日々の活動日記 STAFF BLOG
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日々の活動日記
【ご近所トラブルになる前に】隣の家に雪が落ちるを防ぐ|中野市の屋根落雪対策とは?

施工地域 | 長野県中野市 |
施工場所 | 屋根 |
施工内容 | 雪止めの設置 |
目的 | 雪害を防ぐため |
施工経緯 | ホームページからのお問い合わせ |
使用材料 |
「車のボンネットがへこんだんだよね」
「お宅の屋根から雪が落ちてきたとお隣さんから指摘された」
「大雪になるとヒヤヒヤするんだけど、何も対策してなくて…」
冬の屋根からの落雪による被害や不安は、雪国に暮らす方々にとって“あるある”な光景。
でも、実はこの「屋根の落雪」、しっかり対策すれば防げるってご存じでしたか?
今回は、お隣さんから雪が落ちてきたとのクレームがあったそうで、落雪事故を防ぐための具体的な方法から、費用、選び方、設置タイミングをお伝えしていきます。
目次
屋根の落雪を防ぐ4つの方法
屋根の落雪を防ぐには、以下の4つの方法が主に用いられます。
方法 | 特徴と効果 | 向いている建物・環境 |
---|---|---|
雪止め金具 | 瓦・スレートなど大半の屋根に後付け可能。落雪を一時的にせき止める | 一般的な住宅全般 |
雪止めネット | 金具よりも高性能。太陽光パネル対応も可 | 雪が多い地域や太陽光設置屋根 |
無落雪屋根 | 屋根形状で雪を落とさない構造。雪下ろし不要 | 新築・建て替え時向き |
融雪システム | 電気や温水で雪を溶かす。屋根全体を暖める | 豪雪地域・高断熱住宅 |
それぞれの方法は、屋根の構造や雪の量、地域性によって選ぶべき対策が異なります。次章で詳しく見ていきましょう。
それぞれの対策の特徴と選び方
雪止め金具はコスパ重視のスタンダード対策
屋根からの落雪は、カーポートやテラスの破損、隣家への損害、通行人への事故など、さまざまなリスクをはらんでいます。
その中でも、比較的安価で、取り入れやすい雪対策として広く採用されているのが「雪止め金具」です。
雪止め金具は、屋根材の上に小さな突起を設置し、雪の滑り落ちを物理的に抑える仕組みです。
設置が容易で、スレート屋根・瓦屋根・金属屋根など、ほとんどの住宅に対応可能なことから、非常に人気の高い雪対策の一つとなっています。
メリット
◆施工費用が安価(約5万円前後から設置可能)
素材や設置場所によりますが、一般的な住宅であれば比較的少ない費用で導入可能です。部分的な設置もOKなので、必要な箇所だけ対応することもできます。
◆工期が短く、既存の屋根にも後付け可能
屋根の張り替えを伴わない場合、1日〜2日程度で施工が完了することがほとんどです。
「屋根リフォームまでは考えていないけど雪対策はしたい」という方にもぴったりです。
◆幅広い屋根材に対応
スレート、瓦、金属(ガルバリウム鋼板など)など、多くの屋根材に合わせた金具がラインナップされており、外観を損ねずに設置できます。
注意点
雪止め金具はあくまで「雪の一気な滑落を防ぐための抑制装置」であり、落雪を完全に防止するものではありません。
以下のような場合には、補助的な対策との併用がおすすめです。
◆豪雪地域にお住まいの方
積雪量が多く、屋根にかかる重量が大きい場合、雪止めだけでは対応しきれないことも。
その場合は、雪止めフェンス(高所柵)や屋根融雪システムとの併用が推奨されます。
◆カーポートや玄関前の落雪を確実に防ぎたい場合:
雪止め金具は屋根全面に雪を留めるものではないため、必要に応じてピンポイントでの雪止め補強が必要になります。
雪止めネットは太陽光パネルとの併用に最適
ネット状の落雪防止資材で、屋根全体を覆って雪をブロックします。金具より面で支えるので、雪の一部が滑落してくるリスクも減らせます。
太陽光パネルの設置面でも併用可能なのが大きな特徴。
おすすめの環境
・太陽光パネル設置済みの屋根
・人通りが多い場所に面している屋根
無落雪屋根は根本から落雪させない屋根構造
「無落雪屋根」とは、屋根の傾斜や構造自体を工夫して、雪を自然に落とさないようにする設計。
平屋根やフラットルーフ、逆勾配の屋根などがこれに当たります。
【メリット】
・雪下ろし不要
・落雪によるトラブルの心配がない
【デメリット】
・リフォーム時のコストが高い
・積雪荷重への設計対策が必須
融雪システムは高性能だがコストも高め
電気ヒーターや温水循環式のパイプを屋根や雨どいに設置し、雪を溶かすシステムです。
屋根からの落雪を「なくす」効果がありますが、設備費・電気代ともに高額になることが多いです。
向いている家庭
・毎年、雪下ろしで苦労している高齢世帯
・屋根の形が複雑で雪がたまりやすい家
設置や工事のタイミングと注意点
ベストな設置時期は「雪が降る前の秋」
落雪対策の多くは、秋〜初冬(10〜12月)に設置するのが理想です。
降雪前にしっかり準備することで、トラブルを未然に防げます。
足場が必要な工事は外壁塗装や屋根修理と同時がオススメ
雪止め金具や雪止めネットは高所作業になるため、足場の設置が必要です。
足場代は10〜20万円程度かかることもあるので、外壁塗装や屋根の修理と同時施工することで足場代を節約できます。
落雪対策の費用相場と補助金
対策方法 | 費用目安(戸建て住宅) | 備考 |
---|---|---|
雪止め金具 | 5〜15万円 | 材料+設置費用。足場代別途 |
雪止めネット | 10〜30万円 | 太陽光パネル設置屋根に最適 |
無落雪屋根 | 100〜300万円以上 | 大規模なリフォーム |
融雪システム | 50〜150万円 | 電気代は月5,000〜1万円程度 |
補助金の活用も検討を
地域によっては、落雪対策(雪止め設置・無落雪屋根工事)に対する助成制度や補助金制度があります。
市町村の公式サイトや窓口で確認してみましょう。
今すぐできる落雪対策の第一歩
落雪対策は「雪が降ってから」では遅すぎることも。
落雪による事故や損害は、「誰かがケガをする前」に防ぐことが大切です。
まずは以下をチェックしてみましょう。
・ご自宅の屋根に雪止めは設置されているか?
・太陽光パネル周りに落雪リスクはないか?
・近くに人や車が通る場所があるか?
そして、「これはちょっと危ないかも」と感じたら、専門業者に相談してみてください。
冬の安全を守る第一歩は、気づいたその時から始まります。
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