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2017/03/14
【長野市現調レポ】カーポートの修理はどうする?壊れたパネルや支柱を安全に直す方法と費用の目安

大切なクルマを雨や強い日差しから守ってくれるカーポート、気がついたらパネルが割れたり、支柱が曲がっていたり。
これってどうやって直せばいいの?
費用はどれくらいかかるの?と悩んだ経験はありませんか?
特に強風や台風、経年劣化などが原因でカーポートが破損すると、急いで修理したいけれど、「どこに頼めばいいのか」「DIYでもできるのか」と迷ってしまう方が多いようです。
本記事では、カーポートの補修から部分修理、支柱交換まで、トラブル別の修理方法や費用の目安、そして保険適用の可能性などを詳しく解説します。
15年以上経ったカーポートをどうするべきか考えている方も、ぜひ参考にしてみてください。

カーポートの修理方法を知ろう!パネル補修から支柱交換までの主な選択肢

カーポートの修理とひと口に言っても、破損の程度や原因によって対応方法が異なります。
ちょっとした擦りキズだけなら塗装の補修で済む場合もあれば、台風被害で支柱が曲がったりパネルが飛んだりしている場合は、構造的な修繕やパネル交換が必要になることもあるのです。

修理方法概要注意点
補修(キズ・凹みの塗装)小さな擦りキズや凹みを塗装でカバーする・表面的な傷だけに限られる
・下地が変形している場合は意味が薄い
部分的な修理(パネル交換)パネルの損傷が数枚程度なら、新しいパネルだけを交換・破損が広範囲だとコストがかさみ、全交換と変わらない場合も
支柱の修理・交換屋根を一度解体し、支柱の根元を掘り起こして新たに施工後、屋根を組み立て直す・大がかりな工事になりやすい
・支柱が曲がっていると安全面でのリスクが大きい
アルミ枠の交換や修理アルミフレームが曲がったり破損した箇所を新しい部材に取り替える・範囲によって大幅に費用が変動
・再塗装やコーティングも検討

こうした修理方法を検討するうえでポイントとなるのが、「破損の程度」と「今後の耐久性」です。
とくに支柱やフレームといった構造部分が損傷している場合は、安全性を最優先に考えて早めに修理を検討しましょう。

修理費用の目安|パネル交換から支柱交換までどれくらいかかる?

カーポートの修理費用は、破損箇所や修理内容、使用する部品や材料によって大きく変わります。
以下は、あくまでも一般的な目安として参考にしてみてください。

修理費用の目安

【パネルの交換】
1枚あたり 1万5千~3万5千円前後
・パネルの素材やグレード、サイズによって変動する。
・複数枚の交換が必要な場合は、割引やまとめて施工のコストメリットがあることも。

【支柱の交換】
1本あたり 5万円前後から
・屋根の解体・再組立作業が含まれるため、工期と費用が増大。
・地盤や基礎の状態によって追加費用が発生するケースも。

【アルミ枠の交換や修理】
範囲によって費用が変わる
・曲がった部分だけの修理なら数万円程度で済む場合も。
・全体的に交換となると10万~数十万円規模に及ぶ可能性あり。

なぜ費用に幅があるのか?

メーカー・シリーズの違い

カーポートは各メーカーが複数のシリーズを展開しており、同じ形状・同じサイズに見えても、使用されている部材のグレードや構造には大きな違いがあります。
たとえば、高級グレードのモデルでは耐久性・耐風性・デザイン性を高めるために特殊なパネル材や強化フレームを採用しており、補修部材の単価がスタンダード品の2倍以上になることも珍しくありません。
また、廃盤になっているシリーズでは代替部品の手配に時間と手数料がかかるケースもあるため、最初に「どのシリーズか」を確認することが、費用の見通しに直結します。

施工難易度

修理作業自体がシンプルな内容であっても、施工場所の条件が難しいと費用が上がる傾向にあります。
たとえば、屋根の勾配が急で安全確保のために足場の設置が必要な場合や、住宅や塀が近接していて作業スペースが極端に狭い現場などでは、通常の倍以上の作業時間がかかることも。
また、地面の傾斜や道路との高低差がある場合には、材料の搬入や機材の設置にも手間がかかり、追加費用の要因になります。
このように、作業の“しやすさ”が費用に大きく影響する点も見逃せません。

下地の問題

カーポートの支柱は、通常コンクリート製の基礎に埋め込まれて設置されています。
ところが、地震や長年の劣化でこの基礎部分が破損・ひび割れ・傾きなどを起こしている場合、単なる支柱交換では済まなくなります。
基礎ごと撤去し、再度コンクリートを打ち直す「土間工事」や「補強工事」が必要になり、それに伴って人件費・材料費・工期も追加されます。
こうした見えない部分の損傷は、現地調査で初めて判明するケースも多く、費用の想定を上回る要因になります。

修理の依頼先をどうする?メーカー・ホームセンター・DIYの選択肢

1. カーポートのメーカーに依頼

カーポートの製造元に修理を依頼することで、純正部品が確実に入手でき、製品に最も適した修理が行えるのが最大のメリットです。
さらに、メーカーと提携している施工業者が対応するため、製品仕様に詳しく、施工品質や安全性も高く保たれる傾向があります。
保証の範囲内であれば無償修理になることもあり、アフターサポートも手厚いのが特徴です。
ただし、メーカー対応は費用がやや高めになる傾向があり、部材の取り寄せや手配に時間がかかることもあります。
すぐに直したい方や、コストを抑えたい方にはやや不向きな場合もあるため、予算と納期のバランスを考慮して選びましょう。

メリット

・純正部品が確実に手に入る。
・施工経験豊富な業者が担当し、製品保証やアフターサポートも充実している場合が多い。

デメリット

・修理費用が他と比べて高めになる傾向がある。
・時間がかかることも。

2. ホームセンターの提携専門業者

ホームセンターで部材を注文し、提携しているリフォーム業者や施工業者に作業を依頼する方法は、比較的リーズナブルに修理を行える選択肢です。
店頭でスタッフに相談しながら部品を選べたり、点検や見積もり相談も店舗経由でスムーズに行えるため、「業者に直接頼むのは不安」という方にも向いています。
一方で、施工業者の技術レベルにはばらつきがあり、経験豊富な職人に当たるかどうかで仕上がりに差が出る可能性があります。
また、希望する部材が店舗に在庫されていない場合は、取り寄せに数週間かかることもあるため、工事までに時間がかかることもあります。
事前の打ち合わせで納期・対応範囲を確認することが大切です。

メリット

・ホームセンターで部品を取り寄せ、提携業者に施工を依頼することで比較的リーズナブルに済む場合がある。
・点検や追加修理の相談も店舗でしやすい。

デメリット

・施工業者の技術レベルに差がある。
・希望の部材が在庫にない場合、取り寄せ期間が長くなる可能性。

3. DIY(ホームセンターで部品を購入して自分で修理)

「工賃をかけたくない」「簡単な修理だけだから自分でできそう」そんな方には、ホームセンターなどで部材を購入してDIYで修理する方法もあります。
自分のペースで作業でき、材料費のみで済むため、費用を最小限に抑えることが可能です。
パネル交換やビス締め直しなど、一部の軽作業ならDIYで対応できるケースもあります。
ただし、高所作業や支柱交換といった大掛かりな作業は大きな危険を伴います。
また、施工不良があると雨漏りや倒壊のリスクが生じるほか、結局プロに再修理を依頼して高くつくことも。
安全に配慮できる作業かどうかを見極め、無理のない範囲にとどめることが重要です。
迷ったときは専門業者に一度相談してから判断すると安心です。

メリット

・工賃を抑えられ、材料費のみで済む。
・作業を自分でコントロールでき、好きな時間に進められる。

デメリット

・高所作業や重いパネルの扱いは危険が伴う。
・施工不良があると再修理の手間や費用が増え、結果的に高くつくことも。

保険は使える?火災保険や台風被害で修理費を補填できるかをチェック

カーポートの修理は高額になることもあるため、「保険でカバーできないか?」と考えるのは非常に賢明な判断です。
実は、火災保険やその特約によって、カーポートの修理費用が補償されるケースは意外と多くあります。
以下に代表的な保険適用パターンをご紹介しますので、お手元の保険証券を確認しながらチェックしてみましょう。

保険適用のパターン

火災保険がカバーするケース

火災保険というと「火事のときだけ使える」と思われがちですが、多くの火災保険には「風災・雪災・ひょう災」などの自然災害による損害も補償対象に含まれています。
たとえば、台風による強風で屋根パネルが飛んでしまったり、隣家から飛来した物で支柱が曲がったといったケースでは、カーポートも敷地内の付属構造物として補償の対象になる場合があります。
保険の対象が「建物」だけでなく、「建物付属の設備・構造物(門・塀・物置・カーポートなど)」を含むかどうかがポイントです。
契約内容によっては、家財保険ではなく火災保険本体に含まれることもあるため、契約時のパンフレットや証券をよく確認してみてください。

自然災害特約で対応

火災保険に加えて、「風災・雪災・ひょう災」などの自然災害特約が付いている場合は、より幅広い損害に対応できます。
たとえば、豪雪によるカーポートの屋根の陥没や、ひょうが原因でパネルに穴が空いたような被害も、この特約が付いていれば修理費用の一部または全額が保険で補填される可能性があります。
特約の内容や補償範囲は保険会社や契約プランによって異なりますので、「保険金請求できるかもしれない」と感じた時点で、早めに保険会社や代理店に相談することが大切です。
写真や被害状況の記録が必要になることもあるため、損傷を見つけた段階で現場の写真を撮っておくとスムーズに申請が進みます。

保証対象外となる可能性

火災保険や自然災害特約でカーポートの修理費を補填できる可能性はありますが、すべての破損が補償対象になるわけではありません。
特に以下のような状況では、保険金の支払いが認められない、または減額される可能性があります。
事前に対象外のケースを知っておくことで、無駄な手間やトラブルを避けることができます。

経年劣化や老朽化

保険は基本的に「突発的・偶発的な事故による損害」を補償する制度です。
長年使用しているうちに少しずつ劣化したパネルのひび割れや、サビによる支柱の腐食など、経年劣化に起因する不具合は保険の対象外となるのが一般的です。
たとえば、10年以上経過したカーポートの屋根が雪の重みで割れた場合、「老朽化による強度低下」が原因と判断されると、保険が適用されない可能性があります。

このようなケースを避けるためには、定期的な点検とメンテナンスを行い、劣化が進行する前に部材の交換を検討することが重要です。
また、修理前の現場調査で「自然災害による破損」と明確に判断できる証拠(写真や状況説明)があれば、適用の可能性も高まります。

自己過失による破損

カーポートの支柱や屋根に自分の車をぶつけてしまった、荷物を積み下ろし中に重い物を落としてパネルを割ってしまった。
このような「使用者自身の過失による破損」については、火災保険や風災特約では基本的に補償対象外です。
これはあくまで「偶発的・外的な災害による損害」の補償に限られているからです。
ただし、事故の内容によっては自動車保険の「対物補償」でカバーされることもあります(例:車庫入れ中の接触)。
そのため、自己過失が原因で損傷した場合は、火災保険だけでなく、加入中の自動車保険も含めて確認することをおすすめします。
どの保険も共通して言えるのは、「正直に・正確に」申告し、必要な証拠を揃えることがスムーズな対応につながるという点です。

注意点

・保険金請求には写真や見積書などの証拠資料が必要。
・申請期限があるため、損傷に気付いたら早めに保険会社へ連絡する。

カーポートの寿命は15年前後?部材によっては交換を検討しよう

一般的に、カーポートの耐用年数はおよそ15年が目安とされています。
ただし、使用されている部材の品質や設置環境、定期的なメンテナンスの有無によって、その寿命は大きく前後します。
設置から15年以上が経過している場合は、見た目はまだ使えそうでも、構造体の内部に負荷が蓄積されていたり、素材が劣化していることが多く、注意が必要です。
以下のようなトラブルが出始めたら、部分補修では済まず、全体交換も視野に入れるべきタイミングかもしれません。

15年以上経過した場合のトラブル

パネルの黄ばみや変色、劣化

カーポートの屋根材には、ポリカーボネートやアクリルなどの樹脂パネルが使用されることが多く、これらは紫外線や酸性雨、黄砂などに常にさらされています。
時間の経過とともに、透明だったパネルが黄ばんだり、表面に細かいひび割れが生じたりすることも珍しくありません。
特に15年を超えると、素材がもろくなり、ちょっとした衝撃や積雪で割れてしまうリスクが高まります。
「まだ使えるかも」と思って放置していると、強風で割れたパネルが飛散し、事故や隣家への被害につながる恐れもあるため、早めの交換検討が安心です。

アルミフレームのゆがみ

アルミ製の支柱やフレームは耐久性が高く見える反面、長年の風圧・積雪・地震による微細な揺れなどで、少しずつゆがみやたわみが発生します。
特に、雪の多い地域や強風が頻繁に吹く場所では、柱がわずかに傾いたり、桁(けた)が曲がったりといった「構造の歪み」がじわじわと進行します。
目視ではわかりにくい場合でも、屋根パネルのズレやネジの緩みといった小さな異常が、そのサインである可能性もあります。
放置すると全体のバランスが崩れ、倒壊リスクにつながるため、専門業者による点検をおすすめします。

一部を修理してもすぐ別の部分が破損する

築年数が経過したカーポートに対して、割れたパネルだけ、ゆがんだ支柱だけ、といった部分的な補修を行っても、他の老朽化した部材に負担がかかり、新たなトラブルを引き起こすことがあります。
たとえば、1本の支柱を交換したことで、残りの古い支柱に荷重が集中し、次の台風で別の箇所が破損するというケースも。
全体のバランスが崩れている状態では、補修→再修理の繰り返しとなり、結果的にコストがかさむ恐れがあります。

そのため、15年以上使用しているカーポートに不具合が出た場合は、部分補修にこだわるのではなく、安全性・経済性・メンテナンス性を含めて“交換という選択肢”も視野に入れて検討することをおすすめします。

カーポートの修理は早めの対策でトラブルを回避しよう

ぜひ今回のポイントを踏まえてカーポート修理の検討を進めてみてください。
カーポートの破損を放置すると、車や人に被害が及ぶリスクも高まりかねません。安全第一で、早めの対処が吉です。

・修理方法は補修・部分交換・支柱交換など複数あり
破損の程度や部位、費用を考慮して最適解を見極める。

・修理費用はパネル1枚あたり1万5千~3万5千円、支柱交換は7万円前後から
状況によって追加費用が発生することもあるので見積もりは複数業者に頼むと安心。

・修理の依頼先はメーカー・ホームセンター・DIYなどさまざま
コストや安全性、時間を踏まえて自分に合った方法を選ぼう。

・保険が使える場合もあるが、経年劣化は対象外
風災や雪災など自然災害が原因なら、火災保険の特約で対応できる可能性が高い。

・カーポートの寿命は15年前後
一部を修理しても次々とトラブルが起きるなら、買い替えや全面リニューアルを検討するのも一手。

カーポートが故障すると、愛車や生活動線に支障が出てしまうだけでなく、周囲の安全にも影響が及びます。
修理に踏み切る前に、この記事で紹介した内容を参考にして計画的に進めてみてください。
早めの対策が、あなたの暮らしを快適に守ってくれるでしょう。

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