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2016/07/25
【千曲市現調レポ】築3年でひび割れ?築浅なのに発生した原因と修繕判断とは?
現調地域長野県千曲市
現調場所
現調内容
目的
現調経緯ホームページからのお問い合せ
使用材料

「えっ、うちまだ築3年なのに、外壁にヒビが…?」 そんな声、意外と少なくありません。
築年数が浅いのに、外壁にひび割れを見つけると、「これって施工不良?」「もしかして欠陥住宅?」と不安になるのも当然です。
実は、築3年でも環境条件や施工状況によってはひび割れが発生することがあります。しかも放置しておくと、雨水の浸入や建物の構造劣化につながるリスクも。
今回は、築3年で外壁にひび割れが起きる原因、補修方法、そして今後の対策について詳しく解説します。
「うちは大丈夫」と思っている方にも読んでいただきたい内容です。

築3年で外壁にひび割れが起こる主な原因とは?

経年劣化だけじゃない!築浅でも起こる理由を解説

築3年と聞くと「まだ新しいから大丈夫」と思いがちですが、次のような原因でひび割れが生じるケースがあります。

原因内容特徴
環境要因紫外線・雨風・凍結などサイディング表面の劣化や伸縮が発生
乾燥収縮新築後の水分蒸発による収縮モルタル壁でよく見られる
地震・振動微細な揺れの繰り返しクラックが斜め・縦に走る傾向あり
材料の馴染み不足下地やサイディング材との密着不良特定箇所に集中してクラックが出る
施工不良シーリング未充填や乾燥不十分など保証対象になることがある

引き渡し時に気づかない「隠れた施工不良」に注意

見逃された“ひび”が、数年後の雨漏りにつながることも

外壁塗装やリフォーム工事の引き渡し時、「表面はきれいに仕上がっているから大丈夫」と安心してしまいがちです。
しかし実際には、完工直後には見えない“隠れた不具合”が、時間の経過とともに徐々に表面化するケースが少なくありません。
中でも特に注意すべきなのが、見えにくいクラック(ひび割れ)の存在です。
たとえば、雨水のかかりやすいバルコニー周辺、サッシ(窓枠)の上下、笠木(かさぎ)部分などは、構造的に水が集中しやすく、外壁材にかかる負担も大きくなる部位です。
このような場所にできた小さなひび割れは、塗装直後には塗膜で一時的に隠れてしまっており、見た目では判断できないこともあります。
しかし、施工時に下地処理やシーリングの補修が不十分だった場合、数ヶ月〜1年ほどで再びクラックが浮かび上がり、そこから雨水が浸入して雨漏りやカビの原因となることも。
特に初期不良のひび割れは、保証対象となるケースが多いため、気づいた段階で早めに施工業者へ相談・確認することが重要です。

外壁のひび割れを見つけたときの正しい対処法

まずは施工会社か専門業者に相談を!

外壁にひび割れを見つけたら、まず行うべきは「現地調査」です。施工会社や第三者の建築士、住宅診断士などに相談し、原因や深刻度を確認しましょう。

・施工会社に問い合わせ:住宅保証期間内であれば無償対応の可能性あり
・第三者機関に診断を依頼:中立的な立場でのアドバイスが得られる

住宅保証・施工保証の確認

築10年以内であれば、住宅瑕疵担保責任保険(まもりすまい保険など)が適用される可能性があります。
施工会社独自の保証制度もあるため、保証書や契約書を確認しましょう。

ひび割れの種類別・補修方法の違いとは?

クラックの種類と補修方法の対応表

クラックの種類特徴補修方法
ヘアクラック表面だけの微細なひびフィラー刷り込み、再塗装
乾燥クラックモルタル乾燥によるひび表面処理+モルタル再施工
構造クラック幅0.3mm以上、深さがあるUカット→樹脂注入→シーリング
シーリング割れ継ぎ目部分の劣化シーリング材の打ち替え

補修時の注意点

・表面的なひびでも、内部で構造が傷んでいる可能性があるため、専門的な判断が必要です。
・雨漏りが起きていない段階でも、早めの補修で劣化を防げます。

外壁ひび割れを放置するリスクと実際の被害事例

放置が招く大きな被害

外壁や建物にできたひび割れ(クラック)を、「見た目の問題」として放置してしまうケースは少なくありません。
しかし、クラックは見た目だけでなく、建物そのものの耐久性・安全性に関わる深刻なトラブルの入口になることがあります。
ここでは、ひび割れを放置した場合に起こりうる代表的な被害について解説いたします。

雨水の侵入による構造材の腐食・カビの発生

ひび割れから浸入した雨水は、外壁材の奥にある下地・構造材までじわじわと到達します。
これにより、木材の腐食や断熱材のカビ発生、さらには室内への雨漏りといった深刻な被害に発展します。
特に見えない場所で静かに進行するため、気付いたときには修繕範囲が広範囲に及ぶことも。

木材腐朽菌の繁殖による構造の弱体化

侵入した水分が滞留すると、木材腐朽菌(もくざいふきゅうきん)という菌類が繁殖しやすい環境が生まれます。
これにより、柱や土台、梁といった構造の重要部分が内側から劣化・脆弱化していきます。
このような構造部の腐食は、建物の耐震性や耐久性そのものに直結しており、放置はきわめて危険です。

外壁材の浮き・剥がれ・落下のリスク

クラックが長期間放置されることで、外壁材の接着力が弱まり、徐々に浮きや反りが生じるようになります。
最終的には、外壁材の一部が剥がれて落下する事故につながるケースもあり、
通行人や隣家への損害賠償問題に発展する恐れもあります。

天井の抜け落ちなど、室内への被害拡大

ひび割れの放置によって、壁や天井裏に水が回ると、クロスの剥がれ、シミ、さらには天井材の抜け落ちといった室内への影響が出ることもあります。
このような被害は、見た目の悪化だけでなく、住環境の快適さ・安全性を著しく損なうものです。

実際の被害事例

・築3年の住宅で、バルコニー下のひび割れから雨水が浸入し、軒天が黒カビだらけになったケース
・シーリングの劣化に気づかず、台風時に雨漏り→修理費用80万円以上かかった例

外壁ひび割れの予防と定期点検のすすめ

ひび割れを防ぐには?

日々の予防とメンテナンスこそが、ひび割れを未然に防ぐもっとも効果的な方法です。以下のポイントを意識して、早めの対応を心がけましょう。

定期的な点検(最低でも年に1回)

まず基本となるのが、定期的な目視点検です。
とくに季節の変わり目や台風・積雪のあとなどは、外壁やサッシ周辺、ベランダまわりをチェックすることが大切です。
「細かいひび」や「塗膜の浮き・剥がれ」が見つかった段階で対処できれば、補修の規模も小さくて済みます。
ご自身での確認が難しい場合は、専門業者による無料診断サービスを活用するのも有効です。

外壁塗装のメンテナンス(サイディングなら10年前後が目安)

外壁材そのものは丈夫でも、表面の塗膜が劣化してしまえば防水性が失われ、クラックが発生しやすくなります。
サイディング外壁の場合、新築から10年、もしくは前回の塗装から10年前後が塗り替えの目安です。
塗膜がしっかりしていることで、紫外線や雨風からのダメージを最小限に抑え、ひび割れ予防に直結します。

シーリング(コーキング)の劣化にも注意(5〜10年が目安)

外壁パネルの目地や、窓周りのシーリング材は、雨水の侵入を防ぐ防水の要です。
しかしこのシーリングも、5〜10年ほどで硬化・ひび割れ・剥離といった劣化が進行していきます。
「手で触ると弾力がない」「ひびが見える」「隙間ができている」といった症状が出たら、打ち替えのタイミングです。
放置してしまうと、そこから水が入り込み、外壁材や下地に大きなダメージを与えることになります。

点検時のチェックポイント

チェック項目内容
外壁の変色や汚れ紫外線・雨だれによる劣化の兆候
クラックの有無0.3mm以上は要注意
シーリングの状態割れ・剥がれ・肉やせがあれば打ち替え推奨
外壁材の反り変形や浮きがあれば構造への影響も

築3年のひび割れでも油断せず、専門家へ相談を

築年数が浅いからといって、外壁のひび割れを軽く見てはいけません。
とくに見た目では分からない構造クラックや施工不良が潜んでいるケースもあります。
「ひび割れを見つけたら、すぐ調査・記録・相談」。これがトラブルを未然に防ぐ基本姿勢です。
保証制度の活用や専門業者による適切な補修で、大切な住まいを長く守っていきましょう。

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