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2016/12/28
【上田市現場レポ】足場の解体は何日必要?ビル・戸建てなど建物別の目安とは

「工事は終わったみたいだけど、足場っていつ解体されるの?」「解体ってどれくらい時間がかかるの?」「危なくないの?」そんな疑問、外装工事が終盤に近づいた方なら誰でも一度は思うのではないでしょうか。
足場の解体はただバラすだけの作業に見えて、実は高い安全性と技術が求められる工程です。
万が一事故があれば、大きなケガや物損、さらには命にかかわるリスクも。
この記事では、足場解体にかかる日数、費用の目安、安全対策、そして依頼時の注意点まで、わかりやすく整理して解説します。
安心・安全な工事完了のためにも、ぜひ知っておきたい内容です。

足場の解体にかかる日数は?建物の種類ごとに異なる

戸建て住宅なら「約半日」が一般的

戸建て住宅(2階建てまで)の場合、足場の解体はおよそ半日で完了します。
足場の規模や現場状況によって多少前後しますが、解体開始から撤去・積み込みまでを含めて、午前中~午後の数時間程度です。

マンション・大型施設は「数日〜1週間」かかる場合も

マンションやビルといった中高層建築物では、解体作業に複数日かかるのが一般的です。
高さがあるほど解体手順が慎重になり、クレーンや専用搬出経路が必要になることもあります。

建物種別解体にかかる日数目安補足
戸建て住宅(2階建)半日程度作業員2〜3人で対応可能
3階建て住宅1日足場が多いため半日以上
マンション(中層)2〜3日作業人数・足場面積により変動
大型施設・高層ビル4日〜1週間以上クレーンや車両手配が必要

足場の解体費用はどのくらい?構造別の相場を比較

建物構造ごとの足場解体費用目安

足場解体費用は「設置費+解体費」のセットで見積もられることが多く、設置時に一括で支払っている場合もあります。
解体にかかる人件費や運搬費用なども含まれるため、建物の構造や足場面積によって費用に差が出ます。

建物構造解体費用の目安(1坪あたり)
木造住宅約3〜5万円
鉄骨造住宅約4〜7万円
鉄筋コンクリート造(RC造)約6〜8万円

解体費のポイント

・見積もり時に「解体費込みかどうか」を確認しておく
・運搬トラックや駐車スペースの有無で追加費用が発生するケースも

足場の解体手順と安全対策|命を守るための作業工程

外壁塗装や改修工事を終えた後、最後に行われるのが足場の解体作業です。
この作業は、一見すると単に「元に戻すだけ」に思えるかもしれませんが、実は事故やケガが最も起こりやすい工程の一つです。
高所作業が続く中で、安全帯・ヘルメット・声掛けの徹底はもちろん、順序を守って丁寧に進めることが事故防止につながります。
以下に、基本となる解体手順を紹介します。

解体作業は「上から下へ」慎重に進める

足場解体は、最上部から順に手すり・踏み板・支柱・ブラケットなどを分解していきます。
重力の影響を考慮し、下の部材を先に外すと崩落のリスクがあるため、必ず「上から下」が鉄則です。

解体の基本手順

1最上段の手すり・安全ネットを取り外す

解体は必ず“上から下へ”が基本です。
まず最初に、足場の最上段に設置された手すりや安全ネットを取り外します。
この段階では、作業員はまだ高所にいるため、落下防止の安全帯をしっかり装着し、ヘルメットの着用も厳守。
工具の落下や部材の滑落を防ぐため、作業員同士の声掛けと周囲の確認が欠かせません。
安全ネットは風であおられやすいため、外す際には特に注意が必要です。

2踏み板(作業床)を解体

安全ネットの撤去が完了したら、次は足場の床として使用されていた踏み板(布板)を順番に外していきます。
ここでも順序を間違えると、足を踏み外すリスクがあるため、下段から作業を始めたり、複数箇所を同時に解体したりするのは厳禁です。
周囲の作業員と連携しながら、常に足場を確保した状態で進めることが重要です。
滑りやすい板などがある場合は、あらかじめ清掃してから作業に入ると安全性が高まります。

3支柱や接続金具を分解

踏み板の撤去後は、足場を構成していた縦方向の支柱や、クランプなどの接続金具を順に分解していきます。
このときも基本は「上から下へ」、無理な体勢で作業を行わず、支柱が傾いたり急に倒れたりしないよう注意を払いながら行います。
分解した部材はすぐに運搬できるようにまとめ、現場に部材を放置しないことで、他作業への干渉や事故を防ぎます。
作業中の動線も常に安全第一で確保しておくことが大切です。

4足元のベースプレート・ジャッキベースを外す

上部の構造がすべて撤去された後、最後に足元の基礎部分であるベースプレートやジャッキベースを取り外します。この部分は地面に設置されており、施工時にモルタルや汚れが付着して外しにくくなっていることもあります。無理にこじ開けると部材や工具の破損だけでなく、腰や腕を傷める原因にもなるため、力加減に注意して丁寧に作業します。設置面の掃除や整地もこのタイミングで行うのが一般的です。

5足場材をトラックに積み込み、清掃

解体した部材は、種類ごとにまとめて安全にトラックへ積み込みます。
乱雑に積み込むと運搬中の事故につながるだけでなく、次回の使用時に大きな手間となるため、積載方法にもルールを設けて整理整頓するのが基本です。
作業が終わったら、現場全体の清掃と忘れ物のチェックも忘れずに行いましょう。
最後まできちんと片付けられている現場は、施主にも安心と信頼を与える大切な仕上げ作業となります。

安全対策が最も重要な理由

足場の解体中は、以下のような重大事故が起きるリスクがあります。

・足場材の落下による作業員・通行人の怪我
・作業員の転落事故
・工具や資材の落下

そのため、解体作業中には以下の安全対策が義務づけられています。

・作業員のフルハーネス型安全帯着用
・作業区域の立ち入り制限(カラーコーン・バリケード)
・足場材の落下防止措置
・作業前の危険予知活動(KY活動)

足場の解体に関する法的な注意点

解体工事業の許可が必要なケースもある

足場工事業者が足場の解体作業を行うには、「建設業法」による許可が必要な場合があります。
解体工事業を行うには、以下のいずれかの条件を満たす必要があります。

・建設業許可(解体工事業)を取得している
・解体工事業の登録をしている

これは主に、建物の一部を壊す作業や、高さのある仮設構造物の解体を安全に行うためのルールです。
無許可の業者による足場解体は、法的にもリスクがあるので要注意です。

足場なしの解体工事は違法性が高い!

足場を組まずに屋根工事や外壁工事を行う業者もまれに存在しますが、これは建築基準法や労働安全衛生法に抵触する可能性が高く、事故が起きた際には元請責任や施主の管理責任が問われることも。

・足場がない場合、作業者の墜落リスクが極めて高い
・足場なしだと安価に見えても、後のトラブルの元、法的な問題も
・見積もりで「足場設置込み」となっているか要確認

足場の解体は安全第一&しっかり事前確認がカギ!

足場の解体は、見た目以上に専門的かつ危険の伴う作業です。
戸建てであれば半日程度で完了しますが、マンションなどでは複数日を要する場合もあり、費用も建物構造によって異なります。
解体作業中は事故のリスクが高まるため、安全対策の徹底が求められ、業者の資格や許可の有無も確認が必要です。
「いつ解体される?」「危なくない?」と感じたときは、ぜひこの記事を参考にして、信頼できる業者に安心して任せられるよう準備を整えましょう。

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