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日々の活動日記
軒天にシミができた!?原因と対策を徹底解説!雨漏り・劣化を防ぐポイントとは

軒下を見上げたら気になるシミが広がっていることってありませんか?
普段はあまり意識しないけれど、いざシミを見つけると「もしかして雨漏り?」と不安になってしまいますよね。
軒天(のきてん)にシミができる原因や、放置した場合のリスク、それに対処するための具体的な修理方法を知っておくと、建物のダメージを最小限に抑えられます。
本記事では、軒天のシミの原因と対策、そして具体的な修理方法までを幅広く解説していきます。
実際の事例を交えながら、なぜそうなるのか、なぜ必要なのかをわかりやすくお伝えします。
軒天まわりでお困りの方だけでなく、「今はまだシミがないけど、今後が心配…」という方にも役立つ内容なので、ぜひ最後までご覧ください。
目次
そもそも軒天にシミができるってどんな状況?
軒天とは、建物の外壁から屋根が張り出している「軒下(軒先)の裏側」の部分を指します。
普段はあまり目立たない場所ですが、雨や風にさらされる機会が多く、定期的な点検が必要な部位でもあります。
シミが発生しているということは、軒天周辺に水が浸入し、素材が何らかの影響を受けている可能性が高いといえます。
特に日本のように四季があり、台風や大雨が頻繁に発生する地域では、軒天を含む屋根・外壁まわりの状態は常に変化しやすいです。
たとえば雨漏りが進行している場合、見えないところで木材が腐食しているリスクがあります。
また、シミができている箇所から悪臭が発生したり、カビが生えたりすることもあるため、健康面でも注意が必要です。
さらに、軒天は家全体の外観にも影響を与える部分。シミがあると見栄えが悪く、資産価値の低下にもつながりかねません。
このように軒天のシミは、ただの見た目の問題にとどまらず、建物の寿命や安全性に深く関わってくるのです。次章では、軒天にシミができる原因を詳しく見ていきましょう。しっかりと原因を理解することで、正しい対策を打つことができます。
軒天にシミができる主な原因
軒天のシミは、さまざまな要因が重なり合って発生します。とくに代表的なのは「雨漏り」に伴う劣化や湿気の侵入です。
下記の表に、考えられる主な原因とそれぞれの説明をまとめました。ご自宅の症状に合った原因がないかチェックしてみてください。
原因 | 説明 |
---|---|
屋根の劣化 | 屋根材の割れや浮き、棟板金の浮き、漆喰の崩れ、防水紙の破れなどが原因で雨水が染み込みやすくなる。屋根の防水機能が低下している証拠でもある。 |
雨樋の不具合 | 枯葉やホコリが詰まって水の流れが悪化し、結果的に水があふれたり逆流したりする。金具の劣化による勾配の変化も原因となり、雨水がうまく排水されない状態が発生する。 |
雨漏りによる浸水 | 軒の塗装が剥がれている場合や、屋根材のすき間・劣化部分から雨水が浸透し、軒天にしみ込む。長時間・長期的に放置すると、木材が腐食しやすくなり、構造の大きなダメージにつながる。 |
横殴りの風 | 風の強い雨(台風や暴風雨)によって雨水が通常よりも奥深くに入り込み、軒先だけでなく軒裏まで雨水が流入する。特に通気性が十分でない場合は、湿気が内部にこもり、シミを発生させるリスクが高まる。 |
軒天のシミができる最大の要因は雨漏りですが、そこへ至る経緯は「屋根の劣化」や「雨樋の不具合」が大きく影響しています。
屋根材や雨樋がダメージを受けると、雨水が正常に排出されず、建物内部に浸入しやすくなります。
また、台風シーズンには横殴りの雨で軒裏まで水分が浸透する恐れも。こうした複合的な要因が重なり合うことで、軒天のシミが生じてしまうのです。
屋根の劣化を放置するリスク
屋根の劣化を放置してしまうと、雨漏りやシミの拡大だけでなく、最終的には屋根材の全面改修が必要となるケースも出てきます。
修理費用が高額になるのはもちろん、劣化した屋根が台風などの強風で飛ばされると大きな事故に繋がる可能性もあります。
定期的に屋根点検を行い、劣化のサインを早めにキャッチすることが重要です。
雨樋の不具合を見逃さないポイント
雨樋は高い場所に設置されているため、目視点検が難しい部分です。
見落としがちな落ち葉や土砂の詰まりは、勾配を狂わせる大きな原因となることがあります。
雨天時に「雨樋から水が溢れている」「変な音がする」などがあれば要注意。
安全のため、専門業者へ定期点検を依頼するのもおすすめです。
放置するとどうなる?軒天シミが引き起こすリスク
軒天にシミがある程度できてしまっても、「見た目が少し悪いくらいだから大丈夫かな」と放置してしまうケースもあるかもしれません。
しかし、このシミを甘く見てはいけません。
なぜなら軒天のシミが、建物全体へのダメージ拡大を招く可能性があるからです。
雨漏りの拡大による木材の腐食
軒天部分は屋根裏と繋がっている場合が多く、そこに雨水が浸透すると木材が徐々に腐食します。
木材が弱くなると、耐震性能の低下やカビ・シロアリの発生につながることがあり、建物の安全性を脅かす危険性が高まります。
内部結露や健康被害のリスク
シミの原因が雨漏りの場合、室内側にも湿気がこもりやすくなります。結果として結露が発生し、カビやダニが繁殖しやすい環境になる可能性が。
とくにアレルギー体質の方や小さなお子さん、お年寄りがいるご家庭では、健康面の問題も無視できません。
資産価値の低下
外観の見栄えが悪くなるだけでなく、軒天からの雨漏り跡は「この家はメンテナンスが行き届いていない」という印象を与えてしまいます。
将来、売却やリフォームを検討する際にマイナス要素となることもあるので注意が必要です。
修理費用の増大
軒天のシミを放置して症状が進むと、部分補修では済まなくなり、大掛かりな修理や全面的な改修工事が必要になることもあります。
早期発見・早期対応を心がけることが、結果的にコストダウンや負担軽減につながるのです。
軒天シミを見つけた際には、「ただの汚れ」と油断せず、原因を突き止めて早めに対処することが不可欠です。
軒天シミを防ぐための対処法と修理方法
一度できてしまったシミは、原因をしっかりと取り除いたうえで修理しないと、いずれまた再発してしまう可能性が高いです。
ここでは、軒天シミを防ぐための対処法と修理方法について詳しく解説します。
以下のポイントを押さえておくと、建物の寿命を長く保つことにもつながります。
1. 雨漏りの原因箇所をしっかり修理する
軒天のシミを引き起こす最も大きな要因である雨漏りは、まず原因箇所を特定して修理することが第一です。
屋根材や棟板金、漆喰、雨樋など、どこから水が侵入しているのかを専門業者に調査してもらい、適切な補修・交換を行います。
・屋根材の破損や割れの補修・交換
雨水が入り込みやすい亀裂や破損が見つかった場合は、その部分を修理・交換するだけでも雨漏りの進行を抑制できます。
・漆喰や防水紙の補修・張り替え
棟板金の浮きや漆喰の剥がれは、雨水の侵入口になりがち。劣化状況に応じて補修や張り替えが必要です。
・雨樋の詰まりや勾配の再調整
雨樋が正常に機能しないと、排水できない雨水が建物内へ浸透しやすくなります。
詰まりや勾配をチェックし、必要に応じて部品交換や再設置を行うとよいでしょう。
これらの修理作業は高所での危険が伴うため、DIYよりも専門の屋根業者へ依頼するのがおすすめです。
原因箇所を特定できないまま応急処置をしても、根本的な解決にならないケースが多いので注意してください。
2. 軒天材の交換や補強・再塗装を行う
雨漏りを修理し、軒天への水の侵入を防ぐ対策が整ったら、今度は実際にシミができた軒天部材をケアしましょう。
状況によっては「再塗装」「部分補修」「軒天材の張り替え」などが必要となります。
・再塗装
表面の塗膜がはがれていなければ、乾燥後に防水性・防カビ性のある塗料を塗るだけでも効果があります。今後の雨水や湿気を防ぐためにも、適切な下地処理を行いながら作業することが重要です。
・部分補修
シミの範囲が比較的狭く、下地や構造材に問題がない場合は、軒天の一部を切り取って新しい材料に差し替えることで対応できます。周辺部との色合わせも考慮して仕上げましょう。
・軒天材の張り替え
シミが広範囲に及んでいたり、下地材が腐食しているような状態であれば、部分補修ではなく全面的な張り替えが推奨されます。長期的に見て、建物の耐久性を確保するうえで必要な措置です。
3. 定期的な点検・メンテナンスで早期発見
軒天シミを未然に防ぐ、または早期に食い止めるためには、定期点検が欠かせません。
雨漏りの兆候や屋根・雨樋の不具合は、プロが見れば早期に察知できます。
少なくとも年に1回は専門業者による点検を受けるか、もしくは自分で安全に確認できる範囲で目視チェックをする習慣をつけましょう。
・年に1回以上の専門業者点検
高所作業や屋根材の細かな劣化状況は、プロの目でしかわからない部分も多いです。
点検時には写真撮影や報告書を受け取り、修繕が必要かどうか相談しましょう。
・DIY点検のポイント
地上から目視できる範囲で、雨樋のつまりや軒裏に変色がないかをチェックするだけでも早期発見につながります。
はしごを使用する際は滑落のリスクがあるため、必ず安全装備を整えて行ってください。
軒天の修理方法の種類一覧
ここでは、軒天シミを補修・修理するときに主に選択される方法を一覧表でまとめました。
シミの範囲や下地の状態、そして予算によって最適な方法は変わってきます。
検討する際の目安にしてみてください。
修理方法 | 特徴 |
---|---|
再塗装 | 軒天材に大きなダメージがない場合に適用される方法。下地処理を行い、防水性や防カビ性のある塗料を塗布する。比較的コストが低く、早期対応しやすいが、下地が傷んでいる場合は効果が限定的。 |
部分補強・部分張り替え | シミの範囲が限定的で、構造材に大きな腐食がない場合に選択される。損傷部位を切り取り、新たな材料を継ぎ足して仕上げるため、比較的低コストで抑えられる。ただし、色合わせや仕上がりの違和感に注意が必要。 |
全面張り替え | 軒天材全体を新しくする方法。広範囲にシミが広がっていたり、下地材や構造材の腐食が進んでいる場合に検討される。費用は高めだが、長期的な耐久性と美観を回復できるメリットが大きい。 |
軒天裏の防水補強 | 雨漏り対策の一環として、軒天裏に防水シートや防水処置を施す場合もある。局所的な雨漏りリスクが高い場所をピンポイントで補強することで、余計な浸水を防ぐ方法。専門業者による精密な施工が必要。 |
修理に踏み切る際は、まず専門業者に現状を診断してもらい、複数の見積りを比較することをおすすめします。
建物の状態と予算、そして今後のメンテナンス計画を総合的に考慮して、最も適した修理方法を選択するとよいでしょう。
軒天のシミは早期発見・早期対策が肝心
軒天のシミは単なる見た目の問題ではなく、雨漏りや屋根の劣化、雨樋の不具合など、建物の深刻なトラブルと密接に関係しています。
放置すれば木材の腐食やカビの発生、構造へのダメージ、そして修理費用の増大など、さまざまなリスクを招く原因となります。
軒天のシミですが、原因を特定し、適切な対処を行えば問題の再発を大きく防ぐことが可能です。
とくに雨漏りの修理は早ければ早いほど費用を抑えられ、建物の寿命を長く保つことにもつながります。
また、シミを発見したらシミそのものの修理だけでなく、定期的に屋根・雨樋まわりの点検を実施しておくと安心です。
もし「軒天にシミを見つけたけれど、どこから手をつければいいのか分からない…」という場合は、まずは専門の屋根修理業者やリフォーム業者に相談することをおすすめします。
業者によっては無料点検を行ってくれるところも多いため、状態を詳しく調査したうえで適切な補修計画を立てましょう。
定期的なメンテナンスと早めの修理対応で、大切な住まいを長く、快適に守っていきましょう。