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2016/11/15
【上田市現調レポ】屋根リフォームどれが正解?3つの工法の特徴と選定ポイント|塗装・葺き替え・カバー工法

屋根の劣化が気になって、そろそろリフォームを考えたいと思っているものの、「どの工法がいいのか」「いくらかかるのか」「そもそも屋根の形を変えるとどれだけ費用がかかるのか」と悩んでいる方は多いのではないでしょうか。
日々の風雨や紫外線を一手に受ける屋根は、家の中でも特に劣化しやすい部分。
ちょっと放っておくと、雨漏りや内部の腐食など深刻な被害に発展しかねない大事な場所です。
しかし、いざリフォームとなると、塗装にするか葺き替えにするか、はたまたカバー工法にするか工事内容が多すぎて混乱してしまうことも。
そこで本記事では、屋根の修理やリフォームにおける主な工法の特徴や、費用相場の目安、さらに屋根の形状を変える際の費用など、分かりやすくまとめています。
見積もりを取る際のポイントも併せてご紹介しますので、「自分にとって最適な屋根リフォームがどれなのか」をぜひ見極めるきっかけにしてください。

屋根リフォームの主な種類

屋根の修理やリフォームには、主に「塗装」「葺き替え」「カバー工法(重ね張り)」「部分補修」などの方法があります。
それぞれにメリット・デメリットがあり、費用や工期も異なるため、屋根の状態や予算、長期的なメンテナンスのしやすさを考慮して選ぶことが大切です。

工法概要メリットデメリット
屋根塗装既存の屋根材に塗料を塗り、表面を保護する。・費用が比較的安い
・工期が短め
・屋根材自体が傷んでいると効果が薄い
・下地の劣化が激しい場合は他の工法を検討
葺き替え既存の屋根材をすべて撤去し、新しい屋根材に取り替える大がかりなリフォーム。・屋根全体が新しくなるため耐久性が大幅にUP
・下地の不具合もまとめて解消できる
・費用が高額になりやすい
・解体工事で廃材が多く出るため工期も長くなる
カバー工法既存の屋根の上に新しい屋根材を重ね張りする。重ね葺きとも呼ばれる。・解体費用と手間が抑えられる
・二重構造のため断熱性能が向上するケースも
・屋根が重くなることで耐震性に影響が出る場合がある
・下地や野地板の劣化が激しいと施工不可
部分補修雨漏りや割れなど一部だけの不具合を補修。・工事費が安く短期間で済む
・ダメージが小さいならこれで十分
・屋根全体の劣化が進んでいる場合は対症療法にすぎず、すぐ別の箇所が傷む可能性

塗装から葺き替え、部分補修までの目安一覧

工事内容や屋根の材料、形状によって費用は大きく変動しますが、以下は一般的な相場です。
あくまで目安なので、実際には複数社から見積もりを取り比較検討することをおすすめします。

屋根リフォームの費用相場

リフォーム内容費用目安ポイント
屋根塗装のみ約40万円~80万円・屋根材の状態が良好で表面塗装のみでOKな場合
・足場費込みになることが多い
葺き替え工事約60万円~200万円・屋根材や面積により大きく変動
・下地や野地板の交換が含まれる場合は高額に
雨漏りなど部分補修数万円~30万円程度・破損部分の補修やコーキングで対応
・根本的な劣化がある場合は対症療法に
カバー工法約80万円~120万円・解体工事不要で比較的コストを抑えられる
・屋根の状態が良好な場合に有効

屋根材別の葺き替え費用|スレート・ガルバリウム鋼板・日本瓦

葺き替え工事は既存の屋根材を撤去し、新しい屋根材を載せる工事で、耐用年数や屋根材のグレードによって費用が大きく変動します。
以下は代表的な屋根材の1㎡あたりのおおよその相場です。

屋根材費用相場特徴
スレート屋根約5,000~7,000円/㎡・軽量で施工しやすい
・定期的な塗装メンテが必要
セメント瓦・ガルバリウム鋼板約6,500~8,000円/㎡・耐久性が高く、コストと性能のバランスが良い
・ガルバは錆びにくく軽量
日本瓦約8,000~15,000円/㎡・耐久性抜群で重厚感がある
・重量があるため耐震補強が必要になる場合も

屋根の形を変える場合の費用は?陸屋根や片流れ屋根などの相場

屋根の形状を大幅に変えるリフォームは、単なる葺き替えよりもコストが高くなる傾向があります。以下に代表的な形状とその費用の目安を示します。

形状費用相場特徴・注意点
陸屋根(平らな屋根)約300万円〜450万円・近代的デザインで人気
・勾配がほとんどないので排水対策が重要
片流れ屋根約300万円〜500万円・シンプルでスタイリッシュ
・傾斜角度が大きくなるほど雨漏りリスクが減る
バタフライ屋根約400万円前後・中心が谷形状になるため排水計画が重要
・施工難易度が高く費用も上がる
入母屋屋根約350万円〜400万円・和風建築の伝統的形状
・棟や漆喰メンテが必要で、材料・施工費がかさむ

なぜ高額になるのか?

◆構造から作り直す必要がある
屋根の形を変えるということは、単に屋根材を変えるのではなく、その下にある小屋裏空間や梁・柱の配置、場合によっては壁の構造までも見直す必要があるということです。
たとえば、寄棟屋根を片流れ屋根に変更する場合、屋根の重心が変わるため、建物全体の構造バランスを再検討する必要があります。
これに伴って補強工事や構造計算が必要になり、結果として大幅な工事と費用の増加につながります。

◆専門的な設計と施工が必要
屋根形状の変更には、建築士による詳細な構造設計が必要不可欠です。
屋根勾配や排水の流れ、積雪や強風に対する強度、そして地震時の揺れの伝わり方まで、すべてを計算し直す必要があります。
特に片流れ屋根のように勾配が偏った形状では、雨樋や排水の取り回しも変わり、防水・雨仕舞いの処理を徹底しなければなりません。
こうした専門的な施工を要するため、一般的な屋根リフォームに比べて高度な技術と設計力が求められ、その分コストも上がります。

◆材料費と人件費が加算
屋根の形状変更に伴って、屋根材・下地材・構造材の交換や増設が必要になり、材料費が通常のリフォームよりも多く発生します。
また、解体から下地処理、新規構造の構築、屋根の仕上げまで工程が増えるため、施工にかかる人手と日数も多くなり、そのぶん人件費が膨らみます。
加えて、足場やクレーン車の使用、建物全体への養生なども必要になるため、全体として100〜300万円以上の工事費になるケースも珍しくありません。

屋根リフォームの選び方|工事内容・素材・形状を総合的に判断しよう

1. まずは屋根の状態を把握

・雨漏りや割れの有無
雨染みや天井裏のカビなどから、漏水が起きていないか確認。

・塗装の剥がれや色あせ
塗膜が劣化していると防水機能が低下している可能性大。

・屋根材の寿命
スレートや瓦、金属屋根など、それぞれ耐用年数が違うので把握しておく。

2. 予算と優先順位を決める

・費用を抑えたいなら塗装や部分補修
ただし下地の傷みが少ない場合に限る。

・根本的に解決したいなら葺き替えやカバー工法
長期的な視点で見ればトータルコストを抑えられる場合も。

・デザインや排水性を一新したいなら屋根の形を変える
費用は高額になりやすいが、理想の外観や機能性を得られる。

3. 見積もりと保証内容をチェック

・複数の業者に依頼して比較
工事内容・素材の提案や価格、保証期間などを総合的に判断する。

・アフターサービスの有無
工事後の不具合にどう対応してくれるかを確認しておくと安心。

屋根リフォームは工法・材料・形状をしっかり検討し、理想の住まいを守ろう

屋根の劣化は、放置すると雨漏りや内部の腐食、建物全体の寿命低下につながります。
とはいえ、リフォーム方法や費用の幅が広く、どこから手をつければいいか迷うのは自然なこと。
本記事で紹介した塗装、葺き替え、カバー工法、部分補修などの工法や費用相場、さらには屋根の形を変えるリフォーム費用などを参考に、以下のポイントを押さえて決めましょう。

・現状の屋根材・劣化状態を把握し、適切な工法を選ぶ
・費用相場を確認し、複数の業者から見積もりを取る
・今後のメンテナンスや住まいの形状、ライフスタイルも考慮

屋根は家を風雨や太陽光から守る大切なパーツ。しっかりとリフォームを行うことで、住まいの安全性や快適性が格段に向上します。
予算や工期、屋根材の種類などを総合的に検討し、あなたの理想の屋根リフォームを実現してみてください。

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