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日々の活動日記
【上田市現調レポ】玄関の雨よけにはどんな種類がある?快適と安心を叶える屋根・庇の選び方ガイド

突然の雨で玄関を開けた瞬間にずぶ濡れ…そんな経験、一度はありませんか?
宅配便を受け取るとき、荷物を置く場所がなくて困る。
朝出かける時に直射日光がドアに反射して暑くて開けられない…玄関まわりの不便、気になりますよね。
実は雨や日差しから玄関を守るために設置される“雨よけ”には、種類や素材によって効果や機能が大きく変わるんです。
この記事では、玄関の雨よけに使われるポーチ屋根や庇(ひさし)の種類や特徴、素材の違い、選び方のポイントを詳しく解説。
あなたの家にぴったりの雨よけが見つかります!
目次
玄関の雨よけとは?目的と役割を知ろう
雨や日差しから玄関まわりを守る「第一防衛線」
玄関の雨よけとは、玄関ドアの上部やその周辺に設けられる、小型の屋根や庇(ひさし)構造のことを指します。
見た目のデザインだけでなく、生活の快適性や建物の保護という実用的な役割も担っており、日常のちょっとした不便を解消してくれる“縁の下の力持ち”的存在です。
以下に、玄関雨よけの主な3つの役割を紹介します。
雨の日の出入りで玄関や足元が濡れるのを防ぐ
雨よけがあると、玄関先で傘をたたむときや、カギの開け閉めをする間に雨に濡れにくくなります。
特に雨脚が強い日や風のある日でも、ドアの前にわずかな“屋根”があるだけで体感は大きく変わります。
また、床面が濡れて滑りやすくなるのを防げるため、お子さまや高齢者にとっては安全性を高める設備でもあります。
玄関先は家族も来客も必ず通る場所。
雨よけがあることで、天候に左右されず安心して出入りできる玄関空間を実現できます。
日差しによるドアや外壁の色あせ、劣化を抑える
玄関は家の中でも特に日差しが当たりやすく、紫外線や熱によるダメージが集中しやすい場所です。
雨よけがあることで、玄関ドアやその周辺の外壁への直射日光を適度に遮ることができ、色あせや塗膜のひび割れといった経年劣化のスピードを抑える効果があります。
つまり、家の“顔”である玄関の美観を長く保つことができるというわけです。
また、塗装やシーリングのメンテナンス頻度を下げられるため、長期的にはランニングコストの削減にもつながります。
荷物を置いたり、傘を開閉したりする一時的なスペースを作る
雨よけはただの“飾り”ではなく、実用的なスペースとしての価値もあります。
たとえば、買い物帰りで両手が荷物でふさがっているとき、玄関前で一瞬立ち止まって荷物を下ろしたり、傘を開閉したりするシーンはよくあるはず。
そんなとき、わずかでも屋根があるだけで、雨に濡れるストレスを大きく軽減できます。
来客が玄関先で待機する際にも、玄関庇があれば快適に過ごしてもらえ、印象も良くなります。
動線上の“ちょっとした余裕”が、日々の生活の質を静かに底上げしてくれるのです。
玄関は家の「顔」であり、毎日使う出入り口です。
雨よけがあるだけで、快適さも建物の寿命も大きく変わるのです。
玄関の雨よけの種類と特徴を比較
1. 玄関ポーチの屋根
玄関ポーチの屋根とは、玄関まわりを広範囲に覆う構造の屋根で、住宅の外観に溶け込んで設計されることが多いです。
メリット
・雨の日でも玄関前でゆとりある行動ができる(傘の開閉・荷物の受け取りなど)
・デザイン次第で建物の高級感を演出できる
・ドア・外壁の劣化を軽減し、住まいの耐久性向上
デメリット
・工事費が高くなりやすい(基礎・柱の設置を伴うため)
・建ぺい率や構造上の規制に影響する場合もある
2. 庇(ひさし)
庇とは、玄関ドアや窓の上部に直接取り付ける、小型の屋根のような設備です。
建築時やリフォームで後付けできることも魅力。
庇の種類:形状の違い
種類 | 特徴 | 雨よけ効果 | 見た目 |
---|---|---|---|
陸庇(ろくひさし) | 水平に近く、緩やかな傾斜がある | 中程度 | モダンな印象で直線的 |
腕木庇(うできひさし) | 傾斜が急で、斜めにせり出す | 高い | 和風・ナチュラルな外観に合う |
陸庇(ろくひさし)
陸庇とは、壁から水平方向に伸びるタイプの庇で、わずかな傾斜をつけて雨水を前方へ流す構造が特徴です。
直線的でスッキリとしたデザインのため、モダンでスタイリッシュな建築に非常によく合います。
玄関や掃き出し窓の上に設けると、シャープな印象を与えるだけでなく、日差しや雨の直撃をスマートに防いでくれます。
腕木庇(うできひさし)
一方、腕木庇は建物の外壁から斜め方向に張り出すタイプで、支えとなる「腕木(うでき)」が構造の要です。
庇自体に角度があり、雨を大きく弾き飛ばす効果があります。
伝統的な和風建築や、木の温もりを活かしたナチュラルな住宅によく採用され、軒下に陰影を生む美しいシルエットが魅力です。
見た目のアクセントにもなり、家全体に趣を与えます。
庇の素材:用途に合わせた選択を
素材 | 特徴 | 耐久性 | メンテナンス |
---|---|---|---|
木製 | 自然な質感で和風建築に最適 | △(腐食注意) | 定期的な塗装が必要 |
アルミ製 | 軽量でサビに強い | ◎ | メンテナンス少なめ |
ガラス | 採光性が高くモダン | ○ | 掃除が必要だが劣化しにくい |
ポリカーボネート | 衝撃に強く軽量 | ◎ | 紫外線での変色に注意 |
木製
木製の庇は、自然素材ならではの温かみと風合いが魅力です。
特に和風建築や古民家風の住宅には相性が良く、落ち着きのある外観を演出できます。
ただし、耐久性に関してはやや劣り、雨風にさらされることで腐食やひび割れのリスクがあるため、定期的な防腐塗装などのメンテナンスが欠かせません。
アルミ製
軽量でサビに強いのが特徴のアルミ製庇は、現代の住宅において非常に人気の高い素材です。
耐久性は申し分なく、腐食や変形に強いため、長期間安心して使用できます。
メンテナンスの手間も少なく、コストパフォーマンスの良さも魅力のひとつです。
モダンな住宅デザインにマッチしやすいのもポイントです。
ガラス
採光性を重視するなら、ガラス庇が適しています。
透明性があるため、玄関先に光を取り込みながらも、雨避けの役割をしっかり果たしてくれます。
モダンで洗練された印象を与えるデザイン性の高い素材ですが、雨染みや埃が目立ちやすく、定期的な清掃が必要です。
ただし、耐候性には優れ、経年劣化は少ない素材です。
ポリカーボネート製
ポリカーボネートは、ガラスの200倍とも言われる耐衝撃性を持ち、しかも非常に軽量です。
台風や飛来物にも強く、実用性の高い庇素材として注目されています。
また、紫外線カット機能を持つ製品もあり、玄関や窓を守るうえでも効果的です。
ただし、長年の使用で多少の黄ばみや変色が見られることがあるため、設置場所や環境に応じて選ぶのがポイントです。
目的別に選ぶ!雨よけの最適な種類
◆「暮らし方」に合わせて、機能も見た目もベストな一台を
玄関の雨よけは、ただ雨を防ぐだけでなく、安全性・快適性・住宅デザインとの調和といった多くの機能を持ちます。
ここでは、目的に応じた最適なタイプを3つに分けてご紹介。
“どれを選べばいいのか”で迷っている方は、用途と設置場所を明確にすることが、後悔しない選び方の第一歩です。
「雨をしっかり防ぎたい」なら玄関ポーチ屋根
風の強い日や横殴りの雨でも濡れずに玄関の出入りをしたい。そんな方に最も適しているのが「玄関ポーチ屋根」。
ドアの真上だけでなく、足元やアプローチの動線まで広く覆える構造になっているため、傘の開閉時や荷物の出し入れなど、あらゆるシーンで頼りになります。
また、雪が降る地域では積雪の吹き込みも防げるので、冬場の玄関まわりの安全性向上にも効果的。
小さなお子様や高齢者のいるご家庭にも、滑りや転倒を防ぐ“安心設備”としておすすめです。
「簡単に後付けしたい」なら庇
「とにかく雨のしずくを防ぎたい」「玄関だけじゃなく、勝手口にも雨よけをつけたい」そんな要望には、シンプルで取り付けやすい“庇”タイプがぴったりです。
庇は壁面に直接取り付けるため、限られたスペースでも設置できるのが魅力。
DIY対応の商品も多く出回っていますが、長期的な耐久性や美しい仕上がりを求めるなら、やはりプロによる施工がおすすめです。
また、掃き出し窓やベランダ上にも応用できるため、住まい全体の“ちょっとした雨よけ”として重宝します。
「デザイン性も大事」ならガラスやポリカ素材の庇
「せっかくなら家の外観にも合う、おしゃれな雨よけを付けたい」そんなデザイン重視派におすすめなのが、ガラス製やポリカーボネート製の庇。
モダン住宅や輸入住宅との相性がよく、透明感や曲線美を活かしたデザインで、建物の意匠性を損ないません。
もちろん、素材自体の性能も高く、ガラスは重厚感と耐候性に優れ、ポリカーボネートは軽量ながら衝撃や紫外線にも強いのが特徴。
“おしゃれに機能を足したい”という方には、非常に満足度の高い選択肢です。
雨よけ設置の注意点とチェックポイント
1. 建築基準法・建ぺい率の確認
玄関ポーチ屋根や庇は、たとえ小規模であっても建築基準法上「建築面積」に算入されるケースがあります。
特に注意が必要なのが、建ぺい率ギリギリで建てられている住宅。
この場合、後付けの庇や屋根を設置すると、**法令違反になる恐れがあるため、設置前に必ず確認が必要です。
また、建築確認申請が必要になるケースもあります。
心配な場合は、自治体の建築指導課や工務店に相談するとスムーズです。
2. 隣家との距離を確保する
雨よけのひさし部分が隣地境界を越えてしまうと、たとえ数センチでも法律上「越境」となり、トラブルの原因になります。
また、隣家から「雨が吹き込んでくる」「視界が遮られる」とクレームになる可能性も。
境界ギリギリの住宅では、必ず設置前に敷地の寸法や施工範囲を正確に測定し、**設計段階で距離を確保しておくことが重要です。
実際の施工時には、業者とともに現場で再確認するのが安心です。
3. 防火地域・準防火地域では素材制限に注意
都市部や住宅密集地に多い防火地域・準防火地域では、火災時の延焼を防ぐために建築物の一部に素材制限が課せられています。
玄関の雨よけもその対象で、不燃材または準不燃材を使用しなければならない場合があります。
知らずに可燃性の素材で施工してしまうと、指導が入って撤去や再施工が必要になることも。
設置前には、自治体の都市計画課や建築指導課にてエリア区分と基準を確認しておきましょう。
必要に応じて建築確認申請も視野に入れておくと万全です。
庇やポーチ屋根以外の雨よけ代替策も検討しよう
オーニング
オーニングは、窓や玄関上に取り付ける布製の可動式ひさしで、手動や電動で出し入れができるのが最大の特徴です。
必要な時だけ日よけや雨よけとして使い、不要なときはスッキリ収納できるため、景観を重視する住宅や店舗にも人気があります。
特にカフェのテラスのような外観を演出できるため、おしゃれさと実用性を両立したい方におすすめ。
耐水性・UVカット性能を備えた生地を選べば、突然の雨もしっかりガードしてくれます。
固定式の屋根よりも建築制限にかかりにくい点も大きなメリットです。
サンシェード
サンシェードは、布やメッシュ素材をロープやフックで吊るすだけで設置できる簡易型の日よけ・雨よけです。
窓やベランダの上部に取り付けておけば、直射日光を遮りつつ、急な小雨程度ならしっかりガード。
室内の温度上昇を抑える効果もあるため、夏の暑さ対策としても非常に有効です。
価格も手頃で、使わない季節には簡単に取り外して収納できるため、賃貸住宅や季節ごとに使い分けたい方にもぴったり。
DIY感覚で取り付けられる手軽さが魅力ですが、強風時には取り外すなどの配慮も必要です。
ひさし付きの雨戸・シャッター
近年は、雨戸やシャッターに小型のひさしが一体化したタイプも登場しています。
これは、閉じた際に窓まわりに直接雨がかからないように工夫された構造で、特に暴風雨時の吹き込み・跳ね返り水による濡れを防ぐ効果が期待できます。
玄関というよりは窓まわりの防災性能を高めたい方や、台風被害の多い地域にお住まいの方におすすめです。
外観への影響も少なく、耐久性・気密性も高まるため、住宅全体の劣化抑制にも貢献します。
シャッターのリフォームや新設時に合わせて検討すると効率的です。
玄関の雨よけは「暮らしの快適性」と「家の寿命」を守るカギ
・玄関ポーチは「雨対策と機能性」を重視する方に最適
玄関ポーチ屋根は、広い範囲をカバーできるため、傘の開閉・荷物の受け取り・ベビーカーや自転車の一時置き場など、実用性を重視したい方に特におすすめです。
建物のファサード全体にも影響を与えるため、デザイン性と存在感も重要な要素になります。
・庇(ひさし)は手軽に取り入れやすく、デザインの幅も広い
庇は比較的後付けしやすく、短い工期で設置できるのが魅力です。
形状(陸庇・腕木庇など)や素材(木・アルミ・ポリカなど)を選べば、和風にも洋風にもマッチさせることができます。
日差しや風雨の入り込みを防ぎつつ、建物の雰囲気も整えてくれます。
・設置時の法的・物理的制約に注意
庇や屋根の増設は、建ぺい率の増加や、防火地域での制限、隣地境界との距離など、建築基準法に基づく制約がある場合があります。
設計・設置前に必ず自治体や専門業者に相談しましょう。
・最後は「目的・予算・外観」のバランスで選ぶことが肝心
「玄関での使いやすさ」「家の印象アップ」「予算内での実現」など、自分たちが何を重視するかを明確にして選ぶことが、満足度の高い施工への第一歩です。
雨の日でも快適に出入りできる玄関は、日々の暮らしの質を確実に向上させます。
あなたのご家庭にぴったりな雨よけを、ぜひこの機会に見つけてみてください。
建築士やリフォーム業者に相談すれば、最適な設計・施工の提案も受けられますよ。
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