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日々の活動日記
【千曲市現調レポ】「また虫が入ってきた…」窓からの侵入を防ぐフィルム活用術と+αの対策

目次
千曲市内で窓フィルムの現調を実施|虫の侵入対策と紫外線カットで倉庫を守る

現調地域 | 長野県千曲市 |
現調場所 | 倉庫内窓 |
現調内容 | 窓フィルムを貼って紫外線カットをしたい |
現調経緯 | お客様からのご依頼 |
先日、千曲市内にある倉庫へ窓フィルム施工に向けた現地調査に伺いました。
現場はもともと大型の荷物を保管していた施設ですが、今後、食料品専用の保管倉庫として生まれ変わる予定だということです。
食品を扱う空間に求められるのは、なによりも衛生管理の徹底。中でも「虫の侵入対策」は絶対に避けて通れない重要なポイントです。
夜になると、窓ガラスに大量の虫が集まってくる光景を見たことがある方も多いでしょう。
実は、一般的な蛍光灯や白熱電球から発せられる光には、目には見えない紫外線が含まれており、虫はその紫外線を感知して集まってくる性質を持っています。
特に、コンビニや倉庫、商業施設など、強い照明を使用している場所では、虫の誘引量が一般家庭に比べて圧倒的に多くなります。
室内に虫が入り込めば、衛生面のリスクが高まり、商品管理にも大きな影響を与えかねません。
そんな課題に対して今回ご提案しているのが、紫外線カットフィルムです。
窓ガラスにこのフィルムを貼ることで、紫外線を約99%カットできるため、虫の誘引を大幅に抑制できます。
さらにこのフィルムには、
・万が一ガラスが割れた際にも破片が飛散しにくくなる【飛散防止効果】
・遮熱効果による室内温度の上昇抑制
といった複合機能も備わっており、コストパフォーマンスにも優れています。
食品を保管する新しい倉庫において、夜間の窓からの虫の侵入を防ぐことは、衛生基準をクリアするためにも必須事項です。
今回のように事前に紫外線カットフィルムを導入することで、虫を寄せ付けにくい環境を作り上げ、清潔で安全な保管体制を整えることができます。
家の中に入れない!虫対策
ここで少し、より幅広い視点で「虫対策」についても触れておきましょう。
虫を防ぐには単に“侵入を防ぐ”だけでなく、以下の5つのステップが効果的です。
①侵入経路を塞ぐ
②寄せ付けない工夫をする
③発生源を断つ
④室内環境を整える
⑤必要に応じてプロの力を借りる
特に「寄せ付けない工夫」の一つが、今回の紫外線カットフィルム。
物理的に虫が集まりにくい環境をつくることで、根本から問題を抑え込むことが可能になるのです。
なお、すべての窓ガラスにフィルム施工ができるわけではなく、ガラスの種類や状態によっては貼り付けが難しいケースもあります。
そのため、必ず現地調査を行い、適合性を確認することが大切です。
STEP1 侵入経路を塞ぐ
窓・ドアのわずかなすき間こそ“高速道路”
虫はわずか1ミリのすき間からでも入ってきます。
特に窓サッシや玄関ドアの隙間は、コバエやアリ、ユスリカにとっては「高速道路」のようなものです。
アルミサッシは経年劣化でゴムパッキンが痩せ、気づかないうちに隙間が生じやすくなっています。
隙間テープやシリコンコーキングを使い、室内から光が漏れないレベルまで密閉することが侵入防止の基本です。
DIYであれば500円程度のコストで対応可能。閉めたドアに紙を挟み、スッと抜けるようなら、すぐに補修を検討しましょう。
換気扇・通気口は「空気の出口&虫の入口
現代住宅に欠かせない24時間換気システムや浴室換気扇も、虫にとっては格好の侵入口です。
ルーバーが閉じていても完全密閉ではないため、小さな蚊やチャタテムシが侵入してくるリスクがあります。
防虫フィルター(100円程度)を外気側に設置することで、虫の侵入を簡単に防げます。
また、キッチン換気扇の場合は油煙による目詰まりも考慮し、通気抵抗が少ないステンレスメッシュをマグネットで固定する方法が効果的です。
防虫対策とメンテナンス性を両立させる工夫がポイントです。
排水口・エアコン配管も忘れずに
排水口やエアコンのドレンホースは、見落としがちな虫の侵入口です。
排水トラップの水が蒸発すると、下水側からチョウバエが簡単に上がってきます。
長期不在前には500mLの水を排水口に注ぎ、封水状態を確保することが重要です。
また、エアコンのドレンホースには防虫ドレンキャップ(数百円)を取り付けることで、ヤスデなどの侵入を簡単に防止できます。
キャップはワンタッチ着脱式で、内部のぬめりや詰まりの予防にもなるため、快適な室内環境の維持に非常に効果的です。
STEP2 虫を寄せ付けない
光対策:LEDでも“虫が来にくい色温度”がある
昆虫は波長350〜400 nm(紫外線~青)に強く反応します。
対策は2つ。
①屋外照明を電球色(2700 K)へ変更、
②屋内の窓ガラスにUVカットフィルムを貼る。
前者は玄関灯を替えるだけでユスリカが激減した事例も。
後者は家具の色褪せ抑制にも効くため一石二鳥です。
匂い・忌避剤比較表
成分 | 主な対象虫 | 持続時間 | 特徴/注意点 |
---|---|---|---|
ハッカ油 | 蚊・ゴキブリ | 2〜3時間 | 清涼感ある香り/猫は嫌がるので要注意 |
シトロネラ | 蚊 | 1〜2時間 | アロマキャンドル対応/妊婦・乳児周りで可 |
ディート15% | 蚊・マダニ | 4〜6時間 | 野外活動向け高効果/プラスチックを白化させる |
イカリジン15% | 蚊・アブ | 6〜8時間 | 乳幼児OK・低刺激/価格はやや高め |
表の見方:持続時間は肌や布に噴霧した場合の目安。
屋内では換気量で短くなるため、局所噴霧+置き型の併用がベターです。
“置くだけ系”はどこに置く?
ベイト型(殺虫)と忌避型(追い出し)はエリアの外周に配置するのが鉄則。
例えばゴキブリ用ベイトはシンク下、冷蔵庫裏、玄関框下の“壁沿い”3点セットが効果的。
忌避芳香剤は窓際・換気扇近くに置くことで、流入気流と一緒に成分が広がり、家全体に薄く均一な防御膜を張れます。
STEP3 発生源を排除
生ゴミと湿気は「害虫を呼び寄せる招待状」
不快害虫を呼び寄せる最大の原因は、家庭内に漂う生ゴミ臭と湿気です。
ショウジョウバエは、酢酸発酵臭を1km先からでも感知して飛来すると言われています。
キッチンでは、必ず蓋付きの三角コーナーを使用し、ゴミ袋は毎日交換する習慣を徹底しましょう。
さらに、排水口のぬめり対策として、重曹50g+クエン酸20gを排水カップに入れ、熱湯を注いで発泡洗浄する方法がおすすめです。
これにより、臭気とぬめりを一掃でき、害虫の卵の付着も防止できます。
浴室では、入浴後に60秒間冷水シャワーをかけ、3時間換気を行うことで、床面の温度と湿度を下げ、チョウバエの孵化率を大幅に抑える効果が期待できます。
水たまり・植木鉢の受け皿を管理し、蚊の発生源を断つ
蚊の発生は、ほんの5mm程度の浅い水たまりでも起こります。
特に注意すべきは、ベランダや庭に置かれたジョウロ、植木鉢の受け皿、バケツなどです。
これらには、週1回の「空だき」(水を捨てて完全乾燥させる)を習慣化することが重要です。
どうしても水を溜めておく必要がある場合は、Bti(バチルス菌)製剤を月1回投入するとよいでしょう。
Btiは蚊の幼虫だけを選択的に駆除し、ペットや植物への影響がないため、安全性も高い対策法です。
水管理を怠ると、知らない間に蚊の発生源を自ら作ってしまうため、定期的な点検を忘れないことが大切です。
ダンボールは“ゴキブリのホテル”
ダンボールは、ゴキブリにとって最高の繁殖環境を提供します。
波形の空洞構造は保温性が高く、暗所であり、さらに食料源となるセルロースを含んでいるためです。
通販などで届いた段ボールは、即日解体し、紙ゴミとして速やかに処分することを原則にしましょう。
長期保管が必要な場合は、プラスチック製収納ボックスへ移し替えることが効果的です。
実際、段ボールを撤去しただけで2週間後のゴキブリ捕獲数が70%減少したという報告もあり、発生源対策の効果は絶大です。
「家にダンボールを溜めない」ことが、ゴキブリ対策の基本中の基本だと覚えておきましょう。
STEP4 環境を整える
風通しが悪いとダニが繁殖、カビが餌になる
室内の湿度が70%を超えると、ヒョウヒダニ類などのダニが急速に繁殖を始めます。
ダニは自らの死骸や糞を栄養源とするチャタテムシを引き寄せ、さらにカビ臭がコバエを呼び込むという負の連鎖が発生します。
この悪循環を防ぐには、まず「湿気を溜めない空間づくり」が不可欠です。
家具は壁から最低5cm以上離して配置し、サーキュレーターを活用して部屋全体に対角線上の空気の流れを作りましょう。
これにより、部屋の隅々に停滞した空気が生まれにくくなり、ダニやカビが好む局所的な湿潤ゾーンを根本から消滅させることができます。
換気と空気循環は、見えない室内環境改善の基本です。
日当たりを確保するとクモの巣も張りにくい
屋外環境でも、湿気と日陰が害虫の温床となります。
庭木が茂りすぎて日光が遮られると、湿った土壌と昆虫のエサ場が形成され、クモが巣を張りやすい環境が整ってしまいます。
これを防ぐには、枝葉を適度に間引く「透かし剪定」が効果的です。
枝の間に指が通る程度の空間を設けることで、光と風が交差しながら抜ける「井桁状の風道」ができ、ジメジメした環境を改善できます。
この結果、クモが好む構造物も減り、外壁にできるクモの巣汚れや糞害も抑制できるため、建物の美観維持にもつながります。
日当たりと風通しの確保は、屋外害虫対策の第一歩です。
STEP5 それでもダメならプロの力
“駆除”と“防除”で会社を選ぶ
シロアリやトコジラミのような高度管理害虫は、一度入り込むとDIYでは根絶困難。
業者選定では
①調査無料&報告書提出、
②防除(侵入予防)プランまで提示、
③保証年数3年以上の3要素をチェックしましょう。
価格だけで決めると、再発⇔再施工の“イタチごっこ”に陥りやすい点に注意。
“入れない・呼ばない・湧かせない”の3原則が最強の虫対策
物理バリアで侵入経路を完全に遮断
虫対策の第一歩は、侵入経路そのものを断つことです。
隙間テープを使って窓サッシやドアのわずかなすき間を塞ぎ、防虫網を設置して換気口や通気孔からの侵入も防ぎます。
さらに、排水口やエアコンのドレンホースには防虫キャップを取り付け、下水側や外部からの侵入をブロックします。
これらの物理的なバリアを徹底することで、室内に虫が入り込むリスクを大幅に低減できます。
侵入を許さない環境づくりは、どんな防虫対策よりもまず最優先すべき基本戦略です。
光と匂いをコントロールし、虫を「呼び寄せない」空間へ
多くの虫は紫外線や特定の匂いに引き寄せられます。
そこで、室内や玄関照明は紫外線をほとんど出さないLED電球色(暖色系)に切り替えることが有効です。
また、虫が嫌うハッカ油を希釈してスプレーする、イカリジン配合の虫除け剤を併用することで、呼び寄せ効果を抑える環境が整います。
光と匂いのコントロールは、虫を「呼ばない」という受け身ではなく、積極的に虫の興味をそぐ戦略であり、侵入防止効果を大きく高める要素です。
発生源を断つ家事ルーティンで「湧かせない」習慣を作る
たとえ侵入を防いでも、家の中で虫が発生しては意味がありません。
三角コーナーのゴミは毎日交換、水たまりはこまめに排水し、通販などで届いた段ボールは即日解体して処分する。
この日々の小さな家事ルーティンこそが、虫の繁殖源を絶つ最も効果的な方法です。
発生させない環境を維持することで、薬剤や防除の頻度も減り、清潔で快適な住空間を持続することができます。
「虫が湧かない生活習慣」は、家族全員で取り組むべき基本です。
風と光で「虫が嫌う環境」を維持し続ける
湿気と暗がりは、害虫にとって最高の繁殖環境です。
家具を壁から5cm以上離して設置し、サーキュレーターで空気を対角線に流すことで停滞ゾーンをなくします。
屋外では庭木の枝葉を透かし剪定し、光と風が井桁状に抜ける構造を作りましょう。
このように、日常的に「風と光が流れる環境」を意識して整えるだけで、虫の住みにくい空間が維持できます。
環境そのものを改善することは、持続的に効果が続く最強の虫対策です。
専門家との連携で「長期保証型の防除体制」を築く
本格的な防除が必要な場合は、専門業者との連携も重要な選択肢です。
調査無料で状況診断を行い、具体的な防除プランを提案できる業者を選びましょう。
これにより、目に見えない巣や発生源への対応も万全になり、長期的な安心を手に入れることができます。
短期的な駆除だけではなく、再発防止まで見据えた長期保証型の対応が、住まいを守るうえで最も確実な方法です。
今日から1アクション。まずは玄関ドア下のすき間をチェックしてみてください。意外な“虫の高速道路”が見つかるかもしれませんよ!
住まいのお困りごとはしろくまペイントへ
お困りごとのご相談はしろくまペイントへ
例えば、虫対策としてガラスフィルムを張りたいんだけど..例えば網戸を張り替えたいんだけど..サッシ枠を取り替えたいんだけど..などお気軽にご相談ください
長野市はじめ、信州新町、中条、小川、白馬村、小谷村、麻績村、坂城町、千曲市、須坂市、飯綱町、信濃町、中野市、山ノ内町、木島平村、飯山市、野沢温泉村のハウスメンテナンスお任せください。