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日々の活動日記
【DIYガイド】ウッドフェンスは自分で塗れる?失敗しないための準備と塗り方を解説!

ウッドフェンスの塗装に挑戦したいけれど、「塗料がムラになったらどうしよう」「何から始めればいいの?」と不安な方は少なくないのではないでしょうか。
せっかく大切な外構を手入れするのだから、できるだけ綺麗に長持ちさせたいもの。
でも、塗装の手順を誤ると、途中で剥がれてきたり、色ムラが残ったりそんな経験をお持ちの方も多いのでは?
本記事では、ウッドフェンスを塗装する際の手順や注意点を分かりやすくまとめています。
サンドペーパーによる下地処理からプライマーの選び方、上塗りのコツまで、必要なポイントを押さえて失敗を回避し、外構をより美しくアップグレードしてみましょう。
目次
まずは準備が大切!ウッドフェンス塗装の基本的な流れと必要な道具
ウッドフェンスの塗装をする際、ただやみくもに塗料を塗ればいいわけではありません。
しっかりと汚れや既存の塗膜を落とし、プライマーを塗ってから上塗り塗装へと進むのが基本の流れです。
さらに、道具や養生などを万全に準備することで、仕上がりの美しさと作業効率が格段にアップします。
工程 | 内容 | ポイント |
---|---|---|
1. 下地処理 | ・サンドペーパーなどで錆や剥がれかけた塗膜を落とす ・汚れやホコリを拭き取る | ・しつこい汚れは紙ヤスリで塗装ごと剥がす ・この工程が不十分だと後々剥がれやすくなる |
2. 養生 | ・塗らない部分をビニールやテープで保護 | ・隙間から塗料が垂れないようにしっかり貼る ・作業しやすいよう、塗る面積を見ながら計画的に養生 |
3. プライマーの塗布 | ・錆止め効果のあるプライマーを塗る | ・プライマーが乾いてから次の工程へ ・木目の方向に沿って薄く塗り、ムラを防ぐ |
4. 上塗り塗装 | ・薄く重ね塗りをする ・細かい部分や板と板の隙間から塗る | ・厚塗りはNG。塗料が乾く前に養生を外すと仕上がりがきれい |
用意しておきたい道具
サンドペーパー(紙ヤスリ)
塗装前の下地処理には、サンドペーパーが必須です。
旧塗膜の剥がれかけ部分や、表面のサビを削り取るために使います。
表面を均一にならすことで、塗料の密着性が向上し、剥がれにくく美しい仕上がりになります。
粗さの違う番手(#120〜#320など)を数種類用意しておくと、状況に応じて使い分けができて便利です。
粗目はガサつきや大きなサビ落とし用、細目は最終仕上げに。作業の精度を高めるためにも、丁寧なヤスリがけは欠かせません。
ペイントブラシ、ローラー
塗料を塗るための道具としては、ペイントブラシ(刷毛)とローラーの2種類を用意しておくのがベストです。
細かい凹凸部分や角、支柱などにはブラシが最適で、隅々までしっかり塗れるのが特長。
一方、平らな広い面はローラーを使うことで、ムラなく均一に塗れ、作業効率も大幅にアップします。
塗料の種類(油性・水性)によって毛の材質を選ぶと、よりきれいな仕上がりに。
道具の使い分けで、プロ並みの見栄えを目指しましょう。
養生シート、マスキングテープ
塗料作業で意外と重要なのが「塗りたくない部分をしっかり守る」ということです。
養生シートや新聞紙を敷いて、足元や地面の汚れを防ぎ、マスキングテープで金具や境目をカバーすることで、塗料のはみ出しを防止します。
丁寧に養生を行っておくことで、後の掃除や仕上げの手直しが不要になり、作業全体のクオリティも上がります。
乾く前にテープを外すのが仕上がりを良くするコツです。
プライマー(錆止め・下地用塗料)
塗装前に金属面に塗る下地塗料「プライマー」は、仕上げ塗料との密着性を高める重要な役割を果たします。
特に金属フェンスなどサビが発生しやすい箇所では、防錆効果を兼ね備えたサビ止めプライマーを使うと安心です。
プライマーを塗ることで、塗装面に水分や空気が触れにくくなり、再び錆びるのを大幅に遅らせることができます。
しっかり乾かしてから上塗りするのが、長持ちの秘訣です。
上塗り用塗料
仕上げに使う塗料は、素材や使用場所に応じたものを選ぶことが大切です。
たとえば、木製フェンスなら木部専用、金属フェンスなら鉄部・外構用の塗料が最適。屋外使用なら、耐候性・防水性・防汚性のある塗料を選ぶと、紫外線や雨風に強く長持ちします。
また、塗料には水性・油性、艶あり・艶なしなどの種類がありますので、目的に合わせて選定し、塗装イメージを明確にしておきましょう。
マスク・手袋
塗装作業では、塗料の臭いや粉塵、化学成分から身を守るための安全対策がとても重要です。
マスクを装着することで、塗料のニオイや吸い込みによる気分不良を防げますし、ゴム手袋を使えば手肌への刺激や色移りも予防できます。
特に油性塗料は肌への刺激が強いため、作業中は必ず保護具を着用する習慣を持ちましょう。安全に作業できれば、集中力も高まり、仕上がりもより良くなります。
下地処理が命!サンドペーパーで錆や剥がれ塗膜を丁寧に除去
なぜ下地処理が重要なのか
「下地処理って正直、面倒くさい」と感じる方も多いと思います。
けれど、実はこの工程こそが塗装の仕上がりと寿命を大きく左右する一番重要なステップです。
古い塗膜が剥がれかけていたり、錆が残ったままの状態に塗料を重ねても、密着力が弱く、数ヶ月~数年で塗膜が浮いたり、剥がれたりしてしまうリスクがあります。
きれいに塗れても、見えない下地がボロボロでは意味がありません。
しっかりした下地づくりは、まるで「家を建てる前の地盤づくり」と同じです。
作業のポイント
錆・剥がれ塗膜を紙ヤスリでしっかり落とす
まず最初に取り組むべきは、サビや浮いた古い塗膜の除去作業です。
この工程を中途半端にしてしまうと、上からどんなに高性能な塗料を塗っても、下からの剥がれで台無しになってしまいます。
最初は目の粗いサンドペーパー(#80〜#120)で大きな剥がれや錆を削り落とし、仕上げに細かめのヤスリ(#240前後)で表面を均一に整えます。
特にキズやひび割れがある部分は、錆が深く入り込んでいることもあるため、時間をかけてしっかりと研磨することが大切です。
粉塵や汚れを拭き取り
サンドペーパーで研磨した後は、表面に細かな削りカスや粉塵、手垢や油汚れが残っている状態です。
これらが残ったまま塗装してしまうと、塗料がうまく乗らず、ムラや剥がれの原因になります。
乾いた布ではなく、濡れ雑巾や水で湿らせたブラシでしっかりと拭き取りましょう。
落ちにくい油分や頑固な汚れがある場合は、中性洗剤を使って洗浄して、しっかり乾燥させてから塗装に進むのが鉄則です。
ここでの“ひと手間”が、仕上がりに確実に差をつけます。
しつこい汚れは塗装ごと剥がす
塗装面の劣化がひどく、錆びや色褪せが全面に広がっている場合は、「少し削って塗り直す」では不十分です。アサヒペンなどの大手塗料メーカーも推奨しているように、古い塗膜ごと剥がす作業(全面ケレン)を行うことで、新しい塗料の密着度が格段に向上します。
紙ヤスリや電動サンダーを使って、金属地が少し見えるくらいまで磨くことで、プロのような仕上がりと耐久性を両立することが可能です。
この工程をどれだけ丁寧に行うかで、最終的な満足度が大きく変わってきます。
塗装というと「どんな塗料を使うか」ばかりに目が行きがちですが、どれだけ高性能な塗料でも、下地が整っていなければ本来の性能は発揮されません。
下地処理は時間も手間もかかりますが、それだけに“やるかやらないか”で数年後の仕上がりがまったく違ってくる工程です。
塗装を成功させたい方は、まずこの下地づくりから、しっかりと向き合ってみてください。
プライマーの役割|錆止め効果&塗料の密着を高める下地作り
プライマーを塗る理由
塗装作業において、「何色を塗るか」「艶を出すか」といった仕上がりに目が向きがちですが、実はそれ以上に重要なのが“下塗り”にあたるプライマーの存在です。
木製フェンスでも金属フェンスでも、プライマーを使うことで上塗り塗料の定着力が格段に向上し、塗膜のもちが大きく変わります。
また、金属であれば防錆効果、木材であれば染み込み防止や吸い込みムラの防止にもつながり、塗装全体のトラブル防止に直結する重要な工程です。
塗布のコツ
塗る前にしっかり混ぜる
プライマーは塗料と同様、長期間保存されていると成分が缶の底に沈殿している場合があります。
とくに防錆効果のある成分や密着性を高める特殊樹脂などは重く、表面だけすくって使うと効果が出ません。
使用前には棒などで底からしっかり撹拌(かくはん)し、成分を均一にすることがとても重要です。
たった数分の撹拌を怠ることで、下地機能が不安定になり、結果的に上塗りの失敗に繋がるケースもあります。
薄く丁寧に重ねる
プライマーは“塗料の食いつき”を助ける下地材なので、厚塗りをしてコーティングする必要はありません。
逆に、塗りすぎると乾燥に時間がかかり、後から塗る上塗り塗料ときれいに密着しにくくなることも。
木のフェンスなどの場合は特に、木目に沿ってスーッと伸ばすように薄く、均一に塗り広げるのが基本です。
刷毛やローラーでやさしく塗り重ねることで、後の上塗り塗料がムラなく美しく仕上がります。
完全に乾かす
プライマーを塗ったあとは、完全に乾燥してから上塗り塗料を塗るのが鉄則です。
表面が乾いて見えても、内部が湿っていると、塗料の密着性が悪くなり、塗膜の浮きや剥がれの原因になる可能性があります。
季節や湿度によって乾燥時間は異なりますが、目安としては2~6時間以上の乾燥時間を確保すると安心です。
待ち時間が面倒に感じるかもしれませんが、このひと手間が、塗装を長持ちさせる最大のコツです。
「ちょっとの塗装だから」「目立たない場所だから」といってプライマーを省略してしまうと、せっかくの塗装が数ヶ月〜1年以内に剥がれ、再塗装の手間や費用が発生するリスクがあります。反対に、下地を整えてプライマーをきちんと塗っておくことで、上塗りが長持ちし、美しい仕上がりを維持することができます。
塗装を“表面的な作業”で終わらせず、土台から整えることこそが、本当に長く持つ塗装の秘訣です。
上塗り塗装の基本|木目や節に沿って薄く重ね塗り
塗料の厚塗りは厳禁
ウッドフェンスの塗装では、ただ色を乗せるだけでなく、木の風合いを活かしながら美しく仕上げることが理想です。
特に天然木は木目や節が個性的で、塗装の際にはその「流れ」に逆らわず、丁寧に塗り重ねていくことが完成度を大きく左右します。
アサヒペンなどの大手塗料メーカーも、「塗料は厚く塗らず、薄く・手早く」が鉄則と推奨しています。
以下に、ウッドフェンス塗装の基本ステップをわかりやすくご紹介します。
ステップ・バイ・ステップ
板と板の隙間から塗る
ウッドフェンスでは、板と板の間や支柱の根元など、細かい部分に塗り残しが発生しやすいため、まずはその“細部”から塗るのがコツです。
最初に狭い箇所を丁寧に塗っておくと、後から広い面を塗るときに重ね塗りしやすく、色ムラや境目のズレが出にくくなります。
細かい部分には小さめの筆や細刷毛を使うと塗りやすく、塗料の垂れやダマになりにくいのでおすすめです。
木目や節に沿って塗る
ウッドフェンスのような木材塗装では、木目や節の方向に沿って塗ることが絶対の基本です。
これは見た目の美しさだけでなく、塗料が木材の繊維に自然に浸透しやすくなるため、密着度と耐久性が高まるという大きな利点があります。
木目に逆らって塗ると、表面に塗料が乗りすぎてムラになったり、気泡が入り込みやすくなってしまうので注意しましょう。
特に節の周囲は吸い込みが悪いことがあるため、やや多めに塗り広げると均一に整いやすくなります。
1回目が乾いてから2回目
重ね塗りのタイミングを間違えると、仕上がりに大きく影響します。
1回目の塗装が完全に乾かないうちに2回目を塗ってしまうと、表面だけが乾いたように見えても内部が湿っていて、後からひび割れやベタつきが起きることがあります。
これを防ぐには、気温・湿度に合わせてしっかり乾燥時間を取ることが重要です。
たとえば夏場なら2〜4時間、春や秋は4〜6時間、冬場なら一晩以上乾かすと安心です。
焦らず“しっかり乾かしてから”次の工程に進むのが、長持ちする塗装のコツです。
塗料が乾く前に養生を外す
塗装を終えたら、忘れずに養生テープやマスキングシートを「乾く前」に外すことが大切です。
完全に乾いた後にテープを剥がそうとすると、塗膜がくっついて一緒に剥がれてしまうことがあります。
これにより、せっかくのきれいな境目が台無しになってしまうことも。
塗装後、指で触ってもベタつかず、表面がしっとりと落ち着いてきたタイミング(指触乾燥)の段階で、ゆっくりと丁寧にテープを剥がすことで、美しいエッジラインをキープできます。
ウッドフェンスの塗装は、「塗って終わり」ではなく、下地処理・乾燥・薄塗り・重ね塗り・養生外しといった細かな工程の積み重ねで完成度が決まります。
少しずつ、木の表情を活かしながら重ねていくことで、長持ちするだけでなく、味わい深い仕上がりに。
急いで厚塗りするよりも、手をかけて薄く重ねることが、結局は一番の近道です。
作業をキレイに仕上げるコツ|板の隙間と細かい部分がポイント
隙間塗装の極意
ウッドフェンスを塗装する際、広い面をムラなく塗ることも大切ですが、実は仕上がりの印象を大きく左右するのが“隙間”と“細かい部分”の処理です。
板と板のわずかな隙間、支柱との境目、金具のまわりなどをきちんと塗っておくことで、見た目の完成度が格段にアップします。
こうした細部は塗り残しが出やすく、後から気づいて手直しとなると手間が倍に。最初から“細部から広い面”の順で作業を進めると、効率も仕上がりもぐっと良くなります。
ブラシ選び
板と板の間にあるわずかな隙間は、見る角度によっては意外と目立つ部分です。
ここが塗れていないと、「DIY感が丸出し」な仕上がりになってしまうことも。隙間をしっかり塗るためには、細くて毛先の柔らかいブラシを使うのが効果的です。
硬い刷毛だと弾かれてしまったり、塗料がダマになってムラが出やすいため、フェンス用のアーチ型や斜めカットされたブラシなどが適しています。
また、最初に隙間だけを先行して塗っておけば、後から広い面を塗るときに境目を自然にぼかせるので、全体として一体感のある仕上がりになります。
・重ね塗りの回数
ウッドフェンスの隙間は、風雨が吹き込みやすく、剥がれや劣化が最も早く進む場所のひとつです。
そのため、「1回塗って終わり」では保護効果が不十分なことが多く、少なくとも2回の重ね塗りが基本です。
1度目は“塗料をなじませる”ように、2度目で“塗膜をしっかり形成する”イメージで塗ると、持ちが良くなります。
特に塗料の吸い込みが激しい木口部分や節周辺も含め、重点的に再塗りしておくと、見た目だけでなく耐久性にも差が出ます。
ウッドフェンスの塗装は、広い面に目が行きがちですが、最終的な美観や耐久性を左右するのは“細部の処理”です。
隙間・境目・凹凸のある箇所をきちんと塗り、手を抜かずに丁寧に仕上げることで、まるでプロに依頼したような高品質な仕上がりに近づきます。
「細部がきれいが全体が美しい」と言われるように、目立たない部分こそが“仕上がりの差”を生むポイントなのです。
細かい箇所を先に塗る理由
板の端や節、隅々から塗っておくことで、あとからローラーや広いブラシで全体を塗った際に重複して塗りやすくなり、手戻りが少なくなります。
仕上げ段階で時間短縮にも繋がります。
養生の外し方と塗装後の仕上げのための最終ステップ
ウッドフェンスの塗装は、塗り終わったら終わりではありません。
最後の仕上げ作業まで丁寧に行うことで、見た目の美しさも耐久性も格段にアップします。
特に、マスキングテープなどの養生を外すタイミングや、使った道具の手入れ、仕上がりチェックなど、ちょっとした一手間が最終的な満足度を大きく左右します。
以下、塗装後にやっておきたい大切なポイントを解説します。
なぜ塗料が乾く前に外すの?
塗装面を保護するために使用するマスキングテープや養生シートですが、塗料が完全に乾いてしまう前に外すのが鉄則です。
乾ききった状態でテープを剥がすと、塗膜とテープが強固にくっつき、テープを引いた瞬間に一緒に塗装面まで剥がれてしまうことがあります。
これを防ぐには、「表面が乾いた頃(指で触ってもつかない程度)」のタイミングで、ゆっくり丁寧に剥がすのが理想です。
塗料が柔らかいうちに外せば、境目も美しく、仕上がりも安定します。
掃除と仕上げ
塗装道具の洗浄
塗装道塗装が終わったら、使った刷毛・ローラー・バケツなどはその日のうちにしっかり洗浄しておきましょう。
水性塗料の場合は水洗いでOKですが、油性塗料を使用した場合はシンナーや専用洗浄剤が必要です。
放置すると塗料が固まり、次回の作業で使用できなくなるだけでなく、毛先が硬くなって刷毛ムラの原因にもなります。
洗浄後はしっかり乾かし、ホコリが付かないよう保管すれば、次の塗装作業にもすぐ使えて経済的です。
仕上がりチェック
塗装が完了したら、必ず全体をチェックして塗り残しや色ムラがないかを確認しましょう。
日中の自然光で斜めから見ると、光沢の差でムラが見つかりやすくなります。
もし見つかった場合は、同じ塗料で軽く補修塗りすればよいです。
この「あと一手間」で仕上がりが一段引き締まり、見るたびに満足できるフェンスに仕上がります。
見逃しやすい支柱の裏や、板と板の隙間も丁寧にチェックしておきましょう。
再塗装時期の目安
ウッドフェンスは屋外で風雨や紫外線にさらされ続けるため、塗膜の耐久性には限界があります。
一般的には5〜8年程度で再塗装を検討するのが理想です。
塗膜が白っぽくなってきた、ひび割れが出てきた、雨水を弾かなくなったといった変化があれば、塗り替えのサインです。
数年ごとに目視点検するだけでも、劣化の進行を早期に発見でき、結果的に大がかりな修理を避けることができます。
ウッドフェンスの塗装を成功させて外構をグレードアップ!
ウッドフェンスの塗装トラブルも、正しい手順と少しのコツを知っているだけで防ぎやすくなります。
錆や旧塗膜をしっかり落とす下地処理から、プライマーによる密着度アップ、そして薄く重ね塗りしながら細かい箇所を先に仕上げる。これらの工程を踏むことで、見違えるほど綺麗な仕上がりを得られるはずです。
・下地処理を念入りに
サンドペーパーで錆や汚れを落とす作業が完璧だと、塗膜が長持ちしやすい。
・プライマーを省略しない
錆止め効果や密着向上には欠かせないプロセス。
・薄く重ね塗りが成功の秘訣
厚塗りはムラや乾燥不良を招くので注意。木目や節に沿って、細部から塗っていくのがポイント。
・塗装が乾く前に養生を外す
仕上がりを損なわずにテープを剥がすタイミングを見計らおう。
外構の印象を左右するウッドフェンスを美しく保てば、家全体の外観が一気にワンランクアップします。
気合いを入れてDIYに挑戦したい方や、初めての塗装で失敗したくない方は、ぜひ本記事を参考に、安全かつ綺麗なウッドフェンス塗装を実現してみてください。
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