しろくまコラム SHIROKUMA COLUMN
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コラム
自分で鉄部を塗り替えたい|やすりを掛けるのが面倒くさい、錆を落とす電動工具がない!そのまま塗れる塗料があるって本当なの!?
鉄部の錆び!上からそのまま塗れる塗料ってあるの?
鉄部を自分で塗ろうとした時にサビがあるけどどうすれば?こんな疑問を持たれる方も少なくないでしょう。
検索して調べてみれば、サビはヤスリ掛けして落としてくださいって説明ばかり・・・
実は、このサビ落としって作業が以外と大変なんです。
サビの酷さによっては、紙のペーパーを使って手で削ってみてもなかなか落ちないし、電動工具を使っても火花が散って恐そうだし・・できたら塗るだけで済ませられないかと思うかもしれません。
そこで、サビの上から塗れる塗料についてご紹介します。
ただ、サビ過ぎていれば、プロに見てもらった方が良いかもしれません。
凹凸ができていると塗装を行ってもきれいな仕上がらないからです。
また、鉄部の強度が落ちているのであれば、補修も必要になります。
■ 鉄部の錆びについてのお話!
皆さまご存じの通り、金属は錆びる材料です。
そのため、住宅に使われている建材(金属)のほとんどは、表面に処理がなされております。
下地に使われている素材においても、表面処理が施されていることは例外ではありません。
皆さんが日ごろ見慣れているサビというと赤いものだと思いますが、
金属によっては、必ずしも赤く錆びるわけではありません。
赤く錆びるという先入観から、建材が劣化していても見逃してしまう可能性があります!
まずは、なぜ錆びは発生するのか原因を見てみましょう👀
目次
なぜ錆びは発生するの?
金属というのは、どのように作られているのでしょうか?
ここに、錆が発生するヒントが隠されています。
※酸化や風化などは、自然に戻ることとご理解ください。
ご存知の通り、鉄は鉄鉱石から還元操作によってつくられています。
還元操作とは、物質が電子を受け取る化学反応になります。
電子を受け取ることが還元、電子を失うことが酸化になります。
つまり、金属製品が錆びる理由は、金属が酸素と結びつき、酸化物を生成するからなのです。
そうなると、還元された段階で鉄は人為的なものとなり、自然の状態とは異なって
存在することになります。
しかしながら、自然に戻ろうとするイオン化現象により錆び、つまり腐食が発生します。
“自然の状態”とは、鉄鉱石の分子式にあたります。
酸化は、より奪う力が強い方に-電子が持っていかれます。
普段建材に使われている金属製品は、水などに触れないように被膜で覆われています。
鉄がむき出しの状態では、奪う力の強い水に-電子を持っていかれることになり、放置することで、
さらに腐食が進行していくことになるのです。
そのために、塗装で被膜を作っているのです。
錆びの種類
赤サビ
赤サビは水に溶けやすく、強度がなくもろいサビであり、且つ進行が非常に速いサビといわれています。
黒サビ
赤サビと同じように、鉄に付着するサビになります。鉄に密着し、中の鉄を外の酸素や水気から守る役割を
果たします。
白サビ
白サビとは、亜鉛酸化物がメッキの表面に形成されて付着しているものです。
亜鉛光沢のあるメッキ層が、雨露が乾燥せずに残ってしまう環境で発生します。
白サビはメッキの表面にかさばって付着しているサビですが、メッキ部の腐食がわずかでも
その表面に大量に付着します。
青サビ
青サビは「緑青(ろくしょう)」とも呼ばれ、銅が酸化されることで生成されるサビの種類です。
銅の着色に使用されたり、銅製品の表面に膜を作って内部の腐食を防ぐ効果、そして
抗菌効果もあるといわれています。
錆びが発生していたら下処理をして表面処理を行いましょう
表面の処理において、塗装は簡単で経済的な方法です。
補修が容易であることから、さまざまな分野で使われています。
そのため、鉄部の劣化に対しては、塗り替えでメンテナンスを行うことが一般的です。
鉄部に発生したサビは見た目も汚く、放置すればするほど鉄の強度が弱くなくなります。
サビの進行を抑えるための塗装には、サビ止め材が使われています。
注意点としては、サビを除去せずに残してしまうこと。
サビは広がっていくので、せっかく塗装をしても意味がなくなってしまいます。
鉄部に塗膜の浮きや剥がれを見つけたら、早急に処理をおこなうことをおススメします!!
※現在では塗料性能も向上し、サビの上から塗れる塗料もあります。
サビを落とす作業が効率的なのか、サビの上から塗れる塗料を使った方がコスト削減につながるのか、
業者さんに相談してみてください。
サビ止め材の種類
エポキシ系錆び止め
現在、塗り替えや新築工事の多くで使用されています。種類も豊富で、油性の1・2液型、水性の2液型があります。
水性さび止め
室内等の鉄部下塗りに適しています。
気になるサビは 早々に対処を!
サビというのは、意外に放置しがちだったりするものかもしれません。
ただ、見た目はもちろんですが、先述でお伝えした通り鉄部のサビは、強度も弱くなり危険です。
このサビ気になるなぁ、という不安をお持ちになられましたら、まずはご相談をいただけばと思います。