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コラム

SHIROKUMA COLUMN

2016/06/05
有機溶剤作業主任者とは?仕事内容・資格取得方法・活かせる業種

有機溶剤を扱う現場では、健康被害や火災・爆発などのリスクが常に隣り合わせです。
これらのリスクを未然に防ぐために、現場の安全管理を担う専門資格が「有機溶剤作業主任者」です。

この記事では、「そもそも有機溶剤作業主任者とは何か?」という基礎知識から、仕事内容・資格取得方法・費用・試験内容・活躍できる職場まで、初めての方にもわかりやすく徹底解説します。

有機溶剤作業主任者とは?

「有機溶剤作業主任者」とは、有機溶剤を使用する作業現場で、安全な作業方法を定めたり、作業者を監督・指導したりする責任者のことです。

有機溶剤とは?

有機溶剤とは、モノを溶かしたり、薄めたりするために使われる揮発性の化学物質です。
代表例には以下のようなものがあります。

  • トルエン

  • キシレン

  • アセトン

  • 酢酸エチル

  • ベンゼン

これらは塗料・接着剤・インク・洗浄剤などに含まれ、長時間吸入すると中毒や健康障害を引き起こす恐れがあります。

法律で設置が義務づけられている

労働安全衛生法(第14条)および、有機溶剤中毒予防規則により、有機溶剤を扱う作業場には有機溶剤作業主任者を選任することが義務付けられています。

違反すると、事業者に罰則(6カ月以下の懲役または50万円以下の罰金)が科せられる場合があります。

有機溶剤作業主任者の具体的な仕事内容

では、有機溶剤作業主任者は現場でどのような業務を担っているのでしょうか?
主な仕事は以下のとおりです。

作業方法の決定

作業者が有機溶剤の蒸気を吸い込んだり、皮膚に接触しないような作業手順を定めます。

例)

  • 換気装置を動かしてから作業開始

  • 密閉状態で混合・塗布を行う

  • 風下に立たない配置にする

換気装置の点検・確認

有機溶剤の蒸気は空気より重く、床付近に溜まりやすいため、定期的な換気装置の点検が欠かせません。

種類:

  • 局所排気装置(フードなど)

  • プッシュプル型換気装置

  • 全体換気装置(天井換気など)

作業主任者は、これらが正常に機能しているかを確認し、必要があれば清掃や修理を指示します。

保護具の使用状況の監視

作業者が以下のような適切な保護具を正しく着用しているかを確認します。

  • 有機溶剤用マスク(防毒マスク)

  • 保護メガネ

  • 耐溶剤手袋

  • 保護衣

着用が不十分な作業者には、注意喚起や改善指導を行います。

タンク内部作業の安全確認

密閉空間(タンク内部・配管内部など)での作業は有機溶剤中毒のリスクが非常に高いため、事前に安全対策を講じる必要があります。

チェック項目:

  • 十分な換気がされているか

  • 酸素濃度は正常か(酸素濃度測定)

  • 作業時間の制限・交代制の導入

資格の取得方法|講習の流れと試験内容

有機溶剤作業主任者になるには、厚生労働大臣指定機関が実施する技能講習を修了する必要があります。

受講条件

  • 年齢・学歴・実務経験は不問

  • 誰でも受講可能(高校生や未経験者でもOK)

講習内容(通常は2日間)

1日目

  • 有機溶剤の性質と危険性

  • 法令(労働安全衛生法・中毒予防規則)

  • 保護具・換気装置の基礎知識

2日目

  • 実務(作業環境の確認・健康障害の予防策)

  • 修了試験(マークシート方式)

修了試験の合格基準

  • 40問中28問以上の正解(70%以上)で合格

  • 試験はそれほど難易度が高くなく、きちんと講習を受ければ合格率は90%以上

費用の目安

  • 受講料:10,000〜13,000円程度

  • 教材費・テキスト代含む

  • 地域や実施機関により差あり

資格の有効期限と更新について

有効期限

  • 有機溶剤作業主任者の資格そのものには有効期限はありません

  • 一度取得すれば、更新なしで永久に有効

能力向上教育について(推奨)

厚生労働省は、5年に1度を目安に「有機溶剤作業主任者能力向上教育」を受講することを推奨しています。
※義務ではなく罰則もありませんが、新しい法令や技術を学ぶ機会として重要です。

有機溶剤作業主任者の資格が活かせる業種・職種

この資格は、化学や製造の現場だけでなく、意外と身近な業種でも活用されています。

主な活用業種

業種主な有機溶剤の使用例
化学工場溶剤系原料の取り扱い・製造
印刷業インク溶剤・洗浄剤の使用
クリーニング業洗浄用溶剤(パークロロエチレンなど)
自動車整備ブレーキクリーナー、塗装剥離剤
建設業・塗装工シンナー・防水材・接着剤の使用
医薬品・化粧品製造エタノール・グリコール類の使用

このように、“化学業界以外”でも多くの職場で必要とされている資格です。

転職やキャリアアップにも有利

  • 求人票に「有機溶剤作業主任者あれば尚可」と書かれている企業も多数

  • 安全衛生関連の知識を持っていることで、信頼や責任あるポジションへの抜擢も期待できます

よくある質問Q&A

Q1. 国家資格ですか?

A. 国家資格ではありませんが、厚生労働省の認可を受けた公的資格です。
一定の法的効力を持ちます。

Q2. 更新をサボっても大丈夫?

A. 資格の失効はありませんが、5年に1度の能力向上教育は推奨されます。
新しい技術や法改正の情報を学ぶ機会にもなります。

Q3. 講習はどこで受けられる?

A. 各都道府県の安全衛生技術センターや労働基準協会、建設業労働災害防止協会などで開催されています。Web申し込みに対応している団体もあります。

Q4. 他の資格と同時に持てる?

A. はい。酸素欠乏・硫化水素作業主任者、特定化学物質作業主任者、危険物取扱者などと併せて保有すると、より重宝される場面が多くなります。

まとめ|有機溶剤作業主任者は安全と信頼を守る重要資格

有機溶剤作業主任者は、現場の安全と作業員の健康を守るリーダー的存在です。取得には講習の受講と試験合格が必要ですが、難易度は高くなく、費用も比較的リーズナブルです。

  • 有機溶剤作業主任者は、作業方法の決定・換気装置の点検・保護具の管理などを担う責任者

  • 法律により、有機溶剤を使用する現場には設置が義務化

  • 資格取得は2日間の講習+修了試験(合格率90%以上)

  • 有効期限はなし。ただし5年ごとの能力向上教育が推奨

  • 化学工場だけでなく、塗装・印刷・整備・医薬品分野などでも活躍可能

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