすく、応急処置用に常備しておくと非常に心強いアイテムです。
使用時は、まず貼付面の水分や汚れ、砂をしっかり拭き取ることで接着性が格段に向上します。
テープは損傷部分を中心に十字・放射状に重ね貼りすると密閉性が高まり、雨水の浸入を最小限に抑えられます。
防水スプレーは広範囲に薄く吹きつけ、数回重ねて仕上げるのがポイントです。

大きな穴はブルーシートで覆って応急対応

屋根材が外れたり、台風・落下物で10cm以上の大きな穴や隙間ができた場合には、防水テープでは対応しきれないため、ブルーシートを使った“面”による応急処置が必要になります。
シートは穴の周囲よりも一回り以上大きめのサイズを選び、屋根材の重なりに沿って上から覆うようにかけることが防水の基本です。
固定は四隅をロープで軒下に結びつけるか、土嚢や重しで押さえる方法が有効です。
加えて、シートの端を防水テープで屋根材に密着させれば、風によるバタつきや浸水の侵入リスクをさらに軽減できます。
高所作業が危険な場合は無理せず、専門業者への依頼を検討しましょう。

応急処置の注意点|やってはいけないことと安全確保

高所作業は無理しない

屋根に上がっての応急処置は、プロの職人でも細心の注意が求められる作業です。
特に、雨天や風の強い日、濡れた屋根材は非常に滑りやすく、転落事故につながる危険性が高いです。
一般の方が安全帯(ハーネス)や足場なしで登るのは、想像以上にリスクがあります。
もしどうしても高所作業が必要な場合は、脚立の設置が水平か確認し、地面が柔らかくないかをチェックするなど、準備を万全に行いましょう。
迷ったら登らない判断が、最大の安全確保です。

応急処置はあくまで「一時しのぎ」

防水テープやブルーシートでの応急対応は、あくまで「これ以上被害を広げないための時間稼ぎ」に過ぎません。
穴が空いた状態の屋根は、見えないところで雨水が少しずつ侵入し、野地板や断熱材、梁など構造体にじわじわと腐食やカビの影響を与え始めます。
そのため、応急処置をしたら「これで安心」ではなく、早急に専門業者へ相談し、正式な補修工事の段取りを進めることが肝心です。
数千円の修理を先送りしたことで、将来数十万円の工事に発展することもあるため、スピード対応がコストを抑える鍵になります。

原因の究明が次のステップにつながる

屋根に穴が空いた場合、その原因をできるだけ早く把握することが非常に重要です。
どの位置にどんな損傷があり、風や飛来物、経年劣化のどれが原因なのかを整理することで、今後の防災・補修計画に活かすことができます。
また、台風や突風など自然災害による破損であれば、火災保険の風災補償が適用される可能性もあります。
被害状況を写真で記録し、日付とともに保管しておくことで、保険申請時の資料として役立ちます。応急処置のその先を見据えた対応こそが、本当の備えになります。

修理を依頼する際のポイントと費用相場

応急処置が済んだら、次は本格的な修理を考える必要があります。ここでは、信頼できる業者の選び方と費用目安をご紹介します。

業者に相談する際の流れ

状況を説明できるよう、写真や動画を撮っておく

応急処置後に修理を依頼する際、最初に重要なのが「どこが、どのように壊れているか」を正確に伝えることです。
屋根上の状態は専門業者でないと確認できないことも多いため、室内に漏れた箇所や、屋根の破損部が見える範囲の写真・動画を残しておくと、業者の初動判断が非常にスムーズになります。また、保険適用を検討している場合も、破損直後の記録が有力な証拠資料になります。
照明が暗い場合は懐中電灯を併用して、全体・アップの2パターンを押さえておくとベストです。

複数の業者に連絡し、現地調査・見積もりを依頼

屋根修理は、現場を見てはじめて分かる問題が多く、電話やメールのやりとりだけでは正確な見積もりは出せません。
必ず現地調査を依頼し、その際は最低でも2〜3社から見積もりを取ることが大切です。
業者ごとに施工方針や材料、価格が異なるため、内容を見比べることで過剰工事や説明不足にも気づけます。
現地調査時には、「応急処置済みであること」「雨漏り発生日」「原因と思われる位置」などの情報を整理して伝えると、プロの目でも判断がしやすくなります。

修理内容と金額を比較して判断

見積もりを受け取ったら、金額の安さだけに注目せず、修理内容の明確さや対応の丁寧さも含めて総合的に判断しましょう。
たとえば、「塗装だけで済ませようとする業者」と「下地交換を含めて提案する業者」では、提案の深さに大きな違いが出ます。
また、専門用語をかみ砕いて説明してくれるか、工期や保証について明確に回答があるかなども信頼性の判断材料になります。
1社に即決せず、時間をかけて選ぶことが、後悔しない修理への第一歩です。

無理に一社に即決せず、対応の丁寧さや説明のわかりやすさも比較しましょう。

修理費用の目安

修理内容費用目安
防水テープによる仮修理数千円~1万円程度
部分補修(屋根材交換・防水施工)3万円~10万円程度
屋根全面の葺き替え50万円~200万円以上

被害の範囲や屋根材の種類によって金額は大きく異なります。
特に全面的な葺き替えになると高額になるため、定期点検と早期対応がコストを抑えるポイントとなります。

「穴が空いたらすぐ修理」ではなく、まず応急処置で被害を最小限に

屋根に穴が空いたとき、「どこに連絡すればいいかわからない」「とりあえず雨をしのげれば…」と焦ってしまう気持ち、よく分かります。ですが、焦るあまりに無理をして高所作業をしたり、安易な処置で済ませたりするのはNGです。

まずは雨漏りを食い止める応急処置を行い、そのうえで専門業者に相談するという流れが、安全で確実な対処法です。防水テープ、ブルーシート、ロープなど、常備しておくだけで「いざ」というときの安心感が大きく変わります。

屋根は住まいの“傘”のような存在。適切に守ってあげることで、家族の安全も確保できます。小さな異変にも気づける“気付き力”が、トラブルを未然に防ぐ第一歩です。

ページの先頭へ戻る

0120-460-461

無料外壁 屋根診断