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2017/02/18
【長野市現調レポ】サイディング補修費用を徹底解説!後悔しないためのポイントと費用を抑えるコツ

外壁のサイディングが傷んできて、ひび割れや色あせに気付いたとき、「いつか直さないと」と思いながらも、なかなか腰が上がらないという方は多いのではないでしょうか。特に、補修費用がどれくらいかかるのか見当がつかないとなれば、余計に不安が募ってしまいますよね。
また、業者選びで失敗してしまうと、思わぬ高額請求に巻き込まれるリスクもあるため、慎重にならざるを得ないのも無理はありません。
本記事では、外壁サイディングの主な補修方法とその費用相場、さらに費用を抑える具体的な方法などを分かりやすくまとめました。
劣化症状ごとの対処法や、部分張り替え・重ね張り(カバー工法)・張り替え工事などの選択肢を知ることで、あなたにピッタリのメンテナンスプランが見えてくるはずです。

サイディング補修が必要な理由|放置するとどうなる?

外壁のサイディングは、紫外線や雨風、気温差などの過酷な環境に常にさらされているため、どうしても年数が経つにつれて劣化が進んでしまいます。
ひび割れや塗膜の剥がれをそのままにしておくと、建物内部に水が侵入して雨漏りの原因になるだけでなく、カビやシロアリ被害が発生しやすくなってしまうのです。
特に、サイディングの劣化が深刻化しているのに放置していると、後々大規模工事が必要となり、結果的に大きな出費を強いられる可能性があります。

劣化を放置すると起こり得る主なリスク

雨漏りや建物内部の腐食

サイディングのひび割れや隙間をそのままにしておくと、そこから雨水がじわじわと内部に浸入していきます。
防水シートの劣化やコーキングのひび割れといった目に見えない劣化も併発すると、外壁の裏側にある木材や断熱材が湿気を帯び、腐食やカビの温床に。
特に木造住宅では、長期間の浸水が柱や梁の耐久性を著しく低下させ、家の構造そのものを弱らせる要因になります。
初期段階であれば数千円~数万円の補修で済んだものが、気付いたときには数十万円規模の大規模修繕が必要になるリスクもあるのです。

カビや藻、シロアリの発生

雨水が入り込み、乾燥しにくくなった外壁内部は、高湿度の状態が長期間続きやすくなります。
こうした環境は、カビや藻、そしてシロアリといった“家にとって最大の敵”を引き寄せる原因になります。
特にシロアリは、一度発生すると短期間で木材を食い荒らし、床下から壁内まで甚大な被害を及ぼします。
また、カビや藻は外壁の美観を損なうだけでなく、室内の空気環境にも悪影響を及ぼし、小さなお子様や高齢者の健康リスクにもつながります。
見た目の変色や異臭が気になる段階では、すでに内部で進行しているケースも多いため、早期の点検・補修が非常に重要です。

高額な修繕費の発生

外壁のひび割れや浮きといった初期症状を「まだ大丈夫」と放置し続けると、少しずつ劣化が進行し、いつの間にか広範囲に拡大していることがあります。
その結果、本来は部分補修で対応できたはずの箇所が、外壁一面の張り替えや下地補修を伴う大工事に発展してしまうことも。
さらに、足場の設置が必要な場合や、シーリング・防水・塗装のすべてをやり直すとなると、修繕費用は50万円〜100万円以上に膨らむことも珍しくありません。
だからこそ、「おかしいな」と感じた段階で点検を受け、早めに対応することが、もっとも経済的で確実な方法なのです。

サイディングの劣化症状と見分け方

外壁サイディングの劣化は、見た目の変化だけでなく、内部の腐食や雨漏りの前兆であることも少なくありません。
早期発見・早期対応が最小限の補修で済ませるコツです。
ここでは、特に注意すべき5つの代表的な劣化症状と見分け方をご紹介します。

代表的な劣化症状一覧

ひび割れ

サイディング表面にできる細いひび割れ(ヘアクラック)から、大きく口を開けたクラックまで、外壁のひび割れは最もよく見られる劣化のサインのひとつです。
一見目立たない小さな亀裂でも、そこから雨水が入り込めば、下地や断熱材の腐食が進行する恐れがあります。
外壁をよく見ると、角部分や窓周り、シーリングの近くに細い筋が入っていることがあります。
「なんとなく気になる線」があれば、それは補修のサインです。

目地のひび割れ

サイディングの継ぎ目(目地)には、防水と緩衝の役割を持つ「シーリング材(コーキング)」が充填されています。
このシーリングがひび割れたり、痩せて隙間が空いていたりする状態は、劣化が進んでいる証拠。
特に紫外線がよく当たる南面や西面は劣化しやすく、シーリング切れは雨水の侵入口として非常に危険です。
指で押して弾力がない、すでに硬化してひびが入っている場合は、「打ち替え」または「増し打ち」が必要なタイミングです。

塗膜の色あせ・チョーキング

外壁を手でなぞってみて、白い粉が手についたら「チョーキング現象」と呼ばれる塗膜の劣化状態です。
これは、塗料が紫外線や風雨にさらされて顔料が粉状になった状態で、外壁が本来持つ「保護機能」が著しく低下している証拠です。
また、全体的に色がくすんで見える、光沢が失われているなどの変化も劣化のサイン。
この段階で再塗装を検討すれば、サイディング本体の劣化を防ぎ、長持ちさせることができます。

浮き・膨らみ

サイディングボードが下地から浮き上がっていたり、波打つように膨らんで見える場合、内部に水分が入り込んでいる可能性があります。
特に、釘やビス周り、端部、窓枠周辺に起こりやすく、目で見てわかるほどの変形があれば注意が必要です。
放っておくと、ボードの割れや剥がれに発展し、補修ではなく「張り替え」が必要になるケースも。
浮きを見つけた場合は、早めのビス増し打ちや防水処理が効果的です。

反り・はがれ

長年の紫外線や雨風の影響、あるいは施工時の不具合によって、サイディングが大きく反り返っていたり、一部が剥がれ落ちていたりする状態は、非常に進行した劣化です。
ここまで症状が悪化していると、単なる塗装や部分補修では対応できず、張り替えや大規模修繕が必要になる可能性があります。
また、強風時に剥がれが飛散して人や車に被害を与える危険もあるため、すぐに業者へ点検を依頼するのが安全です。

いずれの症状も、放っておくと家そのものの耐久性を脅かす重大な問題に発展する恐れがあります。定期的に外壁を点検し、これらのサインを早めに察知することが賢明です。

サイディング補修費用の目安

外壁サイディングの補修費用は、補修方法や劣化の程度、使用するサイディングの種類、建物の大きさなどによって大きく異なります。
下記の表は、代表的な補修方法と費用相場をまとめたものです。

補修方法費用相場特徴・メリットデメリット
外壁塗装約60~180万円・外壁全体を一新できる
・防水効果や美観を回復
・サイディングが深刻に傷んでいる場合は、塗装だけでは対処できない
部分的な張り替え施工費10~20万円程度+サイディング部材代・劣化が激しい部分のみを交換
・比較的コストを抑えられる
・色味の違いが出る可能性あり
・在庫していないタイプのサイディングだと大幅な色ズレが生じる場合も
全面重ね張り(カバー工法)約150万円~220万円程度・既存外壁の上から新しいサイディングを貼る
・解体工事が少ないため、工期短縮が期待できる
・元の外壁の状態によっては施工できないケースあり
・建物が厚くなるぶん、重量負担が増す
シーリング打ち替え増し打ち:800円/1m程度
打ち替え:1,500円/m程度
・目地や窓枠周りなど、つなぎ目部分の防水性能を回復
・部分補修で済む場合は費用が安く抑えられる
・サイディングの本体が劣化している場合、打ち替えだけでは不十分
パテ処理約15,000~70,000円・小規模なひび割れやへこみを補修
・DIYでも対応可能なケースがある
・深刻な傷や広範囲の劣化には対応できない
サイディング張り替え工事約150万円~270万円・外壁を根本から刷新できる
・新しいサイディングで耐久性やデザイン性を向上
・費用が高額になりがち
・工期が長くなる場合がある

主な補修方法のメリット・デメリット

1. 外壁塗装

【メリット】

・外壁の色味やデザインを大きく変更できるため、美観が向上する。
・防水性能や耐久性能も回復し、サイディングの寿命を延ばすことが期待できる。

【デメリット】

・サイディング自体が深刻に傷んでいる場合、塗装だけでは根本的な問題解決にならない。
・工法や塗料の選び方を誤ると、塗膜の剥がれや色あせの再発が早まる可能性がある。

2. 部分的な張り替え

【メリット】

・劣化が激しい部分のみを交換するため、費用や工期を抑えやすい。
・サイディングがまだ十分に機能している範囲はそのまま利用できる。

【デメリット】

・メーカーの生産終了などにより、同じデザインや色のサイディングが手に入らないことも。
・既存部分との境目で色味の違いが目立つ場合がある。

3. 全面重ね張り(カバー工法)

【メリット】

・既存外壁の撤去が不要なので、解体費や廃材処理費が節約できる場合が多い。
・新しいサイディングを重ねるため、断熱性や防水性が向上する可能性がある。

【デメリット】

・既存外壁の劣化が激しい場合や、構造的な不具合がある場合は施工不可となるケースがある。
・二重の外壁になるぶん、建物の総重量が増し、耐震性への影響を考慮する必要がある。

4. シーリング打ち替え・パテ処理

【メリット】

・目地や小さなひび割れを部分的に補修でき、コストを抑えやすい。
・短期間で作業が完了しやすいため、生活への影響が少ない。

【デメリット】

・サイディング本体の経年劣化や大きな破損がある場合には根本解決が難しい。
・シーリング材やパテの質にこだわらないと、短期間で再補修が必要になる可能性がある。

5. サイディング張り替え工事

【メリット】

・既存の傷んだサイディングを完全に取り除き、新たに貼り替えるため、長期的に見て安心度が高い。
・デザインや性能を大幅にアップグレードできるので、家の印象ががらりと変わる。

【デメリット】

・解体や廃材処理、足場などの費用がかさみ、補修方法の中では最も高額になりがち。
・工事期間が長くなることが多く、生活への影響が大きくなる。

サイディング補修費用を抑える3つのコツ

外壁のサイディング補修や張り替えは、どうしても数十万〜百万円を超える大きな出費になりがちです。
しかし、ポイントを押さえておけば、無駄なコストを抑えつつ、しっかりとした補修を実現することが可能です。
以下の3つの視点で費用削減を検討してみましょう。

重ね張り(カバー工法)の検討

既存のサイディングがまだ構造的にしっかりしている場合は、「重ね張り(カバー工法)」という施工方法が非常に有効です。
この工法は、古い外壁を解体せずにそのまま新しい外壁材を上から貼り付ける施工方法で、解体費・廃材処分費を大幅にカットできます。
また、撤去作業がないぶん工期も短縮でき、職人の人件費も抑えられるメリットがあります。
すべての建物に適用できるわけではありませんが、下地が健全であれば積極的に検討する価値のある選択肢です。。

自治体の補助金や助成金制度の活用

外壁リフォームに対して、自治体が補助金や助成制度を設けていることがあります。
たとえば、省エネ改修・断熱性能の向上・景観保全・耐震性向上などを目的とした外装工事は、補助対象になることも。
中には工事費の1/3〜1/2を補助してくれる制度もあり、申請するだけで数十万円の負担軽減が実現するケースもあります。
ただし、申請には事前の届け出や審査、工事の内容が補助要件に適合しているかの確認が必要です。
工事着工前の申請が必須なので、早めの情報収集と業者との連携がカギとなります。

優良な地元業者を選ぶ

費用を抑えるためには、大手業者は安心という先入観を一度リセットするのも重要です。
地元の塗装業者やリフォーム会社の中には、広告費をかけずに営業している良心的な業者が数多く存在します。
こうした業者は、中間マージンがなく、自社施工で費用を抑えつつも、技術力や対応力に優れていることが多いのが特徴です。

業者選びで後悔しないために

サイディングの補修は高額かつ家の外観や耐久性を左右する大事な工事です。だからこそ、業者選びを慎重に行わないと、「思っていたより費用が高かった」「仕上がりがイメージと違う」といった後悔につながりやすいもの。業者選びの際は、以下のポイントをしっかりと押さえましょう。

複数社から見積もりを取得する

見積もりは必ず2〜3社以上から取りましょう。
1社だけでは、その金額や工事内容が本当に適正なのか判断できません。
たとえば、価格が極端に安い場合は「工程の一部を省いている」「塗料が安価」など、仕上がりに不安が残るケースも。
逆に高すぎる場合も、詳細を確認すれば中間マージンや過剰な工事内容が含まれていることがあるのです。
複数社の見積もりを比較することで、価格だけでなく提案力・説明の丁寧さ・信頼性といった要素も見えてきます。

施工実績や口コミをチェック

公式ホームページの施工事例は、業者の得意分野やデザイン提案力、工事の仕上がりの精度を確認するうえで非常に有効です。
ビフォーアフター写真や地域名が載っている事例なら、より信ぴょう性が高いといえるでしょう。
また、Googleマップや外部口コミサイトでの評価もあわせて確認することで、実際のお客様の満足度や対応の良し悪しが分かります。
特に「説明が丁寧だった」「仕上がりに満足」などの声が多い業者は、現場対応も信頼できる傾向にあります。

保証・アフターフォローの内容を確認

工事が終わったあとも、外壁は長年にわたって風雨にさらされ続けます。
だからこそ、保証内容とアフター対応の有無は必ず確認すべきポイント。
「5年保証」「10年保証」といった記載だけでなく、どこまでが保証範囲なのか、施工不良や自然劣化の場合の対応内容も詳しく聞いておくと安心です。
また、トラブル時の連絡方法・対応スピード・無償点検の有無なども、実際に困った時の対応力を測る材料になります。
保証書をきちんと発行してくれる業者は、信頼性も高いといえるでしょう。

担当者の提案力や説明のわかりやすさも重要

業者選びで見落としがちですが、実は「誰が担当するか」が結果を大きく左右します。
特にサイディング補修は、使用する塗料・補修方法・下地の状態・足場の有無など、細かな判断が必要になる工事。
それを素人にもわかりやすく説明し、「どうしてこの方法が必要なのか」「予算とのバランスはどうか」まで丁寧に提案してくれるかどうかは、大きな信頼材料になります。
また、こちらの質問に対して曖昧な返答をしたり、契約を急がせたりする業者は注意が必要です。
親身で誠実な対応かどうかを見極めましょう。

サイディング補修で家を長持ちさせ、費用を最適化しよう

外壁サイディングの劣化は決して放置できない問題です。ひび割れや浮き、塗膜の剥がれなどを放っておくと、雨漏りや構造体へのダメージに発展し、大きな修繕費用を要する可能性があります。早めに適切な補修方法を選び、信頼できる業者に依頼することで、家を長く快適に保ち、資産価値を維持することができます。

・補修方法は主に「外壁塗装」「部分的な張り替え」「全面重ね張り」「シーリング打ち替え」「パテ処理」「張り替え工事」などがある
・費用は数十万円から数百万円と幅広いが、劣化症状や施工範囲を見極めることで最適化が可能
・重ね張り(カバー工法)や自治体の補助金活用、地元業者の選定などでコスト削減を図れる

大切なのは、定期的な点検と早期対策です。小さな劣化サインを見逃さず、必要に応じて専門家に相談し、あなたの住まいに最適な方法でメンテナンスを実施しましょう。
そうすることで、家族が安心して暮らせる住空間をいつまでも保ち続けることができるはずです。

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