しろくまペイントの日々の活動日記。

浴槽内の塗膜剥離現場調査

普段から使用する場所は目に見えないダメージを負い、蓄積をしていきます。
目に見える形で発見してしまったら遅いし修理などに多額の費用がかかってしまう事もあるでしょう。
特に台所やトイレといった水周りは気を付けなければいけない場所です。
一つの製品を長く使う事は悪い事ではありませんが、ライフスタイルに合わせた製品を選ぶ事も今後の生活では重要なものの一つです。

詳しい内容

ホームページをみて問い合わせをいただいた軽井沢町のお客様のお宅に現調をしてきました。
現調場所は浴室でしかも浴槽内です。
数か月前から浴槽の底面部分が剥がれてきたので塗り替えをしてほしいとの事でした。
お客様は中古でこちらの建物を購入されてそうですが、２５年使っていると言っていました。
ＦＲＰ劣化の症状はどのようになっていくのでしょうか？
まず表面の艶がなくなります。
その後、細かひびや、ひびが現れ、クラックになっていきます。
今回は、一度修理していることが確認できました。
修理後も同様に、長い期間使うことで、細かいヒビが入ってきたりすることがあります。
そこから水分が入り込んで表層の塗膜を剥離する原因につながっていくことになります。
経年劣化もあれば日頃のお手入れ方法も原因につながることがあります。
常にお風呂に水を溜めていたり、浴槽内を洗うときに硬い物で洗うなどの行為は浴槽の寿命を縮める原因につながるので気をつけましょう。
実際に見せていただくと、浴槽の表層部分の剥離や膨れを確認することができました。
浴槽の場合塗り替えをする方法もあれば浴槽だけ交換する方法もあります。
コスト的には浴槽の塗り替えの方が安く済みますが、現状の浴槽が不便といった機能性に問題があるなら、浴槽のみ交換や新たにユニットバスに変更するのもいいかもしれません。