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日々の活動日記

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2017/04/17
【長野市現調レポ】雨どい交換費用ガイド”で始める後悔しないメンテナンス術

「最近ゲリラ豪雨のたびにバシャッと雨水が跳ね返って外壁が黒ずむ…」
「軒先からポタポタ落ちる音が気になって眠れない…」
「隣家から“水しぶきが飛んでくる”と苦情が…」。
そんな心当たりはありませんか?
雨どい(雨樋)は屋根と地面をつなぐ“排水のバイパス”。
ところが 15〜20 年も経てば紫外線・風雨・雪荷重・飛来物の外力で次第にひび割れや歪みが生じ、気づけば雨漏りや外壁腐食、さらには近隣トラブルまで招くことも。
この記事では 「雨どい交換にかかるリアルな費用」 と 「交換タイミングの見極め方」 を中心に、火災保険の活用法・足場コスト削減のコツ・詐欺被害を防ぐチェックポイントまで一気通貫で解説します。
読み終えた瞬間、「もう雨どいトラブルで悩まなくていい!」と胸を張れるはずです。

雨どい交換が必要な理由と放置リスク

雨どいは屋根面を流れる雨水を地上排水へ導く“住宅の静脈”です。
もし機能停止すれば、水は外壁をつたって基礎や土台を濡らし、塗膜の剥離・木材腐朽・シロアリ被害に直結。
バシャバシャ跳ねる水滴は外壁をまだらに汚し、美観を損ねるだけでなく隣家の壁や車を濡らしトラブルの種に。
さらに雪国では“樋ちぎれ”が落雪事故や瓦破損を誘発します。
雨どいは「壊れたら替える」ではなく「壊れる前に替える」部材なのです。
だからこそ “費用”と“寿命”の見える化 が重要になります。

材質別の耐用年数と交換時期の目安

材質一般的な耐用年数特徴交換おすすめ時期のサイン
塩化ビニール(PVC)約20年価格が安く普及率◎。紫外線と寒暖差に弱く硬化・色褪せしやすい表面チョーキング・パリッと割れる音
ガルバリウム鋼板約20〜30年軽量でサビに強い。高耐候塗装品も選択可接合部の赤サビ・コーキング切れ
約30年風情ある緑青が魅力。酸性雨や雪荷重で穴あきに注意ピンホール状の腐食・緑青の下に黒点
ステンレス30年以上変色が少なく超耐久だが重量があり金具負担大金具曲がり・継手緩み

◆塩化ビニール(PVC)|耐用年数:約20年
軽量で安価、施工も簡単なため一般住宅で多く使われています。
ただし、紫外線や寒暖差に弱く、経年で割れやすくなるのが欠点です。
強風や落雪でも破損しやすいため、定期点検と交換が前提の素材です。

◆ガルバリウム鋼板|耐用年数:約20〜30年
アルミと亜鉛の合金メッキによってサビに強く耐久性の高い素材。住宅や工場など幅広く採用されています。
金属のシャープな質感が好まれ、色のバリエーションも豊富。塩害地域では塗膜のケアが必要です。

◆銅|耐用年数:約30年
高級感があり、時間とともに緑青(ろくしょう)が出て味わいが増す伝統的な素材。
神社仏閣や意匠重視の住宅などに使われます。
非常に耐久性は高いですが、他の金属との接触で電蝕が起きるリスクには注意が必要です。

◆ステンレス|耐用年数:30年以上
サビに最も強く、塩害地域や豪雪地帯でも安心して使える最上級素材。
重量があるため施工費用は高くなりがちですが、メンテナンスフリーに近い安心感があります。
見た目も無機質で現代建築にマッチします。

補足:豪雪地や塩害地域では想定寿命より早く劣化が進むため、10 年目・15 年目に点検を入れると安心です。

 “これって劣化?”セルフチェック6選

色褪せ・粉吹き

触ったときに指先に白い粉がつくなら要注意。
これは、紫外線や風雨にさらされて塗膜が劣化した「チョーキング現象」と呼ばれる初期症状です。
見た目のツヤが失われてきたと感じたら、再塗装や保護処理を検討するサイン。この段階での対処が、最も費用を抑えられるタイミングです。
放置すると、塗膜の下まで劣化が進み、交換が必要になることもあります。

つなぎ目のずれ

継ぎ手部分がズレたり、ジョイントの隙間から雨水が漏れていたりしませんか?
外壁に縦筋状の黒い汚れが見られる場合は、雨水が樋から漏れて壁を伝っている証拠。
これは外壁の塗膜劣化や雨漏りの引き金にもなります。
軽度のズレなら補修だけで済みますが、接合部の劣化が進んでいる場合は交換の検討が必要です。

傾斜の変化

雨どいは、本来、排水方向へごくわずかな傾斜(1/300程度)がつけられています。
しかし、雪の重みや経年によるたわみ、あるいは施工ミスで逆勾配になると、雨水がスムーズに流れなくなります。
その結果、水がたまりやすくなり、雨が降るたびにボタボタと溢れ出たり、騒音が気になるようになったりするケースも。
勾配不良は、早めの調整や支持金具の補修が効果的です。

ひび割れ

特に塩ビ(プラスチック)素材の雨どいは、紫外線や寒暖差の影響を受けて硬化し、ある日突然パックリと割れることがあります。
小さなヒビなら補修テープなどで一時的に対応可能ですが、**構造的に不安定になっていることも多く、風や雪で破断するリスクも高まります。
発見次第、部分交換も視野に入れてメンテナンスを行いましょう。

歪み(たわみ)

樋の一部が下にたわんでいたり、全体的に歪んで見える場合は、内部に落ち葉やゴミが詰まって重みがかかっている状態が考えられます。
特に雪が積もる地域では、積雪荷重による変形や金具の破損が発生しやすく、排水効率が大きく落ちてしまいます。
見た目だけの問題ではなく、放置すれば部材の脱落や外壁の損傷にもつながるため、早めに掃除や交換を検討しましょう。

欠落・脱落

縦方向の排水管(竪樋)が割れたり外れていると、雨水が壁を直接伝って黒い筋状の汚れ(雨だれ)として残るようになります。
これは美観を損ねるだけでなく、外壁の塗膜や構造体にもじわじわとダメージを与え、最終的には内部腐食やシロアリのリスクにもなりかねません。
こうなってしまったら、部分補修では済まないため、早期の交換が必須です。

雨どいの劣化は、静かに、しかし確実に進行します。
最初はわずかな変化でも、放置すれば建物本体に影響が及ぶ大きなトラブルへと発展する可能性も。
早めの気づきが、結果的にメンテナンス費用の節約にもつながります。
セルフチェックで異常を見つけたら、専門業者への相談や見積もり取得を検討することをおすすめします。

雨どい交換・修理の費用相場【保存版】

作業内容おおよその費用相場コメント
雨どい全交換30〜60 万円形状が複雑・2階建て以上・金属樋採用で上振れ。
部分補修(1 m単価)6,000〜1 万円軒樋・竪樋で単価差あり。1カ所施工でも足場が必要なら+15〜25 万円。
雨どい清掃1〜3 万円落ち葉ガード同時取付で+5,000〜10,000 円程度。
仮設足場15〜25 万円屋根塗装・外壁塗装と同時なら“1回分”で済む。

相場は 2024〜2025年の住宅リフォーム実勢価格 をもとに算出。地方・建物規模・材質・勾配角度で大きく変動します。

足場コストを半額にする賢い段取り

雨どい工事でいちばん“重い”のが足場費。
外壁塗装・屋根葺き替え・太陽光パネル設置など “高所作業をまとめ打ち” すれば 足場を1回組むだけ で済み、トータル10〜20 万円削減も珍しくありません。
見積前に「他に同時施工すべき劣化部位は?」と業者に相談し、予算もスケジュールもダブルで節約しましょう。

火災保険で“実質0円”になるケースと申請手順

― 自然災害による破損なら、修理費の多くが保険でカバーできる可能性があります ―

「台風で雨どいが外れた」「雪で屋根が破損した」
そんなとき、自己負担ゼロで修理できる可能性があるのが火災保険の“風災・雪災・雹災”補償です。
保険契約に免責金額の設定があっても、見積もり次第で全額または一部が補填されることも珍しくありません。
ここでは保険が適用されるための3つの条件と申請時のポイントをわかりやすくご紹介します。

適用3条件

自然災害による破損

火災保険が適用されるのは、「台風」「突風」「豪雪」「雹(ひょう)」などによる突発的な災害被害に限られます。
経年劣化や施工ミス、腐食が原因と判断された場合は補償対象外になるため注意が必要です。
申請時に重要なのは、現場の状況が“自然災害によるもの”と客観的に分かる証拠を用意すること。
たとえば、倒木や飛来物、積雪・雹の痕跡が写った写真などがあると、保険会社の審査もスムーズになります。
破損箇所だけでなく、その周囲の被害状況も含めて記録を残しておくことが大切です。

損害額が免責超え

火災保険には、ほとんどの契約で「免責額(自己負担額)」が設定されています。
これは、修理費用がその額を超えなければ保険金が支払われないという仕組み。
たとえば免責が5万円で、修理費が6万円であれば、その差額1万円が保険金として支給されます。
そのため、申請前には必ず被害箇所の正確な修理見積もりを取ることが重要です。
保険会社に提出する見積書は、項目が明確で写真と整合性の取れたものが理想的。
工事業者に「保険申請用」と伝えれば、対応に慣れた見積もりを出してくれる場合もあります。

申請期限内(3年以内)

火災保険の申請には時効があり、原則として発災日から3年以内に手続きをしなければ、保険金は受け取れません。
とはいえ、「壊れていたことに後から気づいた」「今になって修理を考え始めた」というケースでも、発見した日から速やかに動く”ことが大切です。
保険会社は、対応の早さや記録の整合性を申請の信頼性として判断材料にします。
迷ったらまず、加入している保険会社または代理店に「このケースで申請できますか?」と相談するのが第一歩です。
その一言が、数万円〜数十万円の補償に繋がる可能性もあります。

成功のコツは“見積書の書き方”

見積項目に 「風災による雨樋破損交換工事」 と明示し、被災箇所写真を添付。
火災保険対応に慣れた業者なら、書類作成から保険会社とのやり取りまで代行してくれます。
なお “自己負担ゼロを謳う業者” や “返礼金をキックバックするブローカー” は保険金詐欺トラブルの温床なので要警戒です。

詐欺被害を防ぐ!優良業者チェックリスト

「無料修理できます」を連呼する訪問業者には要注意

訪問販売で「火災保険で無料修理できます」と何度も繰り返し、その場で契約を急かしてくる業者は特に注意が必要です。
契約を焦らせるような営業手法は、消費者トラブルの典型例であり、冷静な判断を妨げます。こうした業者とは、まず距離を取りましょう。

会社の実在性を確認する

信頼できる業者であれば、会社所在地、建設業許可番号、火災保険対応の実績などを明示できます。
ホームページや名刺に記載があるかを必ず確認してください。
不明瞭な情報や、連絡先が携帯電話のみといったケースは、避けたほうが賢明です。

明細付きの見積書を提示してもらう

見積書には「数量×単価=金額」がしっかり記載されているかをチェックしましょう。
「工事一式◯◯万円」としか書かれていない曖昧な見積もりは、後々のトラブルの原因になります。
適切な業者であれば、どの作業にいくらかかるのかを明確に説明してくれます。

必ず複数社から相見積もりを取ること

最低でも3社以上から見積もりを取り、金額だけでなく提案内容も比較検討しましょう。
極端な値引きを提示してくる業者は、資材のグレードを下げたり、手抜き工事をする可能性があります。
適正な価格と品質のバランスを見極めることが重要です。

ポイント:雨どい工事は屋根リフォーム店・板金業者・外壁塗装店など複数ジャンルが請け負います。
それぞれ得意分野が異なるため、見積時に「過去の雨どい交換実績写真」を提示してもらうと安心です。

“壊れる前に替える”が結局いちばん安い!

・雨どいの寿命は 20〜30 年。色褪せ・ひび割れ・逆勾配を見つけたら“交換カウントダウン”。
・全交換30〜60 万円+足場15〜25 万円 が目安。部分補修なら1m当たり6,000円〜。
・台風・豪雪・雹害なら 火災保険の風災・雪災補償 を活用し自己負担を圧縮。
・足場は 外壁塗装や屋根工事と同時施工 でコストダウン。

“無料修理”を謳う業者には要注意。 相見積もり&実績確認 で安心・納得の契約を。
「たかが雨どい」と侮ると、やがて外壁腐食やシロアリ対策で数百万円の出費に発展することも――逆に言えば、今すぐ点検・交換プランを立てる だけで、大切なマイホームを長く美しく守れます。今日が“最安で直せる最後の日”かもしれません。早めの行動で、もう雨音にハラハラしない快適生活を取り戻しましょう!

自然災害による保険工事!まずはご相談ください

雪害なによる雨樋修理の保険も対応してきました。まずはしろくまペイントにご相談ください
長野市はじめ、信州新町、中条、小川、白馬村、小谷村、麻績村、坂城町、千曲市、須坂市、飯綱町、信濃町、中野市、山ノ内町、木島平村、飯山市、野沢温泉村の保険申請や保険工事お任せください。

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