しろくまコラム SHIROKUMA COLUMN
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コラム
手抜き工事と施工不良・施工ミスは判断できるのか?故意と過失は見分けられるのか?手抜きで起こりうる塗膜不良は施工の仕方で現れる
目次
手抜き工事が起こりうる人的要因
~あなたの家族の健康にとことんこだわった塗装店~赤ちゃんからお年寄りまで
こんにちは
長野の地域密着塗装店しろくまペイントのダイです
塗装業者の中には、経費を削減するために手抜き工事をすることがあるようです。
今回は業者交流や塗装仲間から、そして私たちが経験してきたことを踏まえお伝えいたします
手抜き工事事例
塗装の仕様が三回塗りになのだが1~2回しか塗らない
基本的な塗装工程は、下塗り・中塗り・上塗りといった具合に塗装工程を重ねます。
塗料の種類によっては最低でも2回以上は塗装をおこないます。塗装改装を重ねる事でムラを無くし塗膜を強くするためです。
塗装回数が増えれば、手間と費用がかかるので、この回数をごまかして手抜き工事をおこなう業者が存在します。
決められた希釈以上で塗料を希釈して使用する
お客様自身が塗料の希釈濃度を知る訳でもありませんし、確認もしません。
薄めている現場を見ても「そんなものだろうと」思うだけでしょう。
こういった業者にあたってしまったらどうしようもありません。
当然塗料を過剰に希釈をすれば材料費は安くなるので悪徳業者の利益になります。
乾燥時間を短縮する
塗装工事は下塗り~上塗りと工程がきまっていて各塗装の間隔も塗料ごとによって決まっています。
例えば4日かかる塗装工事が2日で終わったりと乾燥時間を守らない事で、日程を短縮することができるので、その分が利益として増加します。
下処理がいい加減(ケレンや洗浄)
下処理は塗装工事をおこなう上でも一番重要な作業といってもおかしくはありません。
どんなにいい塗料を使ったとしても、下処理がされていなかったら、塗膜が剥がれたり、膨れたりと施工不良になりやすいのです。
外壁を洗浄して汚れなどを落としたり、ひび割れを補修して表面の凹凸を無くしたり塗料との密着をよくするために目荒らしをするなどの作業が重要で、下処理をしないだけで日程を短縮できます。
契約した塗料以外の塗料を使用する(例えばフッ素をシリコンで塗る)
例えば、フッ素塗料で契約をしたのに、実際使われているのがシリコン塗料だった場合です。
塗料の種類によって汚れの付着度や水の弾き方などの違いはありますが、それを見極められる
施主もなかなかいないと思います。
手抜き工事を防ぐために
上記のように手抜き工事をすると、経費を削減できますので会社もしくは個人の利益が多くなります。
ですが、住まいの方に目を向けると塗膜の剥がれが早くなったり、下地が透けて見えるなどのトラブルにつながります。
手抜き工事を防ぐ為に朝から終わりまでずっと張り付いてみている訳にもいきません。
方法としては作業工程表の提出や各工程ごとの写真を出してもらう。書面や写真で残しておくのも有効な手段になります。